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「仮処分申し立てを応援する会」から緊急署名のお願いを共有します。

「島根原発2号機運転差止仮処分申立て」を応援する署名のお願い

 昨年2023年3月10日、島根・鳥取両県の住民4人の方が、中国電力に対して島根原発2号機の運転差止仮処分を広島高裁松江支部に申し立てました。本年2月19日に最終の審尋が終了し、現在は広島高等裁判所の判断を待っているところです。

 これまで耐震設計の基準となる「基準地震動」の評価や避難計画の実効性、火山噴火による原発施設への影響などを争点としてきましたが、元日に能登半島地震が起きたことで改めて複合災害時の避難計画の困難性が可視化されました。
 屋内退避も避難もできない場合の検証がないまま、いま島根原発2号機を再稼働することは、私たちのいのちやくらしを脅かすものでしかありません。

 裁判長に私たちの声が届くように、多くの方々に島根原発2号機運転差止仮処分についてのご理解をいただき、署名を集めたいと思います。
 ほぼ1カ月という大変短い期間となりますが、ご協力をよろしくお願いいたします。

署名フォーム

第一次集約 2024年3月31日 第二次集約 2024年4月12日

 

 
この署名に関する問合せ先
【呼びかけ団体】島根原発2号機運転差止仮処分申立てを応援する会
 連絡先 電話 080-6173-1318 メール arisaema35@outlook.jp
 

(地域の活動紹介)

中国電力は、島根原発2号機の適合性審査において、原子力規制委が基準地震動を確定(820ガルを妥当と判断)したことを受けて、建設中の「3号機」につても適合審査申請しようとしています。島根原発3号機は2011年の福島事故当時、総工事進捗率:93.6%(平成23年4月末)でした。

中国地方では、原発がすべて停止していても電力供給予備率は常に10%を上回っており、危険な原発を動かして、さらなる余剰電力を生む必要はまったくありません。無駄で危険な原発を動かさないためにも島根3号機の稼働を絶対にとめたいと思います。

原発の適合審査を受けるためには、立地周辺自治体による「運転開始に関する事前了解」が必要であり、中国電力はその申入れを進める段階にきており、この行為に対し、中国電力に抗議と手続き中止を要請しました。

以下は、中国電力に対する抗議文です


中国電力株式会社
代表取締役
社長執行役員 清水希茂様

抗 議 文

 去る#月#日、貴社は「島根原発3号機の運転開始に向けての新規制基準適合審査申請の事前了解に向けての手続き(以下、「事前了解手続き」と記す)」を始めた。
 2011年3月11日に発生した福島原発震災による避難者は、7年が経過した今日においても5万人を超えている。政府は強制的に帰還政策を進めているが、現在の放射線量の中で、帰還する人は僅かである。一方で子どもたちを中心に甲状腺がんは増え続け、これまでに194人が甲状腺がんを発病、159人が手術を受けたとされている。また、福島第一原発の廃炉に向けての道のりは、その工程も費用もまったく見通せない状況である。

 現在も原発事故の真相は明らかになっていない。原子力規制委員会は、島根原発と同型の沸騰水型原発である東京電力柏崎刈羽原発6,7号機を、新規制基準に適合しているとしたが、「適合審査項目に従い合格にしただけで,原発の安全が確保されたわけではない」と、責任逃れをしている。
 
 多くの国民は、圧倒的に原発は嫌だという声を発している。それはさまざまな世論調査によって明らかにされている。先日実施されたメディアでの世論調査でも、原発事故への「懸念」を持つ人が大半を占め、逆に「新基準で安全性が向上し、深刻な事故も起きない」は僅か5%である。

 島根原発では南側約2キロの場所に、東西に走る活断層「宍道(鹿島)断層」がある。かつて島根原発が最初に建設された時点では、貴社は「活断層は無い」と明言していた断層である。それをこの度39キロと認めた。これで十分だとしているようだが、断層の長さの評価の延長が相次いでいる貴社の態度からは、不信感だけである。この断層について私たちは、東に約6キロの地点から東方へ延びる鳥取沖西部断層(貴社の長さ評価約40キロ)と連動しているという懸念を持っている。さらに鳥取沖東部断層も含めて連動を考慮すれば、およそ140kmもの長大な活断層となる可能性がある。

また、再処理工場の稼働や核のごみの処分さえ見通しの立たない中、新たな3号機の稼働は、処分の困難な使用済核燃料を増加させるばかりであり、現在と未来に対する無責任極まりない間違った選択である。

 島根原発の30キロ圏内の自治体は、島根県内では松江・出雲・安来・雲南、鳥取県内では境港・米子の各市がある。この度の事前了解手続きに関連して、耐震設計の目安となる基準地震動の評価が規制委員会の了承を得た際、3号機の申請手続きに言及したことに対して、鳥取県の平井伸治知事は貴社に対し「説明をきちんと受けたことは今までない。一からていねいに話を聞く必要がある。」と、貴社の勇み足に苦言を呈している。これまで3号機の建設に関しては「周辺自治体」に対しては何ら説明をせず、蚊帳の外に置いて進めてきた。
申請手続きに入る前に、まずは、周辺自治体に対し丁寧に説明をし理解を得ることから始めるべきである。福島原発事故を経験した今、もはや「立地自治体」と「周辺自治体」の異なる対応は許されない。2017年4月「脱原発をめざす首長会議」から、安倍首相と世耕経産相に対し、周辺自治体の「同意権」を明記する申し入れがされていることは承知のはずである。

