Author Archives: Wykanri

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新規制基準施行3年
川内原発直ちに止めろ、伊方原発を動かすな!
原子力規制委員会まえ全国一斉抗議行動

日時 2016年 7月 8日(金) 11時~13時
場所 原子力規制庁まえ(港区六本木1丁目9番9号 六本木ファーストビル)
交通 南北線「六本木一丁目駅」徒歩4分、日比谷線「神谷町駅」徒歩8分
地図 http://www.nsr.go.jp/nra/map.html

呼びかけ・問合せ 再稼働阻止全国ネットワーク
 TEL 070-6650-5549 メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp

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★『原発現地の行動を応援する交通費カンパのお願い』★

 

再稼働のスイッチは押させない!
全国から原発現地の活動を応援しよう!

「原発現地へ行く会」は、全国のみなさんの“原発をなくそう、ふるさとを守れ”の想いをつなげ、現地のみなさんの行動を応援する連続行動への参加を呼びかけます。

●24日・26日の現地行動に参加者する方へ、1人1万円の交通費補助を供出します。ファクスまたはメールでお申込ください。当会からの確認連絡をもって受付完了とします。(補助対象:四国地域からの参加者を除く。団体での申し込みはできません。)
 FAX 03-3238-0797  メール info@sendaiikou.com

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7月24日の現地行動について

「原発現地へ行く基金」へ交通費カンパのお願い

[ 当基金について ]

「原発現地へ行く会」は川内原発再稼働時に10名の呼びかけ人と超党派の議員の皆さん等の賛同により立ち上がった会です。会の目的は、原発現地の皆さんの行動を応援するため、全国から多くの方が現地行動に参加できるよう、参加者に均等の交通費補助を行う基金を創出することです。

[ 基金の振込先 ]

●ゆうちょ銀行
 郵便振替口座番号 00190-0-361095
 加入者名 原発現地へ行く会(ゲンパツゲンチヘイクカイ)

●城南信用金庫 九段支店
 口座番号 (普通)334455
 口座名称 原発現地へ行く会(ゲンパツゲンチヘイクカイ)

[ 原発現地へ行く会 問合せ先 ]

TEL 070-5019-5907 FAX 03-3238-0797

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「みんなでとめよう伊方原発7.24 全国集会」

「みんなでとめよう伊方原発7.24 全国集会」開催が決まりました。合わせて、集会成功に向けたカンパもお願いします。

日時 2016年7月24日(日)13:30~
場所 伊方ビジターハウス近辺(愛媛県)・・・「九町漁港」から場所が変更になります。

当日の予定:
・伊方原発ゲート前において抗議行動
・集会発言者(予定):鎌田慧氏(ルポライター)/山城博治氏(沖縄平和運動センター)/向原祥隆氏(反原発かごしまネットワーク事務局長)

◆現地行動の最新情報は こちら をご確認ください。

主催 伊方原発再稼働阻止実行委員会
事務局団体:八幡浜・原発から子どもを守る女の会、原発さよなら四国ネットワーク、原発いらんぜ宇和島市民の会、STOP!伊方原発 南予連絡会、原発やめようや西予市民の会、11日ゲート前座込み有志

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中央構造線に火がついた!?
川内原発とめろ! 伊方原発うごかすな!全国共同行動

2016年4月14日 熊本益城町で発生した震度7、つづいて16日 熊本県西原村・益城町を襲った震度7の地震によって、九州から西南日本を横断し関東に至る日本最大の「中央構造線」が活動期に入ったのではないか、との見方が強まっている。

川内原発(鹿児島県)の運転継続はもとより、伊方原発(愛媛県)の再稼働など許されない!!!
川内原発の即時停止と、伊方原発再稼働拒否を合言葉に、全国共同行動を呼びかけます。

地域のアクションを全国マップに登録しよう!
<アクションの登録方法>
メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp あてに、「アクションの日時・場所」「アクション名(テーマやスローガン等)」「主催者名」を送ってください。

