Author Archives: Wxkanri

(過去記事の再掲載)

Rueters (2014/5/30)〔焦点〕:川内原発審査で火山噴火リスク軽視の流れ、専門家から批判
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL3N0OG1EW20140530

[東京 30日 ロイター] – 九州電力 川内原発(鹿児島県)の審査をめぐり、原子力規制委員会の中で火山噴火のリスクを小さく見積もる流れが形成され、同委の外部からは安全姿勢に問題が残るとの声が出ている。一方、厳格な審査を行ってきた島崎邦彦委員長代理を再任しない人事案が27日、政府から提示され、政府が原発再稼動に向け地ならしを行っているとの批判も出ている。

<規制委員長、火山学者に不快感>
<川内原発、立地は適切だったのか>
<独立性、有名無実化も>

自治体議員呼びかけによる
「福島を忘れない 全国シンポジウム・現地視察」

事前にお申込みください(定員になり次第、締め切り)
【シンポジウム】
 日時 2015年 7月11日(土)13:00~21:00
 会場 ホテル福島グリーンパレス(福島県福島市太田町13-53)
 交通 JR福島駅 駅前 <地図>

 資料代 議員 3,000円 | 一般参加者 1,000円
 交流会 4,000円(弁当・飲み物含む)
 宿泊 8,000(1泊朝食付き)

【現地視察】
 日時 2015年 7月12日(日) -終日-
 行程 あさ7:30集合 ホテル福島グリーンパレスまえ
 バス代 4,000円

東京方面から参加の場合の一括料金
 議員 25,000円 | 市民 23,000円
 (往復バス代、シンポ・交流会参加、宿泊、現地視察を含みます)
 新宿発 あさ7時集合(新宿西口スバルビル前)、7時30分出発です。遅れないよう集合してください。

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主催・問合せ
福島を忘れない!全国シンポジウム実行委員会
 呼びかけ:相沢一正(東海村議会議員)、佐藤英行(岩内町議会議員)、福士敬子(元 東京都議会議員)、武笠(元 松戸市議会議員)
TEL/FAX 03-5936-0311(反原発自治体議員・市民連盟 事務所)
ホームページ http://nonukesjapan.org/

日刊ゲンダイ 2015年6月24日
裁判に姿見せず… 東電・勝俣元会長は平日昼に「銀ブラ」満喫
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161061/

日刊ゲンダイ 2015年6月20日
社内文書で「津波対策は不可避」 決定的になった東電の“人災”
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/160949

「大津波は予見できなかった」との言い訳は、もはや通用しない。

 東京電力が、東日本大震災の前に「津波対策は不可避」との文書を作成していたという。18日、東京地裁で行われた福島第1原発の事故をめぐる株主代表訴訟の口頭弁論で、明らかになった。訴訟は東電の勝俣恒久元会長ら歴代経営陣が津波対策を怠ったとして、株主が訴えているものだ。

 今回、明らかになったのは、東電が2008年9月の会議で使った社内文書。「地震及び津波に関する学識経験者のこれまでの見解及び、地震調査研究推進本部(推本)の知見を完全に否定することが難しいことを考慮すると、現状より大きな津波高を評価せざるを得ないと想定され、津波対策は不可避」と結論づけている。文書は機密性が高いとして、会議後に回収されたという。

 東電は震災前、三陸沖巨大津波の可能性を示した政府の推本の予測を受け、独自に検討。08年3月ごろまでに、従来の想定を上回る最大15・7メートルの津波を試算していたことが判明している。東電はこれまで「試算の域を出ず、設計上の対策に使えるものではなかった」と説明してきた。

しかし、社内文書が発覚したことで、東電は震災が起こる2年半も前から危険性を把握していたにもかかわらず、津波対策を行わず“放置”してきたことになる。原告側は「東電は不可避の対策を先送りしたことを自白している」「回収予定の文書だから記載されたもので、東電の本音を示している」などと指摘している。

 原告の代理人である海渡雄一弁護士は言う。

「津波対策を行うとなったら、お金はかかるし、原発をしばらく止めなければいけなくなる。東電側はそれを嫌い、工事を決断することができなかったんだと思います。耐震バックチェック(耐震性を再評価する作業)を続けながら、古い原発を耐用年数まで使い終わった後に、津波対策の工事をやろうとしていたのではないでしょうか」

