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12/7(火) 院内ヒアリング集会「放射能汚染水の海洋放出は許されない!」の速報

質問5項目に対する政府側の回答(概略)と、私たちの追及を速報する。(報告者 木村)

A 海の放射能汚染は許されない

【回答】太平洋を放射能汚染してはいけないと訴える質問に対して、経産省(資源エネルギー庁)担当は、安全性が確認されたら国際ルールに則って「海洋放出」するとの回答。

特に世界三大漁場のひとつ「北西太平洋漁場」の放射能汚染について、豊かな漁場を認識しながら、経産省は国際的ルールにより人体に影響が無いと言い張り、東電はALPSを使って浄化すると回答。
一方で、小委員会の議論で、生物多様性や「北西太平洋漁場」からの水産について議論していない、東電福島原発事故直後に莫大な放射性物質を放出したことに対する総括無しと指摘し、意図的に海に出すことは許されないと問うても、経産省は回答を避け「廃炉」と「復興」を口実に「海洋放出」を言い張るのみ。

B 現在の「海洋放出」計画の概要と問題点

【回答】「廃炉」(30~40年工程)について東電が「見直し」が必要であることを認めた。100年~300年かかるとの指摘にも返答無し。原子力規制庁も「廃炉」のシナリオの見直しが必要と認める。
 東電福島第一原発が危険な状態であること、燃料取り出し大幅遅れ、「廃炉」の姿が不明確なまま全体像を答えずに「廃炉」口実に汚染水「海洋放出」がおかしい、と指摘。凍土壁溶融問題は聞けず。

C 放出位置は基線の内側?それとも外側?

【回答】外務省は「領海になる」の回答を確認。一方で東電は立坑(内水)からの放出と回答。両者の矛盾は時間切れで追求できず。

D 地元の反対

【回答】福島漁連や福島県民への説明を今後二年間続ける。食材への影響は答えずにALPS処理水を流すと言い張るのみ。

E 周辺国・大平洋沿岸国等の懸念とロンドン条約・国連海洋法条約・環境影響評価

【回答】外務省は周辺国からの懸念を承知している、透明性を持って説明している、IAEAと連携との主張。ロンドン条約と議定書について、船舶からの放出でないので対象にならない。国連海洋法条約にも違反しない、海洋放出は過去にも行われてきた。国連人権委員会の指摘に対して外務省は書面で回答している。環境省は、原子力発電所の事業実施後ゆえ環境影響評価の対象に含まれないと回答。事故を起こし新たな長期事業をしようとしているにも拘らず環境影響評価対象としない。

東電の環境影響評価結果は承知している。IAEAがレビュー予定。事故後の原発の長期「放出」事業ゆえ環境影響評価をするべき、「人工海洋構築物」からの「放出」ゆえロンドン条約の対象にするべき、内部被ばくをシーベルトで評価できない、拡散シミュレーションは太平洋全体で評価しないといけない、と指摘。

文書による事前回答をもらえずヒアリングに臨んだので、質問時間が短く追求は十分ではなかった。それでも、ヒアリングから参加してくださった福島みずほ議員も積極的に発言され、最後に「放出してしまえば二度と戻せない」と鋭い指摘をし、2時間のヒアリングを終えた。

20211207 UPLAN【前半(事前学習会)】

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20211207 UPLAN【後半(院内ヒアリング)】
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開催案内

12/7(火) 院内ヒアリング集会「放射能汚染水の海洋放出は許されない!」(このイベントは終了しました)


 

とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会 Facebook より)

 第1次集約:2021年10月31日(終了)  第2次集約:2022年2月28日

 署名用紙【PDFダウンロード】

2021年3月18日、水戸地方裁判所は東海第二原発差止訴訟において、日本原電に対して再稼働差止めの判決を下しました。

しかし日本原電は翌日、判決に不服として東京高裁に控訴しました。判決では特に東海第二原発周辺の14市町村における『広域避難計画』が不十分だとして、事故が起これば「住民が安全に避難することができない」とされたにもかかわらず東京高裁に控訴したのです。
これは日本原電がこの水戸地裁判決を真摯に受け止める姿勢がなく、事故が起きた際の住民を安全に避難させることを軽視している、と言わざるを得ません。

そして今もそのための再稼働工事を続けていて、来年の2022年12月に東海第二原発を再稼働させようとしています。しかも実際には、この2022年12月の前の段階の9月頃に「使用前検査」として、原子炉に燃料が装填されるので事実上、この段階で原子炉の再稼働が始まるのです。

この再稼働を止めるため、今年5月、茨城、千葉、東京の多くの首都圏の脱原発市民団体で結成された「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」も参加している「東海第二原発いらない! 首都圏ネットワーク」が結成され、8月1日からそのための署名活動を開始しました。

来年12月とされる東海第二原発の再稼働を阻止するため、1人でも多くの方に署名して頂きたいと思います。宜しくお願い致します!

