Category Archives: レポート、アクション、ほか

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様

3月20日の「関電よ老朽原発うごかすな!高浜全国集会」および町内デモには400人以上が参加されました。
また、この集会の前段として行われた、高浜原発周辺でのデモ行進、抗議・申し入れ集会には250人以上が結集され、
集会の行われた北ゲート前広場は溢れかえりました。

高浜町文化会館での全国集会では様々な地域、多様な団体からの発言がありました。
中嶌哲演さんの「福井県知事や県議会に老朽原発うごかすな!の声を」「原発で作った電気は買わない」「原発ゼロ基本法案を成立させよう」などを訴える主催者挨拶、福島で次々と出てくる困難な状況の紹介、水戸地裁判決の報告、青森・福島・富山・東京・愛媛・香川など全国各地の代表の自己紹介、若狭湾沿岸の8つの市や町の代表の「故郷を放射性物質汚染地域にしてはならない」という切実な訴えと反原発運動の報告、被ばく労働についての問題提起、3つの労働団体からの連帯の挨拶、いずれにも大きな拍手がわきました。

井戸謙一弁護士の「エリート裁判官までもが原発運転を許さない判決をする時代がやってきた」との指摘と「次の過酷事故が起こる前に原発全廃を勝ち取るスピード感を持った運動の重要性」の訴え、京都北部の2反原発団体からの連帯表明、全国ほぼ全ての原発、核施設立地で闘う皆さんから寄せられ、原発、核施設の現状、運動の様子をまとめたメッセージ集も配布されました。

集会後は、歴史を感じさせる旧街道を経由して、「老朽原発動かすな!」を訴える力強いコールを挙げながら、長蛇の町内デモを敢行しました。デモは、狭い街道ながら、道一杯に拡がり、フランスデモの様相を呈するものとなりました。
窓を細く開けて見ている人、玄関前で笑顔で手を振ってくれる人、肩を震わせて泣きながら手を合わせて感謝を述べる老婦人など、反原発の願いの大きさを感じました。

「関電よ老朽原発うごかすな!高浜全国集会」にご参加、ご支援、ご助力いただきました皆様、有難うございました。

老朽原発うごかすな!ニュース42号(2021/3/31発行)

「老朽原発うごかすな!実行委員会」
(連絡先:木原壯林・若狭の原発を考える会:090-1965-7102)

東電福島第一原発事故から10年、地震列島日本に原発はいらない
 老朽被災原発東海第二の再稼働許すな!
 3.11日本原電本店抗議に230名

 2021年3月11日(木)17時~18時  日本原電本店抗議-東京秋葉原

日本原電まえ抗議

 

茨城からも参加

 

大横断幕、忘れまい!3.11反戦・反原発の会/千葉、ひろば葛飾

 

原電(新築されたビル)には社名を掲げるものは何も無く、対面での申入れ書受け取りを拒否する机だけが置いてあった。


 
「10年目の311、日本原電 東電本店前をめぐる」(撮影 UPLAN様)
https://www.youtube.com/watch?v=NtaA1EBFAjM

2021年3月11日、東電福島第一原発事故から10年 東京電力まえで650名が怒りの声上げる

第90回東電本店合同抗議開始を告げる多摩川太鼓   鎌田慧さんのスピーチ

 

落合恵子さんのスピーチ   東電担当者に対し申入れ書手渡し

 

東電本店抗議に650名が参加。東電福島第一原発事故から10年が経過したが何も解決していない。
闘いはここからだ。

 

閉会挨拶「東電の責任を追及し、原発再稼働を許さず、脱原発社会をめざそう」ピースサイクル吉野さん

 

 
OutPlanetTV「核被害に10年の節目はない」東電前で抗議行動」
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2554

「10年目の311、日本原電 東電本店前をめぐる」(撮影 UPLAN様)
https://www.youtube.com/watch?v=NtaA1EBFAjM
 

【地域の活動紹介】
 
みなさま

3月11日に「3.11から10年 福島原発事故は終わっていない香川県民集会」を200名近い結集で行いました。

今回は原水禁香川、香川県原水協、原発をなくす香川の会、脱原発アクションin香川の4団体で実行委員会を作り行うことができました。愛媛からお馴染みの原さよ楽団も参加してくださり、賑やかに集会は始まりました。

集会には大熊町の木幡さんからビデオメッセージをいただき、流すこともできました。木幡さんの「まだ原発は大丈夫、再稼働するという人がいたら、ぜひ帰還困難区域に来てください。私の家を案内するから見てください。」という言葉には重い重いものを感じます。電力会社の社員たちに少しで届いてくれればと思います。集会場所は四国経済産業局のすぐ近くでした。帰宅途中の局員がみんな横を通ったはずです。ほんの少しでも耳を傾ける人がいたのだろうか?そんなことを考えていました。11日は慰霊で埋め尽くされ、香川県内でも慰霊の行事は報道されましたが、私たちの集会は完全に無視されました。

