Category Archives: レポート、アクション、ほか

発足後4年を迎える原子力規制委員会の
「再稼働推進」と「被ばく強要」を糾弾し、解散を要求する!

2012年9月19日に発足した原子力規制委員会は、この4年間に、福島の人たちに被ばくを強要し、原発の再稼働を推進してきた。私たちは、怒りを込めて原子力規制委員会の解散を要求する。

1 「年間被ばく100ミリSvで安全」「20ミリSv地域への帰還」を撤回しなさい
2 緊急作業時被ばく限度250ミリSvを撤回しなさい
3 川内1、2号機の稼働を直ちに止めなさい
4 伊方3号機の稼働を直ちに止めなさい
5 高浜原発3、4号機の合格を撤回しなさい
6 全ての原発の審査を中止し、イチエフ事故を検証し世界の規制を調査の上、
  「新規制基準」を作り直しなさい
7 さもなくば、原子力規制委員会は解散しなさい

抗議声明 全文(PDF)
 

九州電力東京支社への申入れ報告
 三反園知事の要請に答えろ、に反論できない九州電力

(再稼働阻止全国ネットワーク 事務局 木村)

 9月7日(水)16時半に、電気ビル7階の九州電力東京支社で、業務推進グループの藤本リーダ他1名と面会した。
 再稼働阻止全国ネットワークによる申入書「川内原発1、2号機の即座の稼働停止、申入れ書」および、反原発議員・市民連盟による申入書「鹿児島県民に脱原発の意志を受け止めて、川内原発を止めてください」を読み上げて提出。前回同様、申入書は九州電力社内で掲示するよう要請し、確認された。

 続いて、2つの申入書の補足説明をしながら質疑応答などで45分ほど話し合った。
 九州電力は当初、鹿児島県知事と薩摩川内市長の再稼働容認を「地元同意」の根拠としていたにもかかわらず、現鹿児島県知事が川内原発の「即時停止要請」をしている状況は、「地元同意」(のひとつ)が無くなったことを示しているのだから、直ちに川内原発を止めるべきではないか、また、先月あたりは「知事の要請に対してはきちっと対応する」と言っていたはずだと詰め寄ると、藤本氏は、「再稼働まえに(前)知事が同意した」「原発は急には止められない」「いま川内を止めると電力不足が起こり他電力会社から購入が必要」などと言い訳をした。

 私たちは、「避難が出来ない、避難計画は絵に描いた餅、周辺自治体も住民も納得していない、免震重要棟もできていない、熊本大地震が続いている、基準地震動の過小評価、フランスの規制当局が発見した圧力容器の強度不足問題発生」など様々な問題を指摘した。
 前回訪問した際、川内原発の稼働について「絶好調です!」などと答えていた藤本氏は、今回は、「川内停止は最終的には経営判断だ」と逃げの発言。内心は少しまずいと感じているようだった。

なお、以下のことも確認できた。
• 免震重要棟について
川内原発の撤回を規制委が認めず、次回以降の審査会合に持ち越しとなった。前回訪問時、「玄海原発についてほぼ規制委の了解を得た」と答えていた藤本氏も、更田委員長代理がまずいと言い出しいまは、川内も玄海も「了解されていない」とのこと。(私たちの規制庁院内交渉では、担当者は「まだ審査中」と発言していた。免震重要棟が(再稼働まえの)今年3月に設置されていないとといけなかったことを糾弾した成果か?)

