【活動紹介】4月16日(水)原子力規制庁まえ抗議行動で提出された申入書を紹介します。

経済産業大臣 茂木俊充 様
原子力規制委員長 田中俊一 様

2014年4月16日
かごしま反原発連合有志
副代表 松 元 成 一
抗 議 文

鹿児島県の川内原発再稼働へ向けた規制委員会の審査が、全国で最優先であり、大詰めを迎えていると聞いています。原発周辺の自然災害に対する検証もろくにできていないのに、拙速な再稼働急ぐ事は重大な誤りです。この審査に対して鹿児島県から厳重に抗議します。貴職は、福島第一原発の大事故以降、最大限原発の安全性を検証する責任ある任務を担ってこられたはずです。

しかし、3.11から3年以上経った今、貴職の動きは川内原発の再稼働を推進しようとしているようにしか見えません。私たち鹿児島県民は規制委員会の九州電力に対するいいかげんな検討を断じて許せません。伊藤佑一郎鹿児島県知事は、鹿児島県民に何の説明もなく川内原発再稼働の急がせるよう経産省に要請する始末です。有効な避難計画さえ示していないのにです。

川内原発の稼働の安全性について全く証明も実証も何らされていません。次の項目については、さる3月13日にも指摘したところですが、それに対する回答も対策も論議もされていません。もう一度、回答を求めます。

(1)川内原発に向かって幾つもの活断層が延びている(九州電力は、このデータを改ざんして報告している)。更につい最近原発建屋の至近800mの所に活断層が発見されている。
(2)日本最大の活断層である中央構造線が川内原発のすぐ北を通っている。
(3)世界有数の地震列島であり火山列島でもある日本列島に我々は暮らしている。その中でも稀な5つのカルデラが存在する南九州に川内原発は建っている。

これらに対する検証もなく川内原発再稼働を推進するのか、全く非科学的です。九州電力は適合審査会合において基準値震動を540ガルから620ガルに引き上げました。しかし、その事への対策はどうなったのでしょう。何らかの物理的措置がされたという報告はありませんよね。何の危惧も想定していなかった福島第一の大事故に対し「想定外の事故」と政府は発表したではないですか。しかも、事故の原因を東京電力も政府も解明していません。再度問います。日本の原発のどれが安全だと誰が判断できるのでしょうか。規制委員会のお粗末で無責任な仕事を糾弾します。

川内原発でひとたび事故が起これば、その放射能は日本列島を覆い住民の生命を完全に脅かす事になるのは明らかです。私は世界最大級と言われる姶良カルデラの中で暮らしています。自然災害と向き合って生きているのです。その周辺に原発があることは火山地帯に超大型地雷を仕掛けているのと同じです。もうこのような愚行は止めましょう。

今、子どもたちの未来と引き換えに、原発マネー欲しさに川内原発の再稼働をする事は、断じて認めません。福祉を作り守る為に仕事をするのが行政の義務です。

九州電力のいい加減な申請は絶対認めず、再稼働の推進ではなく、規制する審査をして下さい。

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