Author Archives: Wykanri

12月14日(土)15日(日)
鹿児島・川内原発の再稼働阻止行動に参加ください

川内原発 (鹿児島県)は、再稼働が最も切迫している原発の一つです。
「安全な原発」とお墨付けを与え、再稼働させようとしている規制委員会を、私たちは許しません。それを糾弾する一方、実際に再稼働を阻止する態勢を、現地の皆さんともに整えていく必要があります。

原発をなくせば事故の危険もなくなります。その第一歩が再稼働阻止行動です。

川内原発の現地と鹿児島県・九州全域人たちが12月14日~15日の行動に立ち上がります。首都圏からも大挙してその闘いに合流し、ともに再稼働阻止を勝ち取っていきましょう。

呼びかけ 再稼働阻止全国ネットワーク
問い合わせ
メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp 電話 070-6650-5549
Fax 03-3238-0797(FAXの場合は、再稼働阻止ネット宛と明記ください)

◆「集まろう ストップ再稼働 12.15 in 川内」の詳細
http://www.synapse.ne.jp/peace/minami%20sub1.htm
(主催 ストップ再稼働 3.11鹿児島集会実行委員会)(反原発かごしまネットホームページより)

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◆申し込み方法 (締切り 11月30日まで)

メール yo3only@jcn.m-net.ne.jp(ツアー担当 岩下)あてに、次の3点をそえてお申込み下さい
【氏名】【携帯電話】【宿泊の有無】
詳細問い合わせは、ツアー担当:岩下まで 携帯:090-4759-2927
川内市内はホテルが満室に近く、ご希望にそえない場合があります。

◆参加時の費用負担について

現地までの往復交通費、宿泊代、交流会・懇談会の参加費は、自己負担とさせていただきます。

◆「羽田─鹿児島」間のフライトについて(次の時刻がおすすめです)

ANA 羽田 発 > 鹿児島 行
 ANA619便  06:35発 08:30着
 SNA071便  08:15発 10:15着

ANA 鹿児島 発 > 羽田 行
 ANA630便  19:20発 20:55着
 SNA082便  20:40発 22:15着

JAL 羽田 発 > 鹿児島 行
 JAL1861便  06:25発 08:20着
 JAL1863便  08:10発 10:05着

JAL 鹿児島 発 > 羽田 行
 JAL1876便  19:10発 20:40着
 JAL1878便  20:30発 22:00着

◆行動予定

12月14日(土)

10:15 鹿児島空港ロビー 集合(再稼働阻止ネットの”はた”を目印に)
10:30 ~ 11:40 空港から川内駅へバス出発(到着後、各自で食事、各自チェックイン)
13:00  川内文化ホール(第5会議室)集合
14:00 ~ 18:00  全国交流会(再稼働阻止にむけた報告と討論)
19:00 ~ 22:00  懇親会

12月15日(日)

10:00 ~ 11:00  原発ゲートまえ抗議行動(参加自由)
14:00 ~ 16:00  集会とデモ(向田公園)
17:20 ~ 18:36  川内駅から鹿児島空港へバス出発(飛行機の時間にあわせて早めに出発可)
流れ解散

 

(このイベントは終了しました)

12月7日(土)8日(日)
「2013 もんじゅを廃炉へ!全国集会」と交流会・懇談会 に参加ください

来る12月7日(土)、敦賀(福井県)でもんじゅの廃炉を求める現地抗議行動と全国集会が開かれます。
「再稼働阻止全国ネットワーク」では、この行動への参加にあわせ、7日(土)夜「全国交流会」、8日(日)午前「福井のみなさんとの懇談会」を計画しています。特に8日は、大飯原発、高浜原発など全13基をかかえる若狭地域の原発再稼働阻止と高速増殖炉「もんじゅ」廃炉にむけた行動の現状と今後について、地元福井と参加者のみなさんとじっくり話し合います。多数のご参加をお待ちしております。

