Author Archives: Wykanri

ブログ紹介 福島県郡山市議会議員:へびいし郁子さん

「川内原発再稼働反対の意見書提出請願は、本会議で採択!」
http://blog.goo.ne.jp/ikukohebiishi/e/a116b637ac562b42f42e235bcfcaeac5

(郡山市HPより)
議会案第6号 九州電力川内原子力発電所の再稼働に反対する意見書(PDF:84KB)
http://www.city.koriyama.fukushima.jp/683000/gikai/documents/2521_gikaian27i030.pdf

その他の意見書
http://www.city.koriyama.fukushima.jp/683000/gikai/ikensho.html

たんぽぽ舎 第27回総会 記念講演レジュメより
「原発再稼働!何が問題か」   講師 山崎久隆さん

【PDFダウンロード】

(見出し)
**********

  • 再稼働の問題点
  • 事故対策や防災体制なし
  • 再稼働の「順番」とは何か、その合理性もなし
  • 川内原発の再稼働早くて4月以降に(1/23 NHKニュース)
  • 【参考図】加圧水型軽水炉の仕組み
  • 川内原発 工事計画認可申請にみる危険性
  • 高浜原発 パブリックコメントへの意見
     「国は一体いかなる意見を聞きたいのか」
     「MOX燃料を使っている4号機の規制基準適合性審査とは」
     高浜原発周辺の危険な地質を見逃している
     重大事故の防止技術
     基準地震動
     炉心損傷防止対策
     全交流動力電源喪失対策
     高浜原発と防災

**********

オカムラ製作所 WAVE+ インタビュー
Vol.24 原発避難者の支援に取り組む
河崎健一郎 / 弁護士
http://www.okamura.co.jp/magazine/wave/archive/1503kawasakiA_4.html

2015.03.09 取材・文/山下久猛 撮影/守谷美峰

3.11の東日本大震災から丸4年。福島第一原発の事故はこれまで日本が経験したことのない世界的にも深刻な大事故となりました。この事故によって事実上永久に人が住めない土地ができてしまい、故郷からやむをえず避難した人、避難しなかった人、避難後再び戻ってきた人、避難するか否か迷っている人、など避難を巡ってたくさんの人びとが苦しい思いをしてきました。原発事故発生からそんな人たちを支援しているのが河﨑健一郎弁護士です。これまでの原発避難者・被災者支援活動や独自の働き方についてお話をうかがいました。

[前編] 見出し
■原発被災者の支援活動に取り組む
■被災地でのボランティア活動
■幼子を抱えたお母さんの一言がきっかけに
■原点は阪神淡路大震災
■法律家としてできることを
■社会問題化を目指して
■賠償は現在進行形の問題を解決しない
■支援のための2つの方向性
■法律とはメッセージ
■原発避難白書の作成
■福島県外の被災者の支援

[後編]
 

「3.2福岡九電本店総行動」 九州電力本店会議室にて

地元鹿児島の「ストップ再稼働!3.11 鹿児島集会実行委員会」がよびかけた「九州電力は川内原発再稼働の前に住民への説明と同意を得よ」の緊急署名は、全国から約10万筆(ダンボール10個分)が寄せられました。社長・瓜生氏に対する面会要請は聞き入れられず、5時間におよぶ交渉のすえ、やむなく署名は一旦元帰りとなったとのこと。

署名提出 署名提出

九州電力本店(福岡市)包囲デモの様子


再稼働阻止全国ネットとして、九州電力あてに要請書を提出しました。
PDF版

要請書テキスト版

全国の再稼動反対の声を聞き入れ川内原発再稼働を断念せよ
東京支社でも申し入れに回答せよ

 川内原発の再稼働に対して、原発現地・周辺住民のみならず全国の人々から再稼働NOの
声が上がっている。東京電力福島第一原発事故の状況は4年経過しても何ら解決の目途が
立っていない。福島では、大地と川と海の放射能汚染が続き、12万以上の避難、多数の
仮設住宅住まい、小児甲状腺がん患者112人等の健康被害の増大と不安、放射能汚染水
コントロールできず海洋汚染中、核燃料の状況を把握できず廃炉への道が全く見えない。
 去る2月24日には郡山市議会で「九州電力川内原子力発電所の再稼働に反対する意見
書」が原案可決された。また、2月4日~5日には、鹿児島と福島の女性たちが霞ヶ関に
かけつけ、川内原発再稼働反対を経産省、原子力規制委員会、内閣府に申し入れた。