 工事費をケチって対策を怠っていたのだとしたら、完全に“人災”だ。決定的な機密文書だけに、東電の責任逃れは絶対に許されない。

6月6日~7日「全国相談会」(in福岡)レポート

若狭の原発を考える会 木原壯林

「高浜、大飯原発再稼働阻止ネットワーク」の発足と若狭現地、関西圏での活動報告

原子力規制委は、昨年(2014年)12月17日、関電高浜原発の原子炉設置変更許可申請が新規制基準に適合しているとする「審査書」を発表し、今年(2015年)1月16日までのパブコメを経て、2月12日に正式決定した。規制委は、3,615件のパブコメの大多数を占める再稼働反対の意見のほとんどを無視した。現在、工事計画認可申請、保安規定変更認可申請の審査中である。

「審査書」の決定後、3月4日、高浜町議会は「高浜原発再稼働を速やかに実施せよ」とする陳情書を首相、経産省、文科省、内閣府に、写しを県知事、県議会に提出することを採択した。3月20日、高浜町議会議員全員協議会は再稼働への同意を表明した。

一方、4月14日、福井地裁は、人格権を侵害する恐れのある高浜原発3、4号機の再稼働を認めないとする仮処分決定を行った。この決定には即効性があり、不服申し立てによって、決定がくつがえらない限り、再稼働は不可能である。関電は、4月17日、決定を不服として、異議と差止めの執行停止を福井地裁に申し立てたが「執行停止申立」は5月18日付けで却下された。異議申立については審尋が進行中である。

5月20日、福井地裁で「大飯原発差止め審尋」と「高浜原発差止めに対する関電の異議申立」の2件の審理があった。内容は、基本方針の確認と日程決定。裁判長は、「原発は未経験である、文書もすべては読んでいない、まったく白紙で臨む」という自身の情況を述べた上で、「社会的に注目されている裁判なので慎重審理したい、原告・被告・裁判所3者で争点を共有する」という基本姿勢が示された。また、二つの案件は共通点が多いので、二つを一緒にやろうとの提案に対し、双方了承。
9月3日、10月8日、11月13日の3回の日程が示され、裁判長は、「拙速な処理はしない、どちらの結論になるにせよ、社会的批判に耐えうる決定をしたい」という決意表明。「3回目11月13日は不要」との関電の主張に、裁判長は、「その程度は必要」との見解。裁判日程について、弁護団の解釈は一様ではなく、5~6回になるだろうから少なくとも春まで高浜は動かないという見解と、2回で終わる可能性もあるという悲観的見解に分かれた。
裁判官が3人とも最高裁事務総局から派遣された人物なので、弁護団・原告団はかなりの危惧を抱いていたが、初回の内容は、その危惧がかなり払拭されたという感触は全員共通。

なお、4月22日の鹿児島地裁では、川内原発再稼働差止め仮処分の申し立ては却下された。


「高浜、大飯原発再稼働阻止ネットワーク」の活動報告(1月~5月)

1月8日
 「若狭の原発を考える会」の提案により、「高浜、大飯原発再稼働阻止ネットワーク」の発足を呼び掛けることとした。

1月23日
 京都集会「原発再稼働阻止に向けて」が開催され60名余が参加。「高浜・大飯原発再稼働阻止ネットワーク」の立ち上げを確認。小林圭二さん、宮下正一さん講演。関西広域連合に「原発反対の姿勢を鮮明にせよ」と要求する声明文を採択