署名実施団体:東海第二原発いらない!首都圏ネットワーク

署名送り先・問合せ先
◆東海第二原発いらない!首都圏ネットワーク
 〒302-0109 茨城県守谷市本町281(常総生協 気付)
 TEL:0297-48-4991
◆たんぽぽ舎
 〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町3-1-1 高橋セーフビル1F
 TEL:03-3238-9035

2021/7/13(火)開催 院内ヒアリング集会「“深層防護第5層”の実効性を問う」の報告

日時 2021年7月13日(火)13時~17時
場所 参議院議員会館 101会議室

事前質問(PDFダウンロード
回答(PDFダウンロード

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事前確認(13時~13時50分)
 3.18水戸地裁判決内容、IAEAによる深層防護第5層の定義
省庁ヒアリング(15時~16時)
 事前質問および回答に基づくヒアリング
情報交換会(~17時)
 今後の課題
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開催前日に受け取った回答書面に基づき、原子力規制庁(2名)、内閣府(3名)、資源エネルギー庁(4名)の計9人からヒアリングした。主催側の発言者は、大石光伸さん・山崎久隆さん・披田信俊一郎さんほか計29名。

経産省(資源エネルギー庁)は、原子力発電の安全のためIAEAが求めている深層防護-第5層(放射性物質の大規模な放出による放射線影響の緩和)について日本国内でそれを確認あるいは審査する組織は無く、「避難計画の策定は、原子力発電の稼働や再稼働の法令上の要件とはなっていない」との驚くべき回答をした。

福島事故原因も未解明のまま、原子力規制委員会は発足後数カ月で原災法に基づく原子力災害対策指針を策定。さらに、新規制基準においては、事故前に採用していた「立地審査指針」を審査基準として使用していないこと、事故後発の再稼働審査(2012年)で実施された「ストレステスト」が、新規制基準においては「参考」にとどまっており、内容については考慮されていないこと等を合わせて確認した。

3.18水戸地裁による
「避難計画等の第5の防護レベルについては、本件発電所の原子力災害対策重点区域であるPAZ及びUPZ(概ね半径30km)内の住民は94万人余に及ぶところ、原子力災害対策指針が定める防護措置が実現可能な避難計画及びこれを実行し得る体制が整えられているというにはほど遠い状態であり、防災体制は極めて不十分であるといわざるを得ず、PAZ及びUPZ内の住民である原告79名との関係において、その安全性に欠けるところがあると認められ、人格権侵害の具体的危険がある」
として東海第二原発の運転差止を命じた判決は、国内すべての原発に当てはまるはずである。

現在の避難計画には実効性が無く深層防護-第5層の確認ができていないうえ、新規制基準による審査が「緩やかに過ぎ合理性を欠く(*)」ことをあらためて確認した。

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IWJ様に取材していただきました。ありがとうございます。
「54基の原発は、一旦ゼロベースに運転許可を取り消し、一から、立地審査も含めて見直すべき」~7.13院内ヒアリング集会 IAEA「深層防護第5層」の実効性を問う 2021.7.13 リンク

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(*) 2015年、福井地裁による高浜原発3・4号機差止め仮処分における決定の一部

参考(裁判所 判例:(ヨ)第31号大飯原発3)
参考(福井弁護士会 会長声明)

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開催案内を見る
 

毎月第3金曜 首相官邸まえ 18:30~19:45
主催:「原発いらない金曜行動」実行委員会
☆呼びかけ人・賛同団体 大募集中!

