Author Archives: Wykanri

再稼働阻止全国ネットワークの本が出版されました!
『原発再稼働 絶対反対 -再稼働阻止全国ネットワーク編-
(金曜日 出版 ソフトカバー 126ページ 本体800円+税)

購入希望は、希望数、送付先(住所 お名前 電話番号)をそえてメールでお送りください。
 メール(info@saikadososhinet.sakura.ne.jp)
 1冊 840円+送料* (送料は2冊まで80円)
たんぽぽ舎にて直接購入もできます。

***** もくじ *****

• まえがき
• 現地からの報告(16) 泊、六ヶ所、東通、女川、福島、柏崎刈羽、東海第二、
 横須賀原子力空母、浜岡、志賀、敦賀~大飯、伊方、玄海、川内、島根、大間
• 「再稼働して自殺しなさい」 広瀬隆
• 再稼働のための「原子力規制委員会」 天野恵一
• 日本の原子力発電所一覧
• 再稼働阻止全国ネットワーク連絡先

***** 出版社からのコメント(Amazon商品紹介より) *****

福島原発事故は収束に向かうどころか、汚染水漏れ問題は深刻化し避難住民の帰還にも目処が立っていない。
ところが、安倍政権は原発廃炉を求める市民の声を無視し、再稼働を推し進めようとしている。
そんなことは絶対に認めないと、原発再稼働阻止闘争をしている全国の団体が手を携え、ネットワークをつくった。
怒りの声、さまざまな運動などを現地から伝える。

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全国の皆様、四国の皆様、愛媛県内の皆様へ

主催団体:伊方原発をとめる会 (「NO NUKES えひめ」企画委員会)
協力団体:原発さよなら四国ネットワーク、ライブ・アース松山、子どもたちの未来を守る愛媛の会、愛媛県平和運動センター、愛媛労連 他多数

「NO NUKES えひめ」成功にむけて、最終盤のお願い

全国のみなさん、四国のみなさん、愛媛県内のみなさん、
「NO NUKES えひめ」1万人集会を、力を合わせて成功させましょう。
伊方原発が再稼働の一番手にねらわれていることは明らかです。

規制委員会の更田豊志氏は、10月に伊方原発を調査し「非常にいい印象を受けた」と評価し、「伊方原発は重大事故対処設備において先頭集団にいる」とコメントしています。

中村知事は、県の伊方原発環境安全管理委員会に、露骨な再稼働推進論者を任命しました。そして、オフサイトセンター建設を猛烈にすすめています。住民の安全にとって重要な、使用済み燃料庫の対策はあとまわしです。住民避難計画も現実性がないままです。にもかかわらず、再稼働問題は「白紙」と口にしながら、この「白紙」には、再稼働しない選択肢は含まないとまで言っています。

この流れをとめるためには、なんといっても広範な人々の認識の広がりと行動が必要です。

今次集会は、様々な人たちの参加で作り上げてきました。従来の枠を超えた共同です。音楽イベントを重ねてきた若者たち、障害をもつ人たち、お母さんたちとの共同。そして長く反原発、脱原発、原発ゼロで頑張ってきた人たち。力を合わせて、住民が家族連れで参加できる集会として、音楽を聴き、食し、語り合い、アピールする場として準備してきました。最終盤になって、警備の強化の問題もでてきていますが、私たちはこの市民のきわめてあたりまえのイベントを、なんとしても大きく成功させたいと思います。

集会には、日本人初の宇宙飛行士・秋山豊寛さんも参加します。「100人の母たち」で知られる写真家の亀山ののこさんも来られます。沖縄のミュージシャン三宅洋平さんのほか、“しまなみ”の歌で知られる地元のシンガーソングライター松浦優さんも出演します。技術者も運動をすすめて来た人も、作家も政治家も発言します。そして、集会の後には、巨大なデモを市内の北部と南部に展開します。北回りは県庁と城山をぐるっと囲むデモコースです。南回りは、市街中心部を通り、県庁前が終着点です。