●各地のアクション 

開催日名称開催場所
7/7(木)大間原発 抗議・申入れ行動青森県 原子力規制総括調整官事務所
7/16(土)17(日)大間で自由にみんなで語ろう2016・大MAGROCK青森県大間町
7/16(土)17(日)大間原発反対現地集会・大MAGROCK青森県大間町
7/6(水)13(水)原子力規制委 昼休み抗議行動原子力規制庁まえ(東京 六本木)
7/6(水)川内原発今すぐとめろ!九電東京支社抗議九州電力 東京支社まえ(東京 有楽町)
7/6(水)東電本店 合同抗議東京電力 本店まえ(東京 内幸町)
7/8(金)「新規制基準」施行3年 一斉抗議原子力規制庁まえ(東京 六本木)
7/11(月)よんでん抗議(伊方原発)四国電力 東京支社まえ(東京 大手町)
7/9(土)脱原発・志賀原発反対 団結小屋から風船上げ志賀原発ゲート前
7/11(月)11ゲート前座り込み行動伊方原発ゲートまえ
7/11(月)伊方原発反対 海上デモ伊方町鳥津漁港
7/15(金)原発再稼働反対ウォーク宮崎県庁~デパート前、九州電力 宮崎支社
7/15(金)16(土)川内原発の即時停止のチラシ配布鹿児島市天文館アーケード
7/24(日)みんなでとめよう伊方原発7.24 全国集会伊方原発ゲートまえ、伊方ビジターハウスで集会


関連記事・ニュース

キーワード

<地域の活動紹介>

「島根原発2号機 適合審査:活断層評価」に関する原子力規制委に対する質問状と、中国電力への抗議申入れについて

さよなら島根原発ネットワーク

島根原発2号機の規制基準適合性審査は、活断層評価に関する審査が行われ、地震動評価に進みつつあります。この中で「宍道断層」の評価に関して、元島根大学教授の山内靖喜氏から森山における調査結果についての異議が出されています。また、元新潟大学教授の立石雅昭氏からは鳥取沖断層との連動及び島根半島海岸に見られる離水ベンチ形成の要因についての調査に関する知事あての要請文が出されています。

これらの意見書を踏まえて、規制委委員会に対する要請並びに質問文を提出しています。
この要請・質問に対する回答を下記日程で受けます。

また、中国電力は第363回審査会の中で耐震重要度のBクラス施設をCクラスに変更すると説明しています。多額のコストがかかることや難易度の高い設計となることを理由に変更方針を説明していますが、規制委からは、そういう考えなら原発を運転しないでほしいとの厳しい意見が出されています。このような安全軽視の方針説明は市民として許しがたく、以下のように島根支社への抗議申し入れを行います。

●中国電力への抗議申し入れ
 日時 6月13日(月)13:30~
 場所 中国電力 島根支社

●原子力規制委員会への要請(質問書に対する回答)
 日時 6月16日(木)14:00~15:00
 場所 参議院議員会館 B105会議室(地下1階)
 ※島根から3名出席予定
 ※申し入れ団体:さよなら島根原発ネットワーク

—–
 
<時系列的メモ>(複数事業者が出席する進捗会合を除く)

  • 2016年6月6日 原子力規制委員会 島根原発に関する事業者ヒアリング
    http://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/yuushikisya/tekigousei/power_plants/shimane2/meeting/index.html
  • 2016年4月6日、4月12日、4月15日、4月19日、4月27日 原子力規制委員会 島根原発に関する事業者ヒアリング
    http://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/yuushikisya/tekigousei/power_plants/shimane2/meeting/h28.04.html
  • 2016年5月13日 第360回原子力規制委員会(配布資料:3 敷地ごとに震源を特定して策定する地震動)
    http://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/yuushikisya/tekigousei/power_plants/20160513gd.html
  • 2016年3月2日 原子力規制委員会 島根原発に関する事業者ヒアリング
    http://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/yuushikisya/tekigousei/power_plants/shimane2/meeting/h28.02_03.html
  • 2016年2月13日 中国電力をともない、地元議員および立石教授らが現地断層調査
    (参考 http://omuratoshinari.blog10.fc2.com/blog-entry-617.html)
  • 2016年2月2日 原子力規制委員会 島根原発に関する事業者ヒアリング
    http://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/yuushikisya/tekigousei/power_plants/shimane2/meeting/h28.02_03.html
  • 2016年1月29日 第324回原子力規制委員会(配布資料:3-1および3-2)
    http://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/yuushikisya/tekigousei/power_plants/00000060.html
  • 2015年10月 原子力規制委による現地断層調査
    調査後の原子力規制委員会(11月20日開催)(配布資料:3)
    http://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/yuushikisya/tekigousei/power_plants/20151120.html
  • 2015年2月 原子力規制委による現地断層調査

