【地域の活動紹介】12.15 積雪と強風の中、5時間半の抗議行動
さいなら原発・びわこネットワーク ニュース48号
美浜町議会は老朽・美浜原発3号機うごかすな!
12.15霙・積雪・強風の中、5時間半の抗議行動 【PDF】
【地域の活動紹介】12.15 積雪と強風の中、5時間半の抗議行動
さいなら原発・びわこネットワーク ニュース48号
美浜町議会は老朽・美浜原発3号機うごかすな!
12.15霙・積雪・強風の中、5時間半の抗議行動 【PDF】
老朽原発うごかすな!実行委員会 木原さんからのメッセージ
《闘いは、まだまだ続く》
原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様
12月15日、霙(みぞれ)、雪、霰(あられ)の荒天の下、美浜町で、老朽原発再稼働同意への抗議闘争を展開しました。ご参加の皆様、お疲れ様でした。有難うございました。
町議会では再稼働同意が可決されましたが、まだまだ闘いは続きます。そして、必ず勝利します。何としても老朽原発を廃炉に追い込み、それを突破口に原発全廃を実現しましょう!
議会討論の中で再稼働賛成の町長や議員は、その理由を、(1)「世界一厳しい新規制基準の下に、原子力規制委員会が稼働を認めているから (2)国策だから (3)町の経済発展のため、などと述べています。しかし、「世界一厳しい?基準」で審査して再稼動した原発がトラブル続きです。原発が、人類の手に負えないことを示します。国策で推進した、福島原発が大事故を起こして、住民に塗炭の苦しみを与えたのです。さらに、原発が重大事故を起こせば、立地自治体のみならず、極めて広域の経済が完全に破壊されることも福島事故が教えています。
使用済み核燃料の処理処分には、想像もできないほどの巨費を要し、何万年後の人々にまで莫大な負の遺産を残します。原発を進める関電やそれを支持する人たちは、一時の利己的・経済的利益の追求のみ走っているのです。
これに対して、老朽原発の廃炉を求める議員(河本猛氏、松下照幸氏)のご発言は、原発、とくに老朽原発運転の理不尽さを理路整然と指摘しています。今は、老朽原発廃炉を勝ち取り、それを突破口に原発全廃を実現する私たちの正念場です。「老朽原発うごかすな!」行動に精一杯取り組みます。よろしくお願い申し上げます。
12月13日の「老朽原発うごかすな!実行委員会」実行委員会では、1月24日に、関電前大集会「関電よ老朽原発うごかすな!大集会」を行い、梅田デモを敢行することが決定されました。
連絡先:木原壯林
「若狭の原発を考える会」090-1965-7102、kiharas-chem@zeus.eonet.ne.jp
200kmリレーデモ最終日の12月9日、美浜3号の再稼働を許さず、40年超え老朽原発の廃炉を求める美浜現地行動が行われます。当日は関西方面からバスも出ますが、美浜行動への参加を呼びかけます。
詳細は実行委員会のブログをご覧ください。
12.9(水)申入れ・抗議行動 <美浜町&関電原子力事業本部へ>
当日のスケジュール
13時 美浜駅集合 町内デモ
13時45分 美浜町役場前アピール行動 申し入れ行動
14時30分 町内デモ
15時15分 関電原子力事業本部包囲行動
16時 解散
老朽原発うごかすな!200kmリレーデモ(関電本店~美浜町)
日に日に増えるデモ隊 びわ湖西岸を行進中!