 「新規制基準」を満たしても安全とは言えないことは原子力規制委員会田中委員長が認
めている。また、川内原発の地震対策が全く不十分で、火山予知ができずひとたび大噴火
が起これば原発を制御できなくなることも明らかだ。おまけに、実現可能な避難計画もで
きず、周辺住民の不安・不満が高まっている。これらを含めて、規制委の設置変更審査書
に対して違法だとの指摘を含め全国の約1500人から異議申し立てが出された。

 さらに、現在、工事計画・保安規定の審査中であるが、そこで私たちは規制委にヒアリ
ングして次のことを明らかにした。九電が出した工事計画認可申請書が規制委サイトに掲
示されているが、「黒枠白抜き」マスキングがあちこちにあり、第3者が申請の可否の判
断ができない。ひとたび事故が起これば近隣に住む人々のふるさとも生活も仕事も奪う原
発事故を経験した私たちは、このような「黒枠白抜き」を許せない。全ての情報を公開す
るべきだ。さらに、九電が提出したマスキングだらけの工事計画申請書から、大尼の基準
地震動620ガルさえも達成できず安全性の担保が全く出来ていないことも明らかになっ
た。補正申請書の提出が大幅に遅れているのは当然だ。

 また、九電は工事計画認可がおりていないにも拘わらず、早くから工事を着工している
。設計ー>施工のルール破りで安全性が担保できるはずがない。直ちに実施中の工事を止
めよ。

 そもそも、核と命は共存できない。使用済み核燃料は10万年以上放射能を持つのにそ
の保管・管理の仕方も場所も決まっていない。原発が「安全だ、安い、無いと電力が足り
ない」と政府も電力会社も言ってきたがこれらが大嘘であることが今や誰にも明らかだ。
日本では、既に530日以上原発稼働無しで何不自由なく過ごしている。
それでもなぜ九電は川内原発の再稼働に固執するのか?

 ところで、私たちは昨年8月から毎月のように九電東京支社に抗議・申入れをしている
が、回答は一度も得ていない。東京支社は申し入れ内容については本店に尋ねろと答えな
い。東京には約200人の技術者が張り付いていると聞くが、是非とも東京支社において
も我々の質問や要請に回答する体制を作っていただきたい。
私たちは東京から本店に駆けつけ、以上のことを強く要請する。

2015年3月2日
再稼働阻止全国ネットワーク

<「川内原発民間規制委員会・かごしま」事務局より>

3月10日(火)午前11時 「対九電、回答ー質疑 応答交渉」がついに実現しました!

薩摩川内市議会、鹿児島県議会が川内原発の再稼動にそれぞれ同意をしました。再稼動阻止の運動は、これまでは対議会・行政が中心でしたが、今後は対九電が中心となります。

たんぽぽ舎の中心メンバーである、物理学研究者の槌田敦さんからの提案を受けて、12月6日(土)に私たちは、薩摩川内市にて、「川内原発民間規制委員会・かごしま」を設立しました。

この「民間規制委」とは、現在の規制委員会による「新規制基準」では原発事故を防止できないという市民の立場から科学的に川内原発の安全性を評価し、九電に対して「勧告」により設計変更等を要求する、これまでにない目標を掲げる運動団体です。

私たちは12月22日(月)に九電に対して16項目の勧告書を槌田敦さんと共に提出しました。この「勧告書」は実際の事故を想定し、事故対策を反映した設計変更を求めるものです。

この勧告を拒否することは、想定された事故防止策を怠ることによる「未必の故意」という犯罪要件に当たります。したがって、九電は私たちの勧告を無視できないことになります。

私たちの団体では、当面は、PWR(加圧水型原子炉)の「事故解析等の自主学習会」や、槌田敦さんと共に対九電交渉 – 技術論争を展開する予定です。


現在、私たちは小人数の有志により会を運営していますが、先生の旅費・宿泊費、謝礼や資料代等を考慮すると、到底少数のメンバーだけでは賄いきれません。そのため、多くの皆様方にカンパにご協力頂けるよう、こころからお願いいたします。

今後は全国各地でこのような「民間規制委」設立を目指す動きがあります。
全国に先駆けて、「民間規制委・かごしま」が設立されたことは画期的なことです。この動きを大きく発展させるために、是非とも、私たちの活動へのご支援・ご協力をお願いいたします。尚、ご協力は、当然ながら、鹿児島県民に限らず、広く全国からのお力を頂戴したいと存じます。

振込口座
**********
鹿児島銀行 坂之上支店
[普通]3033723
[名義]川内原発民間規制委員会・かごしま

**********
「民間規制委員会」の会員になりたい方 正会員:半年6000円、賛助会員:半年3000円
**********

2月19日に開催した原子力規制委員会との院内ヒアリングについてのまとめ
(この内容についてのお問い合わせは 再稼働阻止全国ネットワーク事務局まで
 メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp)

