Author Archives: Wykanri

dot. (AERA)
たまり続ける日本のプルトニウムに募る懸念 原発再稼働で指摘される別の問題
http://dot.asahi.com/aera/2015111600063.html
by ジャーナリスト・桐島瞬 (更新 2015/11/16 13:23)

政府が着々と進める原子力発電所の再稼働。事故への不安から反対運動が続く。しかし国際的には、別の角度から懸念の声が上がっているのだ。(ジャーナリスト・桐島瞬)

「(原発からできる)プルトニウムの核拡散リスクを過小評価しているのが、いまの日本。このままいけば、日本が掲げる非核政策にも国際社会から疑念が高まりかねない」

 こう話すのは、長崎大学核兵器廃絶研究センター長の鈴木達治郎氏。昨年3月までの4年間、内閣府原子力委員会の委員長代理を務めるなど、最近まで「原子力ムラ」の中心にいた。その鈴木氏ですら、日本の原発で生み出され続けるプルトニウムが、これからの原子力政策を左右しかねないと心配・・・read more

AERA 2015年11月23日号

PHOTOレポート
11/1(日) STOP 伊方原発再稼働! 11・1全国集会 in 松山 + 10/31全国相談会

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伊方原発ゲート前行動において、次のような申入れを行いました。
伊方原発3号機の再稼働前に地元住民説明会の開催を求める要請書(反原発自治体議員・市民連盟)
伊方原発3号機再稼働同意を認めない申入書(再稼働阻止全国ネット 事務局)

—–2日間の行程—–
10月31日(土)午後 全国相談会・交流会
11月1日(日)あさ 伊方原発ゲートまえ行動
11月1日(日)午後 STOP 伊方原発再稼働!11・1全国集会 in 松山

伊方原発3号機の再稼働前に、地元住民説明会の開催を求めます

2015年11月1日

四国電力株式会社 取締役社長  佐伯勇人 殿
原子力本部長 柿木一高 殿

反原発自治体議員・市民連盟
 共同代表 相沢一正東海村議会議員・佐藤英行岩内町議会議員
        福士敬子元東京都議会議員・武笠元松戸市議会議員

10月26日、中村時広愛媛県知事は、県議会が10月9日の本会議で、伊方原発3号機の再稼働を事実上容認する決議を賛成多数であげたことをもって伊方原発再稼働への同意を表明しました。具体的な避難計画はたてられておらず安全対策を示すことができないままでした。

これを受け、四国電力佐伯勇人社長は、29日の記者会見で伊方原発3号機再稼働時期について、「年内は難しい」と述べたものの、年明け以降には再稼働するとの見通しを示しました。国・県・地元自治体、四国電力が、住民への説明責任を果たさないまま、再稼働を勧めることは断じて認められません。

この間の市民団体による伊方町民のアンケート調査や、マスコミによる愛媛県民の意向調査で、再稼働反対は地元住民の過半数を超え、再稼働推進が民意に反することが明らかとなりました。ここに至るまで、国・県・四国電力は、近隣自治体町会や商店会、業界団体代表など、極少数の方たちに説明しただけで、住民説明会を一度も開いていません。

近隣自治体の承認に関しては、9月2日の八幡浜市長の独断による合意表明と、10月26日の愛媛県知事の同意表明だけで、周辺自治体が再稼働を認めているわけではありません。
そこで、以下要望します。
 

1. 四国電力は、地元及び30キロ圏自治体が伊方3号機再稼働の安全性を確認し、承認するまでは再稼働手続きに入らないこと。

2. 四国電力は、再稼働前に、伊方町と30キロ圏自治体で住民の誰もが参加できる説明会を開くこと。

 
以上求めます。

==========
 
「反原発自治体議員・市民連盟」による請願書・陳情書・要請書はホームページをご参照ください

11月1日の伊方原発ゲート前行動において、次のような申入書を手渡しました。

伊方原発3号機再稼働同意を認めない申入書(再稼働阻止全国ネット 事務局)
 

四国電力 佐伯勇人社長殿

2015年11月1日
再稼働阻止全国ネットワーク

 10月26日、愛媛県中村時広知事は、四国電力伊方原発原子力発電所3号機の再稼働に同意し、四国電力佐伯勇人社長に再稼働容認を伝えた。すでに伊方原発立地の伊方町も同意していることから、地元同意手続きは取れたとして再稼働を進めようとしている。
 しかしながら、私たちが懸念する不安や危険はいまだになんら解決されていない。

