7月3日、青森県六ヶ所村にある使用済み核燃料の再処理施設で、高レベル放射性廃液冷却設備が約8時間停止する、というトラブルが起きました。これについて、核燃サイクル反対の活動している青森の地元「なくそう原発・核燃、あおもりネットワーク」から、事業者・政府に対し抗議文を発出したとお知らせをいただいたので掲載します。

「抗議・要求文」PDF
 なくそう原発・核燃、あおもりネットワーク ホームページ

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参考情報

日本原燃 トラブル情報
青森県 7月3日プレスリリース

報道・ニュース
7/7(木) 12:01(東奥日報)
高レベル放射性廃液の冷却停止 閉めるバルブ間違えたか 青森・六ケ所再処理工場、原子力規制委見解
7/3(日) 12:36(朝日新聞)高レベル放射性廃液、8時間冷却できず 青森・六ケ所村の再処理工場
7/3(日) 11:48(東京新聞)高レベル廃液の冷却、一時停止 青森、再処理工場
5/22(日) 06:00 (東京新聞)
核燃料の再処理工場、26回目の完成延期確実 原燃の準備ずさんで規制委審査難航 22年度上期に間に合わず

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事業者である日本原燃は「外部への影響はないと」発表しましたが、環境放出に至らなかったから問題ないという発表を鵜呑みにはできません。「冷却不能」に陥った原因究明は当然のこととして、核施設において「冷却不能」がどういうことか、わたしたちは正しく理解しておく必要があります。

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