Author Archives: Wykanri

Greenpeace プレスリリース 2013/2/19
『福島原発事故 空白の責任』報告書を発表
原子力損害賠償法における「原子力産業の責任免除」を指摘
http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/press/2013/pr20130219/
 

国際環境NGOグリーンピースは、本日2月19日、報告書『福島原発事故 空白の責任――守られた原子力産業』(グリーンピース監修・発行、原題: Fukushima Fallout: Nuclear business makes people pay and suffer)を発表しました(注1、2)。

本報告書は、既存の原子力損害賠償制度の不備を分析し、原子炉メーカーなど原子力産業が原発事故時の損害賠償責任を免除されており、その代償を最終的に国民が負担するという「制度的不公平」を指摘しています。同時に国際原子力損害賠償制度と各国の事例を比較し、福島原発事故を経験した日本と世界が取るべき改善点を国際的視点から提言しています。本報告書は日本での発表後、約20カ国のグリーンピース事務所のウェブサイトなどをとおして公開される予定です。

本報告書を執筆した著者は、『クロニクル・オブ・ハイヤー・エデュケーション』誌の日本特派員であるデビッド・マクニール博士、イギリス王立国際問題研究所(チャタムハウス)の上級研究員であるアントニー・フロガット氏、そして原子力政策の専門家でイギリス・グリニッジ大学国際経営学部のスティーブン・トーマス教授です。本来守られるべき被災者の賠償の確約よりも、原子力事業者(電力会社)および原発関連企業の保護が優先されている現状を論点に、下記3章で構成されています。

第1章 福島原発事故から2年――苦悩する被災者と「責任」を逃れた原発関連産業
第2章 国際原子力損害賠償制度(パリ条約とウィーン条約など)のまとめと分析
第3章 原子力発電所のサプライチェーン――建設から廃炉まで
つづきを読む

◆「発電用軽水型原子炉施設に係る新安全基準骨子案」に対するパブコメ募集(公示日 2013年2月6日)
http://www.nsr.go.jp/public_comment/bosyu130206.html

意見提出期間
平成25年2月7日(木)から平成25年2月28日(木)までの22日間(期間内必着)

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「新安全基準(設計基準)骨子案及び②新安全基準(シビアアクシデント対策)骨子案」に対するパブコメ提出方法

書類の送付先(郵送またはFAX)
〒106-8450 東京都港区六本木1-9-9 六本木ファーストビル
原子力規制庁 技術基盤課 宛て
FAX:03-5114-2177
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「新安全基準(地震・津波)骨子案」に対するパブコメ提出方法

書類の送付先
〒106-8450 東京都港区六本木1-9-9 六本木ファーストビル
原子力規制庁 安全規制管理官(地震・津波安全対策担当)付 宛て
FAX:03-5114-2182

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問合せ先

(新安全基準(設計基準)骨子案及び新安全基準(シビアアクシデント対策)骨子案について)
原子力規制庁 技術基盤課
担当 鈴木 TEL 03-5114-2109(直通)

(新安全基準(地震・津波)骨子案について)
原子力規制庁 安全規制管理官(地震・津波安全対策担当)付
担当 中川、小林 TEL 03-5114-2119(直通)

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関連情報

★パブコメ対策セミナーに参加しよう★

◆「みんなのパブコメ」かきかきコーナー
日時 2月8日(金)17:00~20:30くらいまで
場所 経産省テントひろば周辺(地下鉄霞ヶ関駅A12出口)
主催 原子力規制を監視する市民の会(満田 090-6142-1807)
(※19時~20時には原子力規制委員会前アピールも行われます)

◆パブリックコメントワークショップ
◆ゲスト:後藤政志さん
日時 2月9日(土)18:00~20:00
場所 東京しごとセンター(JR飯田橋駅5分)
地図 http://www.tokyoshigoto.jp/shisetsu.php?page_id=150
主催 原子力規制を監視する市民の会(満田 090-6142-1807)
 

《フクシマを忘れない! 大飯を止めよ!》をスローガンに
 2013年2月~7月、再稼働阻止に向けた三波の全国行動を呼びかけます

(再稼働阻止全国ネット 事務局)

★1. 3月、各地で開催される集会に福島からの声を反映させよう
★2. 茨城県東海村村長選を全国の力で応援しよう。4月に連続集会開催予定
★3. 4/13~14:羽咋現地交流合宿、4/20:浜岡、5/18~19:柏崎刈羽現地行動を成功させ、6/30:大飯現地行動に全国から結集しよう。

 *各地の行動の詳細は随時お知らせします。


 再稼働阻止全国ネットワークでは、先月1月26日・27日に全国会議を開催し、当面の行動方針(2013年2月~7月)について確認しました。会議には泊(北海島)や伊方(愛媛)、東海(茨城)、柏崎(新潟)、志賀(石川)、島根から参加した皆さんに加え、広瀬隆さんや福島の方々もまじえ、総勢45名が参加し各地の情勢や運動の進展状況などを討論しました。

