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とめよう!「東海第二原発」《首都圏連絡会》 結成集会のご案内

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日時 2018年5月21日(月) ※ロビーにて16時から通行証配布
 17時~18時   記者会見
 18時~19時30分 結成集会
場所 参議院議員会館 101会議室

*首都圏(8県)の個人、団体の方、どなたでも加入できます
*連絡会の活動・運営については、結成集会において皆様から寄せられたご意見やご提案を協議し、今後の活動を行っていきます。
*東海第二原発をとめるために、みんなでアイデアを持ちよろう!

「連絡会」呼びかけ団体・個人募集中!
原発再稼働に反対する埼玉連絡会、原発さよなら千葉、脱原発かわさき市民、再稼働阻止全国ネットワーク(5月10日現在の賛同団体)

問合せ:「とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会」 Tel:070-6650-5549
(〒101-0061千代田区神田三崎町2-6-2 ダイナミックビル5階 たんぽぽ舎内)

5/2に開催した「東海第二原発の再稼働審査を問う 原子力規制委員会院内ヒアリング集会」について報告します。

配付資料などの説明の後、質問者:山崎さん、川澄さん、大石さん、相沢さんから質問内容に関する説明をしていただきました。特に川澄さんからは電気ケーブル問題、超過津波問題について図示していただきました。

後半は、衆議院議員・大河原まさ子さんにご挨拶いただき、その後、規制庁9人と経産省2人に対してヒアリングを開始。「Ⅳ 周辺自治体住民の同意について」のみ経産省と規制庁両方に、他は規制庁へのヒアリング。
現在進行中の「審査」の状況を確認するとともに、私たちからは多くの問題を指摘し、このまま審査合格、運転延長合格としないように強く訴えてヒアリングを終了。
個々の質問についての回答および質疑は後述します。

◆当日の様子をユープランさんに収録していただきました。
東海第二原発の再稼働審査を問う!
原子力規制委員会院内ヒアリング集会(2)
【前半】事前学習会 https://youtu.be/EPSpmLHJTPE
【後半】エネ庁・原子力規制庁ヒアリング https://youtu.be/T8DAJnBehxg

< 会次第 >

◆ヒアリング概略
はじめに市民側から、前回に引き続きのヒアリングであること。日本原電で違法残業が指摘される中で関電の高浜運転延長申請に関連して自死が出たこと。本日の質疑回答と実際の審査結果とに齟齬がないよう3点お願いし、ヒアリングを開始。

(以下、当日の進行にあわせて記載しております)

4.周辺自治体住民の同意について
経産省は、地元同意は事業者任せとして逃げたが、「エネルギー基本計画」でも地元の理解と述べているのだから経産省としても確認し、1市村でも反対ならば稼働しないよう訴えた。また、UPZ30キロ圏だけでは不十分、東海第二のUPZ圏には14市町村あり、6市村のみの同意では不十分。事業者任せにしないよう訴えた。

1.審査の進捗状況と今後の見通しについて
設置変更許可が認可されていないにも拘らず、工事計画の審査と運転延長の審査を開始していることを認めた。

2.設置変更許可審査について
2-1. 電気ケーブルについて
電気ケーブルの総延長が長い中で非対応が多く、新座市での東電地下OFケーブルと同様の火災の心配、日立製作所の内部資料にある「摩耗損傷3000箇所」および「シース(さや部分)の硬化(劣化)」を指摘したが、規制庁は審査中と回答。事業者任せにしないよう強く要請した。

2-2. 鋼製防護壁の構造問題
取水口の構造物が大ダメージを受ける可能性を追求したが、これから審査との回答。

2-3. 耐震評価について
事業者に対し工事計画のヒアリングを開始したがまだ多くの資料が出ていないとの回答。驚いたのは、基準地震動が建設時から4倍近くに上がり、クリフエッジ(破壊される力の掛かる点)までの余裕がくいつぶされてきているのに、圧力容器スタビライザーの降伏点など、着目すべきチェックポイントを担当が確認していなかったこと。規制庁が事業者からの報告を追認する姿勢で審査していることが明らかになった。

また、工事計画の事業者資料の多くが「黒枠・白抜き」でアップされていることについて、ひとたび事故が起これば多数の「国民」に被害をもたらすのであるから、企業秘密と称して公開しないのはおかしい、これでは審査の適否を誰も判断できないではないか、と強く抗議した。

2-4. 超過津波問題
24メートルの津波が防潮堤を超えて進入した場合に、標高8メートルの位置に使用済み核燃料貯蔵建屋がある問題について、重大事故対処施設で無いから浸水してもいいかのような回答。浸水対策を義務付ける基準があることを指摘した。

