Author Archives: Wykanri

HUNTER –僭越ながら– 2013年3月4日 09:25

原発の行方
http://hunter-investigate.jp/news/2013/03/post-332.html

 「喉元過ぎれば熱さを忘れる」という。諸外国の事情までは知らないが、少なくともこの国の国民は、災害や事件について、当事者にならない限り意識を持ち続けることが苦手で、最後には「人の噂も七十五日」とばかりに開き直ってしまうという欠点を持っている。
被災地以外で、震災や原発事故についての記憶が風化しているのではないか。発生から二度目を迎える「3.11」を前に、とくに「原発」を取り巻く現状について検証してみたい。

風化
東日本大震災の復興を妨げているのが、福島第一原発の事故によって拡散した放射性物質であることは間違いない。関東大震災や阪神淡路大震災のケースと違うのはこの一点で、ために復旧・復興に膨大な時間と莫大な費用を要することになっている。いまだに約16万人もの人々が避難生活を余儀なくされていることについて、私たちは現実を正しく理解し、痛みを共有しているのだろうか。むしろ大震災の記憶が“風化している”と感じているのは筆者だけではないはずだ。
震災がれきの処分をめぐっては、受入れを表明した多くの自治体で賛否に関する議論が起き、「絆」とは何か考えさせられる事態となった。この間、「安全神話」とやらをばら撒いた国や電力業界では、最悪の状況を招いた責任を誰も取っていない。
普通の国なら「原発は止めましょう」という結論になるはずだし、事実ドイツでは国家としてその方向性を打ち出している。しかし、原爆に次いで原発の被害まで体験したこの国では、福島第一の事故の後始末さえ終わっていないにもかかわらず、逆に原発推進への動きが加速する一方だ。狂っている、と言っても過言ではあるまい。

(中略)

「上関原発」復活の予兆
中国電力が建設計画を進めながら、福島第一以後、計画そのものが事実上凍結されたと思われていた「上関原発」(山口県上関町)に関しても、きな臭い動きが出始めている。
先月、中国電力が出した上関原発建設予定地の公有水面埋め立て免許の延長申請について、山口県の山本繁太郎知事が許可・不許可の判断を1年間先送りする方針を固めた。この間は審査が続くため免許は失効しないのだという。
(中略)

暗躍する原子力ムラ

無責任国家

決めるのは国民
地震列島であるこの国に、原発や高レベル放射性物質の地層処分を求めること自体が狂気の沙汰だ。それでも、原発を続けるというのだろうか。
電気と命、どちらが大切か考えれば分かるはずなのだが、東北の被災地以外では、自分のこととして原発と向き合うことができていない。原発の行方を決めるのは、私たち国民ひとり一人であることを忘れてはならない。

3月開催、福島と全国をつなぐ集会・デモ日程を紹介します。

(再稼働阻止全国ネットワーク 事務局)

 

◆つながろうフクシマ!さようなら原発北海道集会 in いわない
講演、スライドトーク
フォトジャーナリスト 豊田 直己さん、あさこハウス 小笠原厚子さん

  • 日時 3月9日(土)13:00~
  • 会場 岩内地方文化センター(岩内町字万代51-7)
  • 参加費 無料
  • 主催 「さようなら原発1000万人アクション北海道」実行委員会

詳細 http://www.peace-forum.net/blogeuc/?itemid=600

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◆つながろうフクシマ!さよなら原発・全国アクション in 十勝
講演会『倫理から見た原発』
講師 常田益代さん(泊原発廃炉訴訟原告団副団長、北海道大学名誉教授)

  • 日時 3月10日(日)18:30~20:30
  • 会場 とかちプラザ304会議室
  • 参加費 500円
  • 主催 泊原発の廃炉をめざす会十勝連絡会

詳細 http://hairotokachi.jpn.org/2013/02/info/447

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◆東日本大震災・東電福島第一原発事故から2年 さようなら原発北海道講演会 in さっぽろ
ゲスト フォトジャーナリスト 豊田 直己さん

  • 日時 3月11日(月)18:00~20:00
  • 場所 かでる2.7 かでるホール(札幌市中央区北2条西7丁目)
  • 参加費 500円
  • 主催 「さようなら原発1000万人アクション北海道」実行委員会

詳細 http://www.peace-forum.net/blogeuc/?itemid=600

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◆子供たちの未来のためにエネルギーを考える 講演会
講師 斉藤武一さん(泊廃炉訴訟原告団長)

  • 日時 3月11日(月)18時~
  • 場所 岩見沢市 グリーンランドホテルサンプラザ
  • 参加費 無料
  • 主催 北海道平和運動フォーラム、空知地域協議会
    問い合わせ 渡辺(0126-22-4482)

詳細 http://tomari816.com/home/?p=689

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◆さようなら原発・核燃「3.11」青森集会
フリートーク、集会、デモ更新

  • 日時・場所 3月10日(日)
    11:00 フリートーク ・駅前公園(JR青森駅前)
    12:30 集会・駅前公園
    13:00~14:00 デモ行進(ゲスト・鎌田慧さんのミニ講演)
    14:00~14:30 県庁包囲行動
  • 主催 なくそう原発・核燃、あおもりネットワーク