 原発再稼働を阻止するためには、なによりも全国一丸となった全国行動が現地の運動に勇気と活力を与えることになるとの報告をもとに、行動方針の提起と、全国各地をむすびながら三波にわたる行動が確認されました。

 福島からは、声を上げることさえ許されない状況がはびこり、補償の打ち切りを始め二重、三重の惨禍が襲って来ている、ぜひとも3月期はフクシマからの声を全国でアピールしてほしいとの強い要請を受けました。

 「全国ネット」は皆様方の思いを繋げ、「再稼動の嵐」を打ち破る行動を一歩一歩作り上げていきたいと思っておりますので、賛同・協力のほどお願い致します。

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志賀原発廃炉に向けた運動が石川~富山で拡がっています。
2月23日に開催される「志賀原発・命のネットワーク」総会にメッセージを送ろう。
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送付先(郵送・FAX)
〒625‐0052 石川県羽咋市中央町サ5 羽咋労働会館内「志賀・命のネットワーク」
Fax 0767-22‐2111

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【緊急署名】福島原発事故に関し、厳正な捜査と起訴を求める署名

署名用紙 https://docs.google.com/file/d/0BzG0nuqlnIlJWlJjNWpmS3Z4ZWM/edit(印刷してお使い下さい)

第一次締切 2013年2月15日、第二次締切 2013年3月5日

2月22日(金)、一次集約の署名を東京地検へ提出する予定

詳細は、福島原発告訴団Blogをご覧ください。
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/2013/01/blog-post.html

呼びかけ 福島原発告訴団
本部事務局連絡先
 メール 1fkokuso@gmail.com
 TEL 080-5739-7279 FAX 0242-85-8006

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関連情報

朝日新聞 原発事故立件の可否、来年3月にも判断 検察当局
毎日新聞 福島第1原発:津波「過小評価」に注目 検察が任意聴取
産経新聞 原発事故 100人超聴取へ 東電旧経営陣・班目氏ら 検察 来春立件判断

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[たんぽぽ舎メルマガ【TMM:No1739】より]

原子力防災指針パブリックコメント(意見募集)に意見を送ろう
採用されるかどうかよりも異議申し立ての多さを突きつけよう

(山崎久隆 たんぽぽ舎)

原子力災害対策指針の改定作業が、市民の声や福島被災者の声も無視して強行されている。規制庁は原案策定の前に、事業者から意見聴取はしても、市民からの声は聞こうともせず、本来は30日以上の期間を置いて行うパブリックコメントもわずか13日しか期間をとらずに1月30日から2月12日までの間の募集期間とした。

これまでの原子力防災体制が完全に破綻し、未だに続く16万人の避難と、多発する地震の脅威に迫り来る次の災害、そんな中で原発の再稼働を前提とした指針の改定作業が行われている。

事故の本当の原因も、起こりえる原子力災害の真実の姿も、事故調査報告書においても解明しきれなかったにもかかわらず、次の原発事故に対処するための指針が作成できるとは思えないのだが、年度内には地方自治体に防災計画を作らせなければならないので急いでいるという。

スケジュール第一で、これまでの防災体制の検証や原子力災害の実態調査は二の次三の次、市民の意見聴取はさらにおざなり。こんなことを見過ごすわけにはいきません。

これまでの警告を如何に無視してきた結果か、また、どれほど私たちが原子力災害に苦しめられてきたか、そして改定指針案にある「避難基準」の極めて高い価に対する反対意見の表明など、パブコメにどんどん出していって欲しいと思います。

紙でももちろん可能ですので、以下のホームページをご覧になって、お送りくださいますようお願いします。

原子力災害対策指針(改定原案)に対する意見募集について
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=198252301&Mod e=0
パブリックコメント:意見提出フォーム
https://search.e-gov.go.jp/servlet/Opinion

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関連情報

○原子力規制を監視する市民の会 より
http://kiseikanshishimin.jimdo.com/原子力災害対策指針-防災指針/

○「避難の権利」ブログ より
みんなのパブコメ:①原子力災害対策指針(2/12まで)、②新安全基準(2/28まで)

脱原発事業部日記 -datsugen- より、

http://datsugenpatsu.wordpress.com/2013/02/08/原発立地の内と外をつなげたい(中)
posted 2月 8, 2013

敦賀での受け入れをコーディネートしてくれた環境団体代表の西野ひかるさん。ピースボートの訪問が決まり、とまどいながらも受け入れ態勢を進めてきた現地の事情や、外の人たちに知ってほしいことを聞きました。

◆ツアーのバスが借りられない!