 
<参考>
●島根原子力発電所2号機 審査会合一覧(中国電力ホームページ)
http://www.energia.co.jp/judging/itiran.html

●原子力規制委員会 島根原子力発電所2号炉 関連審査index
http://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/yuushikisya/tekigousei/power_plants/shimane2/committee/index.html
●原子力規制委員会 島根原発2号炉に関する事業者ヒアリング資料index
http://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/yuushikisya/tekigousei/power_plants/shimane2/meeting/index.html

6月1日、九州電力東京支社において、「反原発自治体議員・市民連盟」と「再稼働阻止全国ネットワーク」の抗議・申入書を提出しました。

申入書(反原発自治体議員・市民連盟)       申入書(再稼働阻止全国ネットワーク)
20160601_renmei 

 
九州電力側の応答は次のとおり。
—–
・申入書は本社に送りしかるべき人が見られるようにする
・川内原発は海抜13m程の所から約20m掘って岩盤の上に原子炉が立っている
・地震の折には岩盤の方が地表よりも揺れが小さい
・仮の緊急時対策所(170㎡)は地表に建っているが耐震性は新規制基準を満たしている
・提案している耐震性施設は岩盤の上に建てるので耐震性は上がる
・免震重要棟建設を止めたのは、免震機能や放射能遮へい(壁厚1m以上)の新規制基準を満たすのが難しくゴムの維持管理なども困難だから
・昨日(5月31日)は規制委で玄海の耐震施設の説明をし、規制委からは耐震の利点の説明を要求された
・川内原発から5.6kmの高江町で震度5弱が観測されたことは知らなかった
・熊本大地震における避難困難の指摘に対しては、自治体の責任で、九電は要望があれば支援する
—–

東洋経済ONLINE 2016年05月26日
「もんじゅは危なすぎる、廃炉するしかない」 伴英幸・原子力資料情報室共同代表に聞く
岡田 広行 :東洋経済 記者
http://toyokeizai.net/articles/-/119466

高速増殖炉「もんじゅ」は、発電に用いた燃料以上の燃料を生み出すという「夢の原子炉」の実用化のために建設された。だが、事故や安全上のトラブルが相次いだ。安全管理に問題があるとして、このほど、原子力規制委員会が運営主体の変更を求める勧告を、監督者である文部科学相に突き付けた。
こうした事態を踏まえて、原子力の専門家である伴英幸・原子力資料情報室共同代表に、もんじゅのあり方について聞いた。

見出し
■「もんじゅはきわめて危険な原子炉だ」
■減容化・有害度低減は絵空事
■核燃料サイクル見直しにも波及

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びわ湖一周デモ 総行程235キロ走破(5日間)700名で史上初のデモ達成

5月4日、大津地裁のある大津駅前を出発。東京、千葉、兵庫、愛媛からも参加。22キロの行程を250名の参加者がデモ行進。車デモやアメーバデモを行いながら、5月8日、大津駅前に到着。

ブログ【高浜→関電本店リレーデモ】

大津駅前スタート集会 挨拶 木原壯林さん(若狭の原発を考える会)

 びわ湖一周デモ実行委員会の木原です。おはようございます。
 この度は、若狭にある13機の原発全て、および高速増殖炉もんじゅの廃炉を求める、びわ湖一周デモを企画しましたところ、かくも多数の皆様にご参集いただき、誠にありがとうございます。
 このデモは、関西1450万人の水源・美しいびわ湖が放射性物質によって死の湖になる前に、滋賀、京都を始めとする近畿が放射性物質によって廃墟となる前に、全原発を廃炉に追い込むこと、および、私達の子や孫、その子孫に残す負の遺産・使用済み核燃料をこれ以上増やさないことを願って呼びかけられたものです。