詳細 http://nakuso-gk.net/event/02-311-syuukai.html

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◆福島原発事故を忘れない 女川原発再稼働を許さない!3.16みやぎアクション
アピール行動、講演会

  • 日時 3月16日(土)
    【昼】14時集合15時デモ出発 |会場 錦町公園
    アピール行動 特別ゲスト 藤波心さん(予定)
    【夜】18時開場 18時30分開会(~21時)|会場 仙台市民会館B1F展示室
    「福島に寄り添い、福島を忘れない!みやぎの集い」
    特別講演 「福島原発事故まで何故行きついたのか?」 講師 佐藤栄佐久さん
  • 参加費 無料(カンパ大歓迎!)
  • 主催 女川原発の再稼働を許さない!2013みやぎアクション

詳細 http://dkazenokai.blog.fc2.com/blog-entry-20.html

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原発のない福島を!県民大集会」
アトラクション、県民集会

  • 日時 3月23日(土)11:00~第1部、13:00~第2部
  • 会場 あづま総合体育館(福島市) JR福島駅西口9:30発 シャトルバ運行
  • 主催 原発のない福島を!県民大集会実行委員会
  • 問い合わせ 実行委員会事務局(tel 024-522-6101、fax 024-522-5580 福島県平和フォーラム内)

詳細 http://fukushima-kenmin311.jp/
事務局ブログ http://fukushima-kenmin311.jp/blog

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◆スリー・ノン(3NON)の女たち WALK in 郡山
「3.11はフクシマの現地に立ちたい。自分たちの手作りの何かをしたい」この思いを形に、デモ・交流会

  • 日程・場所 3月11日(月)12:30ビッグアイ入り口付近集合、13:00デモ出発
  • 14時~17時 交流会 教組会館 2F(郡山市桑野2-33-9)
  • 東京からバス参加(新宿発あさ8時<->郡山)費用 往復バス代3000円 食事は各自
  • 現地の女たちと共にデモ行進、MASAのサックスでかんしょ踊り、風船、手作りバナー歓迎。
    デモ後の交流会で「グリーナムの女たち」上映、「イ・ヂョンミ(ミニ)コンサート」、福島報告、キャンドルナイト、リレートーク等。
  • 世話人&連絡先 近藤和子、青山晴江(090-8455-2512)
  • 協力 福島・郡山の女たち

詳細1 http://onna100nin.seesaa.net/article/341943361.html
詳細2 http://onna100nin.seesaa.net/article/324157023.html

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いのちを想う「誓いのキャンドル・みとナイト」
「原発いらない福島の女たち」の提案する誓いのキャンドル・ナイトに連帯して、水戸でもキャンドル・ナイトを行います。

  • 3月11日(月)18:30~19:30
  • 水戸駅南口ペデストリアンデッキ
  • 黙とう、詩の朗読、リレートークなどを行います。
  • 主催 さよなら原発いばらき
    問い合わせ さよなら原発 いばらきネットワーク
    TEL 029-219-1031 FAX 029-219-1032 メール t2hairo★hotmail.co.jp

詳細 チラシ ダウンロード

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◆東電・柏崎刈羽原発差止め訴訟1周年集会
福島原発事故2周年 柏崎刈羽原発の廃炉を求めるつどい

集会とパレード

  • 日時 3月10日(日) 14:00~16:30
  • 会場 柏崎市産業文化会館(柏崎市)
  • 参加費 無料
  • 内容
    ○福島からの報告 荒木田岳さん(福島大学准教授)
    ○柏崎刈羽原発の被害拡散予測シミュレーション ほか
    ○集会終了後、パレード有
  • 主催 東電・柏崎刈羽原発差止め市民の会<脱原発新潟県弁護団、脱原発弁護団全国連絡会
    連絡先 TEL/FAX 025-383-6335 メール kashikarisasitome@gmail.com

詳細 http://www8.ocn.ne.jp/~heiwa/130310kashiwazaki.pdf

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NO!NUKES 浜岡原発を廃炉に!やめまい!原発・浜松ウォーク4

  • 日時 3月10日(日)13時集合、14時デモ出発
  • 場所 JR浜松駅前・市民の木
  • 呼びかけ 呼びかけ やめまい!原発・浜松
    問い合わせ 053-422-4810

詳細 http://rcsuccession.hamazo.tv/e4255941.html

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◆福島・首都圏の集い-福島原発災害に学ぶ-

  • 日時 3月3日(日) 13:30~17:00
  • 会場 明治大学リバティーホール
  • 主催 現代史研究会、経産省前テントひろば、たんぽぽ舎、福島原発事故緊急会議、反原発自治体議員・市民連盟
  • 協賛 首都圏反原発連合、フォーラム平和・人権・環境

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つながろうフクシマ!さようなら原発大集会
集会とデモ

  • 日時 3月9日(土)11:00~
  • 会場 明治公園(JR「千駄ヶ谷駅」5分、地下鉄「国立競技場駅」2分)
  • 内容
    11:00 開場(ブースの出店、音楽やトーク、パフォーマンスなど)
    14:00~15:00 集会
    15:15 デモ出発
  • 主催 さようなら原発一千万署名 市民の会

