(このイベントは終了しました)
(老朽原発うごかさない!実行委員会から、緊急行動のよびかけです)
大飯原発4号機再稼働を許さない 緊急行動のお知らせとお願い
2022年7月15日(金)
12時半 集合 おおい町大島半島「しーまいる」まえ
13時 デモ出発
13時40分ごろ 大飯原発ゲート前で抗議行動(14時半ごろまで)
※問合せ 老朽原発うごかすな!実行委員会 木原(090-1965‐7102)
「老朽原発完全廃炉」に向けてご奮闘のこと、ありがとうございます。
関電の原発では、トラブルが頻発しています。
運転開始後45年超えの老朽原発・美浜3号機は、昨年6月23日に再稼働し、わずか3ヶ月間の営業運転をしましたが、この短い運転期間中に二度もトラブルを発生させています。一つは7月2日に発生したもので、電源が断たれて蒸気発生器中の2次冷却水が喪失したとき、蒸気発生器に給水する配管に設置されたポンプに大きな圧力がかかるトラブルです。関電は、「ポンプ入り口にある金属製のフィルターに鉄さびが詰まったことが原因」としています。
高浜3号機では、定期点検中の本年3月、蒸気発生器の伝熱管3本の外側が削れて管厚が大幅に減肉・損傷していることが発覚しています。関電は、伝熱管外側に自然発生した鉄さびの塊がはがれて、伝熱管を削ったためとしていますが、蒸気発生器3基の中には、腐食等によって、2トン以上もの鉄さびや鉄イオンが発生しているともいわれています。高浜3号機は、5月に再稼動を予定していましたが、今も停止したままです。(同様な伝熱管損傷は、2020年11月、高浜4号機でも起こっています。)
7月上旬の稼働予定で定期点検中であった大飯原発4号機では、6月27日、ポンプの過熱を防ぐために設置された配管(電動主給水ポンプミニマムフロー配管)からの水漏れが発覚し、関電は、取り替えのため再稼働を7月下旬に先送りすると発表しました。(同様な配管トラブルは2006年、大飯1号機でも発生しています。)ただし、関電は、この再際稼働予定を、7月1日にまた変更し、7月15日に前倒しすると発表しています。
いま政府や電力会社は、原発稼働のために電力需給ひっ迫を大宣伝し危機感をあおっていますが、上記のように、原発は、定常的に電気を供給できる電源ではありません。原発は、不安定で信頼できない電源です。もし原発電気に頼っていて、その原発が重大事故を起こせば、電力の大規模供給不足になり、大規模停電に至る可能性もあります。
「老朽原発うごかすな!実行委員会」はこのような状況を踏まえて、7月15日(金)に緊急行動を行います。皆様のご参加をお願いします。