今回、圧倒的に多数の人たちの参加で成功させることは極めて大きな意義があります。それは、集会を安定して運営し、そして知事や四国電力に、はっきりと人々の意思を伝えることです。ぜひ、一人でも多く誘い合わせて松山にお越しください。県内、近隣の方々も気軽にお越しください。下記の要領となっています。

心から皆さんのご来場をお待ちしています。合わせて財政も重要です。カンパについても宜しくお願い申し上げます。

【日時】 2013年12月1日(日)10時~16時
【場所】 松山市堀之内 城山公園 やすらぎ広場(中央の芝生公園)
【内容】
第1部 10:00~
ミサオ・レッドウルフ、[音楽]嶋本慶、藤田祐幸、[音楽]松浦優、森井正基(障がい者の立場から)、木村俊雄、渡部寛志(福島から避難した農業従事者)、[音楽]三宅洋平、三宅洋平&山本太郎

第2部 12:30~

鎌田慧、亀山ののこ、[音楽]松浦優、広瀬隆、秋山豊寛、吉川元、笠井亮、[音楽]三宅洋平、山本太郎、須藤昭男(伊方原発運転差止訴訟原告団より)、斉間淳子(伊方原発間近の地域より)
集会決議

サウンド・デモ 14:30~16:00

【カンパの振込先】
 郵便振替 口座番号 01610-9-108485
 加入者名 伊方原発をとめる会

(たんぽぽ舎メルマガ 2013年11月24日配信 TMM:No2028より)

大間原発の危険性
原発を作ったことも、動かしたこともない電源開発が、
世界でも経験のないフルMOX燃料をつかう、火山帯に接する危険な立地

(大間原発訴訟の会 野村 保子)

 津軽海峡をはさんで函館の対岸に建設中の大間原発は、初めてづくしの原発です。プルトニウムとウランを混ぜたMOX燃料を世界で初めて全炉心に使用します。人間が作り出した猛毒物質プルトニウムは半減期が2万4千年です。長崎原発の材料です。大間原発ではそのプルトニウムを1年間に6.5トン使います。実験室で扱う危険な物質をトン単位で扱うのです。大間原発をつくる電源開発(株)はこれまで原発を作ったことがありません。世界でも経験のないフルMOXという技術を、原発を作ったことも、動かしたこともない電源開発がつくるのです。大変危険です。

 大間原発は火山帯に接する大変危険な場所に建てられます。原発の立地指針では火山の危険についてはこれまで取り上げられていません。大間原発裁判で初めて焦点となっています。また敷地内に人の住む未買収地があります。大間原発反対を貫き、海と土地があれば生きていけると土地を売らないで亡くなられた熊谷あさ子さんのログハウスは今も健在です。

 原発は冷却のために1秒間に91トンの海水をくみ上げ、7度温度を上げて化学薬品混じりの温廃水として津軽海峡にもどします。海水温に敏感な大間のマグロ、函館のイカなど豊富な魚貝類、海藻類は生育出来なくなるでしょう。また添加された化学薬品は海の生態系をこわします。

 日本中に溜まり続ける使用済み核燃料は日本でも世界でも行き場がないのが現実です。六ヶ所再処理工場は20年を超える年月と3兆円に届く予算を使って、未だに試運転でつまずいています。まともに運転できず、使用済み核燃料から新たな燃料をつくりだす国の政策である「核燃料サイクル」はすでに破綻しています。

 大間町に住む約6500人の住民、函館とその近郊に住む約37万人の人達は、今これ以上の電気を必要としていません。六ヶ所再処理工場で作られるプルトニウムは原爆の材料となる大変危険な物質で、その存在は世界から監視されています。事故続きの再処理工場からまともにできるかどうかも分からないプルトニウムのために、こんなに危険な大間原発を作るのは大きな間違いです。

12・11規制委前抗議行動に多数の参加を! 被害者の怒り・原発現地の怒り・脱原発の訴えを叩きつけよう!