若狭現地での集会、デモなど

  • 1月31~2月1日 高浜町、おおい町をめぐる車での街宣活動(車デモ)。みぞれ混じりの寒風の中、2日間で延べ37台の車、約100人が参加。戸別訪問しての署名、チラシ配布。31日夕刻、高浜駅近くで小集会。夜、ほぼ全員が参加して、交流会
  • 2月21日 「若狭の原発を考える会」と「原子力発電に反対する福井県民会議」の共催で「住民の、住民による、住民のための説明会」を高浜町で開催。(講演:木原壯林、槌田敦さん、木幡ますみさん。「福井県民会議」から石地事務局次長の挨拶)。参加者:約120人
  • 3月12日 高浜町役場で、高浜町長宛ての「原発を再稼働させないで下さい」という、高浜原発から50km圏内、近畿全域、全国から寄せられた署名 合計1,138筆を提出
  • 3月20日(高浜町議会最終日) 午前中の町議会議員全員協議会で再稼働への同意を表明すると予想されたので、午前8時30分より、高浜町役場前で阻止行動を展開。
    また、午後の町議会で全員協議会の報告が行われるという情報を得て傍聴。町議会の冒頭、議長より全員協議会で再稼働への同意を決定した旨の報告があった。傍聴席から発言をもめる声が上がったが認められなかった。それでも、抗議発言を始めると、議長は高圧的に中止を命じ、町職員に制止させようとしたが、職員の強い排除行為はなく、約5分にわたる発言を最後まで堂々と貫徹。
    町職員にも原発の危険性と我々の行動に対する一定の理解があると感じられた。なお、午前の抗議行動の間に、激励の声をかけたり、手を振って下さる方が5~6名あり、心強く感じた
  • 5月13日 小浜市にて、村上氏(元東海村村長)を囲む会(中嶌哲演氏呼びかけ)
  • 5月24日 若狭高浜駅2階で、高浜原発再稼働差止仮処分裁判の報告会を、「若狭の原発を考える会」が開催。約50名参加。高浜町長宛ての申入書「福井地裁の高浜原発3、4号機再稼働差止仮処分決定を尊重し、原発の即時廃炉を求めて下さい。原発のない町づくりを進めて下さい」を採択
  • 5月25日 高浜町長宛ての「申入書」と署名を提出 福井での裁判裁判関連集会、署名提出行動などへの参加
  • 1月28日 12月提訴の高浜、大飯の差し止め仮処分の第1回審尋が福井地裁で行われた
  • 2月9日 福井地裁判決の第2回控訴審(金沢高裁)
  • 2月13日 福井県知事宛の「もう動かすな原発!福井県民署名」20万余(県内約5万+県外約15万)筆の提出行動が福井県庁で行われた
  • 4月14日~15日 14日には福井地裁の高浜原発再稼働差止仮処分決定を期待して裁判所正面に結集し、画期的な決定の歓びを分かち合った後、原告団の報告集会に参加
  • 5月7日 福井県第80回原子力安全専門委員会傍聴
  • 5月20日 大飯原発再稼働差止め仮処分審尋() 京都での裁判関連集会など開催および参加
  • 1月29日 京都地裁での大飯原発差止訴訟第6回口頭弁論の傍聴および報告集会に多数の会員が参加
  • 4月26日 京大で、高浜原発再稼働差止仮処分決定の報告会を、「若狭の原発を考える会」と「大飯原発差止訴訟原告団」の共催で開催。約200名参加。報告者:松田正さん、井戸謙一さん。関電社長宛ての申入書を参加者全員の賛成で採択し、後日郵送

4月14日「高浜原発の再稼働差し止め仮処分決定」(福井地裁)のあと、関西電力は「執行停止申立」を行いましたが5月18日付けで却下。5月20日から、申立てされた異議についての審尋が開始されました)

その他

  • 3月7日~3月8日 7日には京都で、8日には大阪と滋賀で集会が開催、多数参加
  • 全ての関電京都支店前金曜行動、多数回の福井県庁前での金曜行動に参加
  • 5月1日 メーデー、5月6日 滋賀反戦老人クラブ総会に出席し、アピールと講演
  • 5月31日 「高浜原発NO!再稼働」大阪集会に多数結集
  • ハガキ署名の継続 「若狭の家」運営委員会は、昨年に続いて福井県知事、高浜町長に「再稼働を認めないこと」を要望するハガキ署名活動を継続中

「高浜、大飯原発再稼働阻止ネットワーク」の活動計画(案)

これまでの活動と討議を基に、急を告げる高浜原発3,4号機再稼働を阻止するために、次の行動を提案する。全国の皆さんのご支援とご協力をお願いします。計画は情勢に応じて変更されることもあります。