この日は毎月行われている伊方原発ゲート前座り込みの後伊方町内でのポスティングも行われました。この時のビラも添付いたします。

敵は巨大です。しかし私たちは命の話をしているのです。絶対に諦めるわけにはいきません。10年は何の区切りにもなりませんが、電力会社や政府はこの10年を機会にもういちど立ち止まり、自らのやってきたことを見直す時ではないでしょうか。

脱原発アクション in 香川 名出真一

集会アピール(PDF

集会チラシ(PDF

20210311k1_kagawa

 

東電福島第一原発事故から10年 関西各地の集会報告
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3月6日(土) 「原発のない社会へ 2021びわこ 集会」に500名
3月6日(土) 「バイバイ原発3.6京都集会」に850名
3月7日(日) 「さよなら原発2021関西アクションに550名参加
3月11日(木) 兵庫加古川での第109回行動
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▼滋賀・大津
原子力緊急事態宣言はもちろん解除されていない。3月6日肌寒いびわ湖畔に、びわ湖を守ろう、原子力発電は許さないと「原発のない社会へ 2021 びわこ集会」に、500名の市民が集まった。 
日時 2021年3月6日(土)大津市生涯学習センター10時講演会後、14時から大津市膳所公園において集会デモを行いました。
さいなら原発びわこネットワーク50号 PDF
老朽原発うごかすなニュース 38号 2021/3/11発行(No.38)

▼京都
京都では3月6日(土)円山公園音楽堂で「若狭の原発動かすな!福島に思いはせ みんなでデモしよう!」
バイバイ原発3.6きょうと集会が850名の参加者で開催されました。
老朽原発うごかすなニュース 39号 2021/3/15発行(No.39)

▼大阪
大阪では3月7日(日)に中央区のエルおおさかで「さよなら原発2021関西アクション」―原発やめて!核燃サイクル中止!の集会・デモが開催されました。集会は元福井地裁裁判長の樋口英明さんの講演、福島原発告訴団団長の武藤類子さんによる福島からの報告、青森からの報告は佐原若子さん(歯科医)より「六ヶ所再処理の中止」を報告していただきました。
その後、西梅田までのデモには550人が参加、「原発やめて!」「核燃サイクル中止!」を訴えました。

▼兵庫・加古川
3月5日 原発よりいのち。脱原発はりまアクション 脱原発はりま通信118号 
毎月11日を「福島原発事故をわすれない、福島の皆さんとつながる毎月11日行動」として、2011年10月から取り組んで来ました。今日で109回目行動でした。やはり市民の皆さんの関心も高かったのでしょうか、準備した「脱原はりま通信3月号」の配布数はいつもよりかなり多かったです。約250枚ほどは配布。参加者は、脱原発はりまアクション、加古川憲法生かす会・高砂守る会、加印革新懇の皆さんなどです。

また、今日行動の最後は例年のようにロウソクを前に参加者全員で亡くなられた方へ「黙とう」を捧げ、ご冥福を祈りました。
また3月7日には「福島原発事故から10年の集い」参加者105名(会場87名、オンライン18名)で開催しました。

2021/3/2(火)開催 院内ヒアリング集会「危険すぎる老朽原発動かすな」の資料と映像

院内ヒアリング集会
「危険すぎる老朽原発動かすな
 ~若狭の不具合続出原発・老朽原発の再稼働と運転延長を問う~」

日時:2021年3月2日(火)13:30~17:30
場所:衆議院第二議員会館 多目的会議室

質問と回答(PDFダウンロード

事前学習会(撮影協力 UPLAN) 講師:木原壯林さん 「危険すぎる老朽原発」

プレゼン資料(PDFダウンロード

規制庁ヒアリング(撮影協力 UPLAN)

 
 
開催案内ページをみる

<よびかけ24か国269団体による署名にご協力ください>

 

1/24「関電よ💢老朽原発うごかすな!大集会」
コロナニモ、雨ニモマケズ、350名超が結集
報告とお礼

老朽原発うごかすな!実行委員会・木原壯林

(1)報告とお礼
 コロナニモ、雨ニモマケズ、350 名超が結集。(PDF)
 老朽原発うごかすな!実行委員会・木原壯林 (写真など
(2)主催者挨拶(要旨)
 原発ゼロ法案を実現し、原発に依存しない若狭を!
 老朽原発うごかすな!実行委員会・中島哲演
(3)集会宣言
 老朽原発廃炉を突破口に、
 原発全廃をかちとろう!「1.24 関電よ[怒]老朽原発うごかすな!大集会」参加者一同
(4)原発をめぐる司法の状況
 井戸謙一弁護士の発言
(5)老朽原発美浜3号機を動かすな!
 美浜町の河本猛(こうもと・たけし)さんからのメッセージ
(6)当日の動画映像。いつも映像記録を撮ってくれているたぬきさんが
 YouTubeにUPしてくれました。>>> リンク
 

2020年12月22日開催 院内ヒアリング集会「放射能汚染水 海洋放出の実害 -トリチウムは危険-」の速報

22日午後、西尾正道さん(北海道がんセンター名誉院長)をお迎えし、第一部の事前学習会で約1時間、放射線治療とトリチウム健康被害について学習しました。ご自身の放射線治療の経験から、核実験から原発に続く地球の放射能汚染・内部被曝の詳細・トリチウムの健康被害・シーベルト評価の問題を駆け足で伺いました。第二部のヒアリングでは、事前に福島みずほ議員事務所から送った質問書に対する回答を経産省・環境省・原子力規制庁からヒアリングした。

