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老朽原発美浜3号、高浜1.2号うごかすな!
関電本店~美浜町リレーデモ137㎞ 延1360人が参加」
「大飯原発3、4号基 設置許可取り消し認める判決」(大阪地裁)下される中、
 200名をこえる仲間が関西電力原子力事業本部を包囲

報告-再稼働阻止全国ネットワーク

11月23日、関西電力本店(大阪市)前抗議に550名が集まり、西梅田公園を出発したデモ隊は、1450万人の水源、琵琶湖の西岸を北上しながら、町中の路地や田んぼの周りにもデモ隊が入り込み、11日間の全行程で原発事故による放射能被害の危険性を訴えた。

原子力発電所特別委員会が開催された最終日の美浜町では、早朝よりアピール行動を開始。町当局は、コロナを理由に住民の傍聴を一切認めない張り紙を張り出したが、私たちの申し入れで傍聴席が確保された。デモ中も毎回ニュースを発行し、新聞でも報道された大衆行動が大きな力となり、町当局の権利侵害行為を撤回させることができた。

12月4日、8年間の裁判の末勝ち取った「大飯3,4号機の設置許可取り消し」の判決が報じられ、9日、美浜町役場前には200名をこえる仲間が駆けつけ、町内デモ、申し入れ、抗議行動が行われた。原子力特別員会は、わずか90分で審議を終え、再稼働賛成の請願を15日開催の本会議にむけ可決したが、美浜町の河本議員は「今日のデモは素晴らしかった。こんなに長い隊列のデモは初めてで、この力で本会議でも精いっぱい訴えていきたい」と発言。

中嶌哲演さんは「370万件の利用者が関電との契約を断ち切っている。立地地の住民と都市の市民が関電を追いつめていけば、原発をなくすことができる。」と発言。3時過ぎには関電原子力事業本部前で抗議。関西電力に「老朽原発再稼働の準備工事の中止と廃炉決定」など7項目の申し入れを行った。

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老朽原発うごかすな!実行委員会 ブログ
リレーデモ、やり抜いた!
 

「老朽原発うごかすな!実行委員会」より、11月23日(月休)~12月9日(水)にかけて実施されるリレーデモと再稼働阻止に向けての緊急行動が呼びかけられています。再稼働阻止全国ネットワークからも現地行動への参加を呼びかけます。皆さん、奮ってご参加ください。

「危険すぎる老朽原発
美浜3号機、高浜1号・2号機の
再稼働を許さない!リレーデモ」参加のご案内

危険すぎる老朽原発・美浜3号機、高浜1号・2号機の再稼働を許さない!
 関電本店から美浜町美浜町 200kmリレーデモ
 11/23(月休)出発 12/9(水)美浜町申入れ・抗議行動

関電は、44年超えとなる危険きわまりない老朽原発美浜3号機を来年1月にも再稼働させようとしています。3月には高浜1号機の再稼働も目論んでいます。政府は「40年超え運転は例外中の例外」という基準を完全に反古(ほご)にしようとしています。
美浜町の議会や町長の再稼働同意を許してはなりません! 関電原子力事業本部の老朽原発再稼働の策動を阻止しましょう!

老朽原発うごかすな!実行委員会は、老朽原発の即時廃炉を求めて、関電本店(大阪)から美浜町に至る200kmをつなぐリレーデモを行い、沿道の皆さんの目に、耳に、「危険な老朽原発うごかすな!」を訴えます。ルート途中の自治体に対し申入れも行います。12月9日は美浜町で、老朽原発即時廃炉を強く求める到着集会を開催します。

リレーデモ最終日 12/9(水)の行動予定
 13:00 美浜駅まえ集合 → 美浜町内デモ行進 → 美浜町役場まえでアピール行動および美浜町長議会へ申入れ → 美浜町内デモ行進 → 関西電力 原子力事業本部 包囲 抗議行動
 16:00 現地解散
 のぼり、旗、パネル、鳴り物など持ってご参加ください。

★リレーデモへご支援のお願い★

◆郵便振替からのご入金
 加入者名 : 老朽原発うごかすな!実行委員会
 口座記号・番号:00990-4-334563

 通信欄に「老朽原発うごかすな!行動へのカンパ」とお書きください

 
リレーデモ 全行程 [PDF]
11/23 出発日 関電包囲 大集会 [PDF]
12/09 最終日 美浜町申入れ・抗議行動 [PDF]

