Category Archives: 関東

(再稼働阻止全国ネットワーク 事務局)

<4/1川内さん講演会の参加者のOさんから>

川内博史前衆議院議員が語る、「東電 ビデオ、真っ黒 事件」
4月1日(月)たんぽぽ舎にて

冒頭、現在「原発ビジネス」チームは総力を挙げてこのまま国民を騙し続けようとしているという話だった。そして私たちはもう騙され続けてはならず、それには自分達で真実を探しだし、掴みとり、そこで得た情報を周りの人々に知らせてゆかなければならない、そういった情報の公開、そこで生まれる議論こそが民主主義の根幹であるということだった。最近、私は「民主主義」がとても気になる。

川内氏は3月13日、昨年来からの計画であった東電福島第一原発の視察に入った。その様子を東電はビデオに収める約束だった。ビデオが正常に映っているのを確認してから建屋に入ったにもかかわらず、視察後「ビデオは真っ黒でした」と告げられる。仕方なく3月28日、5ミリシーベルト/h という高線量の中、氏は再び視察に入る。ビデオ撮影は成功。

2度にわたる東電視察、そしてこれまでの東電や政府に対する徹底的な追及の結果、氏は福島原発過酷事故の原因は東電が主張する「津波」による全電源喪失だけではなく、津波到達以前の「地震の衝撃」による配管の損傷によるものが大きいと主張した。

事故の本当の原因を結論づけるためには、今後更に詳しいデーターを集めてこの「地震原因説」を確立しなければならないのだと解った。今回の講演会ではとても貴重な情報が得られた。配布された資料も力強いものばかり。元気が出た。

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4/1講演会の映像アーカイブと配布資料
http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/archives/2131
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<このイベントは終了しました>

学習会「地震・活断層・規制委について」

地球物理学者の島村英紀さんをお招きして、「日本列島の成立ちと特性」「地震とは」「活断層とは」などなど、解りやすく講演いただきます。そして原発と一連の活断層調査について、市民目線で理解を深めていきたいと思います。

講師 島村英紀さん(武蔵野学院大学特任教授)

日時 2013年4月3日(水) 開場 18:00 開始 18:30(~21:00)
場所 スペースたんぽぽ(千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4階)
資料代 800円
※予約不要、直接会場へお越しください。

主催 再稼働阻止全国ネットワーク
問い合わせ メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp

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関連情報

4月1日(月)講演会「脱原発に向けて真実を語る」
講師 川内博史さん(前衆議院議員)
http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/archives/1919

長周新聞(連載記事より):原発は活断層だけを警戒していればいいのだろうか(島村英紀)
http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/archives/1947

再稼働阻止全国ネットワーク合宿を終えて
全国の原発立地自治体で地域防災計画を策定中。でも…
福島の避難体験 – 「ほんとうに地獄です!」

堀内美鈴(原発さよなら四国ネットワーク)

 1月26日(土)・27日(日)、再稼働阻止全国ネット合宿(東京)に参加しました。首都圏、関西圏、原発現地(泊、柏崎刈羽、福島、志賀、東海村、島根、伊方)から市民、議員たちが集まって、原子力規制委員会の新安全基準や防災指針・計画、自治体の動きについて、互いの情報や課題を共有し、掘り下げ、全国で連携して取り組める活動計画(2月~7月)づくりに集中しました。

・ゲストスピーカー広瀬隆さんから、「高レベル放射性廃棄物の最終処分場は決まっていないことや、ヨウ素剤の全戸配布について、問題意識と世論を高めるための提起」、
・双葉町からの避難者の方から、「原発1.7kmからの避難の実体験」
・横須賀の呉東弁護士から、「東京湾に浮かぶ原子力空母(二つの原子炉)の防災対策は(30キロどころか)3キロ」のお話など、とても貴重な内容でした。

 特に、福島第一原発事故で双葉町から避難した方の体験談は、一人でも多くの人々に伝えたいことばかりでした。東電の防災訓練に(事故以前に)3回参加したにもかかわらず、何ひとつ生かされず、事故の情報も全く知らされないまま、子どもたちを連れて「本当に地獄」のような避難をしたこと…。これまでの原子力防災の法的枠組みや初動体制が、実際の過酷事故では全く機能しなかったことがひしひしと伝わってきました。

 福島の被災者の声を聞かず、大飯を止めることもせず、原子力災害対策指針を出した’規制’委員会。その指針を受けて、再稼働の前提となる地域防災計画を策定しつつある自治体。そのあとは…再稼働の嵐がやってくるでしょう。それをとめるのは、国民の大多数を占める「さよなら原発!」の声、わたしたちの声です。首都圏・関西圏・原発現地・全国の被災地元がつながって、集会や講演会などに取り組み、お互いを激励・応援して世論を高め、大飯をとめ、再稼働を阻止するために、阻止ネットは本領発揮のときを迎えます。

 1泊2日の話し合いの結果、「3・11」前後の全国各地の集会で、「フクシマを忘れない!大飯をとめて!」と、共通のアピールをしてチラシで広く呼びかけることや、3月、5月、7月を主にした各地での取り組みも決まりました。