詳細 http://sayonara-nukes.org/2012/12/121220/#001

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原発ゼロ☆大行動
福島第一原発事故から丸2年、集会・デモ・抗議であらためてたたみかけよう!! 集会とデモ

  • 日時 3月10日(日)
    13:00~ 集会
    14:00~ デモ出発
    17:00~19:00 国会まえ集会、各省庁まえ抗議
  • 場所 日比谷公園野外音楽堂、永田町霞が関一帯 ※雨天決行
  • 主催 首都圏反原発連合
    協力 さようなら原発1000万人アクション/原発をなくす全国連絡会/脱原発世界会議/経産省前テントひろば/再稼働反対!全国アクション
  • 問い合わせ 首都圏反原発連合 メール info@coalitionagainstnukes.jp、Twitter @MCANjp

詳細 http://coalitionagainstnukes.jp/?p=2415

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つながろうフクシマ!さようなら原発講演会
講演(大江健三郎さん、坂本龍一さん、ほか)、原発現地からの報告

  • 日時 3月11日(月)18:30~20:30
  • 会場 品川区立総合区民会館「きゅりあん」(JR/東急/りんかい線「大井町駅」1分)
  • 主催 さようなら原発一千万署名 市民の会

詳細 http://sayonara-nukes.org/2012/12/121220/#003

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いのちを想う「誓いのキャンドル・ナイト」@霞ヶ関

  • 日時 3月11日(月)19:00~20:30
  • 場所 経産省前テントひろば(丸の内線・千代田線・日比谷線「霞ヶ関」駅A12出口すぐ)
  • 主催 3.11霞ヶ関キャンドルチーム、協力 経産省前テントひろば
  • 問い合わせ メール minoguchi84@yahoo.co.jp 簑口(みのぐち)

詳細 http://candle311.blogspot.jp/

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原発事故から2年。福島を返せ!再稼働反対!3.11東電本店前アクション
~賠償、被ばく労働、責任をとことん取らせよう~

  • 日時 3月11日(月)19:00~
  • 場所 東京電力本店まえ(内幸町)
  • 主催 東電前アクション!、福島原発事故緊急会議
    協賛 再稼働反対!全国アクション、再稼働阻止全国ネットワーク

詳細 http://2011shinsai.info/node/3629

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「原発事故から2年・早く被害者への補償/支援政策を!」
3.12国会前アクション

  • 日時 3月12日(火)18時~20時
  • 場所 国会正門前
  • アピール 福島県内から/警戒区域からの避難者/自力避難者/ホットスポットから/被ばく労働ネットワーク/身満田夏花さん(国際環境NPO FoEJapan)/阪上武さん(福島老巧原発を考える会)ほか
  • 呼びかけ 福島原発事故緊急会議、問い合わせ:植松(090-7831-3383)

詳細 http://2011shinsai.info/node/3729

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◆平和船団で見る原子力空母の定期修理
乗船して調査、その後懇談会

  • 日時 3月20日(水・休)12時集合
  • 場所 深浦ボートパーク事務所前
  • 主催 非核市民宣言運動・ヨコスカ、ヨコスカ平和船団
  • 乗船希望者は要予約
  • 連絡先 090-8962-9841(市川) メール fwga6683@mb.infoweb.ne.jp

詳細 http://cvn.jpn.org/image/chirashi/130320heiwasendan_cvn_meintenance.jpg

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◆原子力空母はいらない!! みんなで歩こう!春のパレード

  • 日時 3月24日(日)14:00~
  • ヴェルニー公園
  • 主催 いらない!原子力空母
    連絡先 090-1051-1812(岸)

詳細 http://cvn.jpn.org/image/chirashi/130324spring_palade.jpg

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◆石川県へ「志賀原発の再稼働をするな」申し入れ

  • 3月19日 午後4時~ (予定)
  • 主催 「さよなら!志賀原発」ネットワーク

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3.11 メモリアルアクション 原発のない新しい福井へ
ライブ、リレートーク、市民パレード

  • 日時 3月10日(日)12:00~(予定)
  • 会場 フェニックスプラザ(福井市)
  • 主催 さよなら原発福井県集会2013実行委員会
    連絡先 090-8263-6104(林)

詳細 http://311memorialaction.blogspot.jp/2013/02/blog-post_1399.html

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◆さよなら原発 3.10関西2万人行動
– 大飯原発をすぐ止めろ! 全ての原発を廃炉に –
集会(福島から・武藤類子さん)とデモ

  • 日時 3月10日(日)
    集会 13:15~  デモ出発 関電コース14:10、御堂筋コース14:10、西梅田コース14:40
  • 集会場所 大阪市 中之島公園
  • 主催 さよなら原発 3.10関西2万人行動実行委員会
    連絡先 ストップ・ザ・もんじゅ tel:072-843-1904 fax:072-843-6807

詳細 http://www.page.sannet.ne.jp/stopthemonju/20130310nakanosima.html

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◆バイバイ原発 3・9きょうと
集会とデモ
講演 辛淑玉さん(人材育成コンサルタント)
スピーチ アイリーン・美緒子・スミスさん、菅野千景さん
ライブ&パフォーマンス 制服向上委員会 ほか