 
再稼働阻止全国ネットワークからのお知らせ
≪交通費の補助≫
11/23~12/9にかけて実施されるリレーデモへの参加者20名に交通費の補助を実施します。お一人5千円。定員になりしだい締切ります。リレーデモ期間中、1日の参加でも可。
福井・近畿エリア(京都、滋賀、奈良、大阪、兵庫、和歌山)以外の地域から参加される個人が対象です(団体申込みは受付けておりません)。

≪申込み要項≫
【連絡先】再稼働阻止ネット事務局(沼倉)までお申し込みください。
・メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp
・FAX (03-3238-0797)「たんぽぽ舎気付 再稼働阻止ネット宛て」と明記してください
・電話 (080-1012-4661 沼倉)
≪お支払い方法≫ 個別に相談させて頂きます。
≪その他≫ 東京方面からのルートや現地行動日程等で不明点は、申込みの際におたずねください。
 

再稼働阻止ネットニュース20号を発行しました

発行物(再稼働阻止ネットニュース)

「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」実行委員会・木原さんからのお知らせを掲載します。

老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか 開催にあたり

新型コロナウイルスの感染は、止まるところを知らず、数ヶ月の内に収束するとは考えられません。それでも、老朽原発再稼働、Go-Toトラベルなど、経済優先の様々な政策がコロナウイルス感染はないかのごとく進められています。私たちの運動が萎縮すれば、コロナウイルスが続く長期にわたって、政府や大企業の意のままの政策がまかり通ることになります。コロナウイルスを口実に、民主主義が破壊されかねません。
今、コロナウイルス蔓延によって色々な運動が規制されていますが、工夫によって、規制された分以上の行動を創造していくことが重要です。

そのような視点に立って、一方で、コロナウイルス蔓延の危険性と不安を勘案しながら、8月8日、「老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか」実行委員会が開催され、大集会の9月6日開催の是非をめぐって、2時間の予定を1時間も超過する白熱の議論が行われました。この議論は、「コロナウイルス感染拡大下での市民運動」という私たちの未経験な難題への対処に、多くの示唆と知恵を与えるものでした。ご出席の皆様の「老朽原発うごかすな!」への熱意が迸り(ほとばしり)でるものでした。また、かつてなかったほど幅広い領域の市民団体、労働団体、政党および 900 を超える団体、個人のご賛同に支えられた運動の力強さを感じました。

この実行委員会では、以下【1】~【4】を前提として、9月6日に「老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか」を開催することを決定しました。「新型コロナウイルス禍の中でも、止むに止まれぬ脱原発・反原発の意思を広く発信する「歴史に残る行動」を展開したいものです。

【1】 今までに「老朽原発うごかすな!」を合言葉にして拡がった連帯・共闘の輪をさらに拡大できる行動にする。
そのために、
【2】集会、デモにおいては、実施可能な全ての「コロナ対策」を施こす。(裏面〈注 1〉参照)
【3】市民団体、労働団体等の団体の組織的参加については、各団体の自主性に任せ、各団体の決定は尊重し、互いに理解するように努める。
【4】集会、デモに参加できない皆さんのために、以下の取り組みを実施する。(裏面〈注 2〉参照)
①有志がおこなう御堂筋スタンディングアピールに連帯する、②ツイッターやフェイスブック等の媒体を利用した「老朽原発うごかすな!」の声の拡大、③ハガキやファックスによる抗議や申入れ行動の拡大(裏面〈注 3〉参照)、④大阪以外の各地での連帯集会、連帯行動の呼びかけ(裏面〈注 4〉参照)、⑤電子媒体等を利用した集会・デモの中継(集会への遠隔参加も追求する)、⑥「老朽原発の危険性」を訴える情報発信(YouTube の活用)などを実施する。

上記【3】によって、集会規模の縮小が危惧されますが、【4】の諸行動を具体化し、実行すれば、「老朽原発動かすな!」の運動はますます拡大して行くものと確信しています。各行動の詳細は、追って皆様にお知らせします。また、随時発行される「老朽原発うごかすな!ニュース」による行動の広報も行います。

9.6「老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか」を頂点とし、すそ野の広い行動を成功させ、老朽原発を廃炉に追い込み、それを突破口に、原発のない、人の命と尊厳が大切にされる社会を実現しましょう!