• 圧力容器の検査について
藤本氏は、(川内原発を)停止して圧力容器の内側から炭素濃度を調査することを想定していたとのこと。南日本新聞の記事によれば、九州電力としては、書類や聞き取り調査のみで炭素濃度を調べる方針。本当にそれで調べられるのか大いに疑問。

• メディアへの不満表明
藤本氏は、何か故障など事故があるとメディアが大きく報道するが、調査して問題無かったと九電が発表してもメディアは報道してくれない、とメディアへ不満を述べた。まるで冤罪報道された被疑者のような発言だが、こちらからは「多くの国民の電力会社への不信感があるからだ」と逆襲した。

• 九電の原子力規制委員会訪問
この日、恒例の「原子力規制委 毎水曜昼休み抗議行動」をしている時に藤本氏が通りがかったので、規制委への用向きを尋ねたところ、三反園知事要請への対応を報告したと答えた。この日午前中に三反園知事が川内原発の即時一時停止を再要請したことを後で知ったが、多分これへの対応を相談しに行ったのだろう。

以上

申し入れ書(クリックすると大きい画像で表示します)

 

10/8(土)~10/10(月休) 泊原発再稼働阻止行動に参加しよう!
「泊原発再稼働阻止実行委員会」結成される
10/3(月)~10/8(土)は六ヶ所スタートの自転車リレーデモ!

「原発現地へ行く会」からの呼びかけです。

北海道電力は泊原発の再稼働に向けて、住民説明会を開始している。
泊原発で一度事故が起きれば周辺自治体のみならず、津軽海峡一帯は放射能で汚染される。また、プルサーマル運転の泊原発は六ヶ所再処理工場の稼働とも密接に関連している。核廃棄物誘致に反対する道民の声も高まる中での「泊原発の再稼働」は許されない。
厳寒の冬の北海道では、ビラ一枚配布するにも苦労する。
現地の皆さんはこの秋、早々に「泊原発再稼働阻止実行委員会」を立ち上げ、行動を開始した。全国から応援しよう。

★2016年10月8日(土)13時~ 「さよなら原発北海道集会」
  開場12:30~  集会13:00~  デモ14:15~
  場所 札幌市大通公園8丁目ひろば
  主催 さようなら原発1000万人アクション北海道実行委員会

☆2016年10月7日(金)18:15~ STOP!再稼働 さようなら原発 北海道講演会
  講師 鎌田慧さん、西尾正道さん
  場所 北海道自治労会館 5階 大ホール(札幌市北区北6条西7丁目)
  問合せ 北海道平和運動フォーラム TEL:011-231-4157

★2016年10月9日(日)13時~15時30分 「泊原発再稼働阻止現地集会」
  <集会・デモ・風船上げ行動など、原発が見える岩内町の埠頭で開催>
  主催 泊原発再稼働阻止実行委員会
  場所 岩内町旧フェリー埠頭緑地
  ちらし(おもて)(うら

★2016年10月10日(月休)9時~13時 「泊原発周辺フィールドワーク」(バスツアー)
  呼びかけ 行動する市民科学者の会・北海道
  ツアー参加費:1000円/1人

●これらの行動に参加する方に、「原発現地へ行く会」から交通費の一部補助を実施します。(補助対象:北海道地域からの参加者を除く。団体での申し込みはできません。)
 参加申し込みは、「原発現地へ行く会」までFAXまたはメールでお願いします。
 FAX:03-3238-0797申込書:チラシ裏面) メール:info@sendaiikou.com
 ※氏名、生年月日、連絡先(電話番号/メールアドレス等)を記載してください
 問合せ 電話:070-5019-5907 

「原発現地へ行く基金」へカンパのお願い

**********《関連行動》**********

●自転車リレーデモ(六ヶ所 ━ 大間 ━ 函館 ━ 泊 ━ 札幌)
 日程 2016年10月3日(月)~10月8日(土)
    函館市激励、周辺自治体訪問し札幌集会(10/8)に合流。各地で交流会開催。
 主催 泊原発再稼働阻止・大間原発建設反対 自転車隊
 参加申し込み・問合せ先
 070-5477-4296(中道) メール hankakunen@gmail.com
 【チラシ】

●再稼働阻止全国ネットワーク「全国相談会」

 日時 2016年10月8日(土)19時~ 10月9日(日)8時半~
 場所 ホテルようてい(倶知安町)

