【地域の活動紹介】原子力規制委員会が新規制基準適合性審査の一環で川内原発の現地調査に入ったことに対し、地元市民グループなどが抗議行動を行いました。その際、市民団体から出された申入書を紹介します。
2014年4月3日原子力規制委員会
委員長代理 島崎邦彦様川内原発敷地に近接する断層の現地調査を求めます(申し入れ)川内原発活断層研究会
代表 北畠 清仁本日の現地調査で、炉心より北東800m近くに発見された断層の現地調査をおこなうように強く求めます。
昨年9月17日付で規制委員会委員長宛て「川内原子力発電所周辺の活断層について(公開質問状)」を提出し、今年3月3日付で「川内原発に近接する断層の厳密な調査を求めます」とする文書を提出しています。その中で、今回発見された断層は、炉心から約800メートルと極めて近い位置にあること、断層粘土の軟らかさから将来も活動する可能性があること、空中写真から見られる敷地内のリニアメントとの関連性の調査をされたいことなどを訴えています。
また3月31日にも同様の趣旨で文書と資料(断層粘土を含む)を島崎邦彦様宛てにお届けしていますが、それに対する回答はいまだにありません。
本日は、きびしいご日程とは思いますが、あたらしく発見された断層についての現地での調査を重ねて求めるものです。
以上
**********
関連資料
川内原発敷地に近接する断層現地ご説明についての要望(3月31日)
(添付:川内原発敷地東部山地のリニアメントと断層)
(添付:久見崎断層地図 [img])
(添付:久見崎柳山線断層 [img])
(添付:寄田東リニアメント [img])
(添付:川内川河口地溝帯に関して [PDF])