第40回 予定 9月20日(金)
第39回 予定 8月16日(金)
第38回 予定 7月26日(金)

 これまでの実施回

 第37回 2024/6/21(金) 
 第35回 2024/4/26(金)  第36回 2024/5/17(金)
 第33回 2024/2/16(金)  第34回 2024/3/15(金)
 第31回 2023/12/15(金) 第32回 2024/1/26(金)
 第29回 2023/10/20(金) 第30回 2023/11/17(金)
 第27回 2023/8/18(金)  第28回 2023/9/15(金)
 第25回 2023/6/16(金)  第26回 2023/7/21(金)
 第23回 2023/4/21(金)  第24回 2023/5/26(金)
 第21回 2023/2/17(金)  第22回 2023/3/17(金)
 第19回 2022/12/16(金) 第20回 2023/1/20(金)
 第17回 2022/10/21(金) 第18回 2022/11/18(金)
 第15回 2022/8/26(金)  第16回 2022/9/16(金)
 第13回 2022/6/17(金)  第14回 2022/7/15(金)
 第11回 2022/4/15(金)  第12回 2022/5/20(金)
 第9回 2022/2/18(金)  第10回 2022/3/18(金)
 第7回 2021/12/17(金)  第8回 2022/1/21(金)
 第5回 2021/10/15(金)  第6回 2021/11/26(金)
 第3回 2021/8/20(金)  第4回 2021/9/17(金)
 第1回 2021/6/18(金)  第2回 2021/7/16(金)
  


《参加のお願い》
3・11後から10年にわたり毎週金曜日に首相官邸前や国会正門前で反原発・再稼働阻止の抗議の場を提供してきた首都圏反原発連合(反原連)が2021年3月末に金曜行動を休止しました。
そこで私たちは、政府に原発ゼロの実現を迫る新たな行動の「場」を首相官邸前に設ける決意をしました。月に一度(第3金曜日)ですが、首都圏の反原発運動を結集するとともに、全国で今も「金曜行動」を闘い続けている仲間たちと連帯し、東京で「原発いらない金曜行動」を多くの皆さんとともに訴えていきます。ぜひご参加下さい。創意工夫のプラカードなど大歓迎です。
※コロナ感染症対策として、密を避け、マスク着用・消毒にご協力ください。

【賛同団体、呼びかけ人募集中!】
「原発いらない金曜行動」に賛同して呼びかけ人になっていただける方(個人)は次の窓口まで、お名前・メールアドレス・電話番号をお知らせください。
(受付窓口)
  久保 清隆(k91kubo@ace.ocn.ne.jp、090-4074-4955)
  乾 喜美子(drykimiko@pslabos.com、090-9105-9469)  ブログ facebook

 

2021/6/18リーフ(PDF)

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6月6日の大阪大集会につづき、6月11日(金)・18日(金)・23日(水)の「美浜3号機うごかすな!緊急行動」へご参加ください。

「老朽原発うごかすな!実行委員会」からのメッセージ

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様

関電は、特重施設の設置期限が10月25日である美浜3号機の6月23日再稼働を目指して、5月23日に燃料装荷を終えています。

断固とした抵抗もなく再稼動を許せば、全国の原発の60年運転への道を開ことになるばかりか、世界の原発の60年運転への口実を与えることにもなります。

今、私たちは、子々孫々にまで負の遺産を残す原発を許すのか、それとも、人の命と尊厳が大切にされる社会を実現するのか、歴史の分岐点に立っていると言っても過言ではありません! コロナ禍の中でも、自粛はしても萎縮をしてはなりません。政府と関電はコロナの中でも自粛することはありません。私たちが萎縮すれば、政府や電力会社の思いのままを許すことになります。

あらゆる可能な行動で「老朽原発うごかすな!」を訴えましょう!
理は私たちにあります。老朽原発再稼働の理不尽に、もっともっと大きな運動で対抗しましょう!
まだまだ、老朽原発再稼働阻止は可能です!

「老朽原発うごかすな!実行委員会」は、美浜3号機再稼働阻止に向けて、6.6大阪大集会につづく次の緊急行動を提起しました。ご賛同、ご支援、ご参加を強くお願い申し上げます。

<1> 関電本店への緊急抗議行動 [PDF]
6月11日(金)および18日(金)、14時から15時半まで、大阪 中之島の関電本店前で緊急抗議行動を行います。

<2> 美浜での緊急抗議行動 [PDF]
6月23日(水)、美浜町の関電原子力事業本部前および美浜原発前で抗議行動とデモ行進を予定しています。(この日は、関電が美浜原発3号機の再稼働を画策しています)※大阪、京都、滋賀から美浜に向けてバスを手配予定。

問合せ 「老朽原発うごかすな!実行委員会」 電話:木原 090-1965-7102
 

6月緊急行動へご支援のお願い

◆郵便振替からのご入金
 加入者名 : 老朽原発うごかすな!実行委員会
 口座記号・番号:00990-4-334563

 通信欄に「美浜3号機うごかすな!緊急行動」とお書きください

 

