Category Archives: 全国共通

再稼働阻止ネット リーフレット 2024/4月版

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東京では毎月1回「原発いらない金曜行動」を実施しています。マスク着用などの感染症対策のうえご参加ください。
 
☆呼びかけ人・賛同団体を募集中です。

新たな「原発いらない金曜行動」首相官邸まえ抗議(毎月第3金曜)

再稼働阻止ネットニュース26号を発行しました

発行物

【院内ヒアリング集会】
 能登半島地震が教える原発の危険性
 地震はどこでも起こる、退避も避難もできない

日時   2024年2月21日(水)13:30~18:00
会場   参議院議員会館 地図 B102会議室

<< 進行(案)>>
1 事前学習会(13:30~14:30) 能登半島地震が教える原発の危険性
 発言:木原、山崎、木村

2 ヒアリング1 「新規制基準」は地震に甘すぎ(14:30~15:30)
 小さすぎる基準地震動、甘い活断層評価、海岸隆起対策の必要性、「流体」影響について
 使用済み核燃料輸送不可、東海第二 防潮堤手ぬき工事

3 ヒアリング2 使用済み核燃料プールの安全性を問う(15:30~16:30)
 電気と水の供給が切れると大事故を起こすプール、志賀原発で外部電源喪失

4 ヒアリング3 「原子力災害対策指針」は画餅(16:30~17:30)
 家屋倒壊が示す屋内退避不可能、道路寸断が示す避難不可能
 IAEAによる「深層防護 第5層」を達成せよ
   
主催 再稼働阻止全国ネットワーク
紹介 福島みずほ議員事務所
回答要請省庁 規制庁ほか

開催主旨:

原発は、現在の科学技術で制御できる装置でないことを、13年前に起きた東電 福島第一原発事故が大きな犠牲の上に教えています。私たちは、原発再稼働が非常に危険であることを主張してきましたが、政府・経産省・原子力規制委員会は安全性を確認の上で原発稼働すると強弁し続け、老朽原発を含め10基の原発を稼動させている。

そのような中、年が明けてすぐにマグニチュード7.6(震度7)の大地震が発生し、新潟県・富山県・石川県・福井県の各地に被害をもたらした。能登地方では震度5以上の地震が断続的に発生し、海岸隆起や津波、火事などで200人を超える死者が出て、今も多くの方々が避難生活を余儀なくされている。

私たちは、多くのトラブルが報告させる志賀原発が稼動中でなくてよかった、住民の反対で建設を断念させた珠洲原発が建ってなくて良かった、と胸をなでおろしている。この能登半島地震が、原発6基が稼働する若狭で起きていたらどうなっていただろう、全国の稼働中の原発周辺で起こったらどうなっていただろう、と考えると背筋が寒くなる。

原子力規制委員会の「新規制基準」にも審査にも不信感を抱く私たちは、能登半島地震を踏まえ、改めて、原子力規制委員会の姿勢を問う。

 

来る3月23日(土)、宮城にて第29回 全国相談会を開催いたします。皆さまのご参加をお待ちしております。

【再稼働阻止全国ネットワーク 第29回 全国相談会】

日時 2024年3月24日(日)9時~16時
場所 戦災復興記念館 4階 第2会議室(定員60人)
交通 アクセス 最寄り駅 仙台市営地下鉄 大町西公園駅

<< 内容 >>
◆各地区からの報告(各地の情勢と今後予定されている行動など)
◆宮城からの報告
◆能登地震の様々な問題について(山崎久隆さん報告)
◆協議事項
 1.「能登地震を教訓とした今後の脱原発運動の方針について」
 2. 再稼働阻止全国ネットワークとして女川原発再稼働をとめる運動の具体的な支援、連帯行動について
 3. 使用済み核燃料問題についての今後の運動展開