「柏崎刈羽の審査を止めろ」「20ミリSv帰還を強要するな!」
12・11規制委員会前抗議行動

日時 2013年12月11日(水)12時~13時
場所 原子力規制委員会ビル前(港区六本木1丁目9番9号 (六本木ファーストビル)
地図 http://www.nsr.go.jp/nra/map.html
交通 南北線「六本木一丁目駅」徒歩4分、日比谷線「神谷町駅」徒歩8分

主催 再稼働阻止全国ネットワーク
協力 原子力規制を監視する市民の会

==========
原子力規制委員会は再稼働促進委員会!

 「原子力マフィア」出身の委員、原子力安全保安院から横滑りの規制庁職員で昨年9月に発足した原子力規制委員会は、私たちを欺きながら巧みに既存原発の再稼働を目論んできた。東電福島原発事故状況を明らかにせず水汚染対策・事故収束・事故検証等の当然実施すべき手立てを全くしないままに、①パブコメ無しでの原子力災害対策基本法の制定と防災計画・訓練の押しつけ、②活断層調査付の、再稼働促進の為の大甘「新規制基準」の制定、③被曝健康被害について100ミリSv安全・20mSv帰還など被害者の被曝を容認する非科学的考え方の提言、④安倍政権・経済界・電力会社・内外「原子力マフィア」におもねり、外部有識者無し(規制委・規制庁のみ)で「新規制基準」適合性審査の拙速実施、を続け、8サイトの原発の安全性確認を順次決定して再稼働を促進しようとしている。
 

柏崎刈羽の再稼働適合審査を止めろ!

そんな中で、東電福島第一原発の状況は悪化するばかり。海に流れ込む大量の高濃度汚染水=毒の水は、全地球的問題として海外メディアも注視、一刻の猶予もならない「レベル7+3」。11月18日には全世界の心配注視を受けながら4号機の核燃料1533体の移送が始まったがこれから1年余りは綱渡り状態が続く。一方、1~3号機の核燃料はメルトダウン・メルトスルーして全く状態が不明で放射能汚染を最小限にして廃炉にする道も全く見えていない。労働者の被曝と不足も海洋汚染もフクイチ周辺の被曝も再度の大地震発生も心配で、「東京オリンピックどころでは無い」との声も多い。

にもかかわらず、東電が申請した柏崎刈羽の再稼働適合審査も、「あれはあれこれはこれとは行かない」などと言っておきながら、10月から隠れて10回もヒアリング、とうとう11月21日には正式に規制委員会の適合性審査を開始した。私たちの怒りは沸点に達したている。
規制委は100ミリSv/年以下の安全、20ミリSv/年以下の帰還を押しつけるな!
規制委は二つの検討チームからの提言で、100ミリSv/年以下の被曝で健康リスク増が無いと誤解する文を滑り込ませ、11月19日の規制委で20ミリSv/年以下の地域に被害者が帰還することを容認した。被害者の健康よりも「安全・安心」を押しつける非科学的暴挙だ。

年内トドメの大抗議!!!1222 再稼働反対★国会大包囲
詳細 http://coalitionagainstnukes.jp/?p=3811

日時:2013年12月22日(日)
主催:首都圏反原発連合
協力:さようなら原発1000万人アクション / 原発をなくす全国連絡会 /
脱原発世界会議 / 経産省前テントひろば / 再稼働反対阻止全国ネットワーク

内容:
○12:30 開場
○13:00~ 14:00 集会(日比谷公園野外音楽堂)
○15:00 国会包囲
○15:30~ 17:00 大抗議

12月14日(土)15日(日)
鹿児島・川内原発の再稼働阻止行動に参加ください

川内原発 (鹿児島県)は、再稼働が最も切迫している原発の一つです。
「安全な原発」とお墨付けを与え、再稼働させようとしている規制委員会を、私たちは許しません。それを糾弾する一方、実際に再稼働を阻止する態勢を、現地の皆さんともに整えていく必要があります。

