Author Archives: Wykanri

DIAMOND ONLINE  シリーズ:東京が壊滅する日 ― フクシマと日本の運命
広瀬 隆
【第11回】 2015年8月22日
5兆円をドブに捨ててもなお、いつまで日本人は“モルモット”にされるのか?
――広瀬隆×坪井賢一対談<後篇>
http://diamond.jp/articles/-/76421

『原子炉時限爆弾』で、福島第一原発事故を半年前に予言した、ノンフィクション作家の広瀬隆氏。
このたび、壮大な史実とデータで暴かれる戦後70年の不都合な真実を描いた『東京が壊滅する日――フクシマと日本の運命』が大反響となり、はやくも第4刷となった。
一般書店だけでなく、Amazon.co.jpの総合ランキングでも、常に上位にランクインしている。
新著で「タイムリミットはあと1年しかない」と、身の毛もよだつ予言をした著者が、原発問題に詳しいダイヤモンド社論説委員の坪井賢一と対談(最終回)。
「日本人は、モルモットにされたままでいいのか?」と緊急警告する!

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ドブに捨てた5兆円の内訳
『東京が壊滅する日』誕生秘話
「史実と科学的データ」こそが未来を教えてくれる
なぜ、『東京が壊滅する日』を緊急出版したのか

九州電力の川内原発再稼働という歴史的暴挙を糾弾する

本日、8月11日、ついに鹿児島県の川内原発(1・2号機)の再稼働(再起動)の日がやってきてしまった。
私たちは、安倍政権と原子力規制委員会のバックアップの下に、九州電力が行ったこの歴史的暴挙を徹底的に糾弾する。
政府も原子力規制委(規制庁)も、自分たちは再稼働の「当事者」ではない、主体は電力会社であるといった、予想される破局的な大事故についてのあらかじめの責任回避の論理を、公言していた。しかし、許しがたいこの大愚行の責任は、電力会社はもちろん、政府・経産省・「規制委」さらには政府と一体化した自治体にもある。それは、あまりにも明白である。
「規制委」が審査対象外として放置してしまった住民の防災・避難計画は、まともに立てることすら不可能であることを、知事が公言していた。この点一つとっても、まるで住民の生命を守ろうという意思などない。あらゆる点で「安全」などといえない状態であることを自覚しながらの、再稼働への突入である。
<3・11>以後の「稼働ゼロ」の状態を終らせ、再稼働をスタートさせるこの行為は、間違いなく「未必の故意」による殺人にいたる行為である。
新たな火山(地震)活性期に入っているこの列島の住民は、圧倒的多数が再稼働に反対である。もちろん立地住民の多数も反対だ。それも十分に知りながら、再稼働ありきの、あらゆる点で安全を無視した、この正気とは思えない破廉恥この上ない「殺人」的暴挙。
この責任を、私たちは忘れない。
原発ゼロ社会の実現を目指す運動の持続のなかで、きちんとその責任を追及し続ける。
終わりなき放射能被害をうみだし続けている福島原発。その<フクシマ>状況下で、平然と原発再稼働をスタートさせた人々を、私たちは許さない。徹底的に糾弾する!

2015年8月11日
(全国から結集している川内現地抗議行動に呼応する対九州電力東京支社糾弾行動の日)

再稼働阻止全国ネットワーク 事務局

女性自身(光文社) 2015年08月21日 06:00
元の暮らしより五輪…福島で進む”棄民政策”に避難者の怒り

「この『イノベーション・コースト構想』を成功させ、福島県に新産業を創出して、雇用を生み出したい。2020年東京オリンピック大会を当面の目標として、復興に取り組んでおるところです」

福島の復興政策について説明するのは、内閣府原子力災害対策本部・原子力被災者生活支援チームの竹田憲氏。「イノベーション・コースト構想」とは、福島第一原発事故で避難指示が出された福島県の被災12市町村を中心に、廃炉関係などの最先端技術を集積させ、地域再生を目指そうという復興構想だ。

政府が「オリンピック開催までを目標」にして、急ピッチで進める復興計画。しかし、その陰では、避難者が住む借り上げ住宅や仮設住宅の無償提供の打ち切りが決まっている。・・・read more

「伊方原発50km圏内住民有志の会」が行った会見資料を紹介します。

お集りの皆さまへ

 伊方原発50km圏内住民有志の会は、フクシマは決して人ごとではなく、私たちの生命と未来を左右することだと受けとめています。再稼働の前に東京電力福島第一原発事故の収束と被害者(国民)への補償を求め、被害を受ける可能性のある住民(国民)すべての同意を求めます。 しかしながら、原子力規制委員会は四国電力伊方原発の審査書を了承(基準に合格と)しました。国や事業者は、事故の責任の所在も補償もあいまいにしたまま、限られた地域のごく一部の人たちに「地元同意」 の範囲を限定して、再稼働を進めようとしています。川内原発と高浜原発では立地自治体と県の了承だけで手続きが進められており、伊方でも住民の意思が問われることなく再稼働の手続きが進むことが懸念されます。

