[さよなら原発!佐賀連絡会]より

玄海原発の特重施設の工事に従事する会社の社員が感染、九電が社員を含む300人を出勤停止。これをうけて、佐賀県知事(4/19)と九電(4/20)に対し申し入れ書を提出しました。

 新型コロナ感染が心配されていますが、玄海原発の運転員や保守点検等の職員に集団感染が発生しますと人員不足等で事故やトラブルにつながりやすくなり、事故発生時には適正な対応が取れない恐れがあります。
 また、重大事故発生で避難が必要となった場合、避難所におけるコロナ感染対策は現状では不可能(例、避難所の一人当たりの面積は2メートル四方程度、「安全に避難(生活)ができること」という再稼働の条件を満たしません)。
 山口知事には、この問題を理解されて九州電力にコロナ感染が終息するまで玄海原発の一時停止を要請されるように申し入れました。
 九州電力に対し、同趣旨と原発で集団感染が発生した場合の対策を質問したところ、電話で以下のように返答がありました。

Q:原発の運転、点検等に従事する人たちに感染や集団感染が起こった場合、どのような対策が考えられているのかお知らせ下さい。
A:保安規定というのがあります。当直12名、重大事故対応40名、計52名の人員が確保できない状態になれば運転を停止します。

申入れ書(佐賀連絡会ブログ)
佐賀県知事宛て  https://byenukes-saga.blog.ss-blog.jp/2020-04-19
九州電力宛て  https://byenukes-saga.blog.ss-blog.jp/2020-04-19#9e

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