Author Archives: Wykanri

愛媛から 「伊方原発再稼働反対」集会の報告
 堀内美鈴(原発さよなら四国ネットワーク)

3月10日(日)、松山市と新居浜市で「伊方原発再稼働反対」の集会がありました。松山市・堀之内で開催された集会には400名、新居浜には50名の参加でした。昨年の8・19松山行動のように、市民や子どもたちがたくさん参加してくれました。

集会の最初10人の3分間アピールでは、伊方原発反対八西連絡協議会の近藤誠さんが「再稼働阻止!」の力強いアピール。愛媛大学のグループも元気に登壇して声をあげました。

私も阻止ネットの共同スローガンの「フクシマを忘れない!」「大飯をとめましょう!」「全ての原発の再稼働を止めましょう!」と訴えました。それから、官邸前金曜日行動でも「伊方原発再稼働反対!」のコールが起きていること、再稼働阻止全国ネットが全国の原発現地とつながって活動していること、6月には再稼働阻止のために西日本集会をもつ準備をしていることなど…本当に限られた時間ではありましたが、精一杯アピールしました。

そして「経産省前テントひろばを守りましょう! 四国からもどしどし経産大臣にハガキを出しましょう!」とテントへの応援を呼びかけました。

松山では県庁前でアピールしてから、繁華街の大街道と銀天街を通って松山市駅前で解散という目抜き通りコース。参加した子どもたちのなかには、トラメガのマイクをしっかり握って、「ちゃいかどう(=再稼働)反対!」「原発いらない!」と、市民グループの隊列を元気よくリードしてくれた‘つわもの’も!パレードしたお母さんたちの晴れ晴れとした表情とコールも、とても印象的でした。八幡浜の斉間淳子さんたちも「ふるさとは原発を許さない!」(←たんぽぽ舎寄贈)を持って歩かれました。

愛媛でも「フクシマを忘れない!」を共有し、改めて「再稼働を許さない!」とかみしめた一日でした。

★☆★☆★☆★☆ あおぞらUST放送
<テントひろばから~/Tent Color>
日本で海外で脱原発 ★☆★☆★☆★☆

2013年 3月 22日(金曜日)16時~

あおぞら放送「テントひろばから~」第26回(2013/3/22)3/22のアーカイブ
http://www.ustream.tv/recorded/30207469
http://www.ustream.tv/recorded/30259937(経産省まえテント撤去仮処分に対する大抗議集会)

視聴アドレス http://www.ustream.tv/channel/tentcolor
(実況放映後のものは全てアーカイブでご覧になれます。)

  1. 「反原発でいこう」(20分)
    原発災害以降、休むことなく反原発の活動をされてきた「制服向上委員会」の橋本美香さんたちに、原発や放射能に対する不安などそれぞれのご意見をお聞きします。
  2. 「福島から世界へ」(15分)
    福島県二本松の岳温泉で宿泊所を運営している稲村重信さん。原発災害によって、家族に亀裂が入ってしまった被害者です。家族間の意見の対立などについて経緯を聞きます。
  3. 「テントを守ろう!」(20分)
    反原発運動の拠点となってきた経産省前テントひろばが、撤去の危機にさらされています。この件についての記者会見の時間とし、代表の渕上太郎さんが発言します。

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JanJanBlog リポート紹介(2013年 3月 14日 22:42)

〈原発安全神話〉から〈放射能安全神話〉へ ~推進派の人たちの次の一手~ 著・三上英次
http://www.janjanblog.com/archives/93476

3/18福井県知事あて、原発再稼働に対する抗議・要請にあたり、署名アクションにご参加ください!