 これに対して全国各地の市民たちから抗議の声があがり、大きくなっています。 原発利権や賛成・反対の立場に左右されることなく、住民の意見を問い、知り、伝えることは、「地元同意」の大前提であり、なにより私たちの生存権を守るために大きな力になると考えています。

 本アンケートにご協力いただきました、伊方町民はじめ皆さまに心から感謝申し上げますとともに、進捗状況をご報告させていただきます。

2015年8月18日
                     伊方原発50km圏内住民有志の会

(Click:拡大画像が開きます)
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アンケートケ結果(意見)

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関連報道
南海放送(8/18):再稼働の賛否問う住民アンケート 中間発表(愛媛県伊方町)

HUNTER 2015年8月20日 08:45
原子力規制委員長 桜島関連質問に「答えてもしようがない」
知事は海外 ― 川内原発再稼働関係者たちの無責任
http://hunter-investigate.jp/news/2015/08/post-745.html

 川内原発(鹿児島県薩摩川内市)再稼働から8日、フクシマの教訓を無視して放射能の恐怖を復活させた関係者たちの無責任ぶりが浮き彫りとなった。

 19日に行われた定例会見で、噴火の危険性が高まっている鹿児島市の桜島と川内原発の関係について聞かれた原子力規制委員会の田中俊一委員長は、根拠を示さぬまま桜島の影響を否定。記者の質問に逆切れし、一方的に質疑を打ち切ってしまった。

 一方、再稼働に合意を与えた鹿児島県の伊藤祐一郎知事は、県都鹿児島市の非常事態を尻目に台湾出張。関係者がそろって責任を放棄した形となった。

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2015年08月20日 06:00
原発再稼働…「巨大カルデラ噴火リスク」に対する九電の主張
http://jisin.jp/serial/社会スポーツ/social/12742

8月11日、九州電力・川内原子力発電所1号機(鹿児島県)が再稼働。日本の原発が2年ぶりに再び動き始めた。政府は原子力規制委員会が策定した“世界で最も厳しい規制基準”に川内原発が適合したことを受け、今後も新基準に適合するほかの原発の再稼働を加速していく勢いだ。

しかし、本当に安全対策は万全なのか。川内原発周辺には活発な活動を続けている火山がいくつも点在しており、火山や地震を研究している学者たちからは、火山噴火による危険性を指摘する声は少なくない。神戸大学大学院理学研究科の巽(たつみ)好幸教授(マグマ学)も警鐘を鳴らす。

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DIAMOND ONLINE  シリーズ:東京が壊滅する日 ― フクシマと日本の運命
広瀬 隆
【第10回】 2015年8月19日
おそるべきことが音もなく体内で進行している!次の被害者はあなただ!
――広瀬隆×坪井賢一(ダイヤモンド社論説委員)対談<前篇>
http://diamond.jp/articles/-/76420

『原子炉時限爆弾』で、福島第一原発事故を半年前に予言した、ノンフィクション作家の広瀬隆氏。
このたび、壮大な史実とデータで暴かれる戦後70年の不都合な真実を描いた『東京が壊滅する日――フクシマと日本の運命』が第4刷となった。
発売以来、Amazon.co.jpの総合ランキングでも、常に上位にランクインしている。
新著で「タイムリミットはあと1年しかない」とおそるべき予言をした著者が、原発問題に詳しいダイヤモンド社論説委員の坪井賢一と対談。
各地で積み上げられる「フレコンバッグの身の毛もよだつ危険性」を緊急警告する!

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おそるべき「フレコンバッグ」の正体
いま、とれる対策はあるか?
日本最大の活断層の上に立つ川内原発再稼働の恐怖
なぜ、『東京が壊滅する日』を緊急出版したのか
     ―― 広瀬隆からのメッセージ

HARBOR BUSINESS Online
川内原発を襲う、カルデラ噴火【日本壊滅のシナリオ】
http://hbol.jp/56386

 8月11日、九州電力川内原子力発電所一号機が再起働した。日本から原発の火が消えてから2年弱。「世界一厳しい」と安倍首相はじめ関係者が口をそろえる「新基準」のもと、電力会社や政府は全国にある原発の再稼働に向けて弾みをつけた格好だ。

 東京電力福島第一原子力発電所の過酷事故から約4年半が経過したが、原発の安全性に関する議論はいまだ結論からは程遠い。その中でも川内原発周辺は、多くの活火山や巨大カルデラに囲まれており、世界的に見ても有数の「カルデラ密集地帯」だと言われている。再稼働第一号となる川内原発は、果たして「もっとも安全な原発」なのだろうか。(read more)

火砕流が原発を飲み込み、収束作業も不可能な事態に!?
“死の灰”が全国に飛散、日本壊滅!?