「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」実行委員会・木原壯林(若狭の原発を考える会:電話090-1965-7102)

実行委員会アピール文
(PDF)老朽原発うごかすなニュース-8号

「老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか」への団体および個人のご賛同のさらなる拡大とカンパにご助力をお願いします。

 賛同金 団体1口3000円  個人1口1000円
 加入者名 「老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか」実行委員会
 記号・番号 00990-4-334563
 ※通信欄に「9.6 大集会に賛同」と明記してください。
 ※賛同金をお送りいただく際は、お名前公表の可否をお書きください。

ご不明な点は、「老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか」実行委員会担当・橋田(電話 090-5676-7068)までお問い合わせ下さい。

(このイベントは終了しました)

(当初5月に開催を予定していた全国集会は新型コロナウィスルの影響により9月に延期して開催します)

全国から集まろう 9/6大集会、9/7全国相談会
「9/6老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」
「9/7すべての原発を廃炉に 全国相談会」

9月6日大集会がうつぼ公園で開催されます。再稼働阻止全国ネットワークは実行委の判断を尊重し、再度、全国の皆さんに集会の成功を期し、可能な限りの参加を呼びかけます。
同時に、8日の実行委員会の討議において、開催に至る判断について以下の主旨で検討されています。

『新型コロナウイルスの感染は、止まるところを知らず、数ヶ月の内に、収束するとは考えられません。一方で、原発稼働をはじめとする、政府の経済優先の様々な政策は、コロナウイルス感染はないかのごとく、着々と進められています。我々の運動が萎縮すれば、コロナウイルスが続く長期にわたって、政府や経済界の思うがままになります。コロナウイルスを口実に、民主主義が破壊されかねません。また、老朽原発再稼働など、政府や大企業の意のままの政策がまかり通ることになります。今、コロナウイルス蔓延によって、色々な運動が規制されていますが、工夫によって、規制された分以上の行動を創造していくことが重要だと考えます。』(8月9日実行委報告より)

全国各地でコロナ感染が拡大し、私たちの運動も様々な困難と制約を受けていますが、こうした状況を打開するためにも、今回、大集会終了の翌日9月7日(月)にクロスパル高槻(JR高槻駅まえ)において全国相談会を開催いたします。可能な限りの参加を呼びかけます。

【すべての原発を廃炉に全国相談会】
日時:2020年9月7日(月)09時30分~15時30分(予定)
会場:大阪府高槻市 クロスパル高槻(高槻市総合市民交流センター)5階視聴覚室(定員100名のところ約50名充当予定)
最寄り駅 JR高槻駅
主催:再稼働阻止全国ネットワーク

≪交通費の補助≫
全国相談会への各原発現地からの報告者1名に限り、交通費の半額を支給します。
福井・近畿(大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山)以外からの9/6大集会参加者(個人)には、再稼働阻止ネットより5千円の交通費補助を行います(事前申し込みと確認が済んだ方のみ)。9/6(日)泊の高槻市内ホテルを確保します。利用希望の方は早めに申込み願います。

≪集会参加・ホテル申し込み要項≫
【連絡先】再稼働阻止ネット事務局(沼倉)までお申し込みください。
・メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp
・FAX (03-3238-0797)「たんぽぽ舎気付 再稼働阻止ネット宛て」と明記してください
・電話 (080-1012-4661 沼倉)
・集会参加の有無、ホテル予約の有無、複数名記載可ですが、お名前はフルネームで記載してください
・担当者からの連絡先として、少なくとも1名のお名前・電話番号を必ず記載してください

(このイベントは終了しました)

【緊急行動のご案内】
「放射能汚染水を海に流すな」7.22緊急行動
 ~トリチウム等の海洋投棄反対、六ヶ所再処理施設の稼働反対~

【お知らせ】新型コロナウイルス感染予防対策のため、入室制限を行います(50名まで)。入室される方はマスク着用をお願いします。体調の悪い方、熱のあるかたは入室をご遠慮ください。
なお、IWJによるライブ配信(ツイキャス)https://twitcasting.tv/iwj_ch7 と、後日、UPLAN 等による録画配信を予定しています。