 さて、福島の事故から5年経ちますが、避難された10数万の方々のほとんどは故郷を失ったままです。関連死された方は、2000人を超えたと言われています。一方、溶け落ちた原子炉は、高放射線で、内部の様子はいまだに分からず、汚染水は垂れ流され続け、事故終息の目途は全く立っていません。
 それでも、電力会社、規制委員会、安倍政権は全く反省せず、熊本・大分大震災を目の当たりにしても、川内原発を運転し続け、高浜原発、伊方原発などの再稼働を粛々と進めようとしています。許してはなりません。

 ところで、今年2月の高浜原発再稼働にあたって、関電は、重大事故に繋がりかねないトラブルを、2度も起こし、加えて、ヘリコプターから搬送中の資材1トン近くを落下させました。これらのトラブルは、老朽原発の危険性を示すとともに、関電が原発施設を運転する能力と資格を持ち合わせていないことを実証しています。
 また、再稼働にお墨付きを与えた新規制基準が、デタラメな基準であり、規制委員会の審査が無責任極まりないことを明確に物語っています。

 さて、去る 3月9日、大津地裁は、高浜原発 3、4号機の運転を差止める決定をしました。
 この画期的な決定で、大津地裁は「福島事故の原因究明は不十分であるので、新規制基準は安全性の根拠とはならない」と断言し、関電は、原発の安全性の立証責任を果たしていないとし、避難問題が含まれない新規制基準の欠点も指摘しました。
 大津地裁の決定に対して、関電は、異議を申し立てただけでなく、八木社長が「今後、原告側に損害賠償を請求することも考えられる」と、裁判制度を根底から覆しかねない恫喝を行っています。

 一方、関西経済同友会の角副会長は、「なぜ一地裁の一裁判長によって国のエネルギー政策に支障をきたすことが起こるのか」と述べ、仮処分自体を禁じるための法改正を求めました。三権分立と司法の尊厳に真っ向から挑戦してまで、原発を再稼働させようとしているのです。
 さらに、規制委員会は4月20日、40年越えの超老朽高浜原発1,2号機の新規制基準適合を正式決定しました。40年越えで、世界的に見ても老朽な原発に再稼働の道を開き、「40年原則」の骨抜きを企むものです。老朽原発再稼働を許してはなりません。

 次に、若狭の原発の大事故によって、広域が汚染されたとき、避難は不可能であることを強調させていただきます。
 福島原発事故では事故炉から約50kmの距離にある飯舘村も全村避難を強いられました。また、約200km離れた東京や千葉にも高濃度の放射性物質が飛来しました。このことは、若狭の原発で重大事故が起こった場合、原発のある若狭だけでなく、原発から 100km以内にある、約150万人が住む滋賀県や約 250万人が住む京都府の全域が永遠に住めない汚染地域になりかねないことを示しています。

 ところで、若狭で福島級の事故が起これば、若狭や近畿北部の交通事情からして、若狭からの避難は著しく困難です。さらに、滋賀や京都も避難地域に加われば、数百万人の避難となり、どんな避難計画を作っても、避難は不可能であることは明らかです。したがって、避難の要因を作る原発の即時全廃を求めることが肝心です。

 なお、私達は、全原発の即時廃炉を目指していますが、最悪でも、老朽原発の再稼働や原発新設を阻止しなければならないと考えています。そうすれば、国内の原発は2030年に13機に、2046年にはゼロになります。原発のない、負の遺産・使用済み燃料を産み出さない社会を実現できます。福島事故以後の経験は、原発は無くても電気は足りることを証明しました。原発を全廃し、事故の不安のない社会を築きましょう。
 今朝は心配された雨も上がりました。天候も琵琶湖を守ろうとしているかのようです。今日から5日間、元気に原発全廃を訴えましょう。
 なお、今からデモは、大津地裁の前を通ります。仮処分裁判の異議審は来る10日に予定されています。大津地裁の大英断に感謝と連帯の声を届けましょう。
ありがとうございました。