  • 日時 3月9日(土) メイン集会13:30~、デモ14:45~
  • 場所 京都市 円山公園・野外音楽堂
  • 主催 バイバイ原発きょうと3・9実行委員会
    連絡先 TEL 075-255-5720 FAX 075-251-1003 メール byebye_office_309@yahoo.co.jp

詳細 http://nonukeskyoto.jimdo.com/

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◆原発のない社会へ びわこ集会
トークショー・集会・デモパレード
トーク 講談師 神田香織さん | 特別報告 井戸謙一さん ほか

  • 日時 3月10日(日)集会10時スタート、デモ15時から
  • 場所 大津市・膳所公園および大津市生涯学習センターホール
  • 参加協力券 500円
  • 主催 原発のない社会へ びわこ集会実行委員会
    連絡先 090-2595-7194(野坂)090-9874-3266(野口)メール gzkosei@nionoumi.net

詳細 http://biwako2013.shiga-saku.net/

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◆第2回 大洲市集会・南予交流会 in 大洲

  • 3月3日(日)13:30~17:00

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◆3・10伊方原発をとめる愛媛集会 -フクシマを繰り返さないために-
集会とデモ

  • 日時 3月10日(日) 午後1時から
  • 13:15~ 参加者集会
    14:15~15:45 デモ(県庁前行動と市民へのアピール)

  • 場所 ふれあい広場(松山市堀之内)に集合
  • 雨天決行
  • 3月11日(月)2回目の知事宛署名提出
  • 主催 伊方原発をとめる会
    問い合わせ 電話089-948-9990  FAX 089-948-9991

詳細 http://www.ikata-tomeru.jp/?p=1200

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◆さよなら島根原発・未来のために~3.11から2年~ in 松江
講演会とパレード
講師 長谷川健一さん(飯舘村、酪農家)

  • 日時 3月3日(日)13:30開場 13:40~ミニライブ 14:00~講演
  • 会場 くにびきメッセ国際会議場
  • 主催 さよなら島根原発ネットワーク

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さよなら原発 鳥取集会~つながろう フクシマ!~
講演会とパレード
講師 手塚智子さん「エネルギーを選べば未来が変わる!~脱原発を決めたドイツに学ぶ~」

  • 日時 3月10日(日)
    13:00~ 講演
    15:30~ パレード(鳥取駅まで)
  • 場所 とりぎん文化会館1F第一会議室
  • 主催 「つながろうフクシマ!さよなら原発鳥取集会」実行委員会
  • 問合せ先 090-8068-9044(田村)

詳細 http://sayonara.daynight.jp/shimanegenpatsu/network/pdf/20130310t.pdf

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さよなら原発!福岡集会
集会とサウンドデモ

  • 日時 3月10日(日)14:00集会開始 15:00デモ出発
  • 場所 福岡市・冷泉公園(福岡市博多区上川端町)
    地図 http://tinyurl.com/6rr76od
  • 主催 さよなら原発! 3・10福岡集会実行委員会
    連絡先 原発とめよう! 九電本店前ひろば(080-6420-6211・青柳)

詳細 http://bye-nukes.com/fukuoka/dl/dl.html

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忘れないで3.11~脱原発佐賀行動
座り込み/リレートーク/シール投票/署名集め、県知事あて要望書提出

  • 日時 3月11日(月)11:00 ~ 18:00
  • 場所 佐賀県庁まえ
  • 主催 玄海原発プルサーマル裁判の会

詳細 忘れないで3-11-佐賀県庁アピール行動

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◆3.11メモリアルデー東海村アクション

  • 午後5時半 東海村駅東口
  • 主催3.30東海村集会実行委員会

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◆福島原発事故2周年 伊方原発の再稼動を許さない3.10 新居浜行動
~市民に訴えて歩きます~

  • 3月10日(日)午後3時50分~
  • 集合場所:銅夢にいはま前広場(新居浜市泉池町)

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◆3・10 さよなら原発!かごしまパレード

  • 日時 2013年3月10日(日)10:00~17:00
  • 場所 鹿児島中央駅東口駅前広場
  • 10:00~14:00 太陽の広場
    14:00~15:00 さよなら原発集会
    15:00~17:00 パレード 鹿児島中央駅東口広場

  • 主催 さよなら原発!3・11鹿児島集会実行委員会

 

2013.3.4 MON WIRED.jp
TEXT BY GUIDO ROMEO
TRANSLATION BY TAKESHI OTOSHI

イタリアはどのように原発を解体するのか?
http://wired.jp/2013/03/04/nuclear-power-plant-in-italy/2/

イタリアの原子力発電所は、チェルノブイリ原発事故後の1986年にすべて停止したが、解体は現在行われている最中だ。これは、ヨーロッパで最大の環境浄化事業となるだろう。今後数カ月で、どこに国立の放射性廃棄物処分場が設置するかが決定される。

イタリアの放射性廃棄物の処理は、北部のピアチェンツァ近郊の果樹園の中で進められている。ここに、少なくともあと数年は、カオルソ原子力発電所が存在し続ける。

1981年に稼働を開始したとき、860MWの沸騰水型原子炉はヨーロッパで最大だった。現在では、キアヴェンナ川とポー川の間で、ポー平原の冬の灰色の風景の中に隠れて、いまはもう存在しない原子力時代のイタリアの、つかの間のモニュメントであるかのように思える。中に核反応炉を収めているAnsaldo Breda社の巨大な鉄の箱は、将来どのように・・・全文を読む

