Category Archives: 関東

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川内原発再稼働阻止 院内交渉集会
~規制委の姿勢と川内原発の再稼働審査を問う~

日時 2014年5月29日(木)14時~17時
場所 参議院議員会館 B108会議室

【タイムスケジュール】
 14時 (ロビーで通行証 配布)
 14時15分~15時   事前説明会
 15時   ~16時半  規制庁交渉
 16時半  ~17時   総括集会

【内容】
 ・原子力規制委員会の新規制基準と審査について
 ・川内原発審査の地震評価について
 ・川内原発審査の火山評価について
 ・川内原発審査の地質評価について
 ・川内原発の避難計画について

主催:再稼働阻止全国ネットワーク
問合せ メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp
TEL 070-6650-5549、FAX 03-3238-0797(再稼働阻止全国ネットワーク宛と明記)

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原子力規制委員会は、審査会合を110回以上も開催し、今年3月には川内原発の「審査書案」作成に優先的に着手、更には、今週21日、高浜原発の優先審査まで方向付けしました。

福島第一原発事故を踏まえていない新規制基準、地震対策も火山噴火対策もプラント評価も全く不十分、避難対策も住民理解も得られないまま、審査が行われています。また、福島第一の放射能汚染水対策は不十分です。このような状況で、原子力規制委員会の川内原発再稼働承認は認められません。

「再稼働阻止全国ネットワーク」の呼びかけで、新規制基準が施行されてからのべ9回にわたって原子力規制委員会への抗議行動を実施してきましたが、5月14日、原子力規制委員会(東京・六本木)を含む全国の原子力規制現地事務所に対し、全国各地から一斉抗議行動を実施しました。各地の申入れに対して規制委は未だ回答を出していません。

今回は、再稼働審査に邁進する規制委の姿勢を問うとともに、特に川内原発についての地震評価・火山評価・住民避難に的を絞った質問を準備しています。

5月21日の福井地裁・大飯原発3、4号機運転差し止め命令の素晴らしい判決をテコニに、規制委・規制庁を追求しましょう。是非ご参集ください。
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川内原発再稼働をやめろ!全国一斉規制委抗議行動
「規制委」抗議行動の第一波行動
首都圏及び原発現地・周辺の方々の同時行動への参加を呼びかける

日時 5月14日(水)12時~13時
場所 原子力規制委員会まえ(港区六本木1-9-9 六本木ファーストビル)
   地図 http://www.nsr.go.jp/nra/map.html
アクセス 南北線「六本木一丁目駅」徒歩4分、日比谷線「神谷町駅」徒歩8分

呼びかけ・問合せ
 再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549 info@saikadososhinet.sakura.ne.jp

協力 原子力規制を監視する市民の会 http://kiseikanshishimin.jimdo.com/ @kanshi_chu

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再稼働阻止全国ネットでは、新規制基準が施行されてから連続的に原子力規制委員会への抗議行動を実施してきましたが、規制委は、先行原発の評価成績表を出し川内原発の「審査書案」作成に着手しています。

東電福島第一原発事故の教訓を何も踏まえていない新規制基準で、地震対策も火山噴火対策も全く不十分なまま、また、避難対策も住民理解も得られないままの再稼働容認はあり得ません。まして、放射能汚染水対策も廃炉への道も見えず福島第一の現状をコントロールできていない中で、原子力規制委員会の再稼働容認は許せません。

私たちは4月26日~27日に開催した全国相談会の場で、再稼働促進組織・原子力規制委員会を糾弾するため、原子力規制委員会(東京・六本木)のみならず、全国の規制庁現地事務所(*)に対しても各地の仲間が抗議行動をきめました。5月14日は全国一斉規制委抗議行動の第一波行動です。首都圏及び原発現地・周辺の方々の参加を呼びかけます。
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原子力規制庁は、地方体制として次のように公表しています。(原子力規制庁パンフレットより)
原子力規制事務所(22カ所)・・・原子炉サイト近傍に、原子力保安検査官、原子力防災専門官を配置
六ヶ所保障措置センター
横須賀原子力艦モニタリングセンター
地域原子力規制総括調整官・・・立地県の県庁等に駐在し、関係機関と連携


