Author Archives: Wykanri

日本原電は現在、東海第二原発の再稼働にむけて20年の運転延長申請をしていますが、今年11月までに審査がパスしなければ当然再稼働はできず、そのまま「廃炉」となる見通しです。「運転40年で廃炉」と定められていますが、「例外措置として20年延長」がまかり通っており、それが東海第二にも適用されようとしています。

日本原電が延長申請をしたのは2017年11月ですが、審査資料の提出遅れ、安全対策の「工事計画」書類も整っていないなどの状況が次々報じられています。

一方で日本原電は、再稼働に関わる“事前了解”の権限を茨城県と東海村以外の周辺自治体にも拡大し、周辺各地で繰り返し「説明会」を開いています。

関連記事

朝日新聞 2018年3月29日
再稼働、事前了解拡大へ 全国初、周辺5市に 東海第二原発
https://www.asahi.com/articles/DA3S13426960.html

東京新聞 2018年2月3日
東海第二原発の再稼働 原電、他電力依存じわり
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201802/CK2018020302000166.html

(朝日新聞 社説 2017年11月24日)
東海第二原発 廃炉が避けられない
https://www.asahi.com/articles/DA3S13242631.html

日経 2017/11/24
「原発なき原電」脱却なるか 東海第2の運転延長申請
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23856690U7A121C1X93000/

—–
原発事故 避難計画 立ちすくむ100万人 茨城・東海第二
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-04-01/2013040101_01_1.html
(この記事は2013年に書かれたものです)

現代ビジネス 2017.11.28
ブレーキの壊れた高速列車」東海第二の再稼働断念が日本を救う
– 廃炉技術でトップを目指せばいい –
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53623

町田 徹(経済ジャーナリスト)

「首都圏の原発」という無理筋の選択

まるでブレーキの壊れた高速列車のようだ。半径30キロ圏内に96万人が居住する首都圏の原発「東海第二発電所」の”廃炉逃れ”の動きが止まらない。

東海第二はあの東日本大震災以来、運転を休止している原発である。が、運営主体の「日本原子力発電」(東京都千代田区)は再稼働に並々ならぬ意欲を持っており、2014年5月から原子力規制委員会の審査を受けていた。しかし先週24日、およそ1年後に運転期間の上限(40年)を迎えて自動的に廃炉になる事態が迫ったため、期間をさらに20年間延長する申請を行った。

<中略>

日本原子力発電という企業は、いったいなぜ「首都圏の原発」の存続という非現実的な選択しかできないのか。本稿でその背景と原因を整理しておこう。そこには福島第一原発事故以来、思考停止して抜本策を講じられない日本の原子力行政の矛盾があふれている。

【原発現地へ行く会】からのお知らせ

大飯原発うごかすな!大飯現地集会(3月13日、14日)にむけ、「原発現地へ行く会」は全国の皆さんの参加を呼びかけるとともに、事前申込みの方(*)に交通費補助を実施します。

 

◆全国から参加の皆さまへ
13日または14日の現地行動に個人で参加される方へ、基金より、交通費補助1万円/人を供出します。今回は人数制限がありますので早めにお申し込み下さい。ただし、福井および関西圏6県(京都、滋賀、大阪、奈良、兵庫、和歌山)からの参加者には適用されません。

◆東京-大飯間のバスについて
 往路 3月13日(火)午前中(10時ごろ)東京駅新丸ビルまえ出発 18時過ぎ現地ホテル着(バス代:往復で6千円)
 宿泊 3月13日(火)高浜泊(城山荘、4300円/人ぐらい、食事なし)
 現地行動 ホテル出発~おおい町現地行動~ゲートまえ抗議
 復路 3月14日(水)夕方ごろ現地発(東京行き)、15日(木)早朝5時ごろ東京着

◆申込み方法
TEL・FAX・メールのいずれかで、
氏名、電話番号、住所、生年月日(東京-大飯間のバスに乗車する方のみ、保険加入のため必要)、13日宿泊の有無、をそえてお申し込み下さい。現地泊ご希望の方は、早めにお知らせ下さい。

●申込み・問合せ先
原発現地へ行く会(担当:沼倉)
TEL:080-1012-4661 FAX:03-3238-0797 info@sendaiikou.com

 

3/13(火)14(水) 大飯3号機の再稼働を許さない!現地行動のよびかけ

2/25(日)・26(月) 若狭沿岸「大アメーバ行動」報告

「大飯原発うごかすな!原発にたよらない社会をつくろう」ビラ5万枚配布
 住民から、「ありがとう、頑張ってください」との声が!