なお、運転開始から約40年が経ち、一層事故確率の高い高浜原発1、2号機について関電は、「特別点検」の結果、安全上問題がないとして、4月30日に運転期間を20年間延長する許可を求める申請を規制委に行った。原発の運転期間を40年とする制度下での初めての申請である。高浜1,2号機が老朽原発再稼働の先陣にされようとしている。これも、関西が取り組まなければならない大課題である。
一方、川内原発は、問題山積であるにも拘らず7月末再稼働を企んでいる。さらに、規制委は、伊方原発の再稼働「審査書案」を5月20日に発表した。

このような状況下で、再稼働阻止を勝ち取るため、現地高浜‐福井‐関西各地‐全国が連帯した運動を強化しなければならない。集会・デモだけでなく、現地・若狭を中心にした定期的かつ頻繁な宣伝、署名活動などを通して、若狭住民の参加を呼びかけ、各方面への申し入れを行うなど、重層的運動を構築する必要もある。また、高浜町長、福井県議会、知事の再稼働同意を阻止するための町役場、県庁での行動、高浜原発および関電本社・支店などに対する、原発を断念させる行動も強化しなければならない。川内原発、伊方原発再稼働阻止の運動と強く連帯した運動も要求される。

各種の反原発運動と両輪である裁判闘争も重要である。高浜原発再稼働差止仮処分に対する関電の異議申立に関する福井地裁での裁判、高浜原発と分離審理されている大飯原発再稼働差止仮処分に関する福井地裁での裁判、昨年5月21日の福井地裁判決に関する名古屋高裁金沢支部での控訴審、京都地裁での大飯原発再稼働差止訴訟、原発賠償訴訟、大津地裁での大飯原発再稼働差止仮処分裁判など多数の裁判が進行中である。福井地裁に続く勝訴で、再稼働阻止を決定的なものとするために、圧倒的な反原発の世論を顕在化しなければならない。

  1. 「若狭の家」を活用して、若狭現地での情宣活動(チラシ各戸配布、街宣など)、署名活動を強化する
  2. 現在実施中の3系統6種の署名活動(①全国から、②近畿から。③京都、滋賀北部からの福井県知事および高浜町長宛の要望署名)を強化する
  3. 6月25日開催の関電株主総会会場前で再稼働阻止を訴える。これに先立つ21日、関電八木社長の住む高槻市上牧で拡大「上牧行動」を展開する。「上牧行動」は毎月2回、上牧駅周辺で続けられている行動
  4. 7月5日、京都で川内原発再稼働反対集会とデモを行う
  5. 7月25日~26日(予定)、高浜町の海岸で、「原発のない町づくり」を主テーマにした反原発フェスタを開催する
  6. 9月6日、京都で計画されている「再稼働反対1万人集会」に積極的に参加する
  7. 関電本社(大阪)包囲1万人集会を追求する。関西は、若狭の原発で発電した電力の消費地であり、無自覚であっても、原発推進に加担してきたと言える。その反省の上に、関西での原発NOの声を総結集した集会を開催し、関電に再稼働を断念させる行動を展開する。時期未定(11月?)
  8. 毎週金曜日に各地で行われる「金曜行動」に極力参加・拡大する

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   関西からの報告(若狭の原発を考える会:木原壯林さん)    福島からの報告(原発いらない福島の女たち:黒田節子さん)

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   福島告訴団から(福島原発告訴団 団長:武藤類子さん)    鹿児島からの行動提起(反原発・かごしまネット:向原祥隆さん)

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   金曜行動交流会(鹿児島県会議員 松崎まことさん(女性))    原発止めよう九電本店ひろばからの報告(青柳行信さん)

(地域の活動)