原発をなくせば事故の危険もなくなります。その第一歩が再稼働阻止行動です。

川内原発の現地と鹿児島県・九州全域人たちが12月14日~15日の行動に立ち上がります。首都圏からも大挙してその闘いに合流し、ともに再稼働阻止を勝ち取っていきましょう。

呼びかけ 再稼働阻止全国ネットワーク
問い合わせ
メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp 電話 070-6650-5549
Fax 03-3238-0797(FAXの場合は、再稼働阻止ネット宛と明記ください)

◆「集まろう ストップ再稼働 12.15 in 川内」の詳細
http://www.synapse.ne.jp/peace/minami%20sub1.htm
(主催 ストップ再稼働 3.11鹿児島集会実行委員会)(反原発かごしまネットホームページより)

**********
◆申し込み方法 (締切り 11月30日まで)

メール yo3only@jcn.m-net.ne.jp(ツアー担当 岩下)あてに、次の3点をそえてお申込み下さい
【氏名】【携帯電話】【宿泊の有無】
詳細問い合わせは、ツアー担当:岩下まで 携帯:090-4759-2927
川内市内はホテルが満室に近く、ご希望にそえない場合があります。

◆参加時の費用負担について

現地までの往復交通費、宿泊代、交流会・懇談会の参加費は、自己負担とさせていただきます。

◆「羽田─鹿児島」間のフライトについて(次の時刻がおすすめです)

ANA 羽田 発 > 鹿児島 行
 ANA619便  06:35発 08:30着
 SNA071便  08:15発 10:15着

ANA 鹿児島 発 > 羽田 行
 ANA630便  19:20発 20:55着
 SNA082便  20:40発 22:15着

JAL 羽田 発 > 鹿児島 行
 JAL1861便  06:25発 08:20着
 JAL1863便  08:10発 10:05着

JAL 鹿児島 発 > 羽田 行
 JAL1876便  19:10発 20:40着
 JAL1878便  20:30発 22:00着

◆行動予定

12月14日(土)

10:15 鹿児島空港ロビー 集合(再稼働阻止ネットの”はた”を目印に)
10:30 ~ 11:40 空港から川内駅へバス出発(到着後、各自で食事、各自チェックイン)
13:00  川内文化ホール(第5会議室)集合
14:00 ~ 18:00  全国交流会(再稼働阻止にむけた報告と討論)
19:00 ~ 22:00  懇親会

12月15日(日)

10:00 ~ 11:00  原発ゲートまえ抗議行動(参加自由)
14:00 ~ 16:00  集会とデモ(向田公園)
17:20 ~ 18:36  川内駅から鹿児島空港へバス出発(飛行機の時間にあわせて早めに出発可)
流れ解散

 

(このイベントは終了しました)

12月7日(土)8日(日)
「2013 もんじゅを廃炉へ!全国集会」と交流会・懇談会 に参加ください

来る12月7日(土)、敦賀(福井県)でもんじゅの廃炉を求める現地抗議行動と全国集会が開かれます。
「再稼働阻止全国ネットワーク」では、この行動への参加にあわせ、7日(土)夜「全国交流会」、8日(日)午前「福井のみなさんとの懇談会」を計画しています。特に8日は、大飯原発、高浜原発など全13基をかかえる若狭地域の原発再稼働阻止と高速増殖炉「もんじゅ」廃炉にむけた行動の現状と今後について、地元福井と参加者のみなさんとじっくり話し合います。多数のご参加をお待ちしております。

呼びかけ 再稼働阻止全国ネットワーク
問い合わせ
メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp 電話 070-6650-5549
Fax 03-3238-0797(FAXの場合は、再稼働阻止ネット宛と明記ください)