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150817-00056386-hbolz-soci

Reuters 2015年 08月 17日 08:05 JST
〔焦点〕-拡大する福島原発訴訟、国と東電の賠償額増える可能性も
http://jp.reuters.com/article/2015/08/16/idJPL3N0ZJ1Y820150816

東京電力 福島第1原発事故をめぐり国や東電を提訴する原告数が約1万人規模に拡大してきた。一部の訴訟では、大津波の発生を「想定外」としてきた東電の主張に関し新たな資料も提出され、同社の過失の有無も争点として浮上。過失責任が認定されれば、補償額が一段と増える可能性もある。一方、同社の勝俣恒久元会長ら旧経営陣3人については業務上過失致死傷の罪で強制起訴が決まり、同原発事故は刑事裁判にも発展する。

<避難と賠償、終息狙う政府・東電>
<問われる国と東電の責任>
<津波の想定めぐり新資料>
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8月8日~11日 川内原発再稼働阻止 現地行動報告
灼熱のゲート前で怒りの座り込み行動

8月10日、九州電力は、川内原発1号機の制御棒を抜き原子炉を起動する日を当初の予定から一日順延し、8月「11日」とすることを発表。4年以上も稼働していない原子炉を「起動」させた。これは現政権による暴挙である。

原子力規制委員会は九電に対し、再稼働まぎわになってようやく高経年化(老朽化)対策についての補正書を求め、書類だけでそれを「合格」とした。8月に入り、規制庁前や九電東京支店前でも連日抗議行動が行われ、国会周辺では「戦争法案」に反対するみなさんに、原発再稼働と戦争法案は一体であり、総がかり行動としても取り組んでもらうよう、川内原発再稼働の問題点のチラシなどを配布した。

 こうした活動の中で、鎌田慧さんら10名の呼びかけ人と超党派の国会議員が賛同人として呼びかけた「原発現地へ行く会(川内原発へ行く基金)」が急きょ発足し、800万円を越えるカンパ資金のもと109名が現地行動に参加するため、8日と9日、二陣に分かれ出発した。

久見崎海岸には40を超えるテントが張られ、8日の昼過ぎから「ウェル亀ロックフェスティバル」が県当局の妨害を跳ね除け開催された。歌と映像とスピーチで訴えられた川内原発再稼働阻止の想いは、美しい夕日と夜空の澄みきった星の光に照らし出された。

9日(日)の「抗議集会」は2千以上の人が海岸をうめつくし、集会後、原発ゲート前に通じる炎天下の3号線を警備当局の規制と暑さに対抗しながら、デモと抗議行動を集会参加者全員でやりきった。

翌10日(月)は早朝からゲート前で抗議行動が開始された。九電は4日から一次冷却系の水の温度と圧力を上げる昇温・昇圧工程を開始し再起動の行程は予定通り進んでいたはずであるが、規制委が最終検査を10日終日かけて行うとの理由でこの日の再起動は順延となった。

ゲート前に集まった400名は抗議の意思表示を表明し、菅直人氏、鎌田慧氏をはじめ、全国原発現地の皆さんなど次から次と「再稼働許さず」の発言が続き、集会は一日中続けられた。 

10日夜からは、久見崎テントの仲間たちがゲート前に夜を徹しての座り込みを貫徹。翌11日も早朝からの行動。6時すぎ、警備当局の検問をかいくぐった5台の車がゲート前に突如現れ、正門を封鎖した。同時に座り込んでいた仲間はチェーンを体に巻き付け、体を張って車部隊と連携する行動が実行された。この行動により、当日、原発構内で作業につく作業員は川内港より原発の専用港に船で入港する事態になり、10時30分、制御棒が抜かれ、核分裂が始まった。その瞬間、私たちは怒りのシュプレヒコールを上げた。

首都圏から駆けつけた私たちは、11日はやむなく帰路についたが、地元の皆さんは午後から薩摩川内市役所まえに集まり、申し入れ抗議行動を行った。市役所側は住民らの入室を拒む対応を行っていることからしても、今後起こりえる重大事態について責任ある対応はなしえないであろう。

私たちの闘いは再稼働を阻止できなかったことに関しては、多くの総括論議が求められている。しかし、現地の人々は、原子炉が動き出した瞬間から、四六時中、原発事故の恐怖にさらされた生活を強いられる。逃げ場が無い。電力消費地に暮らす私たちはこれらの重い現実を受け止め、次なる闘いを開始しなければならない。
新規制基準では重大事故を未然に防ぐ事故対応のマニュアルさえ矛盾だらけ、軽微な事故が操作ミス(認識不足)で過酷事故になる様相は福島原発事故以前の体制となんら変わっていない。むしろ責任の所在をめぐっては、「無責任体制」が露わになっていると誰もが気づいている。

いま一度、福井地裁判決(2014年5月)による、電力を販売する経済活動より命の問題が優先されるという命題を受け止め、一人ひとりが自分の言葉と行動とアイディアで再稼働阻止を訴えよう。

報告者:首都圏からの参加者

PHOTOレポート 8月10日(月)ゲート前

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PHOTOレポート 8月10日(月)12時~13時
「原発現地へ行く会」による記者会見(原発サイトが見える久見崎海岸にて)

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「原発現地へ行く会」呼びかけ人の鎌田慧氏、広瀬隆氏、ミサオ・レッドウルフ氏、柳田真氏、下山保氏、渕上太郎氏、賛同人の菅直人氏、地元薩摩川内市議の井上氏、かごしま反原連(地元反対グループ)、福島から木幡ますみさん、同行した学生有志が出席した。

PHOTOレポート 8月11日(火)ゲート前

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