【愛媛(伊方原発)での取り組み】
 ○日時 2014年5月14日(水)12時30分 集合、 13時から 申入れ
 ○場所 伊方町役場前か生涯学習センター(伊方町役場に隣接)1Fロビー
 ○呼びかけ団体
 ・再稼働阻止全国ネットワーク 伊方の家 TEL 070-5372-6030(八木)
 ・八幡浜・原発から子どもを守る女の会 TEL/FAX 0894-22-4239
 ・伊方原発反対八西連絡協議会 TEL/FAX 0894-24-0516
 ・原発さよなら四国ネットワーク TEL/FAX 089-933-4327
 ・伊方原発50km圏内住民有志の会 TEL 090-1175-0849

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★学習・討論会へご参加ください

原子力規制委員会・規制庁 総批判[仮題]

日時 2014年 4月 17日(木)19:00~21:00
場所 スペースたんぽぽ(東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4F)
資料代 800円

テーマ:
原子力規制委員会・規制庁 総批判(仮)、川内原発「優先審査」の怪?不当さ、 規制委の本質、規制委とどう戦うか ほか

主催 再稼働阻止全国ネットワーク
問合せ 再稼働阻止全国ネットワーク事務局(メールまたはFAX)
info@saikadososhinet.sakura.ne.jp  FAX 03-3238-0797

♥ 春の空に300個の赤風船あがる - 経産省前テントひろばにて – ♥

メリー・ポピンズはパラソルをさして東の空からやってきた

その同じ春風にのって、「3・11」の午後1時

経産省前テントひろばから300個の赤い風船が飛んでいった。

経産省のビルの窓の前を横切り、「事故の責任をとれ」と叫びながら。

 テントひろばは福島の諸集会に参加者を送る一方、官庁街の昼休みの時間帯、抗議集会を持つことにした。事故が起こった福島や、原発が立地する自治体のみならず、経産省前テントひろばも「原発現地」という考え方をとることにした。

 なぜなら、原発を「ベースロード電源」と位置づけ、原発再稼働を狙う原子力マフィアが集中しているのはこの東京、この霞が関一帯だからだ。

 テントひろばは再稼働に抗する原発現地の隊列に加わる。抗議集会には約100名が参加。最初にテントひろば代表、福島・双葉町から東京に避難している女性、再稼働阻止ネットの代表が発言を行った。そのあとは1分間スピーチに移ったが、この日、初めてテントにきたという人が2人も発言してくれたのはうれしかった。「脱原発かわさき」の仲間の「わっしょい、わっしょい」から始まるショートコールで大いに意気も上がった。

 最後に再稼働阻止ネットの「風船プロジェクト」から、全国各地で風船行動が取り組まれていることの報告をしてもらい、テントひろば前の交差点内からも風船をあげた。

 カウントダウンして一斉にあげた瞬間、「わっ」という声が上がり、青空に映える赤風船に皆が見とれた。

 風船上げはささやかな、罪のない行動かもしれない。でもそれは、目に見える行動を各地で連携しながら取り組むことによって、再稼働阻止行動の全国的連帯を象徴している。

 福島の事故は現在進行形だ。福島の人々への賠償、生活の再建は果たされていない。3月8日の郡山の集会の最後、女子高校生が訴えていた。

「原発を作らせたのは大人の責任、原発をなくしていくのは子どもの義務だ」と。

老いも若きも手を携えて、再稼働阻止、原発のない社会を目指していこう。

イチエフ危機を隠すな、「再稼働ありき」の審査をやめろ
2・19規制委前抗議行動 報告

(再稼働阻止全国ネットワーク 木村雅英)

 2月19日(水)夜、再稼働阻止全国ネットワークは、「原子力規制委員会は再稼働促進委員会だ、再稼働適合審査を止めろ、規制委は100ミリSv/年以下の安全、20ミリSv/年以下の帰還を押しつけるな!」と訴える抗議行動を原子力規制委員会ビル(六本木ファーストビル)前で実施した。新規制基準が施行された昨年7月8日以来、断続的に実施してきた規制委への抗議行動、6回目の今回は夜に開催し約40名が抗議の声を上げた。