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原文 WIRED NEWS (ITALIAN)

Lo smantellamento dei reattori nucleari italiani
Sono spenti dal 1986, ma il decommissioning delle centrali sarà la più grande bonifica ambientale d’Europa. E nei prossimi mesi si deciderà dove ospitare il deposito nazionale delle scorie
http://daily.wired.it/news/ambiente/2013/02/15/addio-atomo-2684.html

「志賀原発・命のネットワーク」総会にメッセージを送りました
 

命のネットワーク 様
志賀原発廃炉をめざして共に闘おう
再稼働阻止全国ネットワーク 事務局
志賀原発の廃炉をめざして闘ってみえる命のネットワークの皆さん、再稼働阻止全国ネットワークから共に闘う連帯のあいさつを送ります。

再稼働阻止全国ネットワークは2012年11月に全国から300名近くが結集して結成されました。
再稼働阻止の一点で全国の仲間が連携して闘おうつながろうという目的でつくられた闘う組織です。きっかけは2012年6月の関西電力大飯原発の再稼働に反対して闘った全国の仲間の息吹きです。それらが寄り集まってその後の2回の全国交流集会の積み重ねを受けて結成されました。

志賀原発は敷地に地震活断層が指摘されています。日本列島は今や戦後の静穏期を終えて『地震活発期』に入っています。政府も2月17日、巨大地震のリスクが高まったと判断して、地震保険料の15%値上げを決めました。今後さらなる値上げも予定されています(合計2回の大幅値上げ:日経新聞2月18日より)

志賀原発の再稼働はとんでもないことです。志賀原発の廃炉こそふさわしい。闘いの先頭に立つネットワークの皆さんの活動を心から期待します。

私たちも東京でガンバルと同時に4月13日(土)14日(日)は再稼働阻止全国ネットワーク能登(羽咋)合宿に全国から参加します。その時の再開を期待して!

志賀原発廃炉をめざした共に闘おう。

ダイヤモンドオンライン 2013年2月28日
東通原発の「クロ」判定で業界が恐れる“活断層ドミノ”
http://diamond.jp/articles/-/32638

 原子力発電所の安全性を審査する原子力規制委員会が、東北電力東通原発(青森県)の敷地内の断層について、「活断層の可能性が高い」とする判断を示した。

 規制委は、昨年12月に実施した現地調査などを受け、敷地内を南北に走る断層2本について、過去11万年以内に動いた活断層の可能性が高いと指摘した。東北電力側は一貫して、風化した地層が水を吸って膨らんで地層を押し上げた「膨潤」を主張していた。しかし、規制委が「根拠に乏しい」として退けた形だ。

 断層は原子炉建屋の真下を通っているわけではなく、即座に廃炉につながるものではないが、2015年7月を目標としていた再稼働は遅れる可能性が高くなった。

 東北電力は追加調査を行い、今年12月をめどに報告書をまとめる考えだが、ただでさえ電気料金の値上げを申請したばかり。調査による負担増は厳しい経営状況に追い打ちをかけることになる。

「(規制委は)このまま全部止めるつもりじゃないのか」

 電力会社幹部の1人は諦めたように話す。規制委は昨年10月以降、原発敷地内の断層調査に取り組んでいる。すでに現地調査を行った3施設を含め、今春までに6施設で調査を実施する予定だ。経済産業省内でも「6施設は再稼働が確実に遅れる」との声(つづきを読む

福島第一原発事故から2年。原発事故をくりかえさない。
そのために、原子炉をつくったメーカーにも責任を。
いっしょに実現しよう、原発のない明日を。

原発にもメーカー責任を

署名フォーム http://www.greenpeace.org/japan/ja/Action/fukushima2013/

詳細

炊飯器だけでなく、原子炉もつくっている
日本企業で原子炉をつくっているのは、日立、東芝、三菱重工の3社。
炊飯器やエアコンでおなじみのメーカーですが、原子炉もつくっているのです。
福島第一原発の場合、発電所を運転していたのは東京電力、
原子炉をつくったのは日立、東芝、そしてアメリカに本社があるGE(ゼネラル・エレクトリック)*でした。
(*GEと日立は現在、原発事業を経営統合しています)
続きはグリーンピースのHPへ

再稼働阻止全国ネットワーク合宿を終えて
全国の原発立地自治体で地域防災計画を策定中。でも…
福島の避難体験 – 「ほんとうに地獄です!」

堀内美鈴(原発さよなら四国ネットワーク)

 1月26日(土)・27日(日)、再稼働阻止全国ネット合宿(東京)に参加しました。首都圏、関西圏、原発現地(泊、柏崎刈羽、福島、志賀、東海村、島根、伊方)から市民、議員たちが集まって、原子力規制委員会の新安全基準や防災指針・計画、自治体の動きについて、互いの情報や課題を共有し、掘り下げ、全国で連携して取り組める活動計画(2月~7月)づくりに集中しました。