※交通費補補助
・全国相談会参加者に、交通費の半額補助を行います。(但し、宮城県内、東京都、神奈川、千葉、埼玉県からの参加を除く)
※前日(3/23(土))には同じ仙台市内にて「Stop!女川原発再稼働 さようなら原発全国集会 in 宮城」が開催されますので合わせてご参加ください。
 

3/23「Stop!女川原発再稼働 さようなら原発全国集会 in 宮城」


 

原子力規制委員会は12月20日の定例会見で、東電・柏崎刈羽原発における核物質防護違反などによる運転禁止命令の解除方針を決め、週明け27日、事実上の「運転禁止解除」を実施することが発表されました。この発表・報道をうけ、再稼働阻止全国ネットワーク事務局から全国のみなさんへ、原子力規制委に対する抗議申入れ行動を呼びかけます。
年の瀬迫った時期ですがどうぞご協力をお願いいたします。

・反原発自治体議員・市民連盟による規制庁規制委あて要請書(12月25日提出予定)
抗議申入れ 文案(原子力規制委 毎水曜昼休み抗議行動)

 
原子力規制委員会 ホームページ「原子力規制委員会への御意見・御質問」で直接入力・送信することもできます。
入力フォーム https://www.nra.go.jp/cgi-bin/contact/
メールで送る場合 メールアドレス hp-info@nra.go.jp

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関連情報
第52回原子力規制委員会(12/13開催)
https://www.nra.go.jp/disclosure/committee/kisei/010000877.html
 議題1 原子力規制委員会と東京電力ホールディングス株式会社経営層による意見交換

第54回 原子力規制委員会(12/20開催)
https://www.nra.go.jp/disclosure/committee/kisei/010000879.html
 議題5 東京電力ホールディングス株式会社柏崎刈羽原子力発電所の現地調査の結

12/20 原子力規制委 委員長定例会見
https://www.youtube.com/live/mWTgZkuSfBo?si=hYiaq1iMMAU-NOAg

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関連報道
NST新潟総合テレビ 12/11(月)
年内に“運転禁止”解除可否判断も…規制委が柏崎刈羽原発を現地調査
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/nsttv/region/nsttv-19157

新潟日報 2023/12/20
新潟・柏崎刈羽原発の「運転禁止命令」解除が決定
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/330622

毎日新聞 社説 2023/12/21
柏崎刈羽の禁止解除へ 再稼働への不安は拭えぬ
https://mainichi.jp/articles/20231221/ddm/005/070/084000c

毎日新聞 2023/12/20
柏崎刈羽原発の是正措置解除へ 再稼働手続き、2年8カ月ぶりに再開
https://mainichi.jp/articles/20231220/k00/00m/040/066000c

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12・3「とめよう!原発依存社会への暴走 1万人集会」参加報告
          再稼働阻止全国ネットワーク H.A.

少しひんやりとした冬空の下、1600人以上の人々が熱い思いで参集しました。
中嶌哲演さんが主催者挨拶をされ、「今の原発の末期的な状況を作り出したのは原子力ムラである。かつて原発建設を止めた小浜市民のひとりだからこそ私は言う。原発を廃炉に!原発のない社会を目指しましょう!」と語られた。
続いて龍谷大学教授の大島堅一さんからは「原子力回帰は許されない」というタイトルで、前日日本が賛同したCOP28での米国の宣言、2050年までに原発エネルギー容量を3倍にするということへの懸念、原発による経済的利益は全く無く、国民の負担が増すだけであることなどのお話があった。

全国の原発立地や市民運動の現場からも沢山の報告があった。来年誘致40年を迎える青森、「再処理核燃サイクルに今こそとどめを刺そう!」と話された「核燃料廃棄物搬入実行委員会」の中道雅史さん始め、柏崎刈羽、福島原発事故被害者、とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会、福井、愛知・岐阜、伊方、上関、川内などから発言があった。また、関西の市民団体や労働組合からのスピーチもあり、どのお話も現地ならではの状況が伝わる内容だった。