ピースボートのクルーズで大勢の人を連れて来るという話になったのは、若狭でのMEECが終わってからです。多くの人に原発立地地域の実情を知ってもらいたいと思っていた私としてはもちろん大歓迎なのですが、その意義を若狭のみんなにどう伝えればいいか、試行錯誤の毎日でした。(続きを読む)

「脱原発事業部日記」について
http://datsugenpatsu.wordpress.com/about/

【署名にご協力ください】核融合科学研究所の「重水素実験」を認めないよう求める署名

署名用紙 http://t-mamorou.digi2.jp/syomei.pdf

締切り 2013年2月20日(集約先まで必着)
集約先 〒507-0077 岐阜県多治見市幸町6-26-19
    「多治見を放射能から守ろう!市民の会」 井上敏夫

賛同団体も募集しています

締切り: 2013年1月30日
必要事項: 団体名、県と市町村名(代表などが住む自治体名)
宛先: kanemf@kzh.biglobe.ne.jp

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◆「多治見を放射能から守ろう!市民の会」による岐阜県知事に対する申し入れ(2013年1月18日)
核融合科学研究所の重水素実験に反対し、実験に同意する協定書に調印しない事を求める申入書

核融合は本当に夢のエネルギーでしょうか?

◆高レベル処分に関わる 2013年 岐阜市民団体の動き
http://www5b.biglobe.ne.jp/~renge/nucshobun2013.htm

Sat. February 2, 201
原発新安全基準に関する各紙の見解の違いとは
http://newsphere.jp/contrast-editorials/20130202_edit/

原発新安全基準に関する各紙の見解の違いとは 原子力規制委員会は31日、原発に義務付ける新たな安全基準の骨子をまとめた。これまで重大事故対策は電力会社の自主的対応に任されていたが、東京電力福島第1原発事故を踏まえ、大規模な自然災害やテロにも対応できるよう、様々な安全設備の設置が義務付けられることになる。

 まず地震・津波対策として、活断層の調査年代範囲拡大、最大級の津波を想定した防潮堤整備が挙げられた。また原子炉建屋から離れた場所への「第2制御室」設置や、放射性物質の除去フィルター付き排気設備の設置、耐火設備の強化なども盛り込まれた。
 今後はパブリックコメントにかけて国民の意見を聞き、7月に新基準を施行する予定だ。

 本件に関する社説は、原発をめぐる姿勢の差が如実に現れた。論点は、安全基準は何のためのものか、実際どのように制定・運用すべきか、といった点である。
(つづきを読む)

規制庁の原子力ムラ体質は許せない!緊急署名

敦賀原発の断層調査情報提供は、 原子力事業者への利益供与
署名フォーム http://goo.gl/dnHG0

締切り 2013年2月4日

呼びかけ
原子力規制を監視する市民の会、グリーン・アクション、美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)

連絡先
原子力規制を監視する市民の会
東京都新宿区神楽坂2-19-405
(阪上 090-8116-7155)

緊急記者会見

原発「新安全基準」に専門家が警鐘
あまりに狭い規制委の議論、もっと「国民的議論」を!

日時 2月1日(金)14:00~15:00
場所 衆議院第一議員会館第6会議室
Ust中継アーカイブ http://www.ustream.tv/recorded/28954226
(72分)

出席者
井野博満(東大名誉教授/元ストレステスト意見聴取会委員)
後藤政志(元原発技術者/元ストレステスト意見聴取会委員)
青木秀樹(弁護士)
阪上武(福島老朽原発を考える会) ほか

問い合わせ
原子力規制を監視する市民の会 新安全基準プロジェクト
満田(携帯090-6142-1807)

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IWJ togetter http://togetter.com/li/448657

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 現在、原子力規制委員会で進められている新安全基準の議論は、議論の範囲があまりに狭く、拙速です。手続き的には、電力事業者へのヒアリングにのみ時間を使い、批判的な意見の取り込みに消極的です。2週間のパブリック・コメントでは不十分で、関心を有する市民や専門家から意見を聴取し、それを取り込もうという気がみられません。
 これでは、福島原発事故を踏まえた議論とは言えません。また、シビアアクシデント対策について、対応が難しい格納容器などの設計について踏み込むことを避け、追加的でお手軽な対策ですませようとしています。
 この状況に危機感を持つ専門家および市民は、新安全基準の手続き面、内容面双方から、緊急提言を発信します。ぜひご取材ください。

【ここが問題】
対応が難しい設計については変更せず、追加的対策ですませようとしている
:シビアアクシデント(過酷事故)対策のための基準が、設計基準と別途論じられている。そもそもの設計基準を検討しなおすべきである。

立地審査基準について議論しない?
:立地審査基準についても議論し、法制化すべき。

福島原発事故の検証が不足
:たとえば、地震の影響、いったいどれだけの溶融燃料がどのように圧力容器外に出てきたのかなど

お手軽対応のみ、時間のかかる対策を先送り?
:可搬式設備(電源設備、消防ポンプなど)による対応をシビアアクシデント対策として許容している。時間のかかる対策は、再稼働の後でも可。

検討メンバー選定
:6人の外部専門家のうち、4人(山口彰、阿部豊、山本章夫、杉山智之)までもが直近3~4年間に電力会社などから寄付金等の名目で、計約4500万円を受け取っていたなど問題のある検討メンバー選定となっている