Author Archives: Wykanri

伊方原発の再稼働をゆるさない
四国電力 東京支社まえ抗議行動にご参加ください

日時 2016年 1月 20日(水)18:30~19:30
場所 千代田区丸の内1-3-1 東京銀行協会ビルヂング入口集合

(日比谷通りから見て、建物の右手を少し入ったところがエントランスです。東京駅から来る場合は日比谷通りの手前・右側がビル入り口です)
交通 JR東京駅(中央口)徒歩5分、丸の内線-東京駅(4aまたは3番出口)徒歩4分、三田線-大手町駅(D4出口)徒歩1分
参考地図 http://bb-building.net/tokyo/deta/519.html

呼びかけ:再稼働阻止全国ネッワーク
問合せ Tel:070-6650-5549 info@saikadososhinet.sakura.ne.jp

J-CASTニュース 2015/12/22 13:32
福島の森林「除染」もうやらない!国もしぶしぶ認めた「放射線は下がらない」
http://www.j-cast.com/tv/2015/12/22253890.html?p=all

環境省はきのう21日(2015年12月)の環境回復専門家会議で、福島の生活圏外の森林は除染しないという方針を明らかにした。除染しても放射線量は下がらず、除染はかえって土壌流出の危険があるというのが理由だ。

(中略)

羽鳥 「原発事故に関してはっきりしていないことが多いですよね。そんな中で日本各地で原発の再稼働が始まろうとしている。みなさん、どうお考えでしょうか」

『近藤誠さんの遺志を継いで』

1945年8月6日、広島で原子爆弾が炸裂し、一瞬で全てが破壊しつくされてしまいました。現在の町の姿からは想像することもできません。けれども瀬戸内海を隔てた愛媛県にはキノコ雲を見たという人や、被爆してふるさと愛媛に帰られた方々がおられます。熱線と爆風、放射能の地獄を生きのびた人々は、後遺症とたたかいながら「二度と戦争をしてはいけない。核兵器を使うようなことがあってはならない。核と人類は共存できない」と訴え続けておられます。

それでもなお「核の平和的な利用」だと原爆から原子力開発と言い方をすりかえて、国策として原発が作られ動かされてきました。いまや日本には広島原爆の90万発分の放射性廃棄物(死の灰)がたまっています。そのなかのプルトニウムは数キログラムもあれば核兵器に転用されてしまいます。この核のゴミはこれから10万年間という気が遠くなるほど長期の管理をしなければなりません。けれどもその処分地も処分方法も決まっていません。さらに原発はひとたび事故が起きて暴走を始めれば、広大な範囲に半永久的に放射能汚染の被害が及びます。

私たちの先輩方は原発が建てられるのを必死で止めようとしました。四国で唯一の原子力発電所、四国電力伊方原発が造られようとしたとき、伊方町を中心にした住民たちは「核と生命は共存できない。子孫に禍根を残さないために原発を止めることがいま生きる大人の責任」と立ち上がりました。その多くは既に亡くなられましたが、40年以上たったいまでも当時のことを話して下さる方がいらっしゃいます。わら草履をはき乳飲み子を抱いて、山を越え谷を下って延々と役場まで歩いたこと。豆のおにぎりをつくって出かけたこと。恐ろしい思いをふりきって冷たい地面に座りこんだこと。大変なご苦労をもいとわず反対し続けて下さった方々は、あとに続く者たちをおもんばかって、後のち悲惨なことが起きないようにとの一心であられたと思います。

にもかかわらず、2011年3月11日、それまで「絶対に起こらない」と言われてきた深刻な原発事故が現実に起きました。東京電力福島第一原発原発の炉心溶融事故は今も続いており、東日本では放射能汚染で地域社会が崩壊し、壊滅し、住めない国土を作ってしまいました。被害を受けた人々の避難生活と苦しみには終わりが見えません。毎日、何千人もの人々が被ばくを強いられながら収束作業にあたっています。いつまで続けなければならないのか、いつまでもちこたえられるのか、誰にも分かりません。でも全てが私たちの後の人々に重くのしかかっていくことだけはまちがいありません。それなのに国は川内原発を再稼働させ、続いて伊方原発や高浜原発を動かそうとしています。

広島、長崎、チェルノブイリ、そして福島は「核の平和的な利用」などまやかしであること、私たちや子孫の未来への希望を奪ってしまうことをはっきりと示しました。私たち人類は許されない過ちを何度もくり返してしまいました。福島の悲惨な現実を生きているいま、一筋の救いと希望の光は大勢の人々が過ちに気づき、もうくり返すまいと立ち上がっていることです。伊方のとなりの八幡浜市では、再稼働について住民投票を求める署名活動が取り組まれ、有権者の3分の一を超える1万1175筆が提出されました。伊方町では再稼働の賛否を問うアンケートで1426軒の町民のみなさんのご協力を得て、反対が過半数を超えました。さらに福井地裁は高浜原発の運転差し止めの仮処分を決定しました。その判決文では伊方裁判の最高裁判決が引用され、原子力規制委員会の新規制基準が緩すぎることが指摘されました。たとえ国策といわれようとも屈することなく住民たちが貫き通した信念が時空を超えて生きていることが歴史的に証明された瞬間でもありました。