 合宿を終え、期待と緊張と意欲をふくらませながら、たんぽぽ舎と原発現地の皆さんと「NO OSPREY東京集会」(日比谷野外音楽堂)に向かいました。会場には4000人以上が集まり、沖縄県内の全41市町村の代表者の姿もあり、集会後は東京駅までパレードしました。オスプレイは愛媛県でも目撃され、かつて米軍大型ヘリコプターが伊方原発から800mの山中に墜落する事故も起きています。「原発もオスプレイもいらん!」と、歩きました。

 合宿でいただいた知恵と力をみんなで分け合って、原発ゼロ社会を目指します。これからもどうぞよろしくお願いします。

緊急記者会見

原発「新安全基準」に専門家が警鐘
あまりに狭い規制委の議論、もっと「国民的議論」を!

日時 2月1日(金)14:00~15:00
場所 衆議院第一議員会館第6会議室
Ust中継アーカイブ http://www.ustream.tv/recorded/28954226
(72分)

出席者
井野博満(東大名誉教授/元ストレステスト意見聴取会委員)
後藤政志(元原発技術者/元ストレステスト意見聴取会委員)
青木秀樹(弁護士)
阪上武(福島老朽原発を考える会) ほか

問い合わせ
原子力規制を監視する市民の会 新安全基準プロジェクト
満田(携帯090-6142-1807)

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IWJ togetter http://togetter.com/li/448657

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 現在、原子力規制委員会で進められている新安全基準の議論は、議論の範囲があまりに狭く、拙速です。手続き的には、電力事業者へのヒアリングにのみ時間を使い、批判的な意見の取り込みに消極的です。2週間のパブリック・コメントでは不十分で、関心を有する市民や専門家から意見を聴取し、それを取り込もうという気がみられません。
 これでは、福島原発事故を踏まえた議論とは言えません。また、シビアアクシデント対策について、対応が難しい格納容器などの設計について踏み込むことを避け、追加的でお手軽な対策ですませようとしています。
 この状況に危機感を持つ専門家および市民は、新安全基準の手続き面、内容面双方から、緊急提言を発信します。ぜひご取材ください。

【ここが問題】
対応が難しい設計については変更せず、追加的対策ですませようとしている
:シビアアクシデント(過酷事故)対策のための基準が、設計基準と別途論じられている。そもそもの設計基準を検討しなおすべきである。

立地審査基準について議論しない?
:立地審査基準についても議論し、法制化すべき。

福島原発事故の検証が不足
:たとえば、地震の影響、いったいどれだけの溶融燃料がどのように圧力容器外に出てきたのかなど

お手軽対応のみ、時間のかかる対策を先送り?
:可搬式設備(電源設備、消防ポンプなど)による対応をシビアアクシデント対策として許容している。時間のかかる対策は、再稼働の後でも可。

検討メンバー選定
:6人の外部専門家のうち、4人(山口彰、阿部豊、山本章夫、杉山智之)までもが直近3~4年間に電力会社などから寄付金等の名目で、計約4500万円を受け取っていたなど問題のある検討メンバー選定となっている

2/9 18時~@飯田橋 実践セミナー:
みんなで書こう!原発「新安全基準」&「防災指針」パブリック・コメント

http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/2918-55b2.html

【日時】2月9日(土)18:00~20:00
【場所】東京しごとセンター (東京都千代田区飯田橋3丁目10番3号)
【主催】原子力規制を監視する市民の会
【問い合わせ先】国際環境NGO FoE Japan(エフ・オー・イー・ジャパン)
 ・Tel:03-6907-7217(平日・日中) Fax: 03-6907-7219
 ・担当:満田/090-6142-1807
 ・E-mail: finance@foejapan.org

原子力規制を監視する市民の会より1/23政府交渉・集会の報告

http://kiseikanshishimin.jimdo.com/政府交渉-集会資料/

【報告】ここが問題!原発「新安全基準」院内集会・政府交渉 2013/1/23

昨日、参議院議員会館講堂にて、原発「新安全基準」をめぐり院内集会と政府交渉が行われました。会場は150名以上の方で埋まりました。みなさんありがとうございました。

井野満博さん、後藤政志さん、田中三彦さんはじめ、科学者技術者のみなさん、青木秀樹さん、河合弘之さん、海渡雄一さん他弁護士のみなさん、福島みずほ議員、はたともこ議員、三宅雪子前議員にもご参加いただきました。

政府交渉で対応したのは、原子力規制庁技術基盤課課長補佐田口達也氏他1名で、主に田口氏が対応しました。

新安全基準の骨子案が昨日提示され、その中身について、井野さん、後藤さん、田中さん、青木さんを交え、中身に突っ込んで問題点を指摘したのですが、(続きを読む)

