川内原発20年延長を問う県民投票の会」による署名活動の結果、法定数(県内有権者数の50分の1)の1.7倍に当たる4万6112筆が有効署名として認められ、来る10月4日に直接請求することが決まりました。

 条例<案>(2023/5/17)

【経緯】

九州電力は運転開始から40年が経過する川内原発1、2号機の20年延長を規制庁へ申請しましたが、老朽化した川内原発をさらに使い続けるのか、寿命の40年で停止するのかを決めるための県民投票を実現させるため、23年4月に設立された県民投票の会。

精力的な署名活動により、法定数(県内有権者の50分の1に当たる2万6475人)を大幅に上回る署名が集まり、来る10月4日、鹿児島県知事に対し条例制定を請求することが決まりました。

【県民投票への流れ】
1、署名収集者を増やす
 (請求代表者から委任された「署名収集者」による署名集めが必要)
2、署名をあつめる
 (60日間で、有権者の50分の1(約2万7000筆)超の署名が必要)
3、直接請求
 (法定数を超える署名を県知事に提出)
 (知事は、意見をつけて、条例案を県議会に提案しなければならない)
4、条例制定
 (県議会で可決されれば、条例制定)
5、県民投票

 
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関連報道

南日本新聞 2023/9/26
【川内原発運転延長問題】県民投票条例制定を10月4日に知事に請求 市民団体が発表、有効署名は4万6112筆で確定
https://373news.com/_news/storyid/182411/
南日本新聞 2023/8/7
【川内原発運転延長問題】県民投票求め、必要数上回る5万290人分の署名提出 市民団体「県民の支持受けた」
https://373news.com/_news/storyid/179813/
 
 

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