 まず、再稼働阻止全国ネットワーク共同代表の柳田さんが、規制委員会が、イチエフの水汚染対策を放っておきながら原発再稼働に向けて多数のサイトの原発の再稼働審査を実施している現状を説明し、全国の立地・周辺住民の強い怒りを表明した。続いて、この日午前中に行われた規制委員会定例会議の傍聴者から、定例会議で再稼働審査の今後の進め方が論じられ、「審査書案」の作成、科学的・技術的意見募集、立地自治体からの要請に基づく「公聴会」の実施などが決まったことを報告した。
 続いて、昨年11月から愛媛県の「伊方の家」に行っているYさんから、伊方原発の再稼働審査で570ガルという非常に小さな値が四電から提出され、専門家の意見を無視して規制委がそれを容認したことへの怒りをぶつけた。
 7時過ぎに、規制庁の広報担当に申入書を提出した。まず、福島原発事故緊急会議の抗議声明「浜岡原発そしてすべての再稼働審査をやめよ!『20ミリSv』基準を撤回せよ!を読みあげて提出。続いて、再稼働阻止全国ネットワークも申入れ書「再稼働審査を止めてフクイチ汚染水対策・廃炉化に専念せよ! UPZ30km、年間100ミリSv安全、年間20ミリSv帰還を撤回せよ! 立地・周辺地域の事前了解を得よ!」を読みあげて提出した。

それにしても、規制委は、東電が1リットル当たり500万Bqのストロンチウム汚染を半年間も隠し通すことに「汚染水対策検討ワーキンググループ」を3カ月間止めてまでして荷担し、茂木経産相からの審査見通しの圧力に対して理解を示して独立性を放棄した。20日にも新たな高濃度汚染水漏れが報道されている。続けて規制委を監視し抗議し追及していかねばならない。

20140219_1

2・19規制委前抗議行動 要請書

原子力規制委員会 委員長 田中俊一様
委員 島﨑邦彦様、更田豊志様、中村佳代子様、大島賢三様
原子力規制庁 長官 池田克彦様、次長 森本英香様

再稼働審査を止めてフクイチ汚染水対策・廃炉化に専念せよ!
UPZ30km、年間100ミリSv安全、年間20ミリSv帰還を撤回せよ!
立地・周辺地域の事前了解を得よ!

2014 年2 月19 日 再稼働阻止全国ネットワーク

私達は、原子力規制委員会に対して、昨年9月11日、9月25日、10月23日、12月11日に「再稼働審査は止めて汚染水対策に専念せよ!」と訴えてきた。また、本年1月20日には、原発再稼働決定手続きと立地・周辺地域の了解等について参議院議員会館で交渉集会を実施した。

東電福島第一原発(以下イチエフ)では、放射能汚染水じゃじゃ漏れで汚染水タンクが貯まるばかりか、ストロンチウム500万Bq/l高濃度汚染隠しが明らかになり、IAEA からも薄めて海洋放出を検討するように提案され総量規制管理が守れない状態。1~3号機原子炉の状況が不明で、4号炉プールからの核燃料棒取り出し作業中である。新たなアクシデントや自然災害による制御不能、労働者の被爆と減少を私達は懸念している。イチエフ廃炉への工程も延ばし延ばしで福島の人たちの人生設計が不可能な状態だ。

一方、フクイチ事故の張本人である東京電力が柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働を申請し、「あれはあれこれはこれ」とは行かないと言いながら、規制庁・規制委は既に32回も東電と打ち合わせをし、審査会合を3回も実施している。更に、規制委は年間20mSv の空間線量を持つ地域への住民の帰還を容認している。

今一度、規制委・規制庁の発足とこの1年余りの実施施策を振り返ってみよう。「原子力マフィア」出身の委員長や委員、原子力安全保安院から横滑りの規制庁職員、元警視総監の規制庁長官で2012年9 月に発足した原子力規制委員会は、東電福島原発事故状況を明らかにせず水汚染対策・事故収束・事故検証・廃炉化等当然実施すべき手立てをしないままに、私たちを欺きながら、巧みに既存原発の再稼働を目論んで、次の施策を実施してきた。