2キロあまり南に位置する東海再処理工場(高レベル放射性廃液貯蔵施設)における津波による危険性について、個別施設の審査で対応しているとの回答。周辺の状況を調査しないといけない、福島第一事故を思い起こすよう強く要望。炉規法43条の3の8規則63項に照らしておかしいとの指摘に対しては、後日議員を通じて文書回答していただくこととした。

参加者から、基準津波も基準地震動も実績から考えれば過小であるとの指摘があった。

2-5. 長期停止原発の再稼働について
川内でも高浜でも玄海でも、長期間停止していた原発は再稼働後すぐに、トラブルが発生している。玄海3号の蒸気漏れトラブルに関しては、原子炉を停止させないままチェックを継続したことを責めたが、規制庁は、炉心を含んでいない2次系のトラブルとの説明に留まった。頻繁に起こり得るから事業者任せにせず厳密ににチェックするよう要望。

2-6. 使用済燃料プールのトラブル
日本原電・敦賀原発1号機のトラブル(2017年11月20日発生 チャンネル着脱機の不具合)について指摘したところ、規制庁は「指導文書」を出したと回答。同様のことが東海第二で起こっていないか審査するよう要望。

2-7. 経理的基礎
前回でも厳しく追及し、前の週にも別の院内政府交渉で追及している件。東電と東北電力からの「支援」を「了承」したかについては、まだ審査会合の手前の段階との回答。
東電がADRの仲裁を蹴って税金を使っている中で、日本原電に金銭的な支援することは全く認められないと強く訴えた。

2-8. 核のゴミに囲まれた原発
東海第二が核のゴミに取り囲まれている原発であることを確認し、前述の4.と同様に追加質問することを確認。

3.運転延長認可について
運転延長審査は、1.機器の状況、2.劣化評価、3.保守管理方針への反映、の3段階。審査はこれから。他の老朽原発でのトラブルは「運用ガイド」で対応している。
一方、2年前に運転延長を認められた高浜1号機、2号機は2020年に稼働予定、東海第二は2021年以降の稼働予定との回答。

終わりに、今日の私たちの指摘を受けて早く審査不合格を出すように、そして総ての資料を隠さず明らかにするよう強く要望した。

==========
最後に、ずっと同席して頂いた大河原まさ子議員より締めのことばをいただいた。

 今日の規制庁の回答では、市民にはまったく納得できない。そして、決定のあり方、それがどういう記録で残されるかということも、いま公文書の隠蔽・改竄・データのすり替えが様々で起こっている中で、このことをやるということの意味を、規制庁の皆さんに込められている責任を是非果たしていただきたい。今日質疑の中ではっきりさせられなかったことは、私や他の議員を通じてしっかりと回答を引き出して行きたいと思っています。
時間があまりないと思います。しっかりと答え、市民の皆さんの専門性を受けとめ、原発ゼロ社会に向けて活動したいと思います。 

以上

大飯3号機の再稼働を許さない! ゲート前、おおい町庁舎宣伝行動 2018年3月14日(水)

詳細については「大飯原発うごかすな!実行委員会 Blog」を参照ください。

おおい町現地デモ、ゲート前集会へ★再稼働は許さない★ 3.13(火)
大飯原発に迫る 抗議の声 (3月13日)
関電が 再稼働を強行★! <3月14日>

 

事故から丸7年、東電本店まえ900名が怒りの抗議 2018年3月11日(日)

2/25(日)・26(月) 若狭沿岸「大アメーバ行動」報告

「大飯原発うごかすな!原発にたよらない社会をつくろう」ビラ5万枚配布
 住民から、「ありがとう、頑張ってください」との声が!

(若狭の原発を考える会)

反原発の多くの民意に反して、関西電力は大飯原発3号機の再稼働を企てています。
これに対し、2月25日(日)・26日(月)、「大飯原発うごかすな!原発にたよらない社会をつくろう」と題したチラシ5万枚を、敦賀市、舞鶴市、高浜町、おおい町、小浜市、若狭町、美浜町、高島市の8市町に配布して、多くの方から原発反対の「声」をいただきました。

また、参加された方から「アメーバで聞かれた声」のメモを提出してくださいました。
参加者は福井、滋賀、京都、大阪、兵庫から、25日(日)は約100人が参加、26日(月)は100人の方がご参加くださいました。

25日はチラシ配布と並行して、12時から敦賀原子力規制事務所に、大飯原発3、4号機の再稼働中止を求める申し入れを行いました。
26日は宿を早朝に出発し、昨日の未配布地区を旗とスピーカーを持ってアメーバデモとチラシ配布をしました。14時には、全員が美浜町に集まり、関西電力事業本部に向けて、80人がデモと再稼働中止を求める申し入れを行いました。