呼びかけ 再稼働阻止全国ネットワーク
問い合わせ
メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp 電話 070-6650-5549
Fax 03-3238-0797(FAXの場合は、再稼働阻止ネット宛と明記ください)

◆「もんじゅを廃炉へ!全国集会」の詳細
http://www.peace-forum.com/gensuikin/katsudou/131307yotei.html
(主催 2013もんじゅを廃炉へ!全国集会実行委員会)(原水禁ホームページより)

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◆申し込み方法 (締切り 11月20日まで)

メール yyogw@nifty.com(担当:事務局 小川)あてに、次の3点をそえてお申込み下さい
【氏名】【携帯電話】【宿泊の有無(+希望)】
詳細問い合わせは、事務局:小川まで 携帯:090-3202-7897
もんじゅ現地行動参加希望者は、バス席確保のために早めにお申し込みください。

◆首都圏から敦賀への交通手段について

・12/7 東京発6:26(ひかり) 米原発8:59(しらさぎ) 敦賀着9:27 がお勧め。

・12/6首都圏発、敦賀早朝着の高速バス(片道4,600円~6,600円程度)もあります。

◆参加時の費用負担について

・現地までの往復交通費、宿泊代、交流会・懇談会の参加費は、自己負担とさせていただきます。

・宿泊は「東横イン敦賀駅前」(予定)。シングル:1泊5,180円、ツイン:1泊7,980円(1人当たり3,990円)、宿泊希望のかたは、申込み時に、シングルまたはツインの希望をお書き下さい。

・もんじゅ現地行動のバス代(1,500円/人)および、交流会・懇談会における会場費は再稼働阻止ネットが負担いたします。

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◆行動予定

12月7日(土)

09:30 JR敦賀駅 集合
09:40 バス出発(白木海岸行き)
11:00~  現地集会と申入れ行動 (白木海岸「もんじゅ」前にて)
13:00~15:00  もんじゅ全国集会 (プラザ萬象 敦賀市内)
15:00~16:00  デモ (敦賀市内)
17:00~21:00  交流会(呼びかけ 再稼働阻止ネット)(敦賀商栄会館にて)

12月8日(日)

10:00~13:00  懇談会(呼びかけ 再稼働阻止ネット)(敦賀商栄会館にて)
終了後、現地解散

 

(このイベントは終了しました)

再稼働阻止の正念場
原発現地を結ぶ12月全国行動に向けた決起集会

◆東京 前段集会へご参加ください

重大局面を迎え、その局面に重大な決意をもって臨んでいくために、11月20日(水)、東京前段集会を開催します。再稼働への動きの現状、原発現地の闘いの状況をつかみとり、12月闘争-再稼働阻止への意志を固めていきたいと思います。「12・1 NO NUKES えひめ」への参加者はもちろんのこと、沢山の方々のご参加をお願いします。

日時 11月20日(水)18:30会場 19:00開会
場所 スペースたんぽぽ(千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4F)
参加費 800円
主催 再稼働阻止全国ネットワーク
問い合わせ TEL 070-6650-5549 メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp

内容
 ・再稼働の動きの現状
 ・原発現地の闘いの状況
 ・12月行動の全体像
 ・「現地拠点」の設立

12月全国行動
 ● 12月1日 伊方(愛媛)現地行動
 ● 12月7日~8日 もんじゅ全国集会、大飯・高浜現地行動
 ● 12月15日 川内(鹿児島)現地行動

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◆急ピッチで進む再稼働適合審査

 東電福島第一原発の放射能汚染水問題がいよいよ深刻化し、全くお手上げ状態となり、その中で4号機の燃料棒取り出し作業が、世界が固唾をのんで見守る中で始められようとしています。
 フクイチ事故の収束が全くメドがたたないばかりか新たに深刻化しているにもかかわらず、原子力規制委員会は14原発の再稼働申請に応じ、法律で定められた義務だからと適合審査を異常な速さで推し進めています。100日余りに40回近くの審査会合、各原発への現地調査が繰り返され、「折り返し点あたりにきている」(10・26更田委員)と言われています。