「オール福井反原発連絡会」の宮下正一さんの報告、使用済み核燃料の乾式貯蔵について、福井県を原発の墓場にするな!という声、また、「伊方から原発をなくす会」の近藤享子さんのお話で、過酷事故時は原発から5~30キロ圏内は屋内退避と言われているが、津波が来たら予想は10メートル以上ともいわれ、とても助からない。避難もできないのに命をないがしろにされている。なのに、四国電力は家庭訪問をして原発や放射能の安全性を説いて回っている」などと語られていたのが特に心に残りました。

集会プログラムにはさらに多くの各地からの連帯メッセージが載せられていて、岸田政権の原発推進を何としても阻もうという市民活動の熱意、それを集結して原発のない社会へと変えようという実行委員会の不屈の意思を感じました。

デモは4グループに分かれて行進。日曜の夕暮れ迫る大阪の大通りを行きます。野球の阪神優勝時に歓喜の飛び込みで有名な道頓堀。今日も大勢の若者たちで賑わっていて、その中には橋の上からじっとこちらを見ている人たちの姿も少なからずあった。 シュプレヒコールを聴き、幟旗の文字を読んでいる若い人も。「声をあげよう!行動しよう!」伝わったかな。

ある報告によると日米韓の政権支持率は20?30%ともいわれているが、不信感とイライラがいつかこの世の中を変えるエネルギーになってくれるといい、そんなことを思いながら幟を担ぎ歩いていました。

隣を歩かれていた関西の女性は、知人に長いこと反原発の活動をされている人がいて、その方の運動を始めた動機が、原発で働いていた弟さんをガンで20代で亡くされたことだそうだ。ため息をつきながら、またどこかでお会いしましょうとデモ隊を離れて行かれた。

「使用済み核燃料の行き場はないぞ!」横断幕を掲げて先頭に立たれた僧衣の哲演さんも1時間半の行程を解散場所まで歩かれた。
久しぶりに会えた各地の人々の笑顔が嬉しかった。この人のつながりこそが希望。暗闇の中で意味を持つ灯り、そんなものが感じられた一日でした。

実行委員会の皆さま、ご参加の皆さま、お疲れ様でした。

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(実行委員会発信)

老朽原発うごかすな!ニュース113号(PDFダウンロード
老朽原発うごかすな!ニュース114号(PDFダウンロード

 

(このイベントは終了しました)

来る12月4日(月)、大阪にて第28回 全国相談会を開催いたします。皆さまのご参加をお待ちしております。

【再稼働阻止全国ネットワーク 第28回 全国相談会】
日時 2023年12月4日(月)9時~16時
場所 国労大阪会館 3階 大会議室(収容150人) 地図
交通 JR大阪環状線 天満駅から200m

<< 内容 >>

◆全国からの報告
 ・東電福島原発事故後12年9カ月後の各地の情勢

◆方針論議
 ・「行き場が無い使用済み核燃料」問題とどう闘うか
 ・12年間を振り返り、成果と課題を考え、脱原発をいかに押し広げていくか
 ・今後の全国ネッワークとしての取り組みの具体案
 
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前日(12/3(日))には同じ大阪市内にて、「とめよう!原発依存社会への暴走1万人集会 うごかすな老朽原発」が開催されますので合わせてご参加ください。

12/3(日) 「とめよう!原発依存社会への暴走 1万人集会 うごかすな老朽原発」


 

(会場と開始時間が変更になっております。ご注意ください。)

2年半ぶりに再稼働阻止全国ネットワーク「全国相談会」を開催します。
27回目となる今回の相談会では、岸田政権による新たな原発政策に抵抗する各地からの最新の報告・提案を共有し、今後の方針確立に向けた討議を行いたいと思います。皆さまのご参加をお待ちしております。

日時:2023年5月17日(水)10:00 ~ 16:00
場所:日比谷図書館小ホール(日比谷図書文化館 スタジオプラス)
アクセス 
・東京メトロ 霞ケ関駅C3(▶西幸門 or 中幸門から公園内へ)もしくは
B2(▶霞門から公園内へ)
・都営三田線 内幸町駅A7(▶霞門から公園内へ)
参考:日比谷公園内マップ

