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関電の「F-6破砕帯は活断層ではない」に大きな疑問あり 緊急ネット署名
第一次集約 8月30日(金)15時、第二次集約 9月1日(日)24時
PC用 http://goo.gl/wfs1xE 携帯用 http://goo.gl/9Fac3w
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署名提起6団体: グリーン・アクション/美浜の会/おおい原発止めよう裁判の会/
フクロウの会 /FoE Japan/原子力規制を監視する市民の会
◎6団体の共同声明
http://www.jca.apc.org/mihama/ooi/kyoudou_appeal20130824.pdf
関電の「大飯原発破砕帯F-6は活断層ではない」に大きな疑問あり
◆関電任せの調査ではなく、規制委員会の責任でトレンチ掘削を!
◆9月2日の評価会合で結論を急ぐのではなく、慎重な審議を!
原子力規制委員会 御中
原子力規制委員会委員長代理 島崎邦彦 様
要 望 事 項
- 関電任せの調査ではなく、規制委員会の責任でトレンチ掘削等を行い、慎重に審議してください。
- 山頂トレンチの破砕帯は、新しい時代の動きを否定できません。新基準に照らして安全側に活断層だと評価してください。
8月19日の第5回大飯破砕帯評価会合で、関西電力は新たに掘削した南側トレンチで見つかった破砕帯をF-6と断定し、23万年前の火山灰を含む地層に変位を与えていないとして、「F-6は活断層ではない」と主張しました。委員から多くの疑問が出される中、関電は「破砕帯の結論がでないと再稼働の審査に進めないので、早期に結論を」等と発言しました。このような姿勢は断じて許されるものではありません。19日の評価会合の審議内容を踏まえれば、以下のような根本的問題があります。
1.山頂トレンチの破砕帯は、新しい時代の動きを否定できません。新基準に照らして安全側に活断層だと評価すべきです。
関電が示した南側トレンチの破砕帯が古い年代のものであることは、有識者会合の全ての委員も共通の認識です。しかし、南側トレンチの破砕帯が完全に固結しているのに対して、山頂トレンチの破砕帯は「極めて軟弱な破砕帯」で「手で掘れる」ほどの性状であると委員から報告されています。また、両者の破砕帯の活動時期は一致するのかとの意見も出されました。関電は、山頂トレンチ破砕帯の活動年代を特定できていないにも関わらず「活断層ではない」と強引に結論づけています。
新基準では、地層等で活動時期を特定できない場合には「断層等の性状等により、安全側に判断すること」と明記されています(「設置許可基準規則」3条3項の解釈)。新基準に照らせば、「極めて軟弱な破砕帯」という「性状」を重視し、安全側に、活断層だと評価すべきです。
2.関電の調査はずさんです。南側トレンチで見つかった破砕帯は本当にF-6なのか?
関電は長さ300mのトレンチを掘るように島崎委員長代理に求められていました。しかし、南側トレンチを70m掘れば、その真ん中に破砕帯F-6が出てくるとした関電の予想は外れ、南側トレンチ内東端に破砕帯が出てきました。「取り逃がしてしまった」(島崎委員)のです。そのため、「これが本当にF-6なのか?」「南側トレンチの西側に別の破砕帯があるのではないのか?」と委員から多くの意見が出されました。関電任せの調査では限界です。関電に都合のいい結論しか出てこないことが明らかとなりました。規制委員会の責任で、トレンチを掘って確認すべきです。大地に針を刺すようなボーリング調査ではしっかりした確認はできません。
2013.8.28 署名提起6団体
グリーン・アクション/美浜の会/おおい原発止めよう裁判の会/フクロウの会/FoE Japan/原子力規制を監視する市民の会
6団体の共同声明(図入りで解説しています)
http://www.jca.apc.org/mihama/ooi/kyoudou_appeal20130824.pdf
連絡先団体:グリーン・アクション e-mail: info@greenaction-japan.org
京都市左京区田中関田町22-75-103 TEL: 075-701-7223 FAX: 075-702-1952