福井県知事による原発再稼働要請に抗議し、 大飯原発3、4号機の停止、すべての原発廃炉を求める署名
http://2013zenko.digi2.jp/fukuiaction.html

オンライン署名http://urx.nu/3q17

署名用紙(PDFダウンロード)

発信者
平和と民主主義をめざす全国交歓会 2013実行委員会
問い合わせ 2013全交全国実行委員会
Tel & fax:03-5284-4970 メール:2013zenko@gmail.com

福井県知事により1月8日経済産業省、1月29日政府に対し原発の再稼働を要望されたことに抗議します。

原発の問題は地元自治体にとどまらない日本全国の問題であると考え、関西はじめ各地で原発廃炉を求めている私たちの思いを署名に込め、3月18日抗議・要請行動の際、福井県知事宛に署名を提出します。

現時点で福島の原発事故は収束しておらず、事故の検証すらおこなわれていません。
福島では、土を除染してもまた放射線量が高くなるとのことで、メルトダウンした福島第一原発からの放射能の放出はいまだに続いています。
恐ろしいことに、福島の子どもの甲状腺調査からは2011年度調査の結果ですら3名の子がガン、7名が疑わしいとの結果がでました。
チェルノブイリの初期の頃の被害状況を追っているといわれます。
一度起こってしまうと取り返しのつかないのが原発事故です。
二度と繰り返してはなりませんし、そのためにすべての英知を結集し、原子力政策からの脱却をめざさなければなりません。
それが、未来を生きる子どもたちに私たちが果たすべき責務です。

現在、原子力規制委員会による活断層調査が行われ、大飯原発直下にも活断層があることが濃厚となってきています。
地震大国日本で原発を作っても安全な地はどこにもありません。

私たち関西をはじめ全国で暮らす市民は、
・大飯原発3、4号機を今すぐ停止すること
・すべての原発を廃炉にすること
・そして貴県におかれましては原発から脱却した雇用政策、地域振興策をとられること
をあわせて求めます。

「東京電力福島第一原子力発電所原子炉施設の設置、運転等に関する規則(仮称)案」に対する意見募集について(公示日 2013年2月14日)
http://www.nsr.go.jp/public_comment/bosyu130213.html
※意見提出期間:平成25年2月14日(木)~平成25年3月15日(金)
 

意見募集案件
東京電力福島第一原子力発電所原子炉施設の設置、運転等に関する規則(仮称)案 (資料2点)

 
御意見提出方法
(1)電子政府の総合窓口(e-Gov)の意見提出フォームを使用する場合
パブリックコメント:意見提出フォーム
(2)郵送・FAXで意見を提出する場合
下記より、意見提出様式をダウンロードし、「意見送付の宛先」まで、御送付ください。
郵送・FAXの様式[PDF]
 送付先住所
 住所:〒106-8450 東京都港区六本木1-9-9 六本木ファーストビル
  原子力規制庁 東京電力福島第一原子力発電所事故対策室宛て
 FAX:03-5114-2178

意見提出期間
平成25年2月14日(木)から平成25年3月15日(金)までの30日間(期間内必着)

 
問合せ先

原子力規制庁 東京電力福島第一原子力発電所事故対策室
担当:高木、中西
電話:03-3581-3352(代表) 03-5114-2111(直通)

★☆★☆★☆★☆ あおぞらUST放送
<テントひろばから~/Tent Color>
福島原発メルトダウンから二年
特別企画 菅直人 VS 鎌田慧 日本の原発これから ★☆★☆★☆★☆

2013年 3月 15日(金曜日)16時~

視聴アドレス http://www.ustream.tv/channel/tentcolor
(実況放映後のものは全てアーカイブでご覧になれます。)

  1. 特別企画「菅直人 VS 鎌田慧 日本の原発これから」(40分)
    二年前の東日本大震災で、福島第一原発がメルトダウンした当時、日本の総理大臣として事故収束の総指揮をとっていた、元総理大臣の菅直人さんと、ルポライターで原発をなくすために1000署名をはじめとする反原発運動を率いる鎌田慧さんの対談です。
  2. 「反原発でいこう」(20分)
    1980年代に敦賀原発で、原発労働者の労働組合を立ち上げた斎藤征二さんに、原発労働の実態と、現在の活動についてお話を聞きます。
  3. 「テントひろば 通りすがり」(10分)