1、現在の基準地震動650ガルは信じがたいほど低い。1000ガルに耐えうる追加工事をすると言っているが、いつまでにどのような形で行なうのか。
 たとえ1000ガルにあげたとしても「今世紀半ばまでに非常に高い確率で起きるとされている南海トラフ巨大地震」に耐えることは不可能ではないか。
 南海トラフ地震が来たとき、長時間の揺れにプラント機能が健全性を保つことができるのか、また敷地の斜面崩壊、液状化、地盤沈下にも耐えることができるのか。

2、避難対策の提案についてすべて自治体任せは無責任ではないか。伊方原発が過酷事故を起こせば佐田岬の西側住民5000人の避難は不可能ではないか。
 そもそも原発から30キロ圏内の住民の避難計画さえ満足にできていない。
住民の命を危険にさらすような再稼働を認めることはできない。

3、地元の伊方、八幡浜、西予、宇和島、愛南の人たちは「もし過酷事故が起きたら、みかんと漁業の地元経済は壊滅的打撃を受ける」と叫んでいる。ふるさとの暮らしを破壊する原発を認める訳にはいかない。

4、再稼働について30キロ圏内のすべての自治体の同意を得ることを求める。

5、再稼働について30キロ圏内の住民の同意を得ること求める。

6、四国全域、主要都市で住民説明会、意見を聞く会を開催することを求める。

 終わりに、今なお収束の目処も立たない福島第一原発の現状、避難生活を送る10数万人の苦難に満ちた人たちの状況を考えるならば、再稼働など決してすべきではない。
 いまこそ、原発に頼らない自然エネルギーに転換するチャンスである。
 そのために、四電は自らの襟を正し、市民の健康と安全に寄与するよう求める。

※現地の住民投票活動をご支援ください。
 ●カンパによる支援
 ●現地活動の協力
 ●住民投票を実現する八幡浜市民の会NEWS NO.1(2015/11/4発行)[PDF]
 

【お問い合わせ】
 住民投票を実現する八幡浜市民の会
 電話 090-2820-3320(共同代表:石崎、遠藤)

こんにちは、「住民投票を実現する八幡浜市民の会」です。

私たちは、伊方原発再稼働の賛否について、「大切なことはみんなで決めよう!」と、八幡浜(やわたはま)市住民投票の実施を求めて、11月3日(火)~12月2日(水)までの一か月間、直接請求の署名集めを行っています。

2015年9月2日、八幡浜市の大城市長は突然、「明日、伊方原発の再稼働の賛否について愛媛県知事に伝える」と発表し、9月議会の議論も待たず、県下で真っ先に再稼働「了承する」旨を表明しました。多くの市民から、驚きと、「私たちの声は聞いてもらえないのか」との、不満の声が上りました。広く市民の声を聞くこともなく意思表明がされたことは、議会軽視、市民軽視と言わざるを得ません。

私たちは、原発の再稼働という、現在、そして未来に関わる、極めて大切な問題について、市民が意思表明をする機会を求めて、住民投票の実施を求めます。目標とする署名数は、有権者数の約半数となる1万5千筆です。再稼働に賛成の方も、反対の方も、「市民の声で決めるべきだ」と願う、全ての八幡浜市民の皆さまは、署名集めにご協力ください。また市外・県外の方も、応援していただけると幸いです。

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東洋経済ONLINE 2015年11月02日
関西電力の原発再稼働審査に「共倒れ」リスク
7基再稼働戦略が裏目に出れば屋台骨揺らぐ  (岡田 広行 :東洋経済 記者)
http://toyokeizai.net/articles/-/90668

関西電力の原子力発電所再稼働審査が期限までに終わらないことにより、複数の原子炉が廃炉に追い込まれるという「共倒れ」リスクが現実味を帯びている。

10月27日、政府の原子力規制委員会は関電との意見交換会を実施。この場で規制委員会から関電の美浜原発3号機(福井県美浜町)の再稼働のための審査が「はかばかしくない」(櫻田道夫・原子力規制庁原子力規制部長)、「(審査が間に合わず)美浜3号機や高浜原発1、2号機(福井県高浜町)の共倒れもありうる」(更田豊志・原子力規制委員会委員)との指摘がなされた。

■美浜3号機の再稼働認可は容易ではない
■美浜3号機にこだわれば、ほかの審査に影響も/strong>

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(このイベントは終了しました)