・ゲストスピーカー広瀬隆さんから、「高レベル放射性廃棄物の最終処分場は決まっていないことや、ヨウ素剤の全戸配布について、問題意識と世論を高めるための提起」、
・双葉町からの避難者の方から、「原発1.7kmからの避難の実体験」
・横須賀の呉東弁護士から、「東京湾に浮かぶ原子力空母(二つの原子炉)の防災対策は(30キロどころか)3キロ」のお話など、とても貴重な内容でした。

 特に、福島第一原発事故で双葉町から避難した方の体験談は、一人でも多くの人々に伝えたいことばかりでした。東電の防災訓練に(事故以前に)3回参加したにもかかわらず、何ひとつ生かされず、事故の情報も全く知らされないまま、子どもたちを連れて「本当に地獄」のような避難をしたこと…。これまでの原子力防災の法的枠組みや初動体制が、実際の過酷事故では全く機能しなかったことがひしひしと伝わってきました。

 福島の被災者の声を聞かず、大飯を止めることもせず、原子力災害対策指針を出した’規制’委員会。その指針を受けて、再稼働の前提となる地域防災計画を策定しつつある自治体。そのあとは…再稼働の嵐がやってくるでしょう。それをとめるのは、国民の大多数を占める「さよなら原発!」の声、わたしたちの声です。首都圏・関西圏・原発現地・全国の被災地元がつながって、集会や講演会などに取り組み、お互いを激励・応援して世論を高め、大飯をとめ、再稼働を阻止するために、阻止ネットは本領発揮のときを迎えます。

 1泊2日の話し合いの結果、「3・11」前後の全国各地の集会で、「フクシマを忘れない!大飯をとめて!」と、共通のアピールをしてチラシで広く呼びかけることや、3月、5月、7月を主にした各地での取り組みも決まりました。

 合宿を終え、期待と緊張と意欲をふくらませながら、たんぽぽ舎と原発現地の皆さんと「NO OSPREY東京集会」(日比谷野外音楽堂)に向かいました。会場には4000人以上が集まり、沖縄県内の全41市町村の代表者の姿もあり、集会後は東京駅までパレードしました。オスプレイは愛媛県でも目撃され、かつて米軍大型ヘリコプターが伊方原発から800mの山中に墜落する事故も起きています。「原発もオスプレイもいらん!」と、歩きました。

 合宿でいただいた知恵と力をみんなで分け合って、原発ゼロ社会を目指します。これからもどうぞよろしくお願いします。

新安全基準骨子案にノーの声をパブコメで(2月28日まで)

再稼働阻止全国ネットワーク 事務局

福島原発事故が起きて2年、東北地方は、地震・津波の被災に加えて、福島第一原発の事故は多大な放射性汚染を受け、生活も仕事もふるさとも奪われた。福島原発事故原因の検証も、廃炉への道筋も、放射能被害の実態も将来予想も、被災者の救済も補償も、自主避難への補償も、作業労働者の安全確保も、全く不十分な中で、いま規制委員会は「発電用軽水型原子炉施設に係る新安全基準」を本年7月施行にこぎつけて、止まっている原発の再稼働を目論んでいます。

それを止めるためには、規制委が拙速で大慌てで作成した「発電用軽水型原子炉施設に係る新安全基準骨子案」にNOをしっかり訴えることが必要です。

脱原発を願い訴えてきた皆さん、2月7日から28日まで実施されている「発電用軽水型原子炉施設に係る新安全基準骨子案」に対する意見募集(パブリックコメント)に是非是非意見を提出してください。期限はあと1週間です。
この新安全基準骨子案(東京新聞にならえば新規制基準骨子案)は、大きく3つに分けられています。

(1)新安全基準(設計基準)骨子案
(2)新安全基準(シビアアクシデント対策)骨子案
(3)新安全基準(地震・津波)骨子案

これらをしっかり読んで意見を述べるには結構労力が必要です。
そこで、皆さんが簡単に意見を書けるように、意見事例集を作成しました。これらを参考に是非是非パブコメを出してください。
(出典:GK連絡会、原子力規制を監視する市民の会、島村英紀氏ほか)

新安全基準(規制基準)骨子案に駄目だしの声を是非規制委に届けてください。


パブコメ募集案内などは次です。

「発電用軽水型原子炉施設に係る新安全基準骨子案」に対するご意見募集について
http://www.nsr.go.jp/public_comment/bosyu130206.html
提出は、[新安全基準・シビアアクシデント]と[地震・津波]の2種に分けられ、
それぞれ2000文字以内の意見が書けます。

(1)新安全基準(設計基準)・シビアアクシデント対策
・意見募集用フォーム(ホームページで入力)
https://www.nsr.go.jp/ssl/public_comment/bosyu130206_1/

・提出用紙に書いて郵送/FAX
http://www.nsr.go.jp/public_comment/bosyu130206/fax_anzen.pdf
郵送先 〒106-8450 東京都港区六本木1-9-9 六本木ファーストビル
原子力規制庁 技術基盤課 宛て
ファクス送付先 03-5114-2177