伊方の地で最期まで反原発を訴え続けた近藤誠さんは「声をあげ続けないかんよ。やめたらいかん。」と、ことばを遺されました。伊方原発が造られるまえから半世紀近くにわたって続く、圧倒的大多数の地域住民の声、願いはひとつです。伊方原発を動かさないで下さい。もうこれ以上、核の被害で苦しめないでください。国や県が原発廃炉を決断するまで、私たちは声を上げ続けます。いま声を上げることができないこれから10万年後に生まれてくる子々孫々のぶんもあわせて何度でも訴え続けます。そしてかならず伊方を止め、廃炉にすることをここに宣言いたします。

2015年12月20日
近藤誠氏追悼集会 参加者一同

「伊方の家」から届いたメッセージです。

 「住民投票を実現する八幡浜市民の会」は、本日(12月7日)、再稼働の賛否を問う住民投票条例の制定を求める11,175筆(※1)の署名を選挙管理員会に提出しました。八幡浜市の有権者数は12月2日現在で3万800名ですがその3分の1を超え、法定数(※2)616筆を圧倒的に超えています。
(※1 参考:高投票率と言われた前回の市長選で、大城市長が得た得票数は11,219票)
(※2 法定数は有権者数の50分の1
 参考 八幡浜市ホームページ http://www.city.yawatahama.ehime.jp/docs/2015110400013/ )

 11月3日(署名活動開始)から1カ月、全く休む間もなく朝から夜まで駆けずり回り、全市を山奥の小さな集落まで二度も三度も地域ローラーで戸別訪問し、多くの市民が受任者として署名集めに奔走し、そして県下、全国からの支援を得て、たくさんの市民の熱い思いと志のこもった署名をいただけました。

 八幡浜市は現在年間で最も忙しい期間で、ミカン農家は採果と選果の作業に朝から夜まで追われている日々ですが、そういう中でのこの署名数は本当に大きな意味と重みがあると思います。

 八幡浜で伊方原発から最も近いところ(6キロ)にある山間の小さな集落で、足を悪くして遠出できない年老いた女性が、「いつ署名を取りに来てくれるかとずっと待ち続けてとうとう来てくれた」と涙を流して喜ばれたことや、ミカンの作業で忙しい中、ひとりで山の斜面に点在する家々をまわって200筆以上の署名を集めていただいた農家のかたの事など、忘れえぬ経験をいくつも残して、ともかく第1ラウンドは無事終えることができました。

 第2ラウンドは住民投票条例をなんとしても議会で可決されるようにする活動が待っています。市民のこれだけの熱く重い意志を絶対に無にさせない、無視することを許さない、そのためにどうしていくかを仲間たちみんなで考え、行動していきたいと思います。

 今後ともご注目とご支援をお願いします。

(報告:伊方の家 八木)

(このイベントは終了しました)

伊方原発の再稼働をゆるさない
四国電力 東京支社まえ抗議行動にご参加ください

日時 2015年 12月 16日(水)18:30~19:30
場所 千代田区丸の内1-3-1 東京銀行協会ビルヂング入口集合

(日比谷通りから見て、建物の右手を少し入ったところがエントランスです。東京駅から来る場合は日比谷通りの手前・右側がビル入り口です)
交通 JR東京駅(中央口)徒歩5分、丸の内線-東京駅(4aまたは3番出口)徒歩4分、三田線-大手町駅(D4出口)徒歩1分
参考地図 http://bb-building.net/tokyo/deta/519.html

呼びかけ:再稼働阻止全国ネッワーク
問合せ Tel:070-6650-5549 info@saikadososhinet.sakura.ne.jp

★年明けの行動予定は、2016年1月20日(水)18:30からです。ぜひご参加ください。

現代ビジネス <ニュースの深層> 2015年11月24日(火)
原子力規制委員会がついに「もんじゅ」にレッドカード!
 どうして安倍政権は廃炉を決断できないのか
 総事業費1兆円、年間維持費200億円   (町田 徹)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/46511

■廃炉か、再稼働か

もんじゅ、敦賀原発、美浜原発……。
いずれも、原子力規制委員会(田中俊一委員長)がレッドカードやイエローカードを突き付けており、廃炉という選択肢が現実味を帯びている原子力発電所だ。
そろって福井県に立地しているほか、それぞれの再稼働に向けて残された猶予期間が刻々と少なくなっている点でも共通している。

ところが、安倍政権は政権を奪還して以来、原発については「安全が確認された原発は再稼働する」というワンパターンのコメントを繰り返すだけで、安全が確認できない原発に関する施策には頑なに沈黙を守っている。
とはいえ、昨年4月に閣議決定した「エネルギー基本計画」では、原発依存度を「可能な限り低減させる」と公約しているだけに、そうした玉虫色の先送りもそろそろ限界だ。