伊方原発の再稼働をゆるさない
四国電力 東京支社まえ抗議行動にご参加ください

日時 2015年 11月 18日(水)18:30~19:30
場所 千代田区丸の内1-3-1 東京銀行協会ビルヂング入口集合
(日比谷通りから見て、建物の右手を少し入ったところがエントランスです。東京駅から来る場合は日比谷通りの手前・右側がビル入り口です)
交通 JR東京駅(中央口)徒歩5分、丸の内線-東京駅(4aまたは3番出口)徒歩4分、三田線-大手町駅(D4出口)徒歩1分
参考 http://bb-building.net/tokyo/deta/519.html

呼びかけ:再稼働阻止全国ネッワーク
問合せ Tel:070-6650-5549 info@saikadososhinet.sakura.ne.jp

11月1日(日)愛媛県松山で開かれる【STOP 伊方原発再稼働! 11・1全国集会 in 松山】に向けて、現地から最新ニュースが届きました。
現地行動に参加予定の方も参加できない方も、どうぞ応援してください。

●当日リーフ
 

●11・1 全国集会ニュース NO.6 2015/10/31発行
 PDFダウンロード

●11・1 全国集会ニュース NO.5 2015/10/29発行
–準備車両について(注意事項)
 PDFダウンロード

●11・1 全国集会ニュース NO.4 2015/10/28発行
–発言どんどん増えて充実の内容
 当日の降水確率50%、雨具の用意を。暖かくして来て下さい。
 PDFダウンロード

●11・1 全国集会ニュース NO.3 2015/10/27発行
–集会に大結集を!知事の欺瞞に痛打を!
 PDFダウンロード

●11・1 全国集会ニュース NO.2 2015/10/26発行
–中村知事の「再稼働同意」に対する抗議声明
 PDFダウンロード

●11・1 全国集会ニュース NO.1 2015/10/25発行
–知事は再稼働を認めて「海外出張」の段取りか!
 PDFダウンロード

フクナワ [福井と沖縄 原発と基地のニュースサイト] 2015年10月27日 07:21
【論説】伊方原発3号機が再稼働へ 国の責任、避難対策不十分
http://fukunawa.com/fukui/5246.html

 愛媛県の中村時弘知事が同意したことで、四国電力伊方原発3号機が年明けにも再稼働する見込みとなった。東京電力福島第1原発事故から4年半。九州電力川内原発1、2号機に続き、全国的な再稼働の流れが加速していくか注目される。だが脱原発の世論はもはや定着し、福島原発事故の重い教訓である住民避難についてはまだ多くの課題を残したままだ。住民の安全を置き去りにした原子力行政では国民の理解を得るのは困難である。

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高浜原発再稼働をゆるすな!高浜現地から関電本店までリレーデモ(福井-京都-大阪)

リレーデモ趣意書

日程 2015年 11月8日(日)~11月20日(金)
 

●リレーデモ通信●(現地リポート)

 
11/8(日)正午 高浜原発まえ出発集会+高浜町役場までデモ+交流会
11/9(月)10時 高浜町役場への申入れ+JR小浜駅までデモ+交流会
11/10(火)10時 JR小浜駅~熊川宿までデモ+交流会
11/11(水)10時 熊川宿~JR近江今津駅までデモ+交流会
11/12(木)10時 JR近江今津駅~近江高島駅までデモ+交流会
11/13(金)10時 JR近江高島駅~志賀駅までデモ+交流会
11/14(土)10時 JR志賀駅~おごと温泉駅までデモ+交流会
11/15(日)10時 JRおごと温泉駅~大津駅までデモ+集会(大津教育会館)
11/16(月)10時 JR大津駅~関電 京都支店前までデモ+集会(詳細後日)
11/17(火)10時 関電 京都支店前~JR長岡京駅までデモ+交流会
11/18(水)10時 JR長岡京駅~上牧~高槻駅までデモ+集会(詳細後日)
11/19(木)10時 JR高槻駅~吹田駅までデモ+交流会
11/20(金)10時 JR吹田駅~関電本店までデモ、関西電力申入れ、同18時30分から関電包囲大集会

呼びかけ 高浜・関電本店リレーデモ実行委員会
問合せ 木原(若狭の原発を考える会)
TEL:090-1965-7102 FAX:075-501-7102 Mail:kiharas-chem@zeus.eonet.ne.jp

 

