東洋経済ONLINE 2015年02月28日
生き物に異変!原発事故の「不都合な真実」
無視できない変化が起きている
塩田 春香
http://toyokeizai.net/articles/-/61864
数日前、庭木の枝に小さな鳥の巣を見つけた。お椀型の巣は空っぽで、内側をシュロなどの繊維、外側はコケや地衣類で覆われ、クモの巣で枝に接着されている。「メジロかな?」
かわらしい緑色の小鳥の姿を思い浮かべて笑顔になりかけたとき、不安に襲われた。コケや地衣類は放射能に汚染されやすいと聞くが、それを巣材に使った小鳥は、どうなってしまうのだろう?
■ある写真家がみた原発事故
■人間がいないことへの生態系への影響
■春が、永遠に春であるために
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