200kmリレーデモ出発日の11月23日(休日)関西電力本店前には550名が集まり、「老朽原発美浜3号、高浜1.2号を廃炉に追いこもう」と怒りの声を上げた。関電本店から西梅田公園へ移動し、いよいよリレーデモが開始されました。
現在、9日の美浜現地行動にむけ、デモ隊はびわ湖西岸を北上中。参加者は日に日に増え、11/30現在のべ900名を超えています。
リレーデモの詳細は実行委員会のブログをご覧ください。
• 実行委 ニュース第25号(2020/11/20)
• 実行委 ニュース第26号(2020/11/22)
• リレーデモ 号外1
• リレーデモ 号外2
• リレーデモ 号外3
• リレーデモ 号外4
• 実行委 ニュース第27号(2020/11/28)
(200kmリレーデモ 最終日は12/9(水))
「老朽原発うごかすな!実行委員会」より、11月23日(月休)~12月9日(水)にかけて実施されるリレーデモと再稼働阻止に向けての緊急行動が呼びかけられています。再稼働阻止全国ネットワークからも現地行動への参加を呼びかけます。皆さん、奮ってご参加ください。
「危険すぎる老朽原発
美浜3号機、高浜1号・2号機の
再稼働を許さない!リレーデモ」参加のご案内
危険すぎる老朽原発・美浜3号機、高浜1号・2号機の再稼働を許さない!
関電本店から美浜町美浜町 200kmリレーデモ
11/23(月休)出発 12/9(水)美浜町申入れ・抗議行動
関電は、44年超えとなる危険きわまりない老朽原発美浜3号機を来年1月にも再稼働させようとしています。3月には高浜1号機の再稼働も目論んでいます。政府は「40年超え運転は例外中の例外」という基準を完全に反古(ほご)にしようとしています。
美浜町の議会や町長の再稼働同意を許してはなりません! 関電原子力事業本部の老朽原発再稼働の策動を阻止しましょう!
老朽原発うごかすな!実行委員会は、老朽原発の即時廃炉を求めて、関電本店(大阪)から美浜町に至る200kmをつなぐリレーデモを行い、沿道の皆さんの目に、耳に、「危険な老朽原発うごかすな!」を訴えます。ルート途中の自治体に対し申入れも行います。12月9日は美浜町で、老朽原発即時廃炉を強く求める到着集会を開催します。
リレーデモ最終日 12/9(水)の行動予定
13:00 美浜駅まえ集合 → 美浜町内デモ行進 → 美浜町役場まえでアピール行動および美浜町長議会へ申入れ → 美浜町内デモ行進 → 関西電力 原子力事業本部 包囲 抗議行動
16:00 現地解散
のぼり、旗、パネル、鳴り物など持ってご参加ください。
◆郵便振替からのご入金
加入者名 : 老朽原発うごかすな!実行委員会
口座記号・番号:00990-4-334563
通信欄に「老朽原発うごかすな!行動へのカンパ」とお書きください
リレーデモ 全行程 [PDF]
11/23 出発日 関電包囲 大集会 [PDF]
12/09 最終日 美浜町申入れ・抗議行動 [PDF]
再稼働阻止全国ネットワークからのお知らせ
≪交通費の補助≫
11/23~12/9にかけて実施されるリレーデモへの参加者20名に交通費の補助を実施します。お一人5千円。定員になりしだい締切ります。リレーデモ期間中、1日の参加でも可。
福井・近畿エリア(京都、滋賀、奈良、大阪、兵庫、和歌山)以外の地域から参加される個人が対象です(団体申込みは受付けておりません)。
≪申込み要項≫
【連絡先】再稼働阻止ネット事務局(沼倉)までお申し込みください。
・メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp
・FAX (03-3238-0797)「たんぽぽ舎気付 再稼働阻止ネット宛て」と明記してください
・電話 (080-1012-4661 沼倉)
≪お支払い方法≫ 個別に相談させて頂きます。
≪その他≫ 東京方面からのルートや現地行動日程等で不明点は、申込みの際におたずねください。
再稼働阻止ネットニュース20号を発行しました
PHOTOリポート(女川原発の再稼働を止めよう!宮城県民大集会)
老朽被災原発 再稼働をとめる大集会が全国各地で始まった!