 *札幌集会後、泊原発再稼働阻止実行委のチャーターバスで移動(2時間)
 *9日(日) 相談会終了後、岩内までチャーターバスで移動(30分)
 *宿泊については、実行委で「ホテルようてい」(3食付8,500円)を確保しています。宿泊希望の方は早めにご連絡ください。
 問合せ:沼倉(080-1012-4661)まで

(このイベントは終了しました)

再稼働阻止ネットワーク 全国相談会開催と、
「泊原発再稼働阻止・大間原発建設反対」リレーデモ(自転車隊〉参加者募集のお知らせ
【チラシ】

「全国相談会」概要
 日時 
 (1部)2016年10月8日(土)19時~(札幌集会後にバスで移動)
 (2部)2016年10月9日(日)あさ8時半~11時半(終了後、岩内にバスで移動)
 場所 ホテルようてい(倶知安町(くっちゃんちょう)
    ※ホテル宿泊希望の方は早めにご連絡ください。(3食付8,500円)

 議題案
 ・泊の再稼働を如何に止めるか
 ・基準地震動問題(規制委批判)など全国的取組みについて
 ・川内原発は2度と動かさない全国集会(11月13日 鹿児島)について、他

●相談会についての問合せ
 再稼働阻止全国ネット事務局(沼倉)080-1012-4661

●10月連続行動 カンパのお願い(再稼働阻止ネット)
 ・郵便振替 口座記号:00110-0-688699  加入者名:再稼働阻止全国ネットワーク
 ・銀行などから入金の場合
  当座(ゆうちょ銀行 金融機関コード:9900  店番:019)
  店名:〇一九 店(ゼロイチキユウ店) 口座番号:0688699

**********
 
リレーデモ(自転車隊〉スケジュール
(10月3日~8日、六ヶ所スタート 札幌着)

[1] 10/3(月) 六ヶ所~東通~むつ~大間(97km)約6時間
   10:00 六ヶ所 出発
   (宿泊 大間 おおま温泉海峡保養センター)
   
[2] 10/4(火) 大間~函館~長万部
   7:00 大間発 ~ 8:30 函館着(津軽海峡フェリー)
   8:30 記者会見〈函館市役所前〉
   9:00 函館市役所前 出発、函館~長万部(112km)約9時間
   (宿泊:長万部、交流会:民宿シャマンの里)

[3] 10/5(水) 長万部~黒松内~(寿都町)~蘭越~ニセコ~倶知安(120km)約9~10時間
   ※「~寿都町役場」は途中から別働隊で
   要請先自治体:黒松内町・寿都町・蘭越町・ニセコ町・倶知安町
   (宿泊:倶知安町(羊蹄閣予定)、交流会)
   
[4] 10/6(木) 倶知安~共和~岩内~泊~神恵内~余別(77km)
   要請先自治体:共和町・岩内町・泊村・神恵内村
   (宿泊先:余別、積丹YH 予定)
   
[5] 10/7(金) 余別~積丹~古平~仁木~余市~小樽(67km)
   要請先自治体:積丹町・古平町・仁木町・余市町・小樽市
   (宿泊先 小樽市「小樽温泉オ・スパ」2550円食事別、交流会)

[6] 10/8(土) 小樽~札幌大通公園8丁目広場(38km)
 (「さよなら原発北海道集会」に合流)

●自転車隊 連絡先(中道まで)
 電話 070-5477-4296 FAX 017-742-6728 (10/2まで) hankakunen@gmail.com

8月10日~12日 伊方原発動かすな!現地行動報告(報告者:沼倉)

●8月10日 四国電力本店まえ行動(香川県高松市)
地元・高松のほか、高知、上牧(大阪)、福島などから多数参加。

同日 松山(愛媛県)へ移動して、「坊っちゃん広場」にて再稼働反対を訴え、路上ライブなど

●8月11日 伊方原発ゲート前抗議・ハンスト行動・伊方町内パレード
「ハンスト」グループとして、愛媛県知事、四電社長、原子力本部あてに申入れ書を提出、参加者にも配布