 
福島と青森の皆さんの協力のもと、東電福島第一原発からのトリチウム等の汚染水の海洋投棄反対と、六ヶ所再処理施設の稼働反対を訴える緊急行動を行います。

日時 2020年7月22日(水)13時~ 院内ヒアリング集会、17時~ 抗議申入れ行動

(1)院内ヒアリング集会(関係省庁に対し、事前質問に基づきヒアリング・追及する)
 13:00~16:00
 場所:衆議院第一議員会館 国際会議室
(2)抗議申入れ行動
 17:00~ 東京電力抗議集会(新橋)
 17:45~ 日本原燃抗議集会(内幸町)
 18:40~ 経産省抗議集会(霞ヶ関)

呼びかけ団体:再稼働阻止全国ネットワーク
6/27現在43団体から賛同いただいており、引き続き賛同団体を募集しています。これらの行動に賛同いただける団体はメールでお知らせください。
連絡先(メール)info@saikadososhinet.sakura.ne.jp 

本件についてのお問合せ(再稼働阻止全国ネットワーク 事務局)
電話:070-6650-5549 FAX:03-3238-0797(たんぽぽ舎気付 再稼働阻止全国ネットワーク宛と明記ください)

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緊急行動フライヤー(PDF)
呼びかけ文
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≪賛同団体≫
Act Now!! Kagawa、伊方から原発をなくす会、伊方原発反対八西連絡協議会、市原憲法を活かす会、大間原発反対現地集会実行委員会、核燃から郷土を守る上十三地方住民連絡会議、核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団、核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会、核燃を考える住民の会、グリーン市民ネットワーク高知、グリーンズ千葉、グループ:南アジアの核兵器と原発、経産省前テントひろば、玄海原発反対住民会議、原子力規制委員会毎水曜昼休み抗議行動、原子力民間規制委員会・東京、原発いらない福島の女たち、原発さよなら千葉、原発と放射能を考える唐津の会、原発とめよう!九電本店前ひろば、原発止めよう!東葛の会、原発のない暮らし@ちょうふ、原発はいらない西東京集会実行委員会、これ以上海を汚すな!市民会、市民の意見30の会・東、出版労連原発問題委員会、脱原発アクションin香川、脱原発かわさき市民、脱被ばく実現ネット、たんぽぽ舎、チェルノブイリ法日本版をつくる郡山の会(しゃがの会)、東海第二原発問題相談会、東電本店合同抗議、ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン、反原発自治体議員・市民連盟、東日本大震災被災者支援千葉西部ネット、「平和への結集」をめざす市民の風、松戸市民ネットワーク「松戸で生きたい私たち」、未来への風いちから、八幡浜・原発から子供を守る女の会、六ケ所村に新しい風をおこす会、若狭の原発を考える会(6/27現在43団体)
 

新型コロナウイルス感染状況下
電力会社に原発の運転と再稼働工事の停止を求めます

九州電力は4月15日、玄海原発の工事関係者が新型コロナウイルスに感染したと発表。感染者は、特定重大事故等対処施設建設工事に従事していた大林組社員であり、14日夜から敷地内の全ての土木工事を中断しました。

さらに4月27日、東京電力は新潟県柏崎市内で社員5人が新型コロナウイルスに感染したことを受け、約2週間柏崎刈羽原発内の工事件数の8割を中断しました。構内事業者同士の接触を減らし、社員1200人の行動履歴を確認するほか、協力企業にも県外との往来禁止などを要請しました。東洋経済の取材により、東電のグループ全体では4月30日までに公表していた11人の倍に相当する22人(委託先企業の社員を含む)の感染者が出ていたことが判明しています。

4月13日に大手ゼネコン清水建設は、社員3人が感染し1人が死亡したことを受けて7都府県の工事を中断し、全国各地でこうした大規模工事は停止されています。政府による緊急事態宣言が4月16日に全国に拡大されたことで、電力各社は全社規模で最高レベルの警戒態勢に移行したものの、感染者の発生は続いています。それにもかかわらず、九州電力は4月24日、玄海原発の特重建設工事を再開し、東電は5月12日から段階的に工事を再開すると発表しました。