ブログ紹介
六ヶ所再処理工場の問題点 核のゴミの集積・拡散所に未来はあるか

沖縄県民以外の全国の皆さんが支払う電気代の中から、六ヶ所再処理工場やMOX加工場の費用が支払われています。2023年に再処理工場操業、2025年にMOX加工工場が操業する予定ですが、本格操業によって沢山の放射能が環境中に放出されます。万が一の事故によっては、その影響は台湾と中国にまで及ぶ可能性があると元京都大学の小出さんが述べています。新聞やテレビでは分からない再処理工場の実態と現地の情報を皆さんに伝えていく場です。ぜひ自分の問題として考えて頂ければと思います。

20201017aomori

(ブログ作成:山田清彦氏(核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団事務局長))

 

※内容についてご質問のある方は、xt822788@bg7.so-net.ne.jp へメールをお送りください。
 
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ブログ 目次

投稿 4月27日
解説1:核燃料サイクルについて

ウランの採掘から始まって、原子炉の中で燃焼し、再処理を経て、それから発生する製品と高・低レベル放射性廃棄物の貯蔵管理までの流れを示します。 それがどのようになっているかを知ることは、…

投稿 4月28日
解説2:六ヶ所核燃サイクル施設とは

核燃料サイクルに関連した3施設:ウラン濃縮工場・低レベル放射性廃棄物埋設施設・再処理工場を「核燃サイクル三点セット」として電気事業連合会が青森県下北郡に建設したいと申し出たので、…

投稿 4月6日
スタディツアー テープ起こし

昨年(2020年)10月17日 アオモリ スタディツアー 山田清彦によるガイド パワーポイントでの学習会のテープ起こしとなります。長文なので、ごめんなさい。 参考資料等を添付したものもあり…

投稿 5月5日
解説3:ウラン濃縮工場

事業計画の説明 ─ 1年目に150トンSWU/年の工場を一つ作り、毎年増設していく予定でした。1つの工場は10年間無停止で運転し、10年目には1,500トンSWU/年まで増やします。11年目には…

投稿 5月6日
解説3の2:ウラン濃縮工場の運転状況

当初、150トンSWU/年の施設を毎年立ち上げ、1500トンSWU/年とする計画だったが、新型機の導入が困難で2012年以降の最新型機導入。75トンSWU/年相当操業中だったが、9月12日に停止。…

投稿 5月12日
解説3の3:ウラン残土撤去の約束=果たされない罪

岡山県の人形峠付近で掘り出したウラン残土を放置していたことがありまして、それを放置された地域の住民との約束を動力炉核燃料開発事業団が交わした協定書がありました。90年8月31日、…

投稿 5月27日
解説4:低レベル放射性廃棄物埋設施設

1号廃棄物埋設地に埋設する廃棄体:原子力発電所の運転に伴って発生する濃縮廃液、使用済み樹脂、焼却灰などをセメントやアスファルト、プラスチックを用いて均質、均一に容器(200リットル…

 

投稿 4月7日
0.再処理工場の問題点

はじめに 青森県下北郡六ヶ所村に核燃サイクル施設の設置が認められたのは、1985年4月9日の青森県議会全員協議会で、当時の北村知事が「核燃受け入れて然るべき」と発言したことによります。…

投稿 4月10日
1.高速増殖炉とセットだった六ヶ所再処理工場

今まで六ヶ所再処理工場の問題でいろいろ取り組んできましたが、やっぱり完工延期というのは非常に意味があります。完工が2022年に延びたということで、それを中心にお話ししていきたいと思い…

投稿 4月11日
2.「プルトニウムを取り出す」とは

プルトニウムと言うと、みなさん長崎型原爆の材料だと連想するかもしれません。だが、「原子力発電所で4年位運転しているうちに、初めは核分裂しやすいウラン235を燃やしているのですが、核分裂…

投稿 4月13日
3.1956年の「再処理」構想

この核燃サイクルと言うのはいつ頃進められたのかというと、1956年9月6日にもう決まってしまいました。今から64年ぐらい前ですね。この時に「燃料の再処理」という言葉がもう出ています。それ…

投稿 4月14日
4.日米原子力協定の現状と期待

85年4月9日に核燃細工施設の受入れが決まった後に当時の日米原子力協定が再発効しました。これまでの東海村の再処理工場の方は個別的同意ということで、再処理するたびに同意を必要としていた…

投稿 4月15日
5.核燃料・核廃棄物運搬船の話

高レベル放射性廃棄物一時貯蔵施設は、核燃3点セットとは別で、後から追加された4点目の施設です。日本の電力会社が使用済燃料の再処理を英仏両国に依頼して、再処理した後に出る高レベル放射性…

投稿 4月16日
6.2022年に再処理工場完工できるのか?