(若狭の原発を考える会)

反原発の多くの民意に反して、関西電力は大飯原発3号機の再稼働を企てています。
これに対し、2月25日(日)・26日(月)、「大飯原発うごかすな!原発にたよらない社会をつくろう」と題したチラシ5万枚を、敦賀市、舞鶴市、高浜町、おおい町、小浜市、若狭町、美浜町、高島市の8市町に配布して、多くの方から原発反対の「声」をいただきました。

また、参加された方から「アメーバで聞かれた声」のメモを提出してくださいました。
参加者は福井、滋賀、京都、大阪、兵庫から、25日(日)は約100人が参加、26日(月)は100人の方がご参加くださいました。

25日はチラシ配布と並行して、12時から敦賀原子力規制事務所に、大飯原発3、4号機の再稼働中止を求める申し入れを行いました。
26日は宿を早朝に出発し、昨日の未配布地区を旗とスピーカーを持ってアメーバデモとチラシ配布をしました。14時には、全員が美浜町に集まり、関西電力事業本部に向けて、80人がデモと再稼働中止を求める申し入れを行いました。

参加された方から、「住民の反応が良かった」「チラシを渡したら、ありがとう、頑張ってくださいと言われた」などの報告が相次ぎました。

【現地からの報告】
2/25(日)・26(月)「大飯原発うごかすな!」若狭湾岸一斉チラシ配りの際、現地・敦賀原子力規制事務所と関西電力に対し、再稼働中止の要請書・申入れが行われました。

 

【地域の活動紹介】

さいなら原発・びわこネットワーク ニュース23号より
大飯原発うごかすな!の声を全ての若狭湾岸に! びわこネットワーク第7回総会 【PDF

3.11「第54回東電本店合同抗議」&「東海第二原発の再稼働を止めよう」日本原電本店前行動
詳細PDF

日時 2018年3月11日(日)
東電抗議 13:30~15:00、 原電本店抗議 15:30~16:30
呼びかけ 再稼働阻止全国ネットワーク、3.11抗議集会茨城実行委員会

日本原子力発電は東海第2原発の再稼働へ着々と準備を進め、地元での状況説明会を始めています。東海第2原発は、運転開始から40年を迎える老朽炉で、東日本大震災で被災した日本一危険な原発ですが、日本原電は「原発には万全の安全性は求められていない」と明言しています。

 東海村には多くの核施設があり、高濃度核廃棄物が大量に貯蔵されており、危険性は原発だけに止まりません。半径30キロ圏内に96万人が住み、首都東京までの距離はたった100キロです。事故が起きれば避難を余儀なくされ、脱出および長期にわたる避難は困難であり不可能です。

 原電の大株主である東京電力は、福島の被害者への補償や賠償もなおざりにし、一切責任を取ろうとしていません。東海第2原発再稼働に向けた安全対策費用の1800億円もの借入れ債務保証を絶対に引き受けさせないよう、抗議の声を響かせましょう。

原子力規制委員会院内ヒアリング集会

東海第二原発の再稼働審査を問う!
– 首都圏に最も近い老朽・被災原発を動かすな –

詳細PDF

日時 2018年2月22日(木)13:30~16:30
場所 衆議院第二議員会館 多目的会議室
最寄駅 国会議事堂前、永田町駅

質問項目:
1 東海第二原子力発電所の原子炉設置許可について
2 経理的基礎の欠如した日本原子力発電
3 東海第二の津波対策
4 東海第二原発の老朽化対策

出席依頼:原子力規制庁
質問者:山崎久隆さん(たんぽぽ舎)、東海から(依頼中)

13時15分~ 通行証配布
13時30分~13時40分 開会、議員ご挨拶
13時40分~14時25分 事前学習会
14時30分~16時00分 規制庁ヒアリング(出席依頼中)
16時00分~16時30分 事後確認

主催 再稼働阻止全国ネットワーク
問合せ メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp TEL 070-6650-5549

2018/1/20
「STOP!伊方原発 現地集会」PHOTOレポート 2018年1月20日(土)

集会開会宣言で挨拶する斉間淳子さん    伊方から原発をなくす会代表 堀江壯さん

沖縄から連帯の挨拶 山城博治さん     現地の運動を継続的に応援 浅野健一さん

福島から 木幡さん(大熊町町議会議員)   玄海原発再稼動阻止を訴える 棚次奎介さん

 

再稼働阻止ネットからの発言をする柳田真さん   竜王様の歌:池田さんとピースサイクルの仲間たち

四国「原さよ楽団」の仲間たち        「若狭の原発を考える会」深紅の旗

1月21日(日)ゲートまえ座り込み「八幡浜・原発から子供を守る女の会」

 