また島根原発において避難を行う事態になれば、30キロ圏内自治体から広島県内に約16万9千人が、岡山県内に約10万1千人が避難をすることが、島根県・広島県・岡山県の3県において締結された「広域避難に関する協定」で明らかになっている。「事前了解手続き」を行うのであれば、30キロ圏内自治体はもとより、避難先となる広島・岡山両県にも同意が得られるようにすべきである。

猛暑といわれた夏季にも、とりわけ気温が下がった冬季も、電力余り状況となっていた。貴社が発表している「中長期のエリア需給バランス見通し(8月、送電端)」においても、島根原発3号機が動かなくても、上関原発が建設されなくても、これから先の10年間も大幅な余剰電力が生じることが示されている。
まだ島根原発3号機については、核燃料が装填されていない。いったん稼働してしまえば、施設は放射能に汚染され、廃炉のためには膨大な費用がかかることになる。稼働を思いとどまれば、原子炉内に自由に立ち入ることができ、研修施設や観光施設として活用を図ることができる。まさに「動けば負債、やめれば資産」である。

1978年、世界中が原子力発電の夢に酔っていた時にある科学者が「原発は滅びゆく恐竜である」という論文を書いた。40年前の指摘の正しさが明確になっている。悲惨な事態を二度と起こさないためには、すべての原発の停止と廃炉、それしか解決策などありえない。これが福島第一原発事故から学ぶべき教訓である。

私たちはこの度の「事前了解手続き」に対し強く抗議するとともに、直ちに手続きの中止を要請する。

2018年3月24日現在

【抗議団体名は下記の通り】
 山口県:原発いらん!山口ネットワーク
 島根県:さよなら島根原発ネットワーク、島根原発・エネルギー問題県民連絡会、三隅火電を考える会
 広島県:原発はごめんだヒロシマ市民の会

5/15(金)から25(月)まで、川内・高浜の再稼働をやめろ! 全国一斉規制委抗議行動を実施していますが、5月20日(木)は東京の原子力規制委員会まえで抗議を行いました。

各団体から寄せられた要請書、抗議文を掲載します。

再稼働阻止全国ネットワークでは、川内原発再稼働に断固反対の姿勢で、全国一斉規制委抗議行動に取り組み、全国の原発現地・周辺の方々へ参加を呼びかけました。

各地の原子力規制事務所(現地のオフサイトセンター)および本庁(東京六本木の原子力規制庁)に提出された申入書や抗議書は以下の通りです。

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2014年5月29日に開催した規制庁交渉
http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/archives/5594

島根原発3号機の運転をやめさせる訴訟の会より、
会員(原告・サポーター)募集

 
島根原発3号機は建設されたばかりで、まだ燃料も装荷されていません。今止めれば、財産として使えますが、燃料を装荷して動かしてしまえば未来に対する負の遺産です。この原発は、民主党政権中から「新規ではない」として、名指しで動かそうとしています。

私たちは、この原発が動かされれば、これから後40年にわたって目の前に危険を抱えたまま存在し続けることになり、到底受け入れられないと考え中国電力と国を相手に訴訟を準備しています。
3月いっぱい、原告とサポーターの受付中です。委任状等は、下記サイトからダウンロードできますので、ぜひ、ご参加ください。

原告は、初年度に原告負担金1万円と年会費3000円が必要です。
原告にはなれないが、協力したいという方は、サポーターとしてご参加ください。
サポーターは、年会費3000円です。

よろしくお願いします。

http://sayonara.daynight.jp/shimanegenpatsu/3goro/

訴訟の会HPより

原告になっていただける方は、委任状2枚(被告「国」と「中国電力」のそれぞれ必要です)(下記よりダウンロードできます)に署名・捺印の上、送付願います。

なお、初年度分の会費3,000円と原告負担金(印紙代など)10,000円、計13,000円を振り込み用紙(口座番号等必要記入事項は下記)で入金願います。入金が確認された段階で原告となります。サポーターの方は、会員として年会費(3,000円)の振り込みをお願いします。

弁護団は、島根県・鳥取県在住の方々を中心に、無報酬(実費のみ)で取り組んでいただけることになっています。

<送付先>

島根県松江市西川津町787番地24
阪本 清 気付
(携帯 090-3372-5685)

※ 委任状送付ための切手代等は、恐れ入りますが、各自負担お願いいたします。

さよなら島根原発ネットワーク ホームページより

「わたしたちは原発震災に脅かされない暮らしを求めます!」

  • オンライン署名
    http://sayonara.daynight.jp/shimanegenpatsu/network/shomei/shomei.shtml
  • 署名用紙
    http://sayonara.daynight.jp/shimanegenpatsu/network/shomei/sayonara_s_shomei.pdf
  • 署名用紙(英語版 for English)
    http://sayonara.daynight.jp/shimanegenpatsu/network/signature/appeal.html
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    さよなら島根原発ネットワーク Homepage
    http://sayonara.daynight.jp/