① 原子力災害対策基本法の制定と防災計画・訓練の押しつけ、特に間違いだらけの拡散シミュレーションによる30km圏への影響範囲の限定
② イチエフ事故検証も不十分なままに再稼働促進の為の再稼働ありきの「新規制基準」の制定
③ 被曝健康被害について100mSv安全・20mSv帰還など、被害者の被曝を容認する非科学的考え方の提言
④ 3.11事故を真摯に受けとめる外部有識者を入れずに、規制委・規制庁のみで「新規制基準」適合性審査を実施し、決定しようとしている

以上の認識にたって、私達は次のことを要請する。

1 規制委・規制庁は、福島第一原発の放射能汚染水対策・廃炉化に専念しなさい
規制委設置法でいう「国民の生命、健康及び財産の保護、環境の保全並びに我が国の安全保障に資する」ために今なすべきことは、放射能汚染水対策と廃炉化を世界の英知を集めて実施することだ。

2 規制委・規制庁は、原発再稼働のための審査を中止しなさい
(1) 発電用軽水型原子炉の新規制基準を破棄しなさい
(2) 再稼働の為の審査は直ちに中止しなさい
(3) 特に、東電の柏崎刈羽原発は、放射能汚染水対策と廃炉化の先が見えるまで審査を止めなさい

3 規制委は、100mSv/年以下の安全、20mSv/年以下の帰還を押しつけるな!
規制委は二つの検討チームによる提言で、2013年3月に「健康管理のあり方の提言」として100mSv/年以下の被曝で健康リスク増が無いと誤解する文を挟み込み、11月20日に「帰還に向けた安全・安心対策」として20mSv/年以下の地域に被害者が帰還することを容認した。「有意差無し」と「影響なし」とを混同し、被害者の健康よりも「安全・安心」を押しつける非科学的暴挙だ。せめて「チェルノブイリ基準」(5mSv/年以上:移住義務ゾーン、1mSv/年以上:移住権利地域)を遵守せよ。

4 規制委・規制庁は、立地周辺地域の事前了解を得よ、また対象地域を拡大せよ、UPZ30km圏では狭すぎる
島根原発から30km圏の出雲、安来、雲南の3市長が要望したように、また鳥取県と島根県との覚書にあるように、事前了解の対象範囲を周辺自治体に広げよ。
また、地域ごとのワーキングチームによる防災計画・避難計画の状況を公表せよ。
また、30km圏外にも放射能汚染が発生しうることは飯館村の被害が実証している。
以上、「国民の生命、健康及び財産の保護、環境の保全」のために規制委・規制庁が今なすべきことは、原子力マフィアの要請に答えて再稼働審査を拙速に実施することではなく、福島の被害者が訴えるように福島第一原発の放射能汚染水対策、収束作業・廃炉対策に専念することである。

以上、規制委員会・規制庁に強く申入れするとともに、後日回答を求める。

再稼働阻止全国ネットワーク
メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp
TEL 070-6650-5549 FAX 03-3238-0797(再稼働阻止全国ネットワーク宛と明記)

1月20日(月)午前、再稼働阻止全国ネットワークは規制庁に対し、再稼働に至る手続き、地元の理解に関する質問および要請の交渉を行いました。
当日は、原発立地県から約40名が参加。議員の出席もあり、全国からの訴えの声を届けるとともに、いくつか規制庁の興味深い回答を得ることができ、全国合宿(18日~19日)で確認したように、原子力規制委員会が「再稼働促進組織」であることが一層明らかになになりました。

◆政府交渉の概要

日時 2014年1月20日(月)10時~12時
場所 参議院議員会館B109会議室

出席(規制庁)
布田洋史安全規制管理官補佐、中島和弘政策評価・広聴広報課長補佐、新保一彦原子力防災課長補佐

申入れ者
原発現地(泊、福島、志賀、伊方、玄海、川内)および再稼働阻止全国ネットワーク

主要テーマ 原発再稼働に至る手続きと住民の理解
当日の映像アーカイブ(協力 U PLAN)