●8月12日 伊方原発ゲート前抗議
この日、伊方原発3号機の再起動が強行された

菅直人さん、福島みずほさんらと固いスクラムを組む地元の方々。今後もあきらめず廃炉要求を続ける。

静かなたたずまいの九町漁港。「原発なしで暮らしたい」が全ての人々の思い。

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2016年8月10日~12日 伊方原発動かすな! 現地行動報告(報告者:沼倉)

12日午前9時、四国電力は伊方原発3号機の再起動を強行した。

3号機は7月12日から15日にかけ、3台の一次冷却水ポンプがトラブルを起こした。うち1台は直後に回復したものの、3台それぞれのトラブル原因は同一ではなく、四電による説明もあいまいなまま、再稼働には支障がないという判断でスイッチが押された。8月15日には伊予灘で震度3の地震が発生。地元住民にとってこれほど恐ろしい事態はない。

この伊方原発再稼働に対し、抗議のハンスト行動を呼びかけるとともに、現地の抗議行動に合流した。前回の「「みんなでとめよう伊方原発7.24 全国集会」(7月24日開催、参加:700名)に引き続き、県警の「交通規制」(集会妨害)をはねのけ、150名がゲート前に駆けつけ、怒りの声をあげた。

Photoレポート8/10~8/12「伊方原発動かすな!現地行動」

ほかにも様々な抗議行動が全国各地で取り組まれた。
 8日(月)から4日間連続:高松にて、四国電力 本店まえ行動
 9日(火):宇和島にて、四国電力支社に対する宇和島市民の抗議行動
 10日(水):大洲市にて脱原発講演会
 11日(木):三崎軽トラパレード、伊方町パレード、ほか徳島駅まえなど四国各所で抗議の声があがった。

東京では、10日の四電東京支社抗議、12日の起動日には、1000万人アクションの皆さんによる四電東京支社抗議。郡山(福島)でもゲート前抗議に連帯する行動。京都でも金曜行動が取り組まれ、「伊方再稼働NO!」の声が沸き起こった。川内原発ゲート前で抗議行動を行った「3.11鹿児島実行委」の皆さんは翌日、伊方ゲート前に駆けつけ、熱烈なコールで集会を盛り上げた。

<抗議集会に寄せられたメッセージ>
 あおもり金曜日行動実行委・大間原発反対現地集会実行委 中道雅史さん
 福島 大熊町議 木幡ますみさん
 原発いらない福島の女たち 黒田節子さん
 福島バッジプロジェクト代表 丹治博治さん
 サヨナラ原発福井ネットワーク 若泉政人さん
 ピースリンク広島・呉・岩国 新田秀樹さん
 かごしま反原連 松元成一さん
 ストップ川内原発!3.11鹿児島実行委 杉原洋さん
 川内原発建設反対連絡協議会 会長 鳥原良子さん
 社民党副党首 参議院議員 福島みずほさん
 参議院議員 山本太郎さん

●山本太郎さんからのメッセージ紹介

「 ゲート前の皆さまへ
今日、再稼動の日に、皆さんを、抗議の場に立たせてしまう事は、明らかに政治の失敗です。
政治に関わる1人として、責任を感じます。申し訳ありません。
せめて現場に駆けつけ、連帯したかったのですが、それも叶わなわぬ、不甲斐ない山本太郎から、現場の皆さんへのメッセージです。

愛媛県の伊方原発が再稼動。
正気ではない。
収束の方法もわからない東電原発事故を受け、行けるところまでトコトンいってやろう、
沈みかけの泥舟から、最後の一滴まで搾り取ってやろうと言う、
一億総玉砕、一億総火の玉作戦に転換したのが、現在の政治。

大地震のさなか、佐田岬半島の住民を船で逃がす、と言う、
津波の影響も無視した避難計画、と言う現実逃避。
この国に生きる大切な人々を人柱にしてでも儲けてやろう、 という気持ちがこの一点だけからも、透けて見える。 怒りに震えます。