Photoレポート

5月4日10時
大津駅前に集合した参加者
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大津地裁前から琵琶湖へ
向かうデモ隊250名
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関西電力滋賀支店前での
抗議のコール
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近江大橋をわたるデモ隊
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休憩地の「草津道の駅」
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先頭は田中徹実行委員長(80才)
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スピーカーからは
「故郷は原発を望まない」の歌
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強風に耐え、安土城に入るデモ隊
元愛荘町長らから激励受ける
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デモにはこんなバナーも
 
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5・6・7月全国共同行動について

4/23・24 松山集会、再稼働阻止全国ネット全国相談会報告

柳田(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

4月23(土)、24日(日)、松山市での集会・デモ参加と1泊2日の再稼働阻止・全国相談会を計画、参加しました。「伊方原発再稼働を許さない集会」は松山市の城山公園で開かれ、主催者発表で2.800人参加(前回は4000人)。デモでは四国電力原子力本部などへ怒りのコールが集中しました。
「再稼働阻止全国ネットワーク」60人は釜ヶ崎の人々(50人)と共同でコールし、デモ行進し、解散地では短時間合同集会をしました。(昨年の九州・川内原発反対でも共同行動)
デモのあと、松山市民会館で、再稼働阻止全国相談会が開かれました。目的は再稼働をどう止めるか – 全国の知恵と力を結集しよう – でした。

●全国相談会報告
23日(土)74人、24日(日)68人が参加、トータルで100名弱、2日間で延べ8時間30分もの長時間の報告・討論方針作りでした。全国各地から、反原発の闘いの報告にみる多彩な活動は、今後の方針へいくつものヒントを含んでいました。各地から提出されたレポートが、参加者の理解を深めました。

主な報告
 ・一日目:川内、高浜、福井、香川、伊方、佐賀、福島、泊
 ・二日目:六ヶ所、大間、東海村、東京、志賀、滋賀、広島、高知、反原発自治体議員市民連盟

事務局からは柳田が全体提起、会計報告、基金(原発現地へ行く会)会計の報告の3本。

柳田からの資料
「原発を止めることのできる展望が見えてきた。更に知恵と努力を集中しよう」(A3×2ページ)、「川内原発に迫る地震の危機」(文・山崎久隆)。

●提案と決定事項
九州の地震で中央構造線に火がついた。地震が収束するまで原発を止めよ-を最低限の目標にして、原発を止める全国行動を5月、6月、7月の3回やろう、毎月の11日(5年前の東京電力福島第一原発事故3月11日)を基準日に、前後1週間の幅の中で、”大地震だ、原発が危ない、川内止めよ、伊方を動かすな” と地元スローガンで全国行動をやろうという提案。北海道から九州まで全国でできれば、テレビ・新聞でも載りやすい。

以上の提案について多くの意見、要望、討論のあと、三波の全国行動の方針が決まりました。4年間で10数回開催した全国相談会としては、一番集中してまとまった相談会でした。

 

4.23集会会場(松山城山公園)            開会挨拶(草薙さん「伊方原発をとめる会」事務局長)
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講談「チェルノブイリ・福島の叫び」神田香織さん    会場を埋め尽くす2800人の参加者
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南デモコース出発前 全国原発現地ののぼり旗    太鼓が鳴り響く南デモコースの皆さん
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泊からも「川内から再稼働阻止」の声           東デモコース(四国の皆さん)県庁前のデモ隊
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4/23、4/24再稼働阻止全国ネットワーク相談会
方針提案「川内原発止めよ」(柳田)
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全国各地から二日間のべ150名が参加         全国各地からのレポートも多数寄せられた。
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4月6日の関電東京支社行動の報告を簡単にいたします。事前に「申し入れ」行動を4人で行ないました。申入書は、再稼働阻止全国ネットワークと反原発自治体議員・市民連盟がそれぞれ読み上げ提出しました。

参加した仲間からは、大津地裁仮処分決定に関しての関電幹部の発言は、日本の三権分立を否定し、住民の意見を踏みにじる重大な背信行為ではないかとの怒りの声が出されました。また、質問には必ず回答することを強く要請しました。17時半からの富国生命ビル前での抗議集会には100名近くの仲間が集いました。この日だされた川内原発の運転差止め抗告棄却(福岡高裁)に対する批判の声もありました。これからも追及をあきらめないことを確認して終了しました。