そこで、この3原発に再稼働の大義があるか、最新状況を検証してみよう。read more

■田中委員長もダメ出し
■原電の「危ない経営」
■社内にも不満がくすぶっている

東洋経済ONLINE (2015年11月22日)
値上げ頼みの電力決算、始まった深刻な客離れ
重たい原発の維持コスト   (岡田 広行 :東洋経済 記者)
http://toyokeizai.net/articles/-/92546

「ラッキーな要因があったことは間違いない」と、東京電力の廣瀬直己社長は2016年3月期上期の決算発表の席でそう語った。14年末からの原油価格下落によって燃料費が急減。電気料金改定までの「制度上のタイムラグ」(東電)による差益が、2210億円にも膨れ上がったためだ。

■上期は一過性のタイムラグ差益が膨らむ
■原発維持に年1.4兆円がかかる
■大手において特に大規模な離脱が続く
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アジアプレス・ネットワーク 2015年11月21日 10:00
<小出裕章さんに聞く>有効な避難計画もない川内原発の再稼働
http://www.asiapress.org/apn/archives/2015/11/21100000.php

九州電力の川内原発が8月、避難計画や安全面で様々な課題を未解決のまま、再稼働された。この問題について、元京都大学原子炉実験所・助教の小出裕章さんに聞いた。(ラジオフォーラム)

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ダイヤモンド・オンライン
「東京が壊滅する日 ― フクシマと日本の運命」 第32回~第36回

吉原毅×広瀬隆対談【パート1】
2015年11月04日
「変人」小泉純一郎もたまげた!ほんとうの“ラストバンカー”の志――
http://diamond.jp/articles/-/80994
 ■東日本大震災前まで「原発肯定派」だった吉原毅
 ■「OurPlanet-TV」で10万PVの大ブレイク
 ■「脱原発」を堂々と表明する“変わった”金融機関トップ
 ■なぜ、『東京が壊滅する日』を緊急出版したのか――広瀬隆からのメッセージ

吉原毅×広瀬隆対談【パート2】
2015年11月07日
原発依存に反旗を翻した金融界に1人だけの「超」異端児
http://diamond.jp/articles/-/81047
 ■大手マスコミによる電力不足プロパガンダ作戦
 ■どうすれば、マスコミがくるか?
 ■なぜ、『東京が壊滅する日』を緊急出版したのか――広瀬隆からのメッセージ

吉原毅×広瀬隆対談【パート3】
2015年11月11日
原発とは、国家ぐるみの壮大な「粉飾決算」である。
http://diamond.jp/articles/-/81052
 ■原発が止まって、経済がよくなった!?
 ■アダム・スミスの「重商主義の罠」
 ■原発とは国家ぐるみの壮大な粉飾決算だ
 ■なぜ、『東京が壊滅する日』を緊急出版したのか――広瀬隆からのメッセージ

吉原毅×広瀬隆対談【パート4】
2015年11月14日
再稼働、安保、TPP……安倍“駐日アメリカ大使”の本当の罪
http://diamond.jp/articles/-/81056/
 ■銀行は「営利法人」、信用金庫は「非営利法人」
 ■“駐日アメリカ大使”が首相をやっている!
 ■自由化、規制緩和の先は、デフレ、戦争へという末路
 ■なぜ、『東京が壊滅する日』を緊急出版したのか――広瀬隆からのメッセージ

吉原毅×広瀬隆対談【最終回】
2015年11月18日
3人の元総理は、なぜ「脱原発」に転向したのか?
http://diamond.jp/articles/-/81058
 ■脱原発に転向した3人の元首相
 ■なぜ、1000万円以上の寄付が集まったのか?
 ■電力会社の地域独占体制を崩す方法
 ■新電力自由化はすごいビジネスチャンス!
 ■なぜ、『東京が壊滅する日』を緊急出版したのか――広瀬隆からのメッセージ

dot. (AERA)
たまり続ける日本のプルトニウムに募る懸念 原発再稼働で指摘される別の問題
http://dot.asahi.com/aera/2015111600063.html
by ジャーナリスト・桐島瞬 (更新 2015/11/16 13:23)

政府が着々と進める原子力発電所の再稼働。事故への不安から反対運動が続く。しかし国際的には、別の角度から懸念の声が上がっているのだ。(ジャーナリスト・桐島瞬)

「(原発からできる)プルトニウムの核拡散リスクを過小評価しているのが、いまの日本。このままいけば、日本が掲げる非核政策にも国際社会から疑念が高まりかねない」

 こう話すのは、長崎大学核兵器廃絶研究センター長の鈴木達治郎氏。昨年3月までの4年間、内閣府原子力委員会の委員長代理を務めるなど、最近まで「原子力ムラ」の中心にいた。その鈴木氏ですら、日本の原発で生み出され続けるプルトニウムが、これからの原子力政策を左右しかねないと心配・・・read more

AERA 2015年11月23日号