2018/1/20
「STOP!伊方原発 現地集会」全国からのメッセージ


【東海村現地から】

 東海第二原発に対する原子力規制委員会の適合性審査は、審査書案の提示が秒読みの段階に入っています。
 パブコメを経て4月には審査合格の決定がでるもの、と現地では警戒を強めています。平行して、再稼働に必要な地元同意をめぐって、東海村周辺の5市にも同意権を拡大しようとする新安全協定の締結が大詰めを迎えております。
 現地では年明け早々、5市の首長に要求の貫徹を訴えつつ、広く再稼働反対のアクションを4月に照準を据えて起こすべく準備に取り掛かっています。
 避難の不可能な大人口を抱え、再処理工場という危険施設と隣りあわせの立地、40年の老朽化に目をつぶり運転期限を更に延長して東海第二原発の再稼働を目論む日本原電の暴挙は、くい止めねばなりません。

脱原発とうかい塾 相沢一正


【泊原発現地から】

STOP!伊方原発現地集会に参加の皆さん
北海道泊原発の現地より熱き連帯の意を表します。

伊方原発の弟分の泊原発は再稼働に向かうに際し大きな問題がある。
 ①積丹半島西岸にある海底活断層の存在
 ②海岸を埋め立てた敷地内に3.11以後作った盛土防潮堤の液状化による破壊
 ③基準津波による防波堤の破壊、
 ④現在大きな問題なのが、原発構内にある11本の断層のうち、1,2号機のそばにある2本の断層である。この断層が活断層ではないことを北電は説明しきれていない。断層の上層にあったとされる北電曰く約20万年前の火山灰層が見当たらないのである。北電が納得する説明をしなければ1,2号機の再稼働は不可能となり、このことによる3号機再稼働への可否に大きく影響する。

広島高裁の判断を背に、再稼働を断念させるまでもう少し!
すべての原発をなくするまで共に戦おう

北海道 後志(しりべし)・原発とエネルギーを考える会 事務局長 佐藤英行


【志賀原発 能登半島から】

 能登半島の志賀原発に反対する者達から連帯のメッセージを送ります。
 皆さん いま、追い込まれているのは電力会社のほうです。電気は足りてるどころか、余りに余っています。北陸電力は電気料金の値上げに踏み切らざるをえなくなりました。
 再稼働にこだわり続けるから赤字になるのだと、北陸の住民にバレてしまったのです。今でさえ余っているのに原発の電気を誰が買ってくれるのでしょう。
 もう原発の時代は終わっているのです。あきらめよ!四電!
 この集会が、原発に足を取られない「新しい伊予の里、伊予のくに」を創りだしていく大きな一歩となることを願っております。ともに進んでいきましょう。

志賀原発に反対する「命のネットワーク」 藤岡彰弘


【滋賀から】

 ”原発は人類と共存できない”の旗のもと、伊方原発再々稼働反対に決起された皆さん! 広島高裁決定を確かなものにし、反原発の流れを決定づける取り組みとして現地の皆さんが苦労を重ねてご準備いただいたこと、心より湖国から敬意を表します。
 1450万人の近畿の水源:びわ湖を託された滋賀県三日月大造知事と、県都:大津市の越直美市長は高浜原発3、4号機の再稼働に反対しました。今春、再稼働を策動されている大飯原発3、4号機の再稼働にも反対をしています。
 今回の伊方での集会・行動が2018年を原発全廃元年の火ぶたを切るものとして歴史に残る集会・行動として成功を収められますことを心より祈念し、連帯のご挨拶といたします。

さいなら原発・びわこネットワーク会員一同


【島根原発の増設に反対する現地から】
広島高裁も待ったをかけた伊方原発!二度と動かすな

 伊方原発は中央構造線を目の目にし、後ろには南海トラフ巨大地震も迫る危険な場所にあります。それだけではなく、130キロも離れた阿蘇山の大規模噴火に伴う火砕流が敷地に到着する恐れすら抱えているのですから、天地がひっくり返っても伊方原発を動かしていいはずがありません。
 広島高裁が、その火山災害のリスクを認め、「原発の立地は認められない」と判断を示したのは、当然のことです。
 島根原発を目の前に日々暮らし続ける私たちも、司法が示したこの決定は心から歓迎します。二度と、福島のような原発事故を全国すべての原発で繰り返してはならないのです。
 命と暮らしを守るため、わたしたちも伊方の皆様と共に、原発の廃炉を勝ち取りたいと思います。頑張りましょう!

島根原発増設反対運動 代表 芦原 康江