◆「もんじゅを廃炉へ!全国集会」の詳細
http://www.peace-forum.com/gensuikin/katsudou/131307yotei.html
(主催 2013もんじゅを廃炉へ!全国集会実行委員会)(原水禁ホームページより)

**********
◆申し込み方法 (締切り 11月20日まで)

メール yyogw@nifty.com(担当:事務局 小川)あてに、次の3点をそえてお申込み下さい
【氏名】【携帯電話】【宿泊の有無(+希望)】
詳細問い合わせは、事務局:小川まで 携帯:090-3202-7897
もんじゅ現地行動参加希望者は、バス席確保のために早めにお申し込みください。

◆首都圏から敦賀への交通手段について

・12/7 東京発6:26(ひかり) 米原発8:59(しらさぎ) 敦賀着9:27 がお勧め。

・12/6首都圏発、敦賀早朝着の高速バス(片道4,600円~6,600円程度)もあります。

◆参加時の費用負担について

・現地までの往復交通費、宿泊代、交流会・懇談会の参加費は、自己負担とさせていただきます。

・宿泊は「東横イン敦賀駅前」(予定)。シングル:1泊5,180円、ツイン:1泊7,980円(1人当たり3,990円)、宿泊希望のかたは、申込み時に、シングルまたはツインの希望をお書き下さい。

・もんじゅ現地行動のバス代(1,500円/人)および、交流会・懇談会における会場費は再稼働阻止ネットが負担いたします。

**********
◆行動予定

12月7日(土)

09:30 JR敦賀駅 集合
09:40 バス出発(白木海岸行き)
11:00~  現地集会と申入れ行動 (白木海岸「もんじゅ」前にて)
13:00~15:00  もんじゅ全国集会 (プラザ萬象 敦賀市内)
15:00~16:00  デモ (敦賀市内)
17:00~21:00  交流会(呼びかけ 再稼働阻止ネット)(敦賀商栄会館にて)

12月8日(日)

10:00~13:00  懇談会(呼びかけ 再稼働阻止ネット)(敦賀商栄会館にて)
終了後、現地解散

 

(このイベントは終了しました)

再稼働阻止の正念場
原発現地を結ぶ12月全国行動に向けた決起集会

◆東京 前段集会へご参加ください

重大局面を迎え、その局面に重大な決意をもって臨んでいくために、11月20日(水)、東京前段集会を開催します。再稼働への動きの現状、原発現地の闘いの状況をつかみとり、12月闘争-再稼働阻止への意志を固めていきたいと思います。「12・1 NO NUKES えひめ」への参加者はもちろんのこと、沢山の方々のご参加をお願いします。

日時 11月20日(水)18:30会場 19:00開会
場所 スペースたんぽぽ(千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4F)
参加費 800円
主催 再稼働阻止全国ネットワーク
問い合わせ TEL 070-6650-5549 メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp

内容
 ・再稼働の動きの現状
 ・原発現地の闘いの状況
 ・12月行動の全体像
 ・「現地拠点」の設立

12月全国行動
 ● 12月1日 伊方(愛媛)現地行動
 ● 12月7日~8日 もんじゅ全国集会、大飯・高浜現地行動
 ● 12月15日 川内(鹿児島)現地行動

**********
◆急ピッチで進む再稼働適合審査

 東電福島第一原発の放射能汚染水問題がいよいよ深刻化し、全くお手上げ状態となり、その中で4号機の燃料棒取り出し作業が、世界が固唾をのんで見守る中で始められようとしています。
 フクイチ事故の収束が全くメドがたたないばかりか新たに深刻化しているにもかかわらず、原子力規制委員会は14原発の再稼働申請に応じ、法律で定められた義務だからと適合審査を異常な速さで推し進めています。100日余りに40回近くの審査会合、各原発への現地調査が繰り返され、「折り返し点あたりにきている」(10・26更田委員)と言われています。