参加された方から、「住民の反応が良かった」「チラシを渡したら、ありがとう、頑張ってくださいと言われた」などの報告が相次ぎました。

【地域の活動紹介】

さいなら原発・びわこネットワーク ニュース23号より
大飯原発うごかすな!の声を全ての若狭湾岸に! びわこネットワーク第7回総会 【PDF

3.11「第54回東電本店合同抗議」&「東海第二原発の再稼働を止めよう」日本原電本店前行動
詳細PDF

日時 2018年3月11日(日)
東電抗議 13:30~15:00、 原電本店抗議 15:30~16:30
呼びかけ 再稼働阻止全国ネットワーク、3.11抗議集会茨城実行委員会

日本原子力発電は東海第2原発の再稼働へ着々と準備を進め、地元での状況説明会を始めています。東海第2原発は、運転開始から40年を迎える老朽炉で、東日本大震災で被災した日本一危険な原発ですが、日本原電は「原発には万全の安全性は求められていない」と明言しています。

 東海村には多くの核施設があり、高濃度核廃棄物が大量に貯蔵されており、危険性は原発だけに止まりません。半径30キロ圏内に96万人が住み、首都東京までの距離はたった100キロです。事故が起きれば避難を余儀なくされ、脱出および長期にわたる避難は困難であり不可能です。

 原電の大株主である東京電力は、福島の被害者への補償や賠償もなおざりにし、一切責任を取ろうとしていません。東海第2原発再稼働に向けた安全対策費用の1800億円もの借入れ債務保証を絶対に引き受けさせないよう、抗議の声を響かせましょう。

原子力規制委員会院内ヒアリング集会

東海第二原発の再稼働審査を問う!
– 首都圏に最も近い老朽・被災原発を動かすな –

詳細PDF

日時 2018年2月22日(木)13:30~16:30
場所 衆議院第二議員会館 多目的会議室
最寄駅 国会議事堂前、永田町駅

質問項目:
1 東海第二原子力発電所の原子炉設置許可について
2 経理的基礎の欠如した日本原子力発電
3 東海第二の津波対策
4 東海第二原発の老朽化対策

出席依頼:原子力規制庁
質問者:山崎久隆さん(たんぽぽ舎)、東海から(依頼中)

13時15分~ 通行証配布
13時30分~13時40分 開会、議員ご挨拶
13時40分~14時25分 事前学習会
14時30分~16時00分 規制庁ヒアリング(出席依頼中)
16時00分~16時30分 事後確認

主催 再稼働阻止全国ネットワーク
問合せ メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp TEL 070-6650-5549

「原発を止める。私たちは止まらない。STOP!伊方原発」現地集会報告

「原発を止める。私たちは止まらない。STOP!」伊方原発現地集会報告
伊方原発廃炉!みんなのコールがひびきわたる。
伊方現地集会が熱気。香川県での本店行動につづき成功。
「再・再稼働を許さない」新たな運動を作り出した。

柳田 真(再稼働阻止全国ネットワーク、たんぽぽ舎)

1月20日(土)、21日(日)、愛媛県伊方原発(四国電力)の現地で2日間にわたり、熱気にみちた行動が展開された。参加した250人の人々は、四国電力のPR館のすぐ近くで、キリン(高いノボリ型の広告塔)とクジラ(大きな横断幕)をいくつもならべた演壇を中心につどい、伊方原発廃炉!伊方原発廃炉!のシュプレヒコールを何度もあげた。
 四国各地のノボリ旗がひるがえり、それらを中心に大阪から、広島から、関西各地から、青森から、そして東京からのノボリ旗(「再稼働阻止全国ネットワーク」とたんぽぽ舎)がひるがえり、活気に満ちた内容の濃い集会となった。

 斉間淳子さん(愛媛県八幡浜市)のすばらしい開会のあいさつに続き、スピーチと音楽とコールが交互に続きました。各スピーチも内容が豊かなものばかり。
 柳田はスピーチの7番目に「再稼働阻止全国ネットワーク」を代表して登壇し発言しました。私といっしょに山田和秋さんが「再稼働阻止全国ネットワーク」のノボリ旗をもち、八幡浜に3年近く常駐して大活躍した八木健彦さんも横断幕をもっていっしょに登壇して、拍手をあびながら演説しました。