【コロナ自粛を乗り越え、人にやさしく、参加者が元気になれる工夫された集会が各地で開催】
9.6老朽原発うごかすな!おおさか大集会(1600名)高浜1.2号美浜3号再稼働反対
9.18さようなら原発日比谷集会(1300名) 東海第二再稼働反対銀座デモ(約300名)
9.26みやぎ県民大集会(800名)
集会報告 再稼働阻止全国ネット 沼倉
●労働組合も、生協も、市民も、若者も子供も、みんなで参加した仙台集会
集会は、午後13時30分開始。会場には色鮮やかなのぼり旗がはためき、東京の集会とは違い、国労、教組、全国一般、電通労組、民医連などの労組参加が多いのに驚きました。
生協や市民団体からの参加者は、思い思いのアピールグッズを持ち寄り、横断幕にも手作りのかわいいイラストがプリントされていました。中央ステージは、9.6おおさか集会を参考にトラック荷台に設置されていました。
全国各地で開催される集会が互いにつながり、再稼働反対の輪が広がっている表れでしょうか。
●主催者挨拶
発言時間はコロナ対策上30分でしたが、登壇者4名の発言はわかりやすく、参加者一人一人に行動を促し、活力を与えるものでした。
主催者からは篠原弘典さん(みやぎアクション世話人)が「原発事故から10年、29500人の避難者、県外にも7500人の人が苦しい生活を強いられている。
そういうことを見て見ぬふりして国策だからと言って再稼働を強引に進めていることは許せない。民意は再稼働反対。今日の集会を機に、23日から始まった県議会で知事を追求し、世論にも訴え再稼働に向かう流れを変えていこう。」と挨拶されました。
●女川から
女川町からは町議会議員の阿部美紀子さんが「町議会12名中、3名が再稼働反対、8名が賛成だったが、大崎地区8団体、加美郡3団体、それに町民530名の署名を携えて反対の請願を提出。賛成理由は、商工会などの団体で、原発はベースロード電源でCO2を排出せず温暖化を防止する。
地域経済に必要との3つの主張。住民説明会では「安全を最優先する。できるだけ原発を低減する。」ことが示されていた。
廃棄物問題が解決されていない。避難した後どうなるか、故郷に戻れない。持続する社会を目指すなら、故郷から逃げる訓練はおかしい。逃げなくともよい町、社会、故郷を目指しましょう。」と発言。
●石巻から
石巻の原伸雄さん(避難計画を考える会代表)は
「議会での容認は慚愧の思いだが、希望をつなぐ行動がある。傍聴席からおかしいとの怒りの声が上がった。本会議では危険な再稼働を無批判に容認する議会であってはならないとの発言。
議会と市民の意識に大きな乖離があるが、攻防戦は始まったばかり。20名の脱原発県議団と共に私たちも議会に足を運ぼう。「市長と知事に避難計画の同意差し止め仮処分」仙台高裁の決定は出ていない。
政治の世界では国策という妖怪が徘徊し、安全神話がふりまかれている。再生エネルギーを推進し原発ゼロ社会をめざそう。」と力強くアピールしました。
「脱原発をめざすみやぎ県議の会」から佐々木功悦会長の発言もあり、最後に集会決議を採択しデモ行進が始まりました。
<集会決議 全文>
「女川原発再稼働を許さない みやぎアクション」Facebook
●工夫されたデモ、子供も若者も参加 ^ アピールグッズは楽しいイラスト入り –
デモの準備には、仙台で毎週開催され、375回になる「金曜デモ」の経験が生かされ、いたるところで市民にアピールする工夫がなされていました。コロナ対策では、横に2列、雨傘の距離をとるようアナウンスされ、宣伝カーとトラメガからは、事前にメモリーに入力されたコールが流されました。
何よりもよかったのは車の侵入できない広いアーケード街でデモができたことです。通行人との垣根が取れ、子供のイラストをぶら下げたプラカードがやさしく脱原発を語りかけていました。
●デモ終了後、公園で交流会
約1時間のデモを終え、解散地点の公園で、原発いらない福島の女たちのお二人、東京からの参加で、会場で一緒になったツイキャスのAさんも加わり、宮城の方との交流会が行われました。
初めて会うメンバー同士の交流会でしたが、多くの課題と問題が次々と報告されました。発言者の原さんからは、女川町議会の中で、保守系3名の議員が「事故が起きたらどう逃げるのか不安だ。避難計画がきちんとするまで同意すべきではない」とし、反対派と歩調を合わせる動きを見せ、コロナで断念した小泉講演会にも積極的にかかわる姿勢を示していました。