原子力規制委員会への質問項目

【1】原発再稼働決定手続きについて
(1)  2012年7月の大飯3、4号機の再稼働に当たっては、原子力安全・保安院の確認、原子力委員会の確認(2次評価無し)、地元・周辺自治体の理解、福井県原子力安全専門委員会の確認、福井県知事の意志確認、関係閣僚会議決定という手続きが踏まれた。昨年9月に規制委が発足し新規制基準施行後初めて再稼働が準備されているが、国全体の再稼働決定手続きを具体的に明らかにしていただきたい。
(2) 原子力規制委員会で新規制基準に対する適合性審査が行われている。規制委員会での適合性審査で合格と確認されるまでの手続きを教えていただきたい。 更田委員(プラント)チームの確認、島崎委員(地震・津波)チームの確認、現地最終確認調査、規制委員会決定という手順で行われているのか確認します。
(3) 地元の理解、原子力災害対策は、適合審査ではどう扱われているのか。

【2】立地・周辺地域の了解について
(1) 原子力規制委員会・規制庁の役割、現地事務所の役割をそれぞれお示しください。
(2) 立地・周辺地域の了解と対象地域の範囲について、30km圏の全都道府県と全市町村を含むのか。了解を得る範囲を規定している根拠は何か。
(3) 福島原発事故の影響範囲は何km圏までであったか確認します。
(4) 拡散シミュレーションのモデル検証はしたのか、風船飛ばしの結果をどう評価しているのか。

【3】自治体の了解を得る方法について
(1) 住民の了解はどのようにして得るのか。 
(2) 漁協の了解はどのようにして得るのか。
(3) 議会の了解はどのようにして得るのか。
(4) 知事・市町村長の了解はどのようにして得るのか。
(5) 泉田新潟県知事が何度も田中委員長との面談を求めたのに、田中委員長は東電社長や自民党塩崎議員とは面会しながら、泉田知事とは一度も会っていません。なぜですか? そのことについての規制委・規制庁の見解を聞かせてください。

【4】防災計画、防災訓練について
(1) 防災計画や防災訓練と規制委・規制庁とのかかわりについてお聞きします。防災指針を作るのは規制委、サポートは内閣府、実施は自治体ですか。どのような役割分担で機能しているのですか。
(2) 地域防災計画は、135市町村のうち122市町村が作成・公表とされているがその進捗状況をお聞きします。
(3) それぞれの住民の理解は得られていますか。安定ヨウ素剤の配布運用について住民の理解は得られていますか。
(4) 避難計画について、6地域(泊、福井、伊方、玄海、川内)の避難計画を簡単に説明してください
(5) それぞれの地域防災訓練の実施状況を教えてください。
(6) 原子力総合防災訓練(川内、10月)について、どう評価・総括していますか。東京からの出張者多数で準備したTV会議が必要な時に機能しますか?
(7) 通遮断や渋滞を考えると要援護者を含め住民避難は不可能ではないか? 
(8) なぜSPEEDI情報を住民に提供しないのか。

【5】原子力安全協定について
(1) 各原発立地における協定の実態を具体的に教えてください
(2) 立地自治体と周辺自治体の安全協定についての考え方を教えてください。
(3) 島根県-鳥取県の協定は重要だが、この実例を各地に広げていますか?
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(このイベントは終了しました)

「再稼働阻止全国ネットワーク」全国合宿

◆日時 2014年1月18日(土)、19日(日)、20日(月)
◆場所 スペースたんぽぽ(千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル4F)
◆参加費 1000円(カンパ歓迎)
◆内容(詳細後日)
 1月18日(土)午後~ 再稼働阻止のための情勢と具体的な取り組み |夜 交流会
 1月19日(日)午前 具体的計画の検討  午後 サイト別の取り組み
 1月20日(月)午前 原子力規制委員会への申入れ行動(東京・六本木)