(2)新安全基準(地震・津波)骨子案
・意見募集用フォーム(ホームページで入力)
https://www.nsr.go.jp/ssl/public_comment/bosyu130206_2/

・提出用紙に書いて郵送/FAX
http://www.nsr.go.jp/public_comment/bosyu130206/fax_taishin.pdf
郵送先 〒106-8450 東京都港区六本木1-9-9 六本木ファーストビル
原子力規制庁 安全規制管理官(地震・津波安全対策担当)付 宛て
ファクス送付先 03-5114-2182


新安全基準パブコメ 意見事例集(文責:再稼働阻止全国ネットワーク事務局)

◆新基準作成全般

  1. 原発を動かしてはいけない
    ○福島原発事故を総括すれば当然原発を動かせない
    ○核のゴミの処理方法が決まっていないのにゴミを増やせない
    ○地球中で放射能汚染が進みがんなどの疾患が増加している
  2. 新基準は福島原発事故の教訓を生かしていない
    ○福島原発事故の検証ができていない
    フクイチはまだ収束せず放射能汚染の実態も海洋汚染の見込みも被災の実態も廃炉への道筋も明らかでない。これらをどう評価して新基準に行かすのかを明言するべきである。
    ○4つの事故調査委員会の報告を生かしていない
    有識者ヒアリングはパブコメ公開後で骨子案に組み込まれていない
    ○国会事故調の調査を東電が隠蔽した(1号機の建屋内が「真っ暗だ」と虚偽説明)
    例えば、地震の揺れが非常用復水器を壊したのか否かの究明ができていない
    ○多くの専門家の意見を取り入れていない
    例えば、ストレステスト意見聴取会委員の意見を聞いていない
    ○「国民的議論」を経ていない
    被災者や原発立地周辺の人々を含め多くの人々は基準骨子案のパブコメを知らない、もっと時間をかけてもっと多くの広報活動を経て実施するべきである。都道府県各地で骨子案の説明会・公聴会を実施するべきである。
    ○世界中の民衆の意見を取り入れていない
    IAEAを含めた世界の原発推進組織でなく、世界中の人々にフクイチの事故を詫び、新基準作成主旨を知らせ、意見を聴取するべきである。
  3. 基準作成の時間が足りない
    通常3年から5年かかる(田中委員長談)作業を10カ月でやろうとして無理をしている。世界に誇れる基準を創ると言うならばもっと時間をかけて多くの専門家の意見や「国民的議論」を経てから、基準とするべきである。
  4. 利益相反委員の解任
    各検討チームには利益相反の疑念がある委員がいる。解任して各案を再検討すべきである。

◆設計基準骨子案について

  1. 立地指針について
    立地審査指針は、原子炉の立地条件として、「大事故誘因となる事象が過去にも将来にもあると考えられないこと。また被害が拡大するような事象も少ないこと」が原則的に必要だと明記しており、日本列島は原発の立地条件を満たさない。実際に「全電源喪失」という事故を想定しろと指示することは「被害が拡大する事象が少ない」とは言えない。
  2. 最大運転期間について
    一般に40年も使用し続ける機器は希少である。40年ルールを明記して徹底るべきである。
  3. 設計基準について
    ○格納容器や圧力容器や各配管の大きさや強度について設計変更の必要性を検討するべきである。
    ○制御棒の挿入時間、原子炉の脆性劣化についての評価をするべきである。
    ○フィルター付きベントについては、これを使用する場合の放射性物質漏出量を評価するべきである。
    ○可燃性ケーブルの使用状況を確認して不燃性に切り替えるべきである。
    ○多重防護が本当に成立しているのかどうかをより具体的に個々の機器の事故を想定して評価するべきである。
    ○変電所や送電線鉄塔の地震等による倒壊可能性について評価するべきである。

◆シビアアクシデント対策について

  • 「継続的改善」で逃げるのでなく、今すぐできることを実施し、それでも安全性が保てないならば原発を動かすべきではない。
  • 可搬設備と恒設設備との組み合わせをいざという時に本当にすぐに使えるかどうかを実験するべきである。
  • 航空機落下・テロ対策について:
    過去に起こった事故や今後起こりうる事件をより具体的に想定して、防止可能な対策を検討するべきである。また、意図的な航空機落下の他にミサイルにも備えて特定安全施設を導入するべきである。
  • 大量汚染水対策について:
    福島原発事故により大量の放射能汚染水を発生して世界の海を汚したばかりでなく、フクイチには既に22万トンの汚染水が貯まり毎日400トンの汚染水が蓄積されている。放射能汚染水に対する対策を付け加えるべきである。