<伊方原発の地元から緊急レポートです>

6月18日、八幡浜市議会 総務委員会が開催され、「伊方原発を再稼働させないことを求める請願」が採決されました。翌19日の本会議での採択が待たれます。

「八幡浜・原発から子どもを守る女の会」が提出した請願書は以下の通り。

伊方原発を再稼働させないことを求める請願について

八幡浜・原発から子どもを守る女の会

 
請願趣旨

 福島原発震災から4年が経とうとしています。しかし、未だに放射能を封じ込めることは出来ず、放射能汚染水は海に流れ続け、地域住民は被ばくに怯えながら、いつ終わるともしれない避難の生活を強いられています。福島原発事故は何一つ収束などしていないのです。原因さえ明らかにされていません。しかも、原因を作った東京電力初め、誰一人ぬ身に問われないまま子どもたちは放射能汚染の中で生きています。近隣の自治体は放射能汚染土の中間貯蔵施設建設の現地調査が行われていますが、最終処分地も決まっていません。

 この現状を見ると、国も電力会社も放射能を封じ込めることは出来ず、原発で事故が起これば、地域住民は被ばくし続け、故郷は放射能で汚染された廃棄物の置き場になるしかないという事が明確です。

 伊方原発の再稼働を許せば、福島で起こっている事が伊方でも起こりうるのです。そして、既に福島原発処理で破綻している日本経済は、次に起こるであろう原発事故処理能力も補償能力もありません。東京電力ができなかったことが四国電力に出来るはずもありません。万一、伊方原発で事故が起きれば、市民の生命も財産も何一つ補償されず、八幡浜市は除染作業も進まず、福島よりもっと悲惨な状況になることは目に見えています。

 生命を未来に繋いでいくことは、生物の根源的な営みです。東南海地震が近いといって様々な対策が講じられていますが、伊方で事故が起きれば全て無に帰します。私たちの子どもや孫は故郷を失います。

 脱原発はイデオロギーではありません。ましてやエネルギー問題でもありません。市民の命の問題です。八幡浜市会議員の皆様、この叫びに耳を傾けて下さい。伊方原発の再稼働をさせないために八幡浜市議会が声を挙げて下さい。再稼働反対の議会決議を行い、その結果を意見書として、内閣総理大臣および担当大臣、愛媛県知事に提出して下さい。切にお願いいたします。

参考:
愛媛県八幡市 平成27年6月定例市議会 議案一覧
http://www.city.yawatahama.ehime.jp/docs/2015052500024/

NNN(6/19):愛媛県八幡浜市議会 原発再稼働反対の請願不採択
http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/archives/9329

来る6月28日、川内原発ゲート前(鹿児島県薩摩川内市)で、地元住民の抗議集会が持たれることになったと知らせが入りました。規制委の審査は自然の脅威を過小評価しているばかりでなく、実効性にとぼしい「使用前検査」というつじつま合わせによって、川内原発(九州電力)が8月にも再稼働されようとしています!!!
二度と福島のような事故を起こさないためには、ぜったいに、原発を再稼働をしてはいけません! 鹿児島の思いを全国に!

「6・28 再稼働不同意住民 川内原発ゲート前抗議集会」

日時 2015年 6月 28日(日)10時~12時半  <雨天決行>

10時 集合 久見崎公園駐車場
 パレード(約2.7km:久見崎公園 – 滄浪[そうろう]小学校 – 川内原発北門まえ – 正門まえ)
 パレードのあと集会 地元の声、九電申し入れ

問合せ
 6・28集会実行委員会 TEL 090-5339-2243 または 090-3202-7897 image9@docomo.ne.jp

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6月7日に福岡で行われた「川内原発のスイッチは押させない!ストップ再稼働!」の報告

6月7日「川内原発止めよう!福岡集会」に1万5千人
再稼働阻止全国ネットワークは、前日から「全国相談会」を開催

柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

 6月6日(土)から7日(日)の二日間、九州電力川内原発再稼働止めようの行動が行われました。「再稼働阻止全国ネットワーク」の行動を中心に報告します。全国の参加者からは『福岡へ行って良かった』『いくつものヒントや元気をもらった』との声が寄せられています。

6日(土)は、再稼働阻止全国ネットの主催で全国相談会を開催し、100人余りが参加者。全国の原発現地の参加者から、それぞれの資料が配られました。北は北海道から南は鹿児島まで、全国の原発現地の闘い、川内への連帯行動への取り組みが話されたあと、「川内原発再稼働をどう止める、何ができるか」の一点にしぼって、報告・討論が行われました。多彩な意見・提案が出され、従来より格段に前進できた討論でした。
 19時からは、金曜行動の交流会が開催されました。金曜行動の交流会は2回目で、九州を中心に全国からも参加者があり、円卓式で自由な意見が出されました。有益な意見交換がなされました。