◆再稼働阻止への正念場としての原発現地を結ぶ12月全国行動

 この再稼働の動きに対して、とくに第1グループと目される原発現地ではこの間様々な反対行動が粘り強く取り組まれてきました。その上に立って、12月1日に松山(愛媛県)での1万人集会、12月7日・8日に敦賀(福井県)でのもんじゅ全国集会~大飯・高浜行動、12月15日には川内(鹿児島県)での2000名を超える史上最大規模の集会が計画されています。
 12月は再稼働阻止の正念場として原発現地を結んだ一大全国行動となります。

◆再稼働阻止全国ネットの総力を挙げて12月行動
 >>> 伊方現地に『現地拠点=テント代わりの宿泊所』設立へ

 再稼働阻止全国ネットワークは昨年11月の結成以来、「福島を忘れない!再稼動を許さない!」を軸に、原発現地の闘いを横につなぎ、福島につなぎ、全国的な闘いへと形づくっていくべく努力を注いできましたが、今この正念場でその全精力を注いで12月全国行動を闘っていこうとしています。

 さらには、なかでも再稼働一番手と目される伊方原発再稼働阻止の闘いのために、現地に拠点を設営し、常駐体制を築いて、現地の闘いに助力するとともに、現地と福島・首都圏・関西・全国を結ぶ「現地拠点」を設立しようと計画しています。
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(このイベントは終了しました)

12月1日(日)松山で開催される集会について、広瀬隆さんからのメッセージをお伝えします。

NO NUKES えひめ http://www.ikata-tomeru.jp/?p=1841
日時 12月1日(日)10:00~
会場 堀之内 城山公園 やすらぎ広場
入場無料

10:00~ おんがく おはなし
13:00~ メインステージスピーチ(広瀬隆、山本太郎、ミサオ・レッドウルフ)
14:30~ サウンドデモ

呼びかけ人 アーサー・ビナード、宇都宮健児、片山恭一
主催・問い合わせ 伊方原発をとめる会 TEL 089-948-9990

全国のみなさま  広瀬隆です

今日は、一生のお願いがあって、このメールを送らせていただきます。

今、音もなく、再稼働の審査がおこなわれています。そして、いきなり「再稼働認可」のニュースが、原子力規制委員会から出されようとしています。思い起こしてください。昨年の6月29日に首相官邸前に20万人が集まって、大飯原発再稼働反対を叫び、大飯原発ゲート前でも肉弾戦で再稼働を阻止しようとしましたが、狂気のように運転が強行されました。

規制委員会と、政府と、自治体の手の中で再稼働が決定されると、その時には手遅れなのです。

今週の日曜日、10月13日には、東京で日比谷公園の集会と国会包囲のデモがおこなわれます。大変に重要な時期にあります。

私が最もおそれているのは、四国・愛媛県の伊方原発が再稼働の筆頭候補に挙げられていることです。愛媛県の中村時広知事は、「現地の承諾なしに再稼働は認めない」と言いながら、この「現地」は、自治体の首長や 議会の承認という意味なのです。一般住民は、まったく無視されています。加えて、中村時広のブレーンは、みな原子力安全・保安院(つまりそれを引き継いだ現在の原子力規制庁)なのです。もはや、自治体の首長は誰も信用できません。

伊方原発が突破されると、日本全土の原発が動き出す連鎖反応に至ります。この一基目を絶対に止めなければなりません。

しかし希望を持ってください。止められます。参院選で、山本太郎さんが街頭演説だけで66万票をとりました。もしテレビと新聞が選挙前に太郎さんのことをきちんと報道していれば、100万票は確実にとれました。東京都の中だけです。したがって日本全土には、1000万人の行動できる原発阻止の力があるのです。