◆2月2日(土)開催 CNIC公開研究会『原子力防災 見直しの課題』

日時:2013年2月2日(土) 午後1時30分~3時30分(午後1時開場)
会場:カタログハウス セミナーホール(東京都渋谷区代々木2-12-2)
[JR新宿駅南口7分]
講師:末田 一秀さん(はんげんぱつ新聞編集委員/自治労脱原発ネット・アドバイザー)
資料代:1,000円
主催:原子力資料情報室
http://www.cnic.jp/4866

12月7日(金)に行った「グレーは黒だ!活断層の上の大飯を止めろ!12・7 規制委員会前ヒューマンチェーン」で、要請書を読み上げました。(当日は手渡し出来ず、後日郵送)

◆素人カメラマンによる脱原発アクション記録<2012.12.7/規制委員会前ヒューマンチェーン>
http://blog.livedoor.jp/girarism/archives/20838045.html
◆IWJによる動画中継アーカイブ
http://www.ustream.tv/recorded/27551306

※なお、毎週金曜日の夕方(19時~20時予定)行っている規制委員会前でのアピール行動は、14日はお休みとし、次回は21日に行います。

「国会不同意、福島第一原発緊急事態状態の」仮原子力規制委員会 
田中俊一委員長、島﨑邦彦委員、更田豊志委員、中村佳代子委員、大島賢三委員 様

<要請書>
グレーは黒です! 活断層の上の大飯原発を直ぐに止めてください!

11月2日に実施された大飯原発の断層調査を踏まえて、調査団は「活断層であることを否定できない」点で一致しました。
国が定めた「発電用原子炉施設の耐震安全性に関する安全審査の手引き」では、活断層であることが否定できない場合は、活断層とすべきとしています。また、「いずれかの調査手法によって、耐震設計上考慮する活断層が存在する可能性が推定される場合は、他の手法の調査結果も考慮し、安全側の判断を行うこと。」とも書かれています。
あきらかに、ただちに大飯原発を止めるべき時です。
にも関わらず、運転したまま、来年2月まで追加調査が計画されています。原子力規制委員会が守るべきルールを平然と反古にしています。これは驚くべき事態です。規制委員会自らが本来なら当然やるべきことを怠り、住民を危険にさらし続けているのです。
12月16日に総選挙が行われますが、大飯原発の危険な稼働をただちに止め、原発稼働ゼロの状態に戻して、主権者の審判を受けるべきです。
本日、私たちは原子力規制委員会・原子力規制庁の皆さんに「大飯原発を直ぐに止めろ」と訴えるべく、ヒューマンチェーンを結びました。
大飯原発3、4号機を直ちに止めてください。

原子力規制委員会を監視する市民の会 (※1)
再稼働阻止全国ネットワーク (※2)


※1 福島老朽原発を考える会(フクロウの会)、国際環境NGO FoE Japan、原発を考える品川の女たち、プルトニウムなんていらないよ!東京、再稼働反対!全国アクション、福島原発事故緊急会議 の各団体と個人。
※2 11月10日に結成された原発立地、首都圏、関西など各地の再稼働反対運動をつなぐ緩やかなネットワーク(呼びかけ5団体:再稼働反対!全国アクション/反原発自治体議員・市民連盟/経産省前テントひろば/ストップ大飯再稼働現地アクション/たんぽぽ舎)

(連絡先)再稼働阻止全国ネットワーク
 東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル5F たんぽぽ舎気付け
 メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp
 TEL 070-6650-5549  FAX 03-3238-0797(再稼働阻止全国ネットワーク宛と明記)

[このイベントは終了しました]

【討論集会】ここが問題-原子力規制委員会-
再稼働ありき?断層調査/防災指針/新安全基準の議論の行方-
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/121-bb88.html

原子力安全保安院のストレステスト意見聴取会で活躍された東京大学名誉教授・井野博満さん(金属材料物性)、浜岡原発訴訟などを闘われている青木秀樹弁護士をお迎えして、原子力規制委員会の議論の最新情報を共有し、論点整理を行うための集会を開催することにしました。大飯原発の活断層調査、防災指針、新安全基準についての議論のポイントを共有し、討論します。お誘い合わせの上、振るってご参加ください。

日時:12月1日(土)13:30~16:30
場所:全水道会館(水道橋駅5分)http://www.nijou.jp/page108.html

内容(予定):
・原子力規制委員会の役割と権限~原発を止めるのはだれ?
 発言満田夏花(FoE Japan)
・新安全基準の議論、ここが問題
 発言 井野博満さん(東京大学名誉教授)、青木秀樹さん(弁護士)
・大飯原発活断層調査と防災指針
 発言 阪上武(フクロウの会)
・利益相反・身内がための「有識者」選定
 発言 杉原浩司(福島原発事故緊急会議)
・ディスカッション

参加費:600円
問合せ:090-8116-7155 阪上まで

主催:原子力規制委員会を監視する有志市民(以下の団体及び個人です)
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)/原発を考える品川の女たち/国際環境NGO FoE Japan/プルトニウムなんていらないよ!東京/再稼働反対!全国アクション/福島原発事故緊急会議/経産省前テントひろば