原子力緊急事態宣言下で、新型コロナウイルス感染緊急事態が併せて発令されています。原発の作業現場はいわゆる「三密」状態にありながら、原発は極めて危険な状況で運転されています。中央制御室は交代勤務をしているとはいえ、引き継ぎの際に濃密接近せざるを得ず、施設、設備の消毒など常時出来るはずもありません。ここで原発事故が発生し、感染症と同時に起こる恐るべき事態が、現実に起こる確率は極めて高いといえます。

再稼働した原発9基のうち、現在停止しているのは伊方3号機、川内1号機、高浜3号機ですが、その他の6基も直ちに止めるべきです。既に緊急事態宣言を受けて産業用電力需要が大きく落ち込んでいるため、電力需要が逼迫する恐れは全くありません。

日本原電の東海第二原発を含め、再稼働のための工事はすべて停止すべきです。
福島第一原発の廃炉作業でも、外から応援態勢を組むことも困難であり、安全対策に必要な最小限度の人数以外は、危険な状況を回避し、安全管理の要員待機と工事作業員の撤収を求めます。

以上の状況から、電力会社に以下を要請します
 一、新型コロナウイルス感染状況が続く今、全ての原発の運転停止を求めます
 二、原発の特重施設建設工事と再稼働のためのすべての工事の停止を求めます

 
2020年5月
要請団体:再稼働阻止全国ネットワーク、たんぽぽ舎、反原発自治体議員・市民連盟
連絡先:東京都千代田区神田三崎町2-6-2ダイナミックビル5F TEL03-3238-9035

~賄賂より廃炉、関電はあかんでん、高浜・大飯止めろ、老朽原発動かすな~
4/22関電東京支社抗議は、街頭での抗議行動を中止し、
「家にいて関電(東京支社)に抗議する!」行動に変更します

再稼働阻止全国ネットワークは、昨年9月の関電原子力マネー還流問題報道以来、関電東京支社への抗議行動を、秋には毎週、冬には毎月、続けてきました。
本年3月14日に関電第三者委員会の報告書と関電内処分を発表、16日には経産省が電気事業法に基づく業務改善命令を関電に発し、幕引きを図ろうとしました。ところが、関電の「役員報酬 退任後ひそかに補填」への怒りが沸騰。更に、経産省・資源エネルギー庁の業務改善命令手続に瑕疵があるばかりか虚偽公文書を決済していたことが発覚。「関電の原発マネー不正還流を告発する会」が第三者委報告を受けての追加告発を呼びかけています。また、「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」も計画されています(開催を5月17日から9月6日に延期)。
第三者委員会も関電も経産省・資源エネルギー庁も、原発存続の為に非常に愚かで犯罪的施策をしていることが明らかで、この状況を見逃してはいけません。
 このような状況の中で東京事務局では、「4.22関電東京支社抗議行動」を計画しました。しかしながら、安倍政権による新型コロナウィルス対策の愚策ゆえに感染が心配されるため、直接の行動を控え、次の行動に切り替えます。

<4.22「家にいて関電(東京支社)に抗議する!」行動
 ~賄賂より廃炉、関電はあかんでん、高浜・大飯止めろ、老朽原発動かすな~>

一人一人が、関電東京支社にメッセージを届けることを提案します。
在宅で、関電への怒り・原発への怒りを、FAX、電話、はがき(手紙)、ネットなどを活用して送信・送付してください。また、できれば関電本店へもお願いします。現地行動は中止しますが、皆さんぜひ「家から行動」願います。

あて先
【関電東京支社】
代表電話 03-3591-9261 FAX 03ー3593-0586
〒100-0011 東京都千代田区内幸町2丁目1番6号 日比谷パークフロント7F

【関電本店】
大代表 06-6441-8821
〒530-8270 大阪府大阪市北区中之島3丁目6番16号

関西電力東京支社前で、原発マネー不正還流・金品受領問題への緊急抗議行動を行いました。

今月14日に関電の第三者委員会の報告が出されたことによる急な呼びかけにも関わらず、30人あまりが集い、退社時間の会社員が行き交う日比谷公園前で、関西電力東京支社へ怒りの声をあげました。

