Author Archives: Wykanri

◆日程変更のお知らせ◆

 

事務局会議において、当初予定しておりました1月30日(土)・31日(日)の全国相談会を延期し、現地行動に注力することを決定致しました。各行動にご参加ください。

高浜原発再稼働に関して状況が緊迫しています。関西電力は3号機の再稼働を1月下旬とし、一部では1月28日~30日にも再起動との報道もあります。そのため、再稼働阻止全国ネットワークでは、高浜現地や関西での行動呼びかけに応え、全力で再稼働反対の声と行動を全国各地から湧き起こして行きたいと思います。

高浜原発に関する地元自治体の状況、福井における裁判等の状況を踏まえ、比較的早い段階から全国相談会開催に向け準備してきましたが、現状においては、高浜原発再稼働阻止行動に全力を投入することが重要と考え、1月30日・31日に予定していた「全国相談会」を延期致します。現地会場手配などご協力いただいた関係者の皆さま、交通手段確保のご準備を頂いていた皆さまには大変申し訳ございません。ご了解の上、ご対応下さいますようお願い申し上げます。

◆高浜原発再稼働を許さない1.24全国集会◆
 2016年1月24日(日)12時~17時
  12時~ 高浜原発ゲート前集会
  14時~15時30分 屋内集会(高浜町文化会館)
  17時ごろ デモ終了(終了後、再稼働阻止ネットは高浜町での交流会を検討中)

 主催 高浜原発再稼働を許さない!1.24全国集会実行委
 問合せ 若狭の原発を考える会(TEL 090-1965-7102)

◆高浜原発再稼働を許さない!関電包囲全国行動◆
 2016年1月27日(水)16時~20時
  第1部 16時 ~ 18時半
  第2部 18時半 ~ 20時
  場所 関西電力本店まえ(大阪市北区中之島3丁目6番16号)

 主催 「高浜原発再稼働を許さない!関電包囲全国行動」実行委員会
 問合せ
    原子力発電に反対する福井県民会議(宮下) TEL 0776-21-5321
    若狭の原発を考える会(木原) TEL 090-1965-7102

◆関電東京支社まえ抗議行動(首都圏行動)◆
 2016年1月27日(水)18時30分~20時
 場所 関西電力 東京支社まえ(内幸町 富国生命ビルまえ)
 主催・問合せ 再稼働阻止全国ネットワーク
 メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp TEL 070-6650-5549

デイリー東北(2016/1/04 09:34)<時評>
原子力展望 運営見直しの影響注視
http://www.daily-tohoku.co.jp/jihyo/20160104/201601040P113002.html

 核燃料サイクル施設が集中立地する青森県にとって、2016年は同事業の運営体制の見直しが焦点の一つとなる。4月の電力小売り自由化をきっかけに、国は新設する認可法人を通じてサイクル事業を監督下に置く方針。地元対応を中心に体制変更の・・・

伊方原発の再稼働をゆるさない
四国電力 東京支社まえ抗議行動にご参加ください

日時 2016年 1月 20日(水)18:30~19:30
場所 千代田区丸の内1-3-1 東京銀行協会ビルヂング入口集合

(日比谷通りから見て、建物の右手を少し入ったところがエントランスです。東京駅から来る場合は日比谷通りの手前・右側がビル入り口です)
交通 JR東京駅(中央口)徒歩5分、丸の内線-東京駅(4aまたは3番出口)徒歩4分、三田線-大手町駅(D4出口)徒歩1分
参考地図 http://bb-building.net/tokyo/deta/519.html

呼びかけ:再稼働阻止全国ネッワーク
問合せ Tel:070-6650-5549 info@saikadososhinet.sakura.ne.jp

J-CASTニュース 2015/12/22 13:32
福島の森林「除染」もうやらない!国もしぶしぶ認めた「放射線は下がらない」
http://www.j-cast.com/tv/2015/12/22253890.html?p=all

環境省はきのう21日(2015年12月)の環境回復専門家会議で、福島の生活圏外の森林は除染しないという方針を明らかにした。除染しても放射線量は下がらず、除染はかえって土壌流出の危険があるというのが理由だ。

(中略)

羽鳥 「原発事故に関してはっきりしていないことが多いですよね。そんな中で日本各地で原発の再稼働が始まろうとしている。みなさん、どうお考えでしょうか」

『近藤誠さんの遺志を継いで』

1945年8月6日、広島で原子爆弾が炸裂し、一瞬で全てが破壊しつくされてしまいました。現在の町の姿からは想像することもできません。けれども瀬戸内海を隔てた愛媛県にはキノコ雲を見たという人や、被爆してふるさと愛媛に帰られた方々がおられます。熱線と爆風、放射能の地獄を生きのびた人々は、後遺症とたたかいながら「二度と戦争をしてはいけない。核兵器を使うようなことがあってはならない。核と人類は共存できない」と訴え続けておられます。

