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12月1日(日)松山で開催される集会について、広瀬隆さんからのメッセージをお伝えします。

NO NUKES えひめ http://www.ikata-tomeru.jp/?p=1841
日時 12月1日(日)10:00~
会場 堀之内 城山公園 やすらぎ広場
入場無料

10:00~ おんがく おはなし
13:00~ メインステージスピーチ(広瀬隆、山本太郎、ミサオ・レッドウルフ)
14:30~ サウンドデモ

呼びかけ人 アーサー・ビナード、宇都宮健児、片山恭一
主催・問い合わせ 伊方原発をとめる会 TEL 089-948-9990

全国のみなさま  広瀬隆です

今日は、一生のお願いがあって、このメールを送らせていただきます。

今、音もなく、再稼働の審査がおこなわれています。そして、いきなり「再稼働認可」のニュースが、原子力規制委員会から出されようとしています。思い起こしてください。昨年の6月29日に首相官邸前に20万人が集まって、大飯原発再稼働反対を叫び、大飯原発ゲート前でも肉弾戦で再稼働を阻止しようとしましたが、狂気のように運転が強行されました。

規制委員会と、政府と、自治体の手の中で再稼働が決定されると、その時には手遅れなのです。

今週の日曜日、10月13日には、東京で日比谷公園の集会と国会包囲のデモがおこなわれます。大変に重要な時期にあります。

私が最もおそれているのは、四国・愛媛県の伊方原発が再稼働の筆頭候補に挙げられていることです。愛媛県の中村時広知事は、「現地の承諾なしに再稼働は認めない」と言いながら、この「現地」は、自治体の首長や 議会の承認という意味なのです。一般住民は、まったく無視されています。加えて、中村時広のブレーンは、みな原子力安全・保安院(つまりそれを引き継いだ現在の原子力規制庁)なのです。もはや、自治体の首長は誰も信用できません。

伊方原発が突破されると、日本全土の原発が動き出す連鎖反応に至ります。この一基目を絶対に止めなければなりません。

しかし希望を持ってください。止められます。参院選で、山本太郎さんが街頭演説だけで66万票をとりました。もしテレビと新聞が選挙前に太郎さんのことをきちんと報道していれば、100万票は確実にとれました。東京都の中だけです。したがって日本全土には、1000万人の行動できる原発阻止の力があるのです。

添付ファイルにある12月1日の愛媛県松山市での大集会に、みなさんの最大の能力を発揮してください。山本太郎が旗手になって乗りこんでくれます。

みなさんは、そ れぞれの地元の原発再稼働阻止行動、裁判・訴訟、被曝回避、汚染水漏洩、賠償・・・と、あらゆる問題が同時に噴出して、目の前の問題で大変です。それを百も承知でお願いします。ただ、12月1日だけは、それを脇に置いてください。一度、日本全土の力をまとめて発揮しないと、弱いところから突破されます。 数では、われわれのほうが圧倒的に勝っていても、力を集めないとダメなのです。1000万人が集まれば勝てるのです。楽勝です。松山では、数万人で充分です。愛媛県内で、今その人数を街頭で見せることが、求められています。

東日本の人には、四国はいささか遠い場所です。新幹線経由ですと、私はいつも岡山駅から列車でおよそ2時間半で松山に行きます。松山空港には、飛行機もあります。
あなたが行けなくても、全国の人が、瀬戸内海全域の人に呼びかけてください。そして伊方原発の風下地帯にも呼びかけ てください。

愛知県・三重県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県・鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県・徳島県・香川県・愛媛県・高知県・福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県

これだけの西日本の人が立ち上がれば、止められます。親戚・知人・友人・恋人に、呼びかけてください。現在、原 発は一基も動いていません。再稼働の一基目を止めれば、日本全土、全部を止められます。天王山の戦いです。今度こそ、先手をとりましょう。みなさまの知恵によって、本物の希望をつかみましょう。

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