添付ファイルにある12月1日の愛媛県松山市での大集会に、みなさんの最大の能力を発揮してください。山本太郎が旗手になって乗りこんでくれます。

みなさんは、そ れぞれの地元の原発再稼働阻止行動、裁判・訴訟、被曝回避、汚染水漏洩、賠償・・・と、あらゆる問題が同時に噴出して、目の前の問題で大変です。それを百も承知でお願いします。ただ、12月1日だけは、それを脇に置いてください。一度、日本全土の力をまとめて発揮しないと、弱いところから突破されます。 数では、われわれのほうが圧倒的に勝っていても、力を集めないとダメなのです。1000万人が集まれば勝てるのです。楽勝です。松山では、数万人で充分です。愛媛県内で、今その人数を街頭で見せることが、求められています。

東日本の人には、四国はいささか遠い場所です。新幹線経由ですと、私はいつも岡山駅から列車でおよそ2時間半で松山に行きます。松山空港には、飛行機もあります。
あなたが行けなくても、全国の人が、瀬戸内海全域の人に呼びかけてください。そして伊方原発の風下地帯にも呼びかけ てください。

愛知県・三重県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県・鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県・徳島県・香川県・愛媛県・高知県・福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県

これだけの西日本の人が立ち上がれば、止められます。親戚・知人・友人・恋人に、呼びかけてください。現在、原 発は一基も動いていません。再稼働の一基目を止めれば、日本全土、全部を止められます。天王山の戦いです。今度こそ、先手をとりましょう。みなさまの知恵によって、本物の希望をつかみましょう。

【地域の活動紹介】(たんぽぽ舎メルマガTMM:No1993)
~北海道通信(泊原発現地)~

10月5日、1500人の再稼働ストップ集会
10月8日、実際には役立たない形骸化した防災訓練

小林善樹(Shut泊)
10月5日(土)13時、泊原発の見える岩内町フェリー埠頭緑地で「STOP 泊原発の再稼動!さよなら原発北海道集会 in いわない」が開かれ、ジャーナリスト・作家の鎌田慧さん、たんぽぽ舎・柳田さん、奥野さん、岩下さん、山田さん、原発さよなら四国ネットワーク・井出さん、原発問題住民運動福井県評議会・林さんと全国からの参加も含めて1500人が集まりました。

 泊原発の再稼動を止めましょう!そして、すべての原発をなくしましょう!さようなら原発!の集会アピールを採択したあと、町内のデモ行進に出かける前に、色とりどりのエコ風船千個を飛ばし、飛んで行く方向を全員で確認しました。

 もし泊原発が事故を起こしたら、放射性物質がどの方向にどこまで飛んで行くかを目に見える形で実感してもらうためです。風船には到着報告用返信ハガキをぶら下げてあり、返信ハガキが8日から届き始めた。今のところでは約180km離れた旭川市に翌日朝には届いており、約130km離れている赤平市からは「他人事のように感じていたが、この風船を見て恐ろしさを感じた」 とのハガキが寄せられています。

 また石狩郡当別町の道民の森という飲料水の水源を守る森でも拾得されており、芦別市でも8日には拾得されていました。約60kmしか離れていない札幌市の北海道庁の高いイチョウの木にも引っかかっているのが見つかりましたが、確認できないうちに、強風で飛ばされてしまったようです。

10月8日(火)には防災訓練がおこなわれ、市民たち13人が、行政関係らしき14人とともに、北海道庁手配のバスに乗って視察して来ました。

 退避の訓練は6町村の住民2%、776人だけが対象で、陸路を走行したのはバス30台、自動車26台、福祉車両1台に過ぎず、渋滞するほどではなかったようだ。 自衛隊は中型ヘリ、大型ヘリ(40人乗り)各1機、12人乗りの車両(特車?)3輌を出していたし、小樽港岸壁に設けられたスクリーニングでは、自衛隊の化学兵器担当部門が除染のデモンストレーションをやっていた。