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呼びかけ

安倍政権は、エネルギー計画の「原発ゼロ」を撤回し、関連する諸会議や分科会などから脱原発派を締め出し原子力ムラを復活させました。原子力規制庁と規制委員会は、再稼働審査の対象である5電力会社の7原発のうち、先行する伊方や川内原発の提出済みの資料が、29項目のうち半数程度の現状を打開するよう電力会社に求め、来春の再稼働に向け審査のピッチを上げています。四国電力社長は、伊方原発の再稼働を年度内に行うと発表、規制委員会へ再稼働審査資料提出の年内完了をめざしています。

福島第一原発の「汚染水」対策も進めず、使用済み核燃料の保管場所も決まらないまま、再稼働のための審査を認めるわけにはいきません。巨大地震が迫る日本列島各地の再稼働は、第2第3の福島をもたらすことは火を見るより明らかです。

これに対し、伊方では12月1日の松山集会に8000人を集め、四電と伊方町に対する申し入れを行い、12月15日には川内現地では40年ぶり過去最大1800名の集会を成功させ、13000戸にビラ入れを行い再稼働に備えています。

この重大情勢を前にして、原発再稼働阻止全国ネットワークは来る1月18日から20日にかけて、東京で全国合宿・交流会を開催します。緊急時に備え、全国の原発現地で闘う方たちの知恵と力を集中し、来春再稼働を阻む具体的な計画を練り上げたいと考えました。年明けのお忙しい折とは存じますがふるってご参加ください。

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◎原発立地地域からの参加者の方に、交通費と宿泊費の半額を補助いたします(各地域2名まで)。原発立地地域からご参加のかたは、事前に下記問合せ先までご連絡ください。

◎討論の内容は具体的方針の論議に絞りますので、各地域の活動報告はA4にまとめて100部お持ち下さい。配布資料とさせていただきます。

主催・問合せ 原発再稼働阻止全国ネットワーク
メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp
TEL 070-6650-5549  FAX 03-3238-0797(再稼働阻止全国ネットワーク宛)

12・11規制委前抗議行動に多数の参加を! 被害者の怒り・原発現地の怒り・脱原発の訴えを叩きつけよう!

「柏崎刈羽の審査を止めろ」「20ミリSv帰還を強要するな!」
12・11規制委員会前抗議行動

日時 2013年12月11日(水)12時~13時
場所 原子力規制委員会ビル前(港区六本木1丁目9番9号 (六本木ファーストビル)
地図 http://www.nsr.go.jp/nra/map.html
交通 南北線「六本木一丁目駅」徒歩4分、日比谷線「神谷町駅」徒歩8分

主催 再稼働阻止全国ネットワーク
協力 原子力規制を監視する市民の会

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原子力規制委員会は再稼働促進委員会!

 「原子力マフィア」出身の委員、原子力安全保安院から横滑りの規制庁職員で昨年9月に発足した原子力規制委員会は、私たちを欺きながら巧みに既存原発の再稼働を目論んできた。東電福島原発事故状況を明らかにせず水汚染対策・事故収束・事故検証等の当然実施すべき手立てを全くしないままに、①パブコメ無しでの原子力災害対策基本法の制定と防災計画・訓練の押しつけ、②活断層調査付の、再稼働促進の為の大甘「新規制基準」の制定、③被曝健康被害について100ミリSv安全・20mSv帰還など被害者の被曝を容認する非科学的考え方の提言、④安倍政権・経済界・電力会社・内外「原子力マフィア」におもねり、外部有識者無し(規制委・規制庁のみ)で「新規制基準」適合性審査の拙速実施、を続け、8サイトの原発の安全性確認を順次決定して再稼働を促進しようとしている。
 

柏崎刈羽の再稼働適合審査を止めろ!