「今日は忙しい」との理由にもならない理由で、私たちの申し入れ書受け取りを拒んだ関西電力でしたが、17:00前に市民を代表して3人が、構わずビルの中へ。
再稼働阻止全国ネットワークの申入書、議員市民連盟の申入書、そして「関西電力の原発マネー不正還流を告発する会」の声明を受付けに提出しました。

ビル前では、力強いコールで抗議集会が始まりました。続いて市民が「新社長も同じ穴の狢だ!」「減額した役員報酬を裏で補てんとは何事だ!」「プルサーマルをただちにやめろ!」「役員は総辞職だ!」と次々に抗議の声をあげました。
桃太郎の節で「♪森山さん森山さん、お腰につけた毒まんじゅう、ひとつわたしにくださいな♪」の替え歌も飛び出しました。

最後に、4月1日の【日本原電抗議】および5月17日の【老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか】への結集を呼びかけ、本日の抗議を終えました。この声を、【5.17老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか】の1万人集会につなげ、原発を動かす資格のない関西電力に、怒りの鉄槌を下しましょう!

この日、関電東京支社に提出した文書(3通)
1、再稼働阻止全国ネットワークの申入書「関電には原発を稼働する資格は無い」
2、反原発自治体議員・市民連盟の申入書原発事業からの撤退を求めます
3、関電の原発マネー不正還流を告発する会及び告発代理人弁護団「声明」 ( http://kandenakan.html.xdomain.jp )

「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」に総力結集を!

日時 2020年5月17日(日)13時 開会
場所 大阪市中之島公園  PDFダウンロード

主催 「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」実行委員会
問合せ・連絡先 実行委員会・木原 電話 090-1965-7102
ブログ https://blog.goo.ne.jp/takahamakarakanden/

「5.17老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」を9/6(日)に延期します


 

原発は、事故確率の高さ、事故被害の深刻さ、事故処理の困難さ、使用済み核燃料の処分の困難さなど、現在科学技術で制御できる装置でないことは明らかです。その原発が老朽化すれば、危険度が急増することは多くが指摘するところです。

いま、脱原発・反原発は圧倒的な民意ですが、老朽原発の運転に反対する声はさらに大きく、運転を認める声などほとんどありません。それでも、関西電力と政府は、運転開始後45年超え、44年超え、43年超えになる老朽原発・高浜1、2号機,美浜3号機の再稼動を画策し(早ければ6月と言われています)、全国の原発の60年運転を先導しようとしています。また、原発の40年超え運転は「例外中の例外」としていた政府は、この約束も反故(ほご)にしようとしています。許してはなりません。

老朽原発・高浜1、2号機、美浜3号機の即時廃炉を求める大集会を大阪で実現するための相談会が、1月18日、京都で開催されました。関西各府県、福井県はもとより、石川県、愛知県、東京都など、広域から約60名のご参加を戴きました。参加者の所属団体も、近年にはなかったほど幅広く、多様でした。老朽原発の運転を画策する関電の野望を打ち砕く大集会の実現を予感させるものでした。

相談会では、1万人規模の結集を目指して、5月17日(日)、大阪市内で「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」を開催することが決定されました。原発の40年超え運転と新設を阻止すれば、最悪でも、2033年には若狭から、2049年には全国から稼働する原発が無くなります。

今、原発の安全対策費は高騰し、原発に依存する電力会社からの顧客離れが進み、原発は経済的にも成り立たなくなっています。一方、原子力規制委員会(規制委)は、原発の「特重施設(テロ対策施設)」が期限までに完成しなければ、原発は運転中であっても、停止させると決定しました。さらに、関電幹部に高額の原発マネーが還流された不祥事によって脱原発・反原発の声はさらに大きくなっています。このような状況の中で、広島高裁は1月17日、四国電力や規制の地震や火山のリスク評価を不十分として、伊方原発3号機運転禁止の仮処分を決定しました。したがって、今は老朽原発廃炉、原発全廃に向かって大きく前進する絶好のチャンスです。

「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」の大成功によって、老朽原発廃炉を勝ち取り、原発のない、人の命と尊厳が大切にされる社会を実現しましょう!

 

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