 総じていえば、シナリオ通りに準備された「絵に描いた餅」、「茶番」に過ぎず、実際には役立たない訓練だ、というのが正直な感想でした。

【地域の活動紹介】
平成25年度 北海道原子力防災訓練参観 報告2

報告者 ベクレルフリー北海道 マシオン恵美香
【渋滞対策支援訓練】
スーパー、コンビ二等でのトイレ使用及び食料の提供(水とパンの受け渡し) 渋滞ではなくても、有事の際には水や食糧を住民に提供するため、これら商業施設の協力は必要。
【被曝者搬送(処理)訓練】
余市町黒川地区→余市協会病院(北後志消防搬送)被曝医療活動泊発電所→岩内協会病院(岩内寿都消防搬送)初期被曝医療機関

■原子力防災訓練実施要綱裏面に添えられた地図を見ると、防護対策地域は塗り分けられている。今回、訓練に参加するのは泊原発から30kmの同心円周辺13ヶ町村。しかし、西北の風によって放射能が流れることが懸念されるのは東側。すぐ横に位置する京極町、喜茂別、札幌の一部までも含まれるのでは?

■屋内退避地区に指定された範囲は避難区域より広い。参加者の内訳は85.000名(13ヶ町村人口の合計)と記されているが実際は7600名、圏外避難を行うのはそのうち、たった800名と非常に少ない。屋内退避訓練の内容も検証すべき。

■バスに乗っていた参観者が昼時間に余市町の学校に℡連絡を試みた。校長が朝、体育館に生徒を集め、「原子力防災訓練の実施日であること、有事の際はこのまま家に帰れない場合があること」をだけ告げて通常通り授業を再開した、と報告を受けていた。・余市町のある小学校では、原子力防災の訓練日だというのに、その内容に対応しておらず、「津波」を回避するため高台に移動する避難訓連を実施していた。かえって被曝を避けられず、危険。

■原子力防災訓練実施中の連絡が入るはずなのに、携帯電話への緊急時エリアサービスを私を含め、バスに乗っていた人々の多くが受信できなかった。

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訓練内容・施設に関するバス内のやり取りメモ

参加者 Q7.
 「災害弱者(障害者等)の訓練参加について」
バスに添乗した担当者(*原子力安全対策課)
A7. 共和町から車椅子の方1名、余市町から知的障碍の方2名の参加。

Q8.
 「政府機関あるいは独立行政法人、議員の参加はあるのか? どの省庁のどんな立場が参加するのか?」
A8.
 「規制庁の地域総括官 黒木さん、泊原発規制事務所、出先機関、開発、消防、自衛隊から関係する部署に協力を依頼している。厚労省も関係しているが、障碍者など保健福祉関係の参加についてははっきりしない。(救護活動をする労働者に関係して特定の部署課が参加している)

Q9.「スクリーニングは何を区分し、区分した後の処理はどうするのか?」
A9.「測定後、放射線被曝量に応じ、除染、30キロ圏外の医療機関への搬送などを行う」

Q10.「福島原発事故後、30キロ圏外も避難区域となった。UPZ内だけの訓練では不十分なのではないか?」
A10.「本年は5キロ内PAZ内と北側の町村を中心に訓練を行った。数年後までにもちまわりで13ヶ町村全てがなるべく多くの条件の訓練を実施できるよう計画する見通し。

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参考資料
北海道原子力防災 開催案内 https://docs.com/WNDA
北海道原子力防災訓練資料(当日資料) https://docs.com/X3P3
北海道原子力防災のしおり https://docs.com/X3P4

福島原発事故後はじめて、国主導の原子力防災訓練が10月11日、12日に開催されました。
川内原発(鹿児島県)の過酷事故を想定した原子力防災訓練の参加報告を紹介します。(事務局)
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2013/10/11~12 鹿児島県 原子力防災訓練の報告(別ウィンドウが開きます)
PDF版

報告者 再稼働阻止全国ネットワーク 岩下

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(鹿児島県ホームページより)
平成25年度原子力総合防災訓練について
http://www.pref.kagoshima.jp/aj02/bosai/kunren/h25gensiryokubousaikunren.html
平成25年10月11日(金曜日)10時から17時30分及び10月12日(土曜日)11時から16時30分の2日間、国主催で薩摩川内市及びいちき串木野市を中心に、県や関係市町村をはじめ、多くの関係機関や住民の方々の参加のもと、広域避難など様々な種目の原子力総合防災訓練が実施された。