それでもなお「核の平和的な利用」だと原爆から原子力開発と言い方をすりかえて、国策として原発が作られ動かされてきました。いまや日本には広島原爆の90万発分の放射性廃棄物(死の灰)がたまっています。そのなかのプルトニウムは数キログラムもあれば核兵器に転用されてしまいます。この核のゴミはこれから10万年間という気が遠くなるほど長期の管理をしなければなりません。けれどもその処分地も処分方法も決まっていません。さらに原発はひとたび事故が起きて暴走を始めれば、広大な範囲に半永久的に放射能汚染の被害が及びます。

私たちの先輩方は原発が建てられるのを必死で止めようとしました。四国で唯一の原子力発電所、四国電力伊方原発が造られようとしたとき、伊方町を中心にした住民たちは「核と生命は共存できない。子孫に禍根を残さないために原発を止めることがいま生きる大人の責任」と立ち上がりました。その多くは既に亡くなられましたが、40年以上たったいまでも当時のことを話して下さる方がいらっしゃいます。わら草履をはき乳飲み子を抱いて、山を越え谷を下って延々と役場まで歩いたこと。豆のおにぎりをつくって出かけたこと。恐ろしい思いをふりきって冷たい地面に座りこんだこと。大変なご苦労をもいとわず反対し続けて下さった方々は、あとに続く者たちをおもんばかって、後のち悲惨なことが起きないようにとの一心であられたと思います。

にもかかわらず、2011年3月11日、それまで「絶対に起こらない」と言われてきた深刻な原発事故が現実に起きました。東京電力福島第一原発原発の炉心溶融事故は今も続いており、東日本では放射能汚染で地域社会が崩壊し、壊滅し、住めない国土を作ってしまいました。被害を受けた人々の避難生活と苦しみには終わりが見えません。毎日、何千人もの人々が被ばくを強いられながら収束作業にあたっています。いつまで続けなければならないのか、いつまでもちこたえられるのか、誰にも分かりません。でも全てが私たちの後の人々に重くのしかかっていくことだけはまちがいありません。それなのに国は川内原発を再稼働させ、続いて伊方原発や高浜原発を動かそうとしています。

広島、長崎、チェルノブイリ、そして福島は「核の平和的な利用」などまやかしであること、私たちや子孫の未来への希望を奪ってしまうことをはっきりと示しました。私たち人類は許されない過ちを何度もくり返してしまいました。福島の悲惨な現実を生きているいま、一筋の救いと希望の光は大勢の人々が過ちに気づき、もうくり返すまいと立ち上がっていることです。伊方のとなりの八幡浜市では、再稼働について住民投票を求める署名活動が取り組まれ、有権者の3分の一を超える1万1175筆が提出されました。伊方町では再稼働の賛否を問うアンケートで1426軒の町民のみなさんのご協力を得て、反対が過半数を超えました。さらに福井地裁は高浜原発の運転差し止めの仮処分を決定しました。その判決文では伊方裁判の最高裁判決が引用され、原子力規制委員会の新規制基準が緩すぎることが指摘されました。たとえ国策といわれようとも屈することなく住民たちが貫き通した信念が時空を超えて生きていることが歴史的に証明された瞬間でもありました。

伊方の地で最期まで反原発を訴え続けた近藤誠さんは「声をあげ続けないかんよ。やめたらいかん。」と、ことばを遺されました。伊方原発が造られるまえから半世紀近くにわたって続く、圧倒的大多数の地域住民の声、願いはひとつです。伊方原発を動かさないで下さい。もうこれ以上、核の被害で苦しめないでください。国や県が原発廃炉を決断するまで、私たちは声を上げ続けます。いま声を上げることができないこれから10万年後に生まれてくる子々孫々のぶんもあわせて何度でも訴え続けます。そしてかならず伊方を止め、廃炉にすることをここに宣言いたします。

2015年12月20日
近藤誠氏追悼集会 参加者一同

「伊方の家」から届いたメッセージです。

 「住民投票を実現する八幡浜市民の会」は、本日(12月7日)、再稼働の賛否を問う住民投票条例の制定を求める11,175筆(※1)の署名を選挙管理員会に提出しました。八幡浜市の有権者数は12月2日現在で3万800名ですがその3分の1を超え、法定数(※2)616筆を圧倒的に超えています。
(※1 参考:高投票率と言われた前回の市長選で、大城市長が得た得票数は11,219票)
(※2 法定数は有権者数の50分の1
 参考 八幡浜市ホームページ http://www.city.yawatahama.ehime.jp/docs/2015110400013/ )