問合せ先:080-1012-4661(担当:沼倉)
 
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タイムスケジュール
 10:00 ~ 11:00 各地からの報告
 11:00 ~ 12:00 報告内容について意見交換
 12:00 ~ 13:00 昼休けい
 13:00 ~ 15:30 報告・討論をふまえての方針討論
 15:30 ~ 16:00 会計報告、その他の報告
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◆ご都合のつく方は、前日(5/16火曜)の行動にもご参加ください。

【汚染水を海に流すな!5.16東京行動】 詳細
日時:2023年5月16日(火)
 10:30 ~ 11:30 東京電力本店 要請行動(東電本店前)
 12:00 ~ 13:00 国会議員とともに(衆議院第二議員会館まえ)
 14:00 ~ 15:00 政府と国会に要請・院内集会(衆議院第一議員会館 多目的ホール)
 18:30 ~ 各地からの報告(日比谷野外音楽堂)
 19:15 ~ 銀座デモ
呼びかけ:これ以上海を汚すな!市民会議、さようなら原発1000万人アクション実行委
お問合せ
 ・これ以上海を汚すな!市民会議 TEL:0246-44-5224
 ・さようなら原発1000万人アクション実行委員会(原水禁気付)TEL:03-5289-8224
 

再稼働阻止全国ネットワークの主催で院内ヒアリング集会を開催します。

原発政策の大転換・運転期間延長反対!院内ヒアリング集会
 -原子力基本法・炉規法・電事法など束ね法案の問題点-

日時:2023年4月24日(月)15:45~19:00
会場 参議院議員会館 B105会議室
主催:再稼働阻止全国ネットワーク事務局
この院内集会に関する問合せ:080-5062-4196(木村)・080-1012-4661(沼倉)

※感染症対策として、会場内ではマスク着用をお願いします。体調が悪い場合、会場への参加はご遠慮ねがいます。

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1.事前確認(~16時)
 質問書について  (質問書全文PDF
 (事前に質問書を送付済みで、「2-1」「2-2」に関しては事前回答の要望を出しています)

2.省庁ヒアリング(16時~18時)(要請どおりに出席されない場合があります)
 2-1.原子力基本法の改定趣旨 (内閣府原子力委員会)
 2-2.法律改定案ができる過程 (経産省、規制委)
 2-3.電気事業法と原子炉等規制法の改定趣旨(経産省、規制委)
 2-4.老朽原発稼働の現状と危険性 (経産省、規制委)

3.総括(~18時半)
 再稼働阻止全国ネットワーク
 紹介:参議院 福島みずほ議員
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原発運転期間上限の事実上撤廃に関して原子力規制委員会の山中委員長は、資源エネルギー庁との秘密会合、重ねて、エネ庁職員の併任人事を隠蔽したまま議論を進め、規制委員会本来の役目を果たすどころか、疑問を呈した委員らを強引に(運転期間の上限撤廃を)承諾するよう誘導した実態があります。
また、岸田政権が国会に提案した【束ね法案】は、原子力を含むエネ5法案を束ねて、経産省・電力事業者だけに都合のよい内容を盛り込んだ内容となっており、2011年の原発事故後の世論無視、原子力規制は事業者に「配慮」、あくまで原発推進固辞、「脱炭素」と名すればどんなことにも資金投入できる内容です。
 
 
 

参考情報:
・東京新聞 2023/4/14 link
 「推進と規制の癒着明らか」 資源エネルギー庁と原子力規制委事務局の非公開面談に市民団体が不信感
・東京新聞 2023/4/14 link
 資源エネルギー庁が原子力規制委所管の法律の改正案を提示 運転期間延長の議論を誘導 本紙情報公開請求
・4月14日 衆議院経済産業委員会に参考人召致されたFoE満田さんによる発言資料ほか
https://foejapan.org/issue/20230414/12382/