◆再稼働阻止への正念場としての原発現地を結ぶ12月全国行動

 この再稼働の動きに対して、とくに第1グループと目される原発現地ではこの間様々な反対行動が粘り強く取り組まれてきました。その上に立って、12月1日に松山(愛媛県)での1万人集会、12月7日・8日に敦賀(福井県)でのもんじゅ全国集会~大飯・高浜行動、12月15日には川内(鹿児島県)での2000名を超える史上最大規模の集会が計画されています。
 12月は再稼働阻止の正念場として原発現地を結んだ一大全国行動となります。

◆再稼働阻止全国ネットの総力を挙げて12月行動
 >>> 伊方現地に『現地拠点=テント代わりの宿泊所』設立へ

 再稼働阻止全国ネットワークは昨年11月の結成以来、「福島を忘れない!再稼動を許さない!」を軸に、原発現地の闘いを横につなぎ、福島につなぎ、全国的な闘いへと形づくっていくべく努力を注いできましたが、今この正念場でその全精力を注いで12月全国行動を闘っていこうとしています。

 さらには、なかでも再稼働一番手と目される伊方原発再稼働阻止の闘いのために、現地に拠点を設営し、常駐体制を築いて、現地の闘いに助力するとともに、現地と福島・首都圏・関西・全国を結ぶ「現地拠点」を設立しようと計画しています。
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(このイベントは終了しました)

12月1日(日)松山で開催される集会について、広瀬隆さんからのメッセージをお伝えします。

NO NUKES えひめ http://www.ikata-tomeru.jp/?p=1841
日時 12月1日(日)10:00~
会場 堀之内 城山公園 やすらぎ広場
入場無料

10:00~ おんがく おはなし
13:00~ メインステージスピーチ(広瀬隆、山本太郎、ミサオ・レッドウルフ)
14:30~ サウンドデモ

呼びかけ人 アーサー・ビナード、宇都宮健児、片山恭一
主催・問い合わせ 伊方原発をとめる会 TEL 089-948-9990

全国のみなさま  広瀬隆です

今日は、一生のお願いがあって、このメールを送らせていただきます。

今、音もなく、再稼働の審査がおこなわれています。そして、いきなり「再稼働認可」のニュースが、原子力規制委員会から出されようとしています。思い起こしてください。昨年の6月29日に首相官邸前に20万人が集まって、大飯原発再稼働反対を叫び、大飯原発ゲート前でも肉弾戦で再稼働を阻止しようとしましたが、狂気のように運転が強行されました。

規制委員会と、政府と、自治体の手の中で再稼働が決定されると、その時には手遅れなのです。

今週の日曜日、10月13日には、東京で日比谷公園の集会と国会包囲のデモがおこなわれます。大変に重要な時期にあります。

私が最もおそれているのは、四国・愛媛県の伊方原発が再稼働の筆頭候補に挙げられていることです。愛媛県の中村時広知事は、「現地の承諾なしに再稼働は認めない」と言いながら、この「現地」は、自治体の首長や 議会の承認という意味なのです。一般住民は、まったく無視されています。加えて、中村時広のブレーンは、みな原子力安全・保安院(つまりそれを引き継いだ現在の原子力規制庁)なのです。もはや、自治体の首長は誰も信用できません。

伊方原発が突破されると、日本全土の原発が動き出す連鎖反応に至ります。この一基目を絶対に止めなければなりません。

しかし希望を持ってください。止められます。参院選で、山本太郎さんが街頭演説だけで66万票をとりました。もしテレビと新聞が選挙前に太郎さんのことをきちんと報道していれば、100万票は確実にとれました。東京都の中だけです。したがって日本全土には、1000万人の行動できる原発阻止の力があるのです。