 私の演説の骨子は3点。1つは、今日の伊方現地集会に合わせて、東京でも連帯して四国電力東京支社前(東京駅の近く)で抗議集会をやっていること、2つは伊方原発の「再・再」稼働に抗して、皆さんが立ち上がった。12月の香川県高松集会(500人)とつづけての活動であり、全国の皆さんに勇気を与え、全国に激励している、すばらしい活動だ。
 電力会社もいちど再稼働すれば、反体勢力は沈下(沈もく)する、安心して「再・再稼働」できると思っていたのに、それが伊方では崩されて、オチオチできないだろう。
 3つ目は、今後、東京圏では東京圏の原発=日本原電の東海第二原発再稼働反対の運動・闘いを盛り上がらせる。東京から110kmの近くの東海第二原発再稼働(今年11月末で40年。12月に稼働41年目に入る)を阻止する。西の関西電力大飯原発再稼働阻止。九州電力の玄海原発阻止と共にがんばろうと述べました。

 現地集会のあとは、木幡ますみさん(福島県大熊町議)の話(福島の現状と活動)、翌日(日曜)は、伊方原発ゲート前での集会と伊方町内へのビラ入れ (ビラの中味は、「伊方原発は国策だけど私たちの声で止めることができる!)
 参加者みんなで一軒一軒訪問して2300枚配り、午後1時前に終了し、まとめ-総括集会をして1時過ぎに解散しました。

 2日間の行動で少し疲れたけれど、気持ちは大きくふくらみました。今回の成功を全国へ拡げて、原発廃炉の声を全国でひびかせよう。「再・再稼働を許さない」という新たな運動が作り出されたことを祝して!
 実行委員のみなさん、2日間ごくろうさまでした。皆さんの活動が反原発運動の新たな地平を切り開きました。
 


≪集会決議文≫

 温暖で自然の恵み豊かな私達の故郷、世界に誇れるかけがえのない故郷だ。しかしこの故郷には決して誇ることができないものが一つある。言うまでもない伊方原発である。

 四国電力は国策の名のもとに騙し、奪い、そして強引に用地を買収して原発を建設し、稼働させてきた。私たち地域住民は一度としてそれを認めなかったにも拘わらずである。

 収まることのない原発反対の声に押されて、昨年末に広島高裁は伊方原発3号機の運転を差止る決定を下した。これは「廃炉」の声をあげ続けてきた私たちの成果である。しかし、四国電力はこの決定に異議申し立てを行い、「不退転の決意で再再稼働を行う」と抵抗している。これに対し私たちは、粘り強い闘いの歴史と先人たちの強靭な意志を引き継ぎ、この故郷に生きる全ての生命の声を背負い、地域住民のみならず原発反対の全ての仲間達の総力を結集して、伊方原発の全機廃炉、脱原発社会を実現するまで全身全霊を挙げて断固闘い抜くことを表明する。

 原発を止める。私たちは止まらない断固闘い抜くことを表明する。
 原発を止める。私たちは止まらない。
 


≪集会会場で歌われた歌≫ 歌:池田年弘(大分ピースサイクル)

『竜王様のお告』
 ねんねんころりよねんねんころり よい子だよい子だねんねしな
 龍王様が お告げてくれた 愚かな我らの 生きるすべ他に何をか 
 求むるべきや そこに命が あるではないか 
 海を崇めよ 地を讃えよ

 龍王様が お怒りなさる 四電仕業に 雄叫びあぐる
 私欲に溺れた このバチ当たり 末代までも 呪われようぞ 
 海を崇めよ 地を讃えよ

 龍王様が 喜びなさる 民の叫びに 御舞踊る
 原発反対 唱ゆる者は 七代先の 子孫も笑う
 海を崇めよ 地を讃えよ

 原子の炎が うなだれ消える  伊方の海から プルサが止まる龍王様が 
 お告げてくれる ここにいのちの 恵みあろうぞ 
 海を崇めよ 地を讃えよ

 海を崇めよ 地を讃えよ 海を崇めよ 地を讃えよ

『ふるさとは原発を許さない』
 田んぼのあぜ道 丸木橋 川エビ菜の花 水車小屋
 夕焼け野イチゴ 寺の鐘 
 ふるさとは原発を許さない ふるさとは原発を許さない

 「安全安心 気にするな すぐに死にはせぬ 大丈夫」
 神話も嘘も 聞き飽きた
 ふるさとは原発を許さない ふるさとは原発を許さない

 被曝労働 知らぬふり 子孫が浴びゆく 放射能
 たとえ街の灯 消ゆるとも 
 ふるさとは原発を許さない ふるさとは原発を許さない

 偽り箱物騙し合い死の灰セシウム廃棄物
 いくら黄金を 積まれても
 ふるさとは原発を許さない ふるさとは原発を許さない

 二度と戻せぬ ものがある取り返しのつかぬことがある
 お前を愛した ふるさとは
 ふるさとは原発を許さない ふるさとは原発を許さない

再稼働阻止ネットニュース13号を発行しました

発行物(再稼働阻止ネットニュース)