24回目の再処理工場の工期延期発表が2020年8月21日にありました。問題は、その後嘘っぽい計画が出されていることです。この時2021年上期完工にこだわった日本原燃に対して、更田原子力規制…

投稿 4月16日
7.7千億円のお金を突っ込んでも計画通りにはいかないのでは

今、六ヶ所再処理工場では約6千人(日本原燃の社員が約2千人、原子力メーカーの社員等が約2千人、原子力技術のない作業員等が約2千人)働いているそうなんですが、設計及び工事の方法の認可申請(略…

投稿 4月16日
8.無理やり動かそうとしている日本原燃

日本原燃側の姿勢としてはこういうことをやろうとしているし、これを決定したわけです。 2020年の7月16日のデーリー東北の新聞記事があるんですが、今まで安全対策工事でもなんでもそうだけど…

投稿 4月18日
9.パブコメへの応募件数が少ない

2020年9月2日、むつの使用済核燃料中間貯蔵施設の審査書案が了承されました。それから1月の間パブコメを実施しました。しかしパブコメ件数が確か60何件しか応募がありませんでした。再処理のほう…

投稿 4月18日
10.再処理工場の致命的欠陥は

① 世界で最後の湿式再処理工場 六ヶ所再処理工場の致命的欠陥はいくつかありますけど、まず、世界で最後の湿式再処理工場ということがあります。六ヶ所再処理工場は、仮に成功しようが不成功で…

投稿 4月19日
10(追記1) 環境への放射能放出はいつ開始されるか

2020年11月18日、原子力規制員会に日本原燃の増田社長が招かれ、「日本原燃における安全性と技術力向上の取組み」というパワーポイントで説明を行った。その資料の中の13ページには、現在六ヶ所…

投稿 4月20日
10(追記2) 再処理工場の核のゴミの現状について

六ヶ所再処理工場がアクティブ試験を行い、約2年半かけて約425トンの再処理を行ったことがあるので、その時の再処理実績を紹介しながら、それ以降に核のゴミが出ているので、その量も併せて紹介…

投稿 4月19日
11.経産省と規制庁で附合しない数字

2020年7月21日に行われた省庁交渉に参加して、経産省と原子力規制庁の職員に対して、使用済燃料を800トン処理した場合にプルトニウムはどれくらい出ますかと質問しました。 原子力規制庁の…

投稿 4月20日
12.ごまかされないように申請書から拾って表にした

最新の事業申請書には、六ヶ所再処理工場を1年間で800t再処理した際に出て来る核のゴミがどんな種類のもので、どの程度の量が出るのかということで書いています。 プルトニウムと回収ウランの…

投稿 4月21日
13.事故への対応は本当に大丈夫なのか?

他の国では再処理工場全体で事故を起こしているのですが、恥ずかしいことに、プールの漏水は六ヶ所再処理工場でしか起きていません。他の国では起きていない。原子力の先進地では起きていない…

投稿 4月21日
14.高木仁三郎さんの想定図

高レベル放射性廃液が100 ㎥溜った時に、その1%が漏れた時ということで(現在は211 ㎥貯まっていますから当時の2倍くらいの量となっています)その100 ㎥の時の1%ということで、原子力資料…

投稿 4月22日
15.空振りに終わったスクープ

六ヶ所再処理工場は、誰のお金でこんな大きい危険なものが動くことになっているのかということについて解説します。 これは建設当初の試算です。再処理工場を作りました。建設40年操業してごみの…

投稿 4月23日
16.誰のお金でこんな危険なものが動くの

再処理工場に掛かる費用に関する議論が終わって、じゃあ、このお金誰が払うの?と言った時に、電力会社の方が「こんなお金出せません」、国も「出しません」となりました。 それで色々考えた結果…

投稿 4月23日
17.再処理費用も電気料金から

電力料金明細書を見ると、再処理費用は載ってきません。最近載っているのは、自然環境にやさしい電気のエネルギーだとかで、そういうのは載ってきますがここは隠しているのです。ということで、…

投稿 4月25日
18.冷却機能の喪失による「蒸発乾固」が一番こわい

六ヶ所再処理工場の重大事故の過酷評価を消しちゃっていいのか、と言う話です。 さっきの高木さんが作った図よりももうちょっと小さいやつで、被ばくのイメージを考えてほしいんですが、結局…