報道では反対は少数との印象記事が見受けられますが、女川町での署名数も比率から言って県内の自治体の中でも一番多く、小泉講演会が実現していたら、流れは大きく変わっていたとの地元からの報告がありました。
また、東海第二原発再稼働についても、避難の問題についてもっと相互に交流し、屋内退避について問題ありを突き付ける必要あり。
東北電力から日本原電への資金支援についても、東北電力の株主総会で追及した。質問書の回答―「東北電力は、19年度末現在、73億円の債務保証を実施しているが、22年末までに約240億円、23年以降約240億円の債務保証を行うことが報道されているが当社としては決議していない」と詳細な記載がある報告書を提供していただきました。
「みやぎ脱原発風の会」ホームページ参照
第96回定時株主総会への事前質問書
当日ツイキャス
https://twitcasting.tv/keitarou1212/movie/642750469
女川原発の再稼働を止めよう!宮城県民大集会に800名以上参加
9.26杜の都、仙台で脱原発の声高らかにこだまする
15万7724筆の請願署名を県議会に提出
知事は再稼働に同意するな
集会報告 再稼働阻止全国ネット 沼倉
【女川町議会、石巻市議会再稼働容認も4回目の再稼働延期表明、女川2号機、再稼働は2023年以降】
台風崩れの低気圧で前日は大荒れの天候も回復した9月26日(土)、仙台市錦町公園で「女川原発の再稼働を止めよう!宮城県民大集会」が開催されました。
東北電力は2013年12月に2号機の再稼働申請を規制委員会に申請。女川原発は東日本大震災時に13メートルの津波に襲われ、原発周辺の地盤は1メートルほど沈下し、外部電源5回線中4回線が停止、1号機の電源盤火災も発生するなど、過酷事故寸前の状況にあった被災原発です。
2号機原子炉建屋の壁に1130か所の傷が発見されたにも関わらず、今年2月、規制委は、「新規制基準に適合している」ことを了承し、これを受けた女川町議会は9月7日、石巻市議会は9月24日に再稼働を求める陳情を採択。両議会は事実上の再稼働容認を示しました。
一方で東北電力は、安全対策工事に3400億円(特重施設建設費除く)かかり、工期についても当初計画より2年遅れの2022年度中の完成と発表。高さ29メートルの防潮堤の地盤改良問題などが生じ、再稼働の時期は早くて2023年以降と言われています。
また、8月に入ってからは住民説明会が開催されていますが、UPZ住民に対し屋内退避を原則とする問題だらけの避難計画が示され、多くの住民から疑問と不安の声が上がっています。
県民世論調査や「再稼働の是非を問う住民投票条例」の制定を求めた署名活動で示された再稼働反対の民意が大きくなる中で、再稼働推進勢力は早々と議会での容認決議を取り付け、再稼働反対の声を封じる暴挙をもくろんでいるといえます。
こうした中で、9月23日の県議会開催日程に合わせ、県民大集会が開催されました。
津波による犠牲者数が4000人近くに上る石巻出身の私にとっても久振りの帰郷で前日に石巻に宿泊。なじみの食堂で世間話をする中で街の様子を知ることができました。
町並みは見かけ上はきれいになり、津波の傷跡は見当たりませんでしたが、明らかに原発関連の工事関係者の姿が目立ち、後から分ったのですが、今年7月から開始された1号機の廃炉作業関連の工事従事者も多いとのことでした。
2020/9/2の東京新聞(特報Web)より
「動かぬ原発に10兆円、電気代に上乗せされ消費者が負担」
https://tokuho.tokyo-np.co.jp/n/n7239284b5f7f
何のサービスも受けていないのに、料金を取られる。そんなばかげたことが、現実にある。東京電力福島第一原発事故後、発電をしない原発を維持するために10兆円余りが投じられていることを、NPO法人「原子力資料情報室」が明らかにした。その分は電気料金に転嫁されており、一方的に消費者にのしかかっている。このおかしなコスト負担、見直すべきではないのか。(read more)