質問項目[Ⅰ]トリチウムの海洋投棄は危険
トリチウムの海洋投棄は危険では、回答の多くがICRPやIAEA、ALPS小委員会からの引用であり、全く納得できないもので、ICRPが全く信用できない組織であること、人体内の放射性物質の挙動とトリチウムの害、過去の多くのトリチウムによる健康被害を訴え、個々の問題を科学的に考えるように訴えた。

質問項目[Ⅱ]海洋放出計画の概要
政府が「ALPS処理水」と称する言わば低レベル放射性廃液の海洋放出計画が未だに明らかにされていないばかりか、「実施計画を策定するのは東電」との回答を繰り返して逃げるばかり。東電による二次処理や他核種の除去に対し、第三者モニタリングを強く訴えたが回答を得られなかった。

質問項目[Ⅲ]廃炉対策と汚染水対策
「タンクの増設を続ける余地は、極めて限定的」との回答に対し、廃炉工程(30年~40年計画)の遅れ・実現性の無さ・デブリ取り出し計画の矛盾等を訴え、廃炉を口実に海洋放出を主張する国の姿勢を追及した。また、仮に海洋放出するとしても、今のタンクの容量を考えればタンク増設が必要であることを訴えた。さらに、10キロ離れた東電福島第二への保管についての回答「放射性物質を敷地外に持ち出すことはリスクを広げる」に対して、「海洋放出」の法が格段にリスクが高いことを訴えた。最後に、環境影響評価法に基づくアセスメントの必要性を環境省に訴えた。

開催要旨
日時 2020年12月22日(火) 13時半~17時
場所 参議院議員会館 講堂

■事前学習会  13時半~14時半
演題「トリチウムの健康被害」 講師 西尾正道さん(北海道がんセンター名誉院長)
 IWJチャンネル5 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/486775
【動画】(撮影協力:UPLAN)
 第一部 西尾正道さん講演「トリチウムの健康被害」https://www.youtube.com/watch?v=hEBOHb2xtqY

■省庁ヒアリング 14時半~16時半
 出席:経産省(エネ庁)、原子力規制庁、環境省
 質問項目(事前に省庁へ質問書を提示済)
  Ⅰ トリチウムの海洋投棄は危険 経産省 回答
  Ⅱ 海洋放出計画の概要 環境省 回答
  Ⅲ 廃炉対策と汚染水対策
【動画】(撮影協力:UPLAN)
 第二部 省庁ヒアリング 放射能汚染水「海洋放出」の実害 ~トリチウムは危険~https://www.youtube.com/watch?v=5xhiqxpR1iE
(但し、経産省の要望で、担当者の顔写真を撮影していません。)

主催 経産省前テントひろば
協賛 再稼働阻止全国ネットワーク
紹介 参議院議員福島みずほ事務所
12/22案内

老朽原発美浜3号、高浜1.2号うごかすな!
関電本店~美浜町リレーデモ137㎞ 延1360人が参加」
「大飯原発3、4号基 設置許可取り消し認める判決」(大阪地裁)下される中、
 200名をこえる仲間が関西電力原子力事業本部を包囲

報告-再稼働阻止全国ネットワーク

11月23日、関西電力本店(大阪市)前抗議に550名が集まり、西梅田公園を出発したデモ隊は、1450万人の水源、琵琶湖の西岸を北上しながら、町中の路地や田んぼの周りにもデモ隊が入り込み、11日間の全行程で原発事故による放射能被害の危険性を訴えた。

原子力発電所特別委員会が開催された最終日の美浜町では、早朝よりアピール行動を開始。町当局は、コロナを理由に住民の傍聴を一切認めない張り紙を張り出したが、私たちの申し入れで傍聴席が確保された。デモ中も毎回ニュースを発行し、新聞でも報道された大衆行動が大きな力となり、町当局の権利侵害行為を撤回させることができた。

12月4日、8年間の裁判の末勝ち取った「大飯3,4号機の設置許可取り消し」の判決が報じられ、9日、美浜町役場前には200名をこえる仲間が駆けつけ、町内デモ、申し入れ、抗議行動が行われた。原子力特別員会は、わずか90分で審議を終え、再稼働賛成の請願を15日開催の本会議にむけ可決したが、美浜町の河本議員は「今日のデモは素晴らしかった。こんなに長い隊列のデモは初めてで、この力で本会議でも精いっぱい訴えていきたい」と発言。

中嶌哲演さんは「370万件の利用者が関電との契約を断ち切っている。立地地の住民と都市の市民が関電を追いつめていけば、原発をなくすことができる。」と発言。3時過ぎには関電原子力事業本部前で抗議。関西電力に「老朽原発再稼働の準備工事の中止と廃炉決定」など7項目の申し入れを行った。

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老朽原発うごかすな!実行委員会 ブログ
リレーデモ、やり抜いた!