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夕刊ガジェット通信 2013.03.07 23:30:00
いつの間にか「原発再稼働」が前提となっている気持ち悪さ
http://getnews.jp/archives/295565

メルトダウンを起こし、広範囲に放射能を撒き散らした福島第1原発の事故から2年が経とうとしている。事故直後から、世論は脱原発の方向へ舵を切った。民主党政権は、世論に配慮しながらも、2012年7月には福井県の大飯原発を再稼働させた。

事故の検証は、いまだ完璧に行われたとは言えない。そんな中で大飯原発の再稼働に踏み切った民主党政権に幻滅した読者も多いと思われる。そして、政権が自民党に代わってみると、原発の再稼働が前提となる議論が、堂々となされるようになっている。(中略)

私たちは、自民党と政府、そして電力会社の「原子力発電所は安全です」という言葉を信じたが、福島第1原発事故でその言葉は裏切られた。今度は「安全文化」などというあいまいな言葉を使って、原発の再稼働を促そうとしている。まさに「喉元過ぎれば熱さを忘れる」である。

ずさんな安全基準で建設を促進し、その結果として原発は取り返しのつかない事故を起こした。事故当時、たまたま民主党が政権を握っていたが、原発の安全基準がずさんであったことの責任は、主に自民党と、自民党が過去に運営してきた政府にあるのは自明のことであろう。

首相の「安全文化」という言葉が、筆者には「原子力発電所は安全です」と言う、かつて私たちをだました自民党の言葉と同じに聞こえるのは、筆者だけであろうか。エネルギーの安定供給は重要な課題ではある。だが、安定供給が必要だから原発を再稼働するというのは、問題をすり替えていると言わざるをえない。

原発の再稼働がありえるのは、その安全性が完璧に確認され、国民がその安全性に納得いった場合に限定される。どれだけエネルギーが不足しても、どれだけエネルギーの供給コストが高まっても、その原理原則を崩さないことが、福島第1原発事故を経験した私たちの「学び」なのだと筆者は思う。(谷川 茂)

★☆★☆★☆★☆ あおぞらUST放送
<テントひろばから~/Tent Color>
日本で海外で脱原発 ★☆★☆★☆★☆

2013年 3月 8日(金曜日)16時~

視聴アドレス http://www.ustream.tv/channel/tentcolor

3/8のアーカイブ http://www.ustream.tv/recorded/29846360
写真速報(レイバーネット)http://www.labornetjp.org/news/2013/0308shasin

  1. 「国内外の原発事情」(10分)
    未来の党で当選した阿部知子さんに、未来の党のエネルギー政策や、安倍政権が原発再稼働へと舵をきったことについてご意見をうかがいます。
  2. 「福島から世界へ」(15分)
    福島原発災害以後、国と東電の責任を追及するため、自宅で行われた除染土を経産省、東電本社に直接送り届けるため全行程徒歩による「灰の行進」を行った福島・二本松の
    関久雄さんにお話を伺います。
  3. 「反原発でいこう」(10分)
    次回渡航は反原発の視点から、というピースボート。スタッフの高山瑤子さんにお話を聞きます。
  4. 「テントひろば 通りすがり」(10分)

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HUNTER 2013年3月 6日 09:15

核のごみ最終処分場誘致 黒幕は「東京電力」
~鹿児島・南大隅町長収賄疑惑に新展開~

http://hunter-investigate.jp/news/2013/03/200824-201262720116.html

 高レベル放射性廃棄物の最終処分場誘致にからみ、現職の森田俊彦町長(53)が電力業界の関係者と見られる会社社長と親密な関係を続け、モーターボートを譲り受けていたことが判明した鹿児島県肝属郡南大隅町で、前町長、町議会議長、漁協組合長ら町の有力者が、問題の会社社長に処分場誘致を一任する文書を渡していたことが明らかになった。町長に就任する直前まで商工会長だった森田氏もこの中に含まれている。
前町長は5日、HUNTERの取材に対し、文書の存在を認めた上で、問題の会社社長の背後に「東京電力」の存在があったことや飲食などの接待を受けたことまで証言した。
正体不明の会社社長を軸にした“核のごみ”をめぐる疑惑が、現職町長から町の有力者にまで拡がり、黒幕として東電が浮上した形だ。
(写真は南大隅町役場)