※次回、関西電力(高浜原発)に対する抗議行動は5/11(水)17:30から、四国電力(伊方原発)に対する抗議行動は4/20(水)18:30からです。ご参加ください。
 

関西電力株式会社
森 詳介 会長 殿
八木 誠 社長 殿

申入書

2016年4月6日
再稼働阻止全国ネットワーク

 3月9日大津地裁(山本義彦裁判長)は、高浜原発3、4号機の運転を差し止める決定を下しました。近隣の滋賀県民の訴えを認めた画期的な判決です。原発は安全ではない、新規制基準は安全性を保障していないと明快に述べています。しかしその後の貴社の態度にはこの事態を真摯に受け止めていると思えない発言がなされています。公共性が高く、社会的責任も重い立場である貴社は、発言に責任を持ち、住民に答える義務があります。以下の質問に明快にお答え下さい。

一、決定文の中で、安全性の立証は、原発資料を多く所有する関西電力がすべきとあります、すなわち近隣住民の安全の危惧に十分答えていないという判断ですが、貴社はどうお考えですか?

一、原子力規制委の田中委員長は「新基準に適合しただけで、原発の安全性を保証したものではない」と言っていますが、貴社の見解はどうでしょうか?

一、御社の八木社長は、記者会見において「不服申し立てにおいて勝訴したなら、損害賠償請求もありうる」と述べています。こうした発言は、住民は文句を言うなという恫喝そのものと思いますが、見解をお聞かせ下さい。

一、御社の森会長は関西経済連合会の会長でもありますが、記者会見において「不当な判決は取り消していただければならない」と内容の精査もなく裁判所を批判しています。これは重大な司法への挑戦といえますが、貴社はどう考えますか?

一、また関西経済連合会の角副会長も「裁判で国のエネルギー政策に支障をきたすことは疑問なので、原発の運転を差し止める申請を禁止する法律改正が必要」とまで述べています。これは住民の権利や発言の自由まで制限するという、どんでもない発言と思いますが、貴社も同じ考えかどうか見解をお聞かせ下さい。

以上、貴社の誠意あるご回答をお願い申し上げます。

 

関西電力株式会社
八木 誠 様

2016年4月6日
反原発自治体議員・市民連盟
共同代表 相沢一正 佐藤英行
       福士敬子 武笠紀子

高浜原発周辺住民への「住民説明会」を開くよう求めます

高浜原発4号機がレベル4の事故(関西電力発表)で、自動停止しました。その後、大津地裁の停止命令により高浜原発3号機が止まりました。しかし、貴社は、高浜原発3・4号機の再稼働を諦めていないことが、様々な報道により分かっています。その上、老朽化した1号機・2号機まで40年を超えての運転延長を原子力規制委員会に申請していいます。

 高浜原発周辺自治体では、県域を越えて多くの市民が最悪の原発過酷事故が起こるのではないかと心配しています。テレビで報道された4号機稼働の映像は忘れられません。スイッチを入れた途端に制御室に警報機がけたたましく鳴り響いたのです。私たちにとって衝撃的だったのは、それだけではありません。その場に鯛合っていた関西電力の4号機担当の職員と原子力規制庁の職員が、事態が飲み込めずに慌てふためいて、右往左往している様を見た事です。その後の発表と報道が小さかったために、事態が緊迫していたことが世間に知られていませんが、一つ間違えば、福島第一原発メルトダウン事故の二の舞ともなりかねなかったと聞いています。

 慎重の上にも慎重に準備された(違っていたら許しがたいことです。)と思われる、報道関係者を原子炉制御室に招いての4号機の稼働の場でのあの失態は、原発稼働・原子炉運転に携わる職員の管理能力を疑わざるをえません。そして、恐ろしいことにそれら原発に関わっている人たちの能力に周辺自治体住民の命運がかかっていることです。

 高浜原発の再稼働は、遠く離れた地域に居ても非常に心配ですが、原発周辺自治体住民にとっては、自分と子どもや孫の将来に係る重大な関心事です。1月27日の連盟からの申し入れ書でもお願いしましたが、再度の要請です。

要望があるところには県を越えて、原発周辺自治体住民への、誰でも参加できる「住民説明会」を開いてください。

以上

 
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