◆地震・津波対策について

  • 福島原発事故において地震による非常用復水器の破断などが起こったかどうかの評価がまだできていない。早急に調査して結果を評価してから基準を策定するべきである。
  • 地震列島日本に原発はなじまない。数万年以上の管理が求められる原発や核廃棄物を考えれば、日本では原発を動かすべではない。
  • 福島第一原発事故の原因となった東北地方太平洋沖地震は典型的な海溝型地震であり、原発敷地の活断層をいくら調査しても、大地震を止めることはできない。
  • 日本列島では海溝型地震がいつでも起こりうる。日本付近では2003年9月に発生した千島海溝における十勝沖地震(Mw8.3、最大震度6弱)や2011年3月に発生した三陸沖の日本海溝における東北地方太平洋沖地震(Mw9.0、最大震度7)、また近い将来の発生が指摘されている駿河トラフにおける東海地震が例として挙げられ、東南海・南海沖の南海トラフ、根室沖の千島海溝などでも発生する。関東大震災の原因となった関東地震(M7.9)も相模トラフがずれ動いた地震で海溝型地震である。
  • 基準地震動が小さすぎる。津波高さと同様に地震動も過去に原発が経験した最大地震動を想定するべきだ。柏崎刈羽原発は2007年に1699ガルを経験した。これを基準地震動の下限とするべきだ。
  • 活断層だけが直下型地震を起こすのではない。
    阪神淡路大震災(1995年)や鳥取県西部地震(2000年)で明らかなように活断層がないところでも直下型地震が起こる。また、福岡県西方沖地震(2005年)、能登半島地震(2007年)、新潟県中越沖地震(2007年)が示すように、海底下に震源がある直下型地震も起きる。また、千葉県北西部地震(2005年)、岩手・宮城内陸地震(2008年)も活断層がないとされていたところで起こった。
  • 日本の陸上に約2000個の活断層が知られているにもかかわらず、政府が調査しているのは「都市部に近く、地震が起きたときの影響が大きいと予想される」約100個の活断層だけである。海底には見つかっていない活断層があり研究が進めばまだ増える。
  • 活断層の定義を従来通りの「12~13万年以降」としているが、「40万年以降」とすべきである。例えば、中国の四川大地震(2008年、M7.9)を起こしたかも知れないとされる竜門山断層は6500万年前から地震を起こしていない活断層である。
  • 全ての原発について、主要な施設や建物の直下ないし近接地に活断層が無いことを確認するべきである。
以上

グリーンピース 2013-02-19
原発にもメーカー責任を
http://www.greenpeace.org/japan/ja/campaign/nonuke/main/

福島第一原発事故から2年。原発事故をくりかえさない。
そのために、原子炉をつくったメーカーにも責任を。
いっしょに実現しよう、原発のない明日を。

◆炊飯器だけでなく、原子炉もつくっている

◆責任をあいまいにできるから、原発ビジネスが拡大

◆原子炉メーカーは責任を免れている?

◆原発にもメーカー責任を
16万人以上がふるさとを失い、たくさんの人生を変えてしまった福島第一原発事故。
補償のための賠償金は、東京電力だけでは払いきれず、すでに3兆2000億円の税金が投入されています。
(なお、被害総額は20兆円とも言われています)
一方で、つくった原子炉が大事故を起こしたにもかかわらず、一切の賠償責任を問われず、これからも原発ビジネスを拡大する原子炉メーカー。
あまりにも、不公平ではないでしょうか。
原発を推進するなら、責任も常にともなうべきです。
その責任を引き受けることができないならば、原発をつくったり動かしたりする資格はないのではないでしょうか。
(ちなみに、法的にメーカー責任を問えるインドでは、原発ビジネスの拡大が阻まれています)
原賠法は、今年8月末までに改正が予定されています。
原発事故を二度とくりかえさないために、原発にもメーカー責任を問えるよう原賠法改正を求めましょう。

原発にもメーカー責任を
原発のない明日へ。
まずは、オンライン署名にご参加を。

http://www.greenpeace.org/japan/ja/Action/fukushima2013/

Greenpeace プレスリリース 2013/2/19
『福島原発事故 空白の責任』報告書を発表
原子力損害賠償法における「原子力産業の責任免除」を指摘
http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/press/2013/pr20130219/
 

国際環境NGOグリーンピースは、本日2月19日、報告書『福島原発事故 空白の責任――守られた原子力産業』(グリーンピース監修・発行、原題: Fukushima Fallout: Nuclear business makes people pay and suffer)を発表しました(注1、2)。

本報告書は、既存の原子力損害賠償制度の不備を分析し、原子炉メーカーなど原子力産業が原発事故時の損害賠償責任を免除されており、その代償を最終的に国民が負担するという「制度的不公平」を指摘しています。同時に国際原子力損害賠償制度と各国の事例を比較し、福島原発事故を経験した日本と世界が取るべき改善点を国際的視点から提言しています。本報告書は日本での発表後、約20カ国のグリーンピース事務所のウェブサイトなどをとおして公開される予定です。

本報告書を執筆した著者は、『クロニクル・オブ・ハイヤー・エデュケーション』誌の日本特派員であるデビッド・マクニール博士、イギリス王立国際問題研究所(チャタムハウス)の上級研究員であるアントニー・フロガット氏、そして原子力政策の専門家でイギリス・グリニッジ大学国際経営学部のスティーブン・トーマス教授です。本来守られるべき被災者の賠償の確約よりも、原子力事業者(電力会社)および原発関連企業の保護が優先されている現状を論点に、下記3章で構成されています。

第1章 福島原発事故から2年――苦悩する被災者と「責任」を逃れた原発関連産業
第2章 国際原子力損害賠償制度(パリ条約とウィーン条約など)のまとめと分析
第3章 原子力発電所のサプライチェーン――建設から廃炉まで
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