結局、有事の際、権力が下す判断は、問題ない、安全です、と言う棄民政策です。
今だけ、カネだけ、自分だけ、と言う政治の犠牲になるのは、この国に生きるひとり1人。
大地震がいつ起きてもおかしくない状況で、中央構造線の側に立つ原発を躊躇なく再稼動させる政治も、
知事も、議会も、入れ替えなければ、私たちの生存権が剥奪された状態が続きます。

まずは、愛媛、広島、大分の差し止め訴訟を、全国で、全力で支えましょう。
私も原告を応援し、国会活動においても、微力ながら、全力で、政権に対し、デッドボールを投げていく所存です。

あらためて、今日からが始まり。
美しい愛媛を、四国を、日本を守る為にも、
原発即時停止、即時撤退を勝ち取りましょう。

山本太郎

【報告】原子力規制委員会院内ヒアリング(報告者:木村)

「本当に伊方原発3号機を稼働するの?」
 ~伊方原発を動かしてはいけない!~
 ~日程優先・基準地震動過小評価の原子力規制委員会~

日程 2016年8月9日(火) 参議院議員会館 B107会議室
主催 再稼働阻止全国ネットワーク 事務局
質問者:山崎久隆さん(たんぽぽ舎)、再稼働阻止全国ネットワーク、他

【質問、回答の概要】

◆1◆ 伊方原発3号機の再稼働を目前にして

  1. 審査の推移
  2. 7月17日の一次冷却水ポンプ事故について
  3. 重大事故対策について
  4. 保安規定違反について
  5. PWRの過酷事故対策について
  6. プルサーマル発電について
  7. その他
規制庁側回答の概要
一次冷却水ポンプの故障が起こっても、総合訓練で四電の訓練不足が露呈しても、特定重大事故等対処施設に係る非公開審査を始めたばかりでテロ対策 なんてできていなくても、免震重要棟(自主設備!)ができていなくイチエフ事故対応はとてもできない状況であっても、保安規定違反が4つも発覚しても、ともかく日程優先で四電の希望通りに再稼動をさせようとしている原子力規制委員会の姿勢があきらかになった。

◆2◆ 基準地震動の設定方法について

  1. 伊方原発3号機の基準地震動について
    ( 熊本大地震、地震動過小評価、レシピと近似式、地震専門家)
  2. 島崎さんの指摘とその対応と今後の基準地震動見直しについて
規制庁側回答の概要
20年以上前の稼働時基準地震動を650ガルに倍増したにも拘らず、担当が、何をどのように補強したのかは確認できていないばかりか、安全裕度の食いつぶしがあることをも認めた。
 また、熊本大地震で新たな知見が得られているのに原発を止めて評価をすることもせず、岡村真さん(高知大)の指摘や島崎さんの指摘を無視し、基準地震動の過小評価を厳しく指摘している長沢啓行さんの指摘に対しては訴訟係争中であるからと科学・技術者としてあるまじき口実で逃げ、「国民」が最も心配している地震に対して真面目に議論しようとしない原子力規制委員会・規制庁の姿勢が明らかになった。
 なお、長崎に水爆が落とされて71年目の日に審査で議論が避けられてきているプルサーマル発電について追及し、一方基準地震動を推定において過去の地震からの回帰式による平均で評価することの危険性を参加者が厳しく批判した。

これらの白熱議論は以下の動画で観ることができる。是非ご覧いただきたい。
IWJ:ハイライト

原子力規制委員会院内ヒアリング集会 本当に伊方原発3号機を稼働するの? ~原子力規制委員会は再稼働を推進するな~

ツイキャス(田中寛子さん)
http://twitcasting.tv/humansystem/movie/295322767
http://twitcasting.tv/humansystem/movie/295336186

この院内集会については、再稼働阻止全国ネット 事務局あてにメールでお問い合わせください。info@saikadososhinet.sakura.ne.jp

(このイベントは終了しました)

