毎日新聞 2018年3月31日
「やっぱりトラブル」玄海原発3号機蒸気漏れで市民団体
https://mainichi.jp/articles/20180331/k00/00e/040/258000c
日経 2018/3/30 23:30
再稼働の玄海原発3号機で蒸気漏れ 九電、発電停止し点検へ
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28838390Q8A330C1ACYZ00/
九州電力は30日、23日に再稼働した玄海原子力発電所3号機(佐賀県玄海町)の配管から、微量の蒸気漏れを確認したと発表した。九電は周囲への放射性物質の漏れはないとしているが、点検のために発電を停止することを明らかにした。4月下旬に予定していた営業運転に遅れが出る可能性があるという。
発表によると、玄海原発の作業員が30日午後7時ごろ、発電機を回すための蒸気用水に含まれた酸素や炭酸ガスなどを抜く「脱気器」の配管から微量の蒸気が漏れているのを発見した。(後略) Read more
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九州電力は原子炉を止めずに点検を行っていますが、二次冷却系が正しく動作しない状態で、もし一次冷却系で事故がおきればどうなるか。原子力事業者がまず念頭に置かなければならいのは「事故を起こさないこと」であって、「1日も早く発電すること」ではありません。
原子炉を含むすべての装置は7年間も停止していたのですから、事象として「レベル1(INES事故評価)」程度だとしても、原子炉を止めずに点検するなどと悠長なことはやめて、原子炉も止めるべきです。