訓練概要
平成25年度原子力総合防災訓練の「お知らせとお願い」(PDF)
http://www.pref.kagoshima.jp/aj02/bosai/kunren/documents/34981_20131008114158-1.pdf
 

(このイベントは終了しました)

【シンポジウム】
拡大する汚染水漏れと被曝労働~再稼働なんてありえない~

◆湯浅一郎さん(ピースデポ代表、海洋物理学研究)
「海洋放射能汚染の実態」

◆山川 剛史さん(東京新聞 原発取材班キャップ)
「福島第一原発の現場で何が起きているか」

【日時】 2013年10月27日(日)14:00~17:00
【会場】 日本キリスト教会館 4F
 (早稲田奉仕園の敷地内、AVACO(キリスト教視聴覚センター)の隣にある7階建てのビルの4階)

交通 東西線「早稲田駅」出口2または3b 徒歩約5分、西武新宿線「高田馬場駅」より バス約10分、副都心線「西早稲田駅」出口2 徒歩約8分
【資料代】 500円 (カンパ歓迎)
【主催・問合せ先 】福島原発事故緊急会議 http://2011shinsai.info/node/4784
Tel 090-6185-4407(杉原) 090-6146-8042(かいどう) fax 03-6424-5749

(このイベントは終了しました)

「再稼働審査やめて、汚染水対策に注力せよ!」10・23規制委員会前抗議行動
 9/11、9/25に続く第3弾行動です。ぜひご参加ください!

日時 10月23日(水)ひる12時~13時
場所 原子力規制委員会ビル(六本木ファーストビル)前
   http://www.nsr.go.jp/nra/map.html 港区六本木1丁目9番9号
最寄り駅 南北線「六本木一丁目駅」徒歩4分、日比谷線「神谷町駅」徒歩8分
主催 再稼働阻止全国ネットワーク 協力 原子力規制を監視する市民の会
問合せ 再稼働阻止全国ネットワーク 070-6650-5549

●東電福島原発事故の状況は「コントロール」されていない、拡大している!
 2011年3月11日以降、東電福島第一原発事故は収束したこともコントロールできたこともない。大量の汚染水流出問題はレベル3の非常事態となり、事故は「レベル7+3」に拡大した。東電福島第一原発は、核燃料の状態も分からず、高濃度汚染され、労働者に高い被曝を強いて使い捨てにしており、全体のリスクの説明も明らかにされず、廃炉への道筋が全く見えていない。

●汚染水は港湾内に「ブロック」されていない
 放射能汚染水は海洋に垂れ流し状態であることは、海洋の放射能測定や魚介類の調査で明らかである。港湾内にブロックされていない。毎日次々に明らかにされる報道は、海に流れ込む大量の高濃度汚染水=毒の水が、東日本の漁民を恐怖に陥れているのみならず、全地球的問題として海外メディアも注視している。一刻の猶予もならない現在の日本の最大問題なのだ。

●電力会社は再稼働ラッシュ
 このような状況下、各電力会社は新規制基準施行直後から原発12基を再稼働申請した。福島原発事故の責任を負う東電は、国から事故収束のために多額の支援を受けながら、一方で無責任にも柏崎刈羽原発2基の再稼働申請をした。今すぐにでも東電は破綻させるべきだ。

●規制委は汚染水問題に責任を負え!安倍の大ウソへの加担を許さない!
 規制委は、以上の東電福島原発事故の状況を一年間放置し、汚染水の海洋投棄を容認し、安倍「嘘」発言を誘発・容認してきた。今も「環境に有意な影響があるような汚染はまだ生じていない」と、大海の希釈と海洋食物連鎖を無視した非科学的な説明によって、民衆を騙そうとしている。

●規制委は再稼働適合審査を中止して、汚染水対策・廃炉に注力せよ!
 汚染水問題が非常事態となっている今も、規制委はその対策よりも再稼動推進のために適合審査を優先し、毎週3回も審査会合を開催し、電力会社の尻叩きさえしている。

事故が拡大している中で何が再稼働審査だ! 
事故が拡大している中で何が原子力総合防災訓練だ! 
今はそのすべての人員とエネルギーを汚染水対策と事故収束に向けるべきだ!
現場(福島第一)に張りつくべきだ!
再稼動審査に向けた現地調査に行かず、フクチの現場にはりつくべきだ!