7月24日~26日 伊方原発3号機再稼働阻止行動 Photoレポート

7月24日~26日 伊方原発3号機の再稼働に反対する行動が伊方現地や松山市内で行われました。当初、四電は7月26日にも起動する工程で使用前検査などを行っていましたが、7月17日、一次冷却水系のポンプの水漏れが発覚。原因究明の為、工程がずれ込む事態のなかで全国から集まった700名の皆さんが、ゲート前で「伊方原発動かすな」の声を上げました。

7月24日 伊方原発ゲートまえ抗議

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7月24日 市民交流会

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7月25日・26日 再びゲート前に結集

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7月26日 伊方庁舎前、20年ぶり「原発反対」伊方町内デモ

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7月26日 松山行動(伊方3号機運転差止め仮処分 第1回審尋報告会・記者会見)

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伊方原発3号機再稼働への抗議文

福島のあの過酷事故からはや5年あまりが過ぎ、未だに事故の収束も原因究明さえもなされていない。それにも関わらず昨年夏には川内原発1、2号機、今年初めには高浜原発3、4号機が再稼働され、この7月26日には伊方原発3号機を再稼働しようとしている。

そもそも私達地元住民は、伊方原発建設当初から原発に賛成した覚えは一度も無い。再稼働に理解を示した覚えも、同意した覚えもまったくない。一部の人間の同意をもって地元合意の手続きがなされたのはあまりにも暴論であり、民主主義に対する冒涜である。

だが国と四国電力は権力と金に物を言わせ、ありとあらゆる手段を用い、人の生命を奪うことすら顧みず、強引に伊方原発の建設を強行し稼働し続けてきた。住民の反対の声も、7度にわたる魚の大量死も顧みず稼働し続けてきた。
このような命を軽んじる傲慢さが、今回のような無用な醜態をさらす結果となるのだ。四国電力が醜態を晒すだけなら構わないが、原発はそのことが何万何十万の人たちの故郷を奪い、生命や未来を脅かすことになるということをもっと重く受け止めるべきである。

ここに集いし私たちは、先人たちの魂の叫びと、ここに集えなかった仲間たちの声と、生きとしいける全ての想いを背負って抗議する。

四国電力に要求する、伊方原発3号機再稼働撤回、伊方原発全て廃炉
私達は放射能に脅かされない生活を勝ち取るまで、断固闘い続けることをここに宣言する。

みんなで止めよう伊方原発7.24全国集会 参加者一同

伊方原発3号機の再稼働が目前に迫った伊方現地では、7月11日(月)、伊方原発ゲート前に50名ほどが集まり抗議の声を上げました。鳥津漁港付近から対岸(ゲート側)に向けて、広島ピースリンクの仲間たちがボート4艇で海上からのアピール行動を行いました。

天候次第ですが、7/24(日)の現地行動「みんなでとめよう伊方原発7.24 全国集会」でも海上デモを行う予定とのこと。7/24(日)現地行動についてはこちら

Photoレポート

準備
海上保安庁のチェック
出漕(しゅっそう)

 

 
 
廃炉が決まった伊方1号機

 

原発作業員、四国電力に向け、
命の海を守れとアピール
 
 

 

四国電力東京支社を訪問し、質問書およびテントひろばからの申入書を提出し、質問書に対しては伊方原発の再稼動前までに回答するよう要望しました。

「緊急時の住民用放射能待避施設の整備を求めます」(反原発自治体議員・市民連盟)
「四国電力本店への質問状 – 5(使用済み核燃料と基準地震動について)」(再稼働阻止全国ネットワーク)
申入書「伊方原発3号機の再稼働は絶対に止めてください」(経産省前テントひろば)

申入れの後18時半から、四電東京支社まえ(東京銀行協会ビル)で抗議行動を実施しました。

Photoレポート

質問書・申入書手渡し
東京支社まえで抗議行動
東京支社まえで抗議行動