賛同・申込み

リレーデモ趣意書

高浜原発再稼働を許さない!
高浜原発から大阪関電本店までのリレーデモで訴えよう

福島第一原発の事故では、十数万人が財産と故郷を失い、多くが関連死され、困窮生活を強いられ、癌の不安にさいなまれています。一方、今でも事故炉の詳細は分からず、事故収束の目途は立たず、汚染水の漏洩防止、浄化作業はトラブル続きです。原発は人類の手におえない装置です。

それでも、九州電力と政府は、8月11日および10月15日に、30年越えの老朽原発・川内1号機および2号機の再稼働を強行しました。しかし、1号機は、早速の8月21日、大事故に繋がりかねないトラブルに見舞われました。水蒸気を冷却・復水するために海水を流す細管の破損です。長期に亘り、高温海水に接触してきた同細管の腐蝕は容易に予測できるものですが、原子力規制委の審査では、その点検と取り換えを免れています。このように、規制委の審査では、安全にとって肝心な点の多くが見落とされています。

高浜原発3、4号機も30年越えの老朽原発であり、しかも、危険度が高い加圧水型・混合酸化物燃料原子炉です。規制委は、この原発を、安全とは縁遠い「新規制基準」で審査し、本年2月に適合としました。

高浜原発で、福島原発級の事故が起これば、地形から考えて、住民避難は極めて困難です。近畿1450万人の水がめ・琵琶湖、大都市・大阪、京都、名古屋は、それぞれ50、60、100、150kmの近距離にあり、甚大な放射性物質被害が危惧されます。若狭の面する日本海は閉鎖水域ですから、海洋汚染も極めて深刻になります。

今、大多数の人々が、原発再稼働に反対しています。それでも、戦争法案を強行し、沖縄に基地負担を強要し、農業、医療などを犠牲にして大企業を優遇するTPPに合意した安倍政権は、原発再稼働に極めて意欲的です。それは、①使用済み核燃料の処理や保管を考えず、事故による損失を度外視すれば、安上がりである原発電力によって、電力会社や大企業に利潤を与えるためであり、②原発輸出によって、原発産業に暴利を与えるためであり、③原発をベースロード電源とした「戦争できる国」を造るためであり、④核兵器の原料プルトニウムを製造するためです。すなわち、安倍政権は「現代と未来の人々の犠牲の上に、巨大資本に奉仕する国を造り、戦争出来る国を造る」政策の一環として原発を再稼働させようとしているのです。何としても阻止しなければなりません。

ところで、福井地裁は、昨年5月の判決に引き続いて、本年4月、高浜原発再稼働差止め仮処分を決定しました。人が人間らしく生きる権利が経済的利益に優先することを明言し、原発の危険性を明瞭に指摘しています。しかし、政府、関電、規制委は、異議・不服を申し立て、開き直って、「粛々と」再稼働を準備しながら、異議審と上級審が決定を覆すのを待っています。これらの裁判に勝利して、関電や政府に再稼働を断念させるために、圧倒的な反原発の世論を顕在化させなければなりません。福井地裁の崇高な英断を無駄にしないためにも。

高浜原発再稼働阻止のためには、原発現地・若狭および周辺地域、原発電力の消費地・関西での原発拒否行動の大結集が重要です。しかし、来春早々の再稼働が画策されているにも拘らず、各地の運動は盛り上がりに欠けます。運動の再構築が急務です。

「高浜―関電本店リレーデモ」実行委員会は、若狭、嶺南、琵琶湖周辺、京都、大阪の皆さんに高浜原発再稼働反対を訴え、各地が連帯した再稼働阻止の大きなうねりを構築するために、11月8日に高浜原発を出発し、20日に大阪関電本店に到着する13日間、200 kmのリレーデモを提案します。高浜原発前の出発集会では再稼働の動きに抗議し、高浜町役場では原発拒否を求めます。中間各所では交流集会を開き、各地の運動の再構築を呼び掛けます。通過地の自治体(市、県、府)には申入れを行います。到着地では関電包囲大集会を行い、関電に原発断念を申入れます。このリレーデモが、高浜-若狭-福井-琵琶湖-関西各地-全国を結ぶ、再稼働阻止大闘争の起爆剤になることを願っています。このデモを契機に、電力会社、財界、安倍政権の心胆を寒からしめるような大闘争を準備し、彼らの原発への野望を根絶しましょう。

「高浜―関電本店リレーデモ」実行委員会