3.11以後、初めて国が鹿児島県川内原発を対象に実施した「原子力総合防災訓練」を監視したので、その概要を報告する。(再稼働阻止全国ネット 木村)

(鹿児島県ホームページより)
平成25年度原子力総合防災訓練について
http://www.pref.kagoshima.jp/aj02/bosai/kunren/h25gensiryokubousaikunren.html
平成25年10月11日(金曜日)10時から17時30分及び10月12日(土曜日)11時から16時30分の2日間、国主催で薩摩川内市及びいちき串木野市を中心に、県や関係市町村をはじめ、多くの関係機関や住民の方々の参加のもと、広域避難など様々な種目の原子力総合防災訓練が実施された。

訓練概要
平成25年度原子力総合防災訓練の「お知らせとお願い」(PDF)
http://www.pref.kagoshima.jp/aj02/bosai/kunren/documents/34981_20131008114158-1.pdf

【第1日】  【第2日】

【第1日】

●秘密裡に進められた防災訓練計画

原子力総合防災訓練は、9月初めに原子力災害対策本部で決定しておきながら、10月8日時点では国も鹿児島県も薩摩川内市も、ホームページにアップせず秘密裡に準備し、やっと9日の原子力規制委員会で11日・12日に実施することを確認、報道もされ出した。何か変?

●地震で川内原発2号機自動停止、東電事故を思い起こさせる

11日朝9時に薩摩川内市役所で訓練の概要を聞き、市の原子力災害対策本部を覗き、すぐ近くの原子力規制庁のオフサイトセンターの事故現地警戒本部を傍聴。川内原子力規制事務所(OFC:オフサイトセンター)は2つのスクリーンを囲ったコの字型会議室。スクリーンに九電や官邸や県や川内市の画面を表示、着席者は一人だけ。沢山の報道カメラが包囲。10時に地震発生、10時03分:警戒本部設置、10時12分:2号機原子炉自動停止、思わず緊張して傍聴。

●テレビ会議が故障?

正門危険物貯蔵庫火災発生、土砂崩れ発生、10時15分:災害対策室設置、10時35分:PAZ圏内の要援護者に避難準備を要請。10時40分:地上回線復旧でアナウンス活発化…。しかし、スクリーンが急に暗くなりテレビ会議中断。あふれていたメディア関係者も手持ち無沙汰に散っていく。会議再開は11時40分。

●自衛隊員、JNES職員、原子力ムラが多数参加

川内OFCの会議室を囲むようにして6つのチームもそれぞれで動く。プラントチーム、放射線班、実働対処班、緊急時モニタリングセンター、総括班、広報班など。会議室周りの各チーム員が行き来し、陸上・海上の自衛隊制服も数人が出入り。

●SPEEDI、応答にたらいまわし20分

SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)について、予測しているのか情報を住民に公表したか等の地元監視者からの質問に、プラントチームは広報班に広報班は質問回答係りにとたらい回ししてなかなか答えられない。
「緊急事態発生前なので住民への広報はまだ」と、回答があったのは20分後。何とも頼りない訓練実施者たち。

●災害防げるの? 壮大な無駄では!

2時間ほどOFC内の様子を傍聴して感じたのは、本当にこれで災害を防げるの?という疑い。事象発生時刻などに幅を持たせた比較的リアルな訓練で、それ故に混乱や遅れも頻繁に発生。小声の報告を議長が咎めずそのまま進行して形式的会議が露呈する場面もあった。本番時の混乱はいかばかりか、と心配になった。
これで本当に災害を防止できるか?