 11月3日(署名活動開始)から1カ月、全く休む間もなく朝から夜まで駆けずり回り、全市を山奥の小さな集落まで二度も三度も地域ローラーで戸別訪問し、多くの市民が受任者として署名集めに奔走し、そして県下、全国からの支援を得て、たくさんの市民の熱い思いと志のこもった署名をいただけました。

 八幡浜市は現在年間で最も忙しい期間で、ミカン農家は採果と選果の作業に朝から夜まで追われている日々ですが、そういう中でのこの署名数は本当に大きな意味と重みがあると思います。

 八幡浜で伊方原発から最も近いところ(6キロ)にある山間の小さな集落で、足を悪くして遠出できない年老いた女性が、「いつ署名を取りに来てくれるかとずっと待ち続けてとうとう来てくれた」と涙を流して喜ばれたことや、ミカンの作業で忙しい中、ひとりで山の斜面に点在する家々をまわって200筆以上の署名を集めていただいた農家のかたの事など、忘れえぬ経験をいくつも残して、ともかく第1ラウンドは無事終えることができました。

 第2ラウンドは住民投票条例をなんとしても議会で可決されるようにする活動が待っています。市民のこれだけの熱く重い意志を絶対に無にさせない、無視することを許さない、そのためにどうしていくかを仲間たちみんなで考え、行動していきたいと思います。

 今後ともご注目とご支援をお願いします。

(報告:伊方の家 八木)

(このイベントは終了しました)

伊方原発の再稼働をゆるさない
四国電力 東京支社まえ抗議行動にご参加ください

日時 2015年 12月 16日(水)18:30~19:30
場所 千代田区丸の内1-3-1 東京銀行協会ビルヂング入口集合

(日比谷通りから見て、建物の右手を少し入ったところがエントランスです。東京駅から来る場合は日比谷通りの手前・右側がビル入り口です)
交通 JR東京駅(中央口)徒歩5分、丸の内線-東京駅(4aまたは3番出口)徒歩4分、三田線-大手町駅(D4出口)徒歩1分
参考地図 http://bb-building.net/tokyo/deta/519.html

呼びかけ:再稼働阻止全国ネッワーク
問合せ Tel:070-6650-5549 info@saikadososhinet.sakura.ne.jp

★年明けの行動予定は、2016年1月20日(水)18:30からです。ぜひご参加ください。

現代ビジネス <ニュースの深層> 2015年11月24日(火)
原子力規制委員会がついに「もんじゅ」にレッドカード!
 どうして安倍政権は廃炉を決断できないのか
 総事業費1兆円、年間維持費200億円   (町田 徹)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/46511

■廃炉か、再稼働か

もんじゅ、敦賀原発、美浜原発……。
いずれも、原子力規制委員会(田中俊一委員長)がレッドカードやイエローカードを突き付けており、廃炉という選択肢が現実味を帯びている原子力発電所だ。
そろって福井県に立地しているほか、それぞれの再稼働に向けて残された猶予期間が刻々と少なくなっている点でも共通している。

ところが、安倍政権は政権を奪還して以来、原発については「安全が確認された原発は再稼働する」というワンパターンのコメントを繰り返すだけで、安全が確認できない原発に関する施策には頑なに沈黙を守っている。
とはいえ、昨年4月に閣議決定した「エネルギー基本計画」では、原発依存度を「可能な限り低減させる」と公約しているだけに、そうした玉虫色の先送りもそろそろ限界だ。

そこで、この3原発に再稼働の大義があるか、最新状況を検証してみよう。read more

■田中委員長もダメ出し
■原電の「危ない経営」
■社内にも不満がくすぶっている

東洋経済ONLINE (2015年11月22日)
値上げ頼みの電力決算、始まった深刻な客離れ
重たい原発の維持コスト   (岡田 広行 :東洋経済 記者)
http://toyokeizai.net/articles/-/92546

「ラッキーな要因があったことは間違いない」と、東京電力の廣瀬直己社長は2016年3月期上期の決算発表の席でそう語った。14年末からの原油価格下落によって燃料費が急減。電気料金改定までの「制度上のタイムラグ」(東電)による差益が、2210億円にも膨れ上がったためだ。

■上期は一過性のタイムラグ差益が膨らむ
■原発維持に年1.4兆円がかかる
■大手において特に大規模な離脱が続く
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アジアプレス・ネットワーク 2015年11月21日 10:00
<小出裕章さんに聞く>有効な避難計画もない川内原発の再稼働
http://www.asiapress.org/apn/archives/2015/11/21100000.php

九州電力の川内原発が8月、避難計画や安全面で様々な課題を未解決のまま、再稼働された。この問題について、元京都大学原子炉実験所・助教の小出裕章さんに聞いた。(ラジオフォーラム)

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