そんな中で、東電福島第一原発の状況は悪化するばかり。海に流れ込む大量の高濃度汚染水=毒の水は、全地球的問題として海外メディアも注視、一刻の猶予もならない「レベル7+3」。11月18日には全世界の心配注視を受けながら4号機の核燃料1533体の移送が始まったがこれから1年余りは綱渡り状態が続く。一方、1~3号機の核燃料はメルトダウン・メルトスルーして全く状態が不明で放射能汚染を最小限にして廃炉にする道も全く見えていない。労働者の被曝と不足も海洋汚染もフクイチ周辺の被曝も再度の大地震発生も心配で、「東京オリンピックどころでは無い」との声も多い。

にもかかわらず、東電が申請した柏崎刈羽の再稼働適合審査も、「あれはあれこれはこれとは行かない」などと言っておきながら、10月から隠れて10回もヒアリング、とうとう11月21日には正式に規制委員会の適合性審査を開始した。私たちの怒りは沸点に達したている。
規制委は100ミリSv/年以下の安全、20ミリSv/年以下の帰還を押しつけるな!
規制委は二つの検討チームからの提言で、100ミリSv/年以下の被曝で健康リスク増が無いと誤解する文を滑り込ませ、11月19日の規制委で20ミリSv/年以下の地域に被害者が帰還することを容認した。被害者の健康よりも「安全・安心」を押しつける非科学的暴挙だ。

(このイベントは終了しました)

「再稼働審査やめて、汚染水対策に注力せよ!」10・23規制委員会前抗議行動
 9/11、9/25に続く第3弾行動です。ぜひご参加ください!

日時 10月23日(水)ひる12時~13時
場所 原子力規制委員会ビル(六本木ファーストビル)前
   http://www.nsr.go.jp/nra/map.html 港区六本木1丁目9番9号
最寄り駅 南北線「六本木一丁目駅」徒歩4分、日比谷線「神谷町駅」徒歩8分
主催 再稼働阻止全国ネットワーク 協力 原子力規制を監視する市民の会
問合せ 再稼働阻止全国ネットワーク 070-6650-5549

●東電福島原発事故の状況は「コントロール」されていない、拡大している!
 2011年3月11日以降、東電福島第一原発事故は収束したこともコントロールできたこともない。大量の汚染水流出問題はレベル3の非常事態となり、事故は「レベル7+3」に拡大した。東電福島第一原発は、核燃料の状態も分からず、高濃度汚染され、労働者に高い被曝を強いて使い捨てにしており、全体のリスクの説明も明らかにされず、廃炉への道筋が全く見えていない。

●汚染水は港湾内に「ブロック」されていない
 放射能汚染水は海洋に垂れ流し状態であることは、海洋の放射能測定や魚介類の調査で明らかである。港湾内にブロックされていない。毎日次々に明らかにされる報道は、海に流れ込む大量の高濃度汚染水=毒の水が、東日本の漁民を恐怖に陥れているのみならず、全地球的問題として海外メディアも注視している。一刻の猶予もならない現在の日本の最大問題なのだ。

●電力会社は再稼働ラッシュ
 このような状況下、各電力会社は新規制基準施行直後から原発12基を再稼働申請した。福島原発事故の責任を負う東電は、国から事故収束のために多額の支援を受けながら、一方で無責任にも柏崎刈羽原発2基の再稼働申請をした。今すぐにでも東電は破綻させるべきだ。

●規制委は汚染水問題に責任を負え!安倍の大ウソへの加担を許さない!
 規制委は、以上の東電福島原発事故の状況を一年間放置し、汚染水の海洋投棄を容認し、安倍「嘘」発言を誘発・容認してきた。今も「環境に有意な影響があるような汚染はまだ生じていない」と、大海の希釈と海洋食物連鎖を無視した非科学的な説明によって、民衆を騙そうとしている。

●規制委は再稼働適合審査を中止して、汚染水対策・廃炉に注力せよ!
 汚染水問題が非常事態となっている今も、規制委はその対策よりも再稼動推進のために適合審査を優先し、毎週3回も審査会合を開催し、電力会社の尻叩きさえしている。

事故が拡大している中で何が再稼働審査だ! 
事故が拡大している中で何が原子力総合防災訓練だ! 
今はそのすべての人員とエネルギーを汚染水対策と事故収束に向けるべきだ!
現場(福島第一)に張りつくべきだ!
再稼動審査に向けた現地調査に行かず、フクチの現場にはりつくべきだ!