東洋経済ONLINE 2015年11月02日
関西電力の原発再稼働審査に「共倒れ」リスク
7基再稼働戦略が裏目に出れば屋台骨揺らぐ  (岡田 広行 :東洋経済 記者)
http://toyokeizai.net/articles/-/90668

関西電力の原子力発電所再稼働審査が期限までに終わらないことにより、複数の原子炉が廃炉に追い込まれるという「共倒れ」リスクが現実味を帯びている。

10月27日、政府の原子力規制委員会は関電との意見交換会を実施。この場で規制委員会から関電の美浜原発3号機(福井県美浜町)の再稼働のための審査が「はかばかしくない」(櫻田道夫・原子力規制庁原子力規制部長)、「(審査が間に合わず)美浜3号機や高浜原発1、2号機(福井県高浜町)の共倒れもありうる」(更田豊志・原子力規制委員会委員)との指摘がなされた。

■美浜3号機の再稼働認可は容易ではない
■美浜3号機にこだわれば、ほかの審査に影響も/strong>

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