添付ファイルにある12月1日の愛媛県松山市での大集会に、みなさんの最大の能力を発揮してください。山本太郎が旗手になって乗りこんでくれます。

みなさんは、そ れぞれの地元の原発再稼働阻止行動、裁判・訴訟、被曝回避、汚染水漏洩、賠償・・・と、あらゆる問題が同時に噴出して、目の前の問題で大変です。それを百も承知でお願いします。ただ、12月1日だけは、それを脇に置いてください。一度、日本全土の力をまとめて発揮しないと、弱いところから突破されます。 数では、われわれのほうが圧倒的に勝っていても、力を集めないとダメなのです。1000万人が集まれば勝てるのです。楽勝です。松山では、数万人で充分です。愛媛県内で、今その人数を街頭で見せることが、求められています。

東日本の人には、四国はいささか遠い場所です。新幹線経由ですと、私はいつも岡山駅から列車でおよそ2時間半で松山に行きます。松山空港には、飛行機もあります。
あなたが行けなくても、全国の人が、瀬戸内海全域の人に呼びかけてください。そして伊方原発の風下地帯にも呼びかけ てください。

愛知県・三重県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県・鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県・徳島県・香川県・愛媛県・高知県・福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県

これだけの西日本の人が立ち上がれば、止められます。親戚・知人・友人・恋人に、呼びかけてください。現在、原 発は一基も動いていません。再稼働の一基目を止めれば、日本全土、全部を止められます。天王山の戦いです。今度こそ、先手をとりましょう。みなさまの知恵によって、本物の希望をつかみましょう。

【地域の活動紹介】(たんぽぽ舎メルマガTMM:No1993)
~北海道通信(泊原発現地)~

10月5日、1500人の再稼働ストップ集会
10月8日、実際には役立たない形骸化した防災訓練

小林善樹(Shut泊)
10月5日(土)13時、泊原発の見える岩内町フェリー埠頭緑地で「STOP 泊原発の再稼動!さよなら原発北海道集会 in いわない」が開かれ、ジャーナリスト・作家の鎌田慧さん、たんぽぽ舎・柳田さん、奥野さん、岩下さん、山田さん、原発さよなら四国ネットワーク・井出さん、原発問題住民運動福井県評議会・林さんと全国からの参加も含めて1500人が集まりました。

 泊原発の再稼動を止めましょう!そして、すべての原発をなくしましょう!さようなら原発!の集会アピールを採択したあと、町内のデモ行進に出かける前に、色とりどりのエコ風船千個を飛ばし、飛んで行く方向を全員で確認しました。

 もし泊原発が事故を起こしたら、放射性物質がどの方向にどこまで飛んで行くかを目に見える形で実感してもらうためです。風船には到着報告用返信ハガキをぶら下げてあり、返信ハガキが8日から届き始めた。今のところでは約180km離れた旭川市に翌日朝には届いており、約130km離れている赤平市からは「他人事のように感じていたが、この風船を見て恐ろしさを感じた」 とのハガキが寄せられています。

 また石狩郡当別町の道民の森という飲料水の水源を守る森でも拾得されており、芦別市でも8日には拾得されていました。約60kmしか離れていない札幌市の北海道庁の高いイチョウの木にも引っかかっているのが見つかりましたが、確認できないうちに、強風で飛ばされてしまったようです。

10月8日(火)には防災訓練がおこなわれ、市民たち13人が、行政関係らしき14人とともに、北海道庁手配のバスに乗って視察して来ました。

 退避の訓練は6町村の住民2%、776人だけが対象で、陸路を走行したのはバス30台、自動車26台、福祉車両1台に過ぎず、渋滞するほどではなかったようだ。 自衛隊は中型ヘリ、大型ヘリ(40人乗り)各1機、12人乗りの車両(特車?)3輌を出していたし、小樽港岸壁に設けられたスクリーニングでは、自衛隊の化学兵器担当部門が除染のデモンストレーションをやっていた。

 総じていえば、シナリオ通りに準備された「絵に描いた餅」、「茶番」に過ぎず、実際には役立たない訓練だ、というのが正直な感想でした。