【報告】工事計画審査を問う院内交渉集会
川内原発は「まだ審査中」、「黒枠白抜き」隠し審査は「不合格だ」
~設置変更許可「審査書」は合格証では無い!~

日時 2月19日(木)13時~17時(規制庁との質疑・応答:13時半~16時半)
場所 参議院議員会館講堂
内容
 1 規制委公開資料の黒枠白抜き問題と工事計画・保安規定の審査
 2 認可前の工事先行実施
 3 不作為の罪など、規制行政について
主催 再稼働阻止全国ネットワーク
参加:約40名

対応:
 原子力規制庁 原子力規制部安全規制管理官(PWR担当)付管理官補佐 中桐裕子
 原子力規制庁 長官官房総務課総括係長 小林祐紀 他1名

**********

川内原発は、今も「まだ審査中」(*)、難航
規制庁が審査中なので答えられないと10回以上述べた。そうであれば、設置変更審査書で「合格」などと発表すべきではない。国民の側に立って正当に審査しているなら、「審査中」でも、事業者に対して指摘している点を説明していいはず。事前送付の質問に対しても全く答えようとしないのは、国民に見せられない(隠匿したい)内容があるからか。

原子力規制委の情報公開は黒枠白抜きマスキングだらけ >>> 「設置法」違反?
 原子力規制委は情報開示しない理由について、①企業秘密、②個人情報保護、③テロ対策の3点を挙げているが、個々のマスキングの理由を説明できない。なぜなら、九電がマスキング付きで提出してきた資料を「チェックしないで」そのまま公表しているから。
「原子力規制委員会設置法(※1) 第二十五条(情報公開) 原子力規制委員会は、国民の知る権利の保障に資するため、その保有する情報の公開を徹底することにより、その運営の透明性を確保しなければならない」を全く守っていない。

審査内容には疑わしいリスクが一杯、「不合格」だ
設置許可と工事計画との整合性、敷地のすべり安全率、ホウ酸注入設備用ポンプ評価、加圧器の安全性、冷却系統施設の耐震強度、緊急炉心冷却装置配管の強度、制御棒クラスタの耐震性、ずさんなマスキング、蒸気発生器の交換、など12項目について指摘したが、「審査中」という回答のみ。具体的な回答は何もなかった。
設計でOKであってもそのとおりに施工できる訳ではない、そのことをも考慮して審査するべき、ということを指摘した。

工事計画認可前の事前工事を容認
認可前工事(着工)については明確に「容認」しているとの回答。
工事容認は、①3.11後に原子力安全・保安院が事業者に重大事故対策を指示、②「新規制基準」施工時(2013年7月)に既に着手している工事の施行を容認、③設置変更の審査書確定時に事業者の責任で工事実施、の3通り。
特に②については、原子力規制委員会の定例会合(2013年5月頃)で議論して着手工事を容認したとのことだが、これは、衆議院環境委員会決議の第一項(※2)「原子力規制行政に当たっては、推進側の論理に影響されることなく、国民の安全の確保を第一として行うこと」に違反している。
個々の先行工事についての確認はできず、提出した表をもとに後日確認することとした。

「規制行政」に改善なし、規制委は「国民」でなく事業者の味方
規制行政について①反省すべきこと、②保安院から規制庁になって何が改善されたか、③どこが悪くなったか、について回答を求めた

①3.11以後に事故を踏まえて改善した
②原子力安全・保安院から独立性ある規制委になった、生中継など透明性を重視、重大事故対策を加えて新規制基準を作った
③悪くなったことはない三条委員会で改善    (すべて形式的な回答)

旧保安院の津波問題を反省点として認めはしたが、工事計画問題についての規制委の対応を目の当たりにしたばかりの私たちには全く説得力がない。原子力安全・保安院からの横滑りで移動してきた規制庁職員はさすがに鉄面皮。

いずれにしても、原子力規制委員会は、規制行政の問題点の総括議論を全く実施してきていない。津波についての元原子力安全・保安院の不作為の罪などを含めて、原子力規制委員会の規制行政が原子力安全・保安院と全く変わらないばかりか、透明性においても、有識者の意見聴取においても、「国民」を欺くすべにおいても、悪化している。

使用済み核燃料について
使用済み核燃料は「むき出し」状態、リラッキングの危険性、六ヶ所村の再処理工場にハイレベルの燃料があるなどの事実を指摘し、まずこの問題を解決するように迫った。