7日(日)午前中も引き続き「相談会。「川内原発をどう止めるか」にしぼって討論し、8月中旬、久見崎海岸テントにみんなで集まろうなどの行動が提案されました。

7日昼からの福岡市舞鶴公園での集会は、1万5千人が参加。12時20分からのアトラクションでは「再稼働阻止全国ネットワーク」と金曜行動の交流会参加者合わせて100人が演壇上に登壇。高浜原発と伊方原発の再稼働阻止を現地の方が訴え、伊方原発ゲート前行動で歌われてる「故郷は原発を許さない」を披露し、続いてみんなで「座り込め、ここへ」を歌いました。最後に「川内原発再稼働反対」の大きなコールを首都圏反原発連合のリードで会場の皆さんとともに行いました。

13時からの本集会では、主催者のあいさつの後、協賛団体:再稼働阻止全国ネットとして柳田があいさつ。「自然からの最後の警告が来ている=口永良部島の噴火は原発をやめろと言っていることだ」と発言しました。
デモ行進は3つのルート。私たちのルートは、最後に九州電力本社前で大きなコールをし、一日の行動を終えました。

全国相談会で紹介されたおすすめの小冊子と伊方原発パブコメハガキを広めましょう。

小冊子『誰も書かなかった 川内原発の欠陥』
 発行:「川内原発民間規制委員会・かごしま」
 23頁、200円 監修:槌田敦

ハガキで出そう、伊方原発パブリックコメント(文面印刷済み)
 原発さよなら四国ネットワーク制作。ハガキ4枚1組、300円

☆ご注文方法は、「たんぽぽ舎」または「再稼働阻止全国ネットワーク」へ電話・FAX・メールでお問い合わせ下さい。
たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035 メール nonukes@tanpoposya.net
再稼働阻止全国ネット TEL 070-6650-5549

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原子力規制委員会は伊方原発3号機の審査を終え、伊方3号機の設置変更許可申請に対する「審査書(案)」を提示。現在、6月19日まで意見募集(パブコメ)を行っています。(5/20(水)公示)

伊方原発に詳しい地元グループ「原発さよなら四国ネットワーク」から、パブコメを書くための参考資料が発信されていますので、そちらを参考に、みなさんぜひ意見を送ってください。

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原発さよなら四国ネットワークHP
「はがきで出そう!伊方原発パブリックコメント」

「はがき」は5枚セット100円です。購入希望の方は、四国ネットの連絡先へ直接お問い合わせください。090-2898-7018 または 090-2820-0150 。

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原子力規制委員会 パブコメ募集の案内ページ
http://www.nsr.go.jp/procedure/public_comment/20150520_01.html
(注意事項などが記載されていますので、意見を送る前に必ず目を通して下さい)
(意見の送付は、Webフォーム、FAX、郵送のいずれかで。)

意見募集の対象となる伊方3号機の「審査書(案)」
http://www.nsr.go.jp/data/000107346.pdf

審査書(案)は全427ページです。意見を送る際は、審査書のどの部分についての意見か明記しなければなりませんので、「目次」を参考にページ数を書き込んでください。
 原発さよなら四国ネットワークの資料ページ >>> 審査書(案)目次

伊方原発3号機の審査会合資料
http://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/yuushikisya/tekigousei/power_plants/ikata3/committee/index.html
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関西電力 高浜原発の再稼働を許すな! 東京支店まえで怒りの抗議を!

日時 2015年 6月 25日(木)18時~19時半 (予定)
場所 関西電力 東京支店 (富国生命ビルまえ、ビル内には入りません)
交通 内幸町駅(A7出口から徒歩1分)、霞が関駅(G2出口から徒歩2分)
   (日比谷公園 日比谷公会堂側の交差点近く。経産省前テントから徒歩5分)
プラカードや旗を持参してください

呼びかけ 再稼働阻止全国ネットワーク ほか
問合せ 再稼働阻止ネット TEL 070-6650-5549 メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp

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次回日程 決まり次第お知らせします。