投稿 4月29日
19.現場作業員が修復に当たる際の最大放射線量は250ミリシーベルト

高レベル放射性廃液の蒸発乾固の事象について、様々なことを一応検討していますが、現場作業員が修復に当たる際の最大放射線量は250ミリシーベルトを超えないということになっています。福島の…

投稿 4月30日
20.「嘘」が混じっている審査結果

日本原燃の事故評価が高木さんの評価とあまりに違いすぎるので、本当にこれで正しいのかなあと私は疑問に思っています。おそらくは嘘なんだろうと思います。蒸発・乾固した時、日本原燃は最初…

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投稿 4月6日
TOPIC:貯槽等にプルトニウム沢山あるよ

2021年4月2日 デーリー東北3面 使用済核燃料再処理計画の変更を届け出 原燃、規制委に 日本原燃は1日、原子力規制委員会に使用済み核燃料再処理工場(六ヶ所村)の使用計画変更を届出た。…

投稿 4月6日
TOPIC:4・9反核燃の日集会がコロナ感染拡大で中止に

1985年4月9日に、当時の北村知事が、青森県議会全員協議会(議決機関ではない)で核燃受け入れを決めて以来、毎年抗議の集会を開催しています。昨年と今年は、コロナの影響で開催できません。…

投稿 4月14日
TOPIC:放射線測定器のテスト

六ヶ所再処理工場が運転開始したら、相当な放射能障害が発生するのは間違いないが、それを計る機械がないと五感では感じられない。10年前の3.11以降、急きょ求めた2台の測定器(日本製が…

 
 

【柏崎刈羽原発再稼働に関する署名】

<地域をとわず全国>(内閣総理大臣・原子力規制委員会あて)
 東京電力・柏崎刈羽原発の「設置許可取り消し」を求める署名

柏崎刈羽原発では、ID不正入室事件、工事未了問題、核セキュリティー問題など、以前にもまして垂大問題が相次いでいます。
福島原発事故を起こした後も根本的な反省が見られない中、不祥事を繰り返す東京電力には原発を管理する能力や資格がないことは明らかです。

署名実施団体:原発を再稼働させない柏崎刈羽の会
ネット署名 リンク
署名用紙(PDFダウンロード
第一次集約 2021年6月30日  第二次集約 2021年9月30日

 
参考ブログ
柏崎刈羽市民ネットワーク
https://ameblo.jp/kk-shimin-net/entry-12670193613.html

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<新潟県民の方>(新潟県知事あて)
 原発再稼働の是非を県民が決める署名

原発再稼働の是非を決める際には、公約を守り わたしたち県民の声をしっかりと聞いてください

署名実施団体:原発再稼働の是非を県民が決める会
ネット署名 リンク
署名用紙(PDFダウンロード
第一次集約 2021年6月30日  第二次集約 2021年9月30日

 

再稼働阻止ネットニュース21号を発行しました。
東電福島第一原発事故から10年。各地の取り組み特集号です。

発行物(再稼働阻止ネットニュース)

東電福島第一原発事故から10年、地震列島日本に原発はいらない
 老朽被災原発東海第二の再稼働許すな!
 3.11日本原電本店抗議に230名

 2021年3月11日(木)17時~18時  日本原電本店抗議-東京秋葉原

日本原電まえ抗議

 

茨城からも参加

 

大横断幕、忘れまい!3.11反戦・反原発の会/千葉、ひろば葛飾

 

原電(新築されたビル)には社名を掲げるものは何も無く、対面での申入れ書受け取りを拒否する机だけが置いてあった。


 
「10年目の311、日本原電 東電本店前をめぐる」(撮影 UPLAN様)
https://www.youtube.com/watch?v=NtaA1EBFAjM

2021年3月11日、東電福島第一原発事故から10年 東京電力まえで650名が怒りの声上げる

第90回東電本店合同抗議開始を告げる多摩川太鼓   鎌田慧さんのスピーチ

 

落合恵子さんのスピーチ   東電担当者に対し申入れ書手渡し

 

東電本店抗議に650名が参加。東電福島第一原発事故から10年が経過したが何も解決していない。
闘いはここからだ。

 

閉会挨拶「東電の責任を追及し、原発再稼働を許さず、脱原発社会をめざそう」ピースサイクル吉野さん

 

 
OutPlanetTV「核被害に10年の節目はない」東電前で抗議行動」
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2554

「10年目の311、日本原電 東電本店前をめぐる」(撮影 UPLAN様)
https://www.youtube.com/watch?v=NtaA1EBFAjM