●要援護者の避難は45分遅れ

川内原発から5キロ程の水引地区(PAZ圏)の要援護者避難は、待てど暮らせど救急車が到着せず、「先ほど要請したからすぐに来る」と聞いた後も30分経っても現れない。結局予定より1時間ぐらい遅れて到着。元気で写真撮影をいやがった婦人は介助者かと思っていたら、その人が担架に乗せられて病院にと搬送されて出た。

●小学生も中学生も保育園児も避難するがヨウ素剤配布は避難集合地で

水引小学校では、パトカーと大型バス1台が運動場に入った。ジャングルジムで遊ぶ小学2年の男の子達がいろいろ教えてくれる。先ほど全体昼礼が終わった、小学5年がバスで連れて行かれる、ヨウ素剤は配布されていない、等と。小学5年約40名が静かに運動場に出て来て大型バスに乗り、パトカー先導で川内アリーナに向かって出発。

●川内アリーナに大型バス5台終結

原発補助金で建設された高台のドーム集合「川内アリーナ」に移ると、既に大型バス5台が並び、順次出ていくところ。中学生のバス、保育園児のバスが順次出るのを見届ける。ヨウ素剤を模したカードを全員がここで配られたという。ちょっと遅すぎるのでは。

【第2日】

●2日目は緊急事態宣言

訓練2日目も川内規制庁オフサイトセンター(OFC)に入りテレビ会議を傍聴。一般の人は別室の部屋でと一旦追い出されたが、その別室では音声が出ないと聞き、「とんでもない。防災訓練に住民を参加させないのか?」と問い詰めて、OFCに再入場。

メディア陣に交じって待機していると、11時:訓練開始、原子力災害対策本部会議が官邸で開催される。規制庁長官、首相、規制委員長が順に悠長にしゃべって非常事態宣言を発出、何とも非現実的。OFCでは、県知事も市長も、意見を問われたけれど「特にありません」と緊急時に住民の安全を願う言葉すら発せず。

●避難者の除染は形だけ!

住民安全のため3801名が避難、うち400名がバスで避難、の想定。UPZ圏から避難し放射能汚染検査をする日置市公民館を見学。バスで到着する避難者住民が公民館に入る。受付を通り、大部屋に入ってトリアージを受けて「要治療」と「治療不要」に分類される。「治療不要」組は次に1次スクリーニングで体表の線量を測定される(全身に渡り時間がかかる)。そして「除染無」と「除染有」に分類される。残念ながら除染ゾーンは看板のみ。
それにしても、バス避難者のみの移動で、交通渋滞も起こらない。もし実際に地震―緊急事態が起こった場合に、道路不通が起こらないか、道路の渋滞が起こらないか? 実際とは大分かけ離れているよう。

●沢山の疑問

2日間の原子力総合防災訓練を監視し終わって多くの疑問が湧いてきた。
・事故発生時にのんびりテレビ会議してられるか?
・地震後非常事態まで1日以上経過して東電福島原発事故の時と比べて長過ぎではないか?
・交通遮断や渋滞を考えると要援護者を含め住民避難は不可能ではないか?
・なぜSPEEDI情報を住民に提供しないか?
単純化しても非常に大変な訓練!なぜここまでして原発を動かすのか?

●原子力総合防災訓練は再稼働の露払い?

政府主催の訓練は、九電・官邸・川内規制事務所・県市の間のテレビ会議を主軸に実施し、各プレイヤーが皆「反省点多い」との言葉を残して終わった。3.11以降初めて国が実施したのは再稼働促進のためか? 規制委の田中委員長が、(防災)指針を作るのは規制委(サポートは内閣府)、実施は自治体、と話していたが、OFCでは規制庁が仕切っていた。国の縦割り分担も曖昧で、まるでテレビカメラによるショーを見せただけではないか。
これで原発14基の再稼働への道を進まれてはかなわない。批判を強めよう!

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