**********
<動画>

20150219 UPLAN
【酷い政府交渉】規制委の工事計画審査を問う(院内ヒアリング)~「黒枠白抜き」隠しと「認可前事前工事」を止めろ~  
 前半 https://www.youtube.com/watch?v=C2ranme0co0
 後半 https://www.youtube.com/watch?v=X7JeNEsgbd0

IWJ 2015/02/19
規制委の工事計画審査を問う院内ヒアリング~「黒枠白抜き」隠しと「認可前事前工事」を止めろ~
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/233746
(アーカイブの完全版は、IWJ会員のみ閲覧・視聴できます)

**********
※1 原子力規制委員会設置法
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H24/H24HO047.html

※2 第180回国会 6月15日 環境委員会 委員会決議
「原子力規制委員会設置等に関する件」
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_rchome.nsf/html/rchome/Ketsugi/kankyou9FB019FDF693C56649257A210032E91A.htm

**********
(*) 
川内原発、再稼働は夏以降に 九電が修正書類提出
朝日新聞 2015年2月27日23時25分
http://www.asahi.com/articles/ASH2W5FJ1H2WULBJ00L.html

東洋経済ONLINE 2015年02月28日

生き物に異変!原発事故の「不都合な真実」
無視できない変化が起きている
塩田 春香
http://toyokeizai.net/articles/-/61864

数日前、庭木の枝に小さな鳥の巣を見つけた。お椀型の巣は空っぽで、内側をシュロなどの繊維、外側はコケや地衣類で覆われ、クモの巣で枝に接着されている。

「メジロかな?」

かわらしい緑色の小鳥の姿を思い浮かべて笑顔になりかけたとき、不安に襲われた。コケや地衣類は放射能に汚染されやすいと聞くが、それを巣材に使った小鳥は、どうなってしまうのだろう?

ある写真家がみた原発事故
人間がいないことへの生態系への影響
春が、永遠に春であるために
(続きを読む)

(このイベントは終了しました)

◆3.2福岡九電本店総行動

日時 2015年3月2日(月)13:00より
場所 九州電力 本店(福岡市中央区渡辺通二丁目1番82号)

内容
**********
13:00~13:45 集会①
    終了、要請行動準備(要請団は、九電社屋へ入る)

14:00~ 集会②開始
15:00~ 九電本店包囲デモ

16:10ごろ 要請行動報告 *交渉継続中の場合、集会場所で待機
(状況によって変更あり)
**********

呼びかけ ストップ再稼働! 3.11鹿児島集会実行委員会
問合せ  事務局 向原祥隆
  TEL 099-248-5455 FAX 099-248-5457 メール info@nanpou.com

毎週発行「川内の家」ニュース46号を掲載しました!

「川内の家」ニュースは、川内原発の再稼働反対を訴え、薩摩川内市駅前、市役所まえなどで毎週配布しています。

「川内の家」ニュース 46号 2015/02/20

原発事故が起こっても、水をかければOK?
九電は、30キロ圏の全自治体で説明しろ

電力会社が原子力規制委に提出した「工事計画書」や「保安規定」は、重要な部分が「黒塗り」で公表されている。福島事故以前は公表されていたような内容も黒塗り。福島事故以降さまざまな隠ぺいや公表遅れを考えれば、「規制する側とされる側」双方に都合のわるいことが黒塗りにされていることは明らか。
つまり、「規制する側」がまったく役目を果たしていないということだ。

3.2福岡九電本店総行動
日時 2015年3月2日(月)13:00~ 九州電力 本店まえ集合
問合せ:ストップ再稼働! 3.11鹿児島集会実行委員会 info@nanpou.com

「川内の家」ニュース バックナンバー(毎週更新)
http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/sd/index.html

玄海、川内地域のニュース一覧
http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/archives/4515

現代ビジネス  2015年02月20日(金)

『東京ブラックアウト』若杉冽×古賀茂明 告発対談
「キャリア官僚はメルトダウン中に再稼働を考え始める生き物です」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/42017

『東京ブラックアウト』は、フクシマ原発の事故後、原子力ムラの思惑通りに原発が次々再稼働して行く過程を描写するところから始まるノンフィクションノベルだ。その後、再稼働した「新崎原発」がテロにあい、全電源を喪失、メルトダウンする。避難計画は機能せず、やがて東京にも放射能の雨と雪が降りそそぐ・・・・・・。

現役キャリア官僚だから書けたリアリティある悪夢。近い将来、このシナリオは現実のものとなってしまう可能性が高い。 原発再稼働はなぜ止まらないのか、安倍官邸を牛耳るのは誰か、この流れを止める政治家はいないのか、などについて、作者の若杉冽氏と、同じく霞が関の官僚を知り尽くした古賀茂明氏が、120分語り合った。

(続きを読む)