疑惑の文書の存在認めた前町長―黒幕は「東電」

不可解な原氏への委任文書―疑惑拡大へ
(中略)
任期終了間際だったとはいえ、処分場誘致を働きかけていた原氏から食事の接待を受けていた前町長や議長に、収賄の疑いが持たれる事態であることも間違いない。
処分場が建設されれば巨額な補償金を手にする予定だった漁協の組合長が、この接待に同席していたことも見逃せない。町ぐるみの買収が行なわれていたと言っても過言ではない“核のごみ”をめぐる疑惑だが、不可解なのは原氏に対して出された委任文書の内容だ。なぜ、原氏に処分場誘致の一切を任せる文書が必要だったのか・・・?

HUNTER取材陣は、その謎を解く鍵を握る人物との接触に成功。問題の文書についての経緯や、森田俊彦町長が就任後に東電を訪問していたことなど、一連の疑惑について核心に迫る証言を得た。以下、次稿で詳報する。

HUNTER –僭越ながら– 2013年3月4日 09:25

原発の行方
http://hunter-investigate.jp/news/2013/03/post-332.html

 「喉元過ぎれば熱さを忘れる」という。諸外国の事情までは知らないが、少なくともこの国の国民は、災害や事件について、当事者にならない限り意識を持ち続けることが苦手で、最後には「人の噂も七十五日」とばかりに開き直ってしまうという欠点を持っている。
被災地以外で、震災や原発事故についての記憶が風化しているのではないか。発生から二度目を迎える「3.11」を前に、とくに「原発」を取り巻く現状について検証してみたい。

風化
東日本大震災の復興を妨げているのが、福島第一原発の事故によって拡散した放射性物質であることは間違いない。関東大震災や阪神淡路大震災のケースと違うのはこの一点で、ために復旧・復興に膨大な時間と莫大な費用を要することになっている。いまだに約16万人もの人々が避難生活を余儀なくされていることについて、私たちは現実を正しく理解し、痛みを共有しているのだろうか。むしろ大震災の記憶が“風化している”と感じているのは筆者だけではないはずだ。
震災がれきの処分をめぐっては、受入れを表明した多くの自治体で賛否に関する議論が起き、「絆」とは何か考えさせられる事態となった。この間、「安全神話」とやらをばら撒いた国や電力業界では、最悪の状況を招いた責任を誰も取っていない。
普通の国なら「原発は止めましょう」という結論になるはずだし、事実ドイツでは国家としてその方向性を打ち出している。しかし、原爆に次いで原発の被害まで体験したこの国では、福島第一の事故の後始末さえ終わっていないにもかかわらず、逆に原発推進への動きが加速する一方だ。狂っている、と言っても過言ではあるまい。

(中略)

「上関原発」復活の予兆
中国電力が建設計画を進めながら、福島第一以後、計画そのものが事実上凍結されたと思われていた「上関原発」(山口県上関町)に関しても、きな臭い動きが出始めている。
先月、中国電力が出した上関原発建設予定地の公有水面埋め立て免許の延長申請について、山口県の山本繁太郎知事が許可・不許可の判断を1年間先送りする方針を固めた。この間は審査が続くため免許は失効しないのだという。
(中略)

暗躍する原子力ムラ

無責任国家

決めるのは国民
地震列島であるこの国に、原発や高レベル放射性物質の地層処分を求めること自体が狂気の沙汰だ。それでも、原発を続けるというのだろうか。
電気と命、どちらが大切か考えれば分かるはずなのだが、東北の被災地以外では、自分のこととして原発と向き合うことができていない。原発の行方を決めるのは、私たち国民ひとり一人であることを忘れてはならない。