(抗議行動参加者からのリポート紹介)

(Aさん)

川内原発再稼働反対 11月5日・6日 鹿児島県議会抗議行動 速報

11月5日

 火山灰が風に舞い、ざりざりとしている鹿児島県庁前。川内原発再稼働をゴリ押ししようとしている県臨時議会に、傍聴者数10名で入る。職員が内外にずらりと並び、反対派の入庁を規制し、トイレの使用もままならない。朝の県庁舎テント前での70人ほどの集会もあり、警備がピリピリしている。
 質疑応答で、伊藤祐一郎県知事の答弁は「国が…、規制委が…」と同じ事をくり返し、住民の声は全く聞いていない姿勢。不満と抗議の声で場内がざわつく。 閉会後、報告集会と、天文館通りでのビラ配りを手伝った。

11月6日

 朝8時より、県庁周辺ビラ配り。今日は特別委員会で採決。中に入れるのは県外は4人のみ。外の会議室で音声のみの傍聴・県外10名ほど。特別委員会は10時より始まり、延長が宣言されて18時になってもまだ続いている。午前の様子では、質問に対して、原子力防災対策課長などは「規制委に確認した」「国に聞いた」「新基準をクリアしている」などの答弁で逃げている。
 5団体で、本日の議長へ直接面談の申し入れを朝から要請するも、まだ受け入れられていない。県議会のビル前でずっと抗議集会。「福島復興共同センター」という団体も12名登場、集会に参加。18時過ぎ、次第に明日の本会議へ向かって緊張感が高まって人も集まっている。

県庁舎テントは、若い人たちのテントがもう1つ立った。(テントは合計3つ)
 臨時議会が白熱して続いているらしい。退場命令にもめげず、傍聴席で抗議の声を上げ続けている仲間のために、太鼓や歌声がひびいている。 夕日が落ちる。

県知事は明日7日15時に意見表明予定とのこと。
 全国の皆さん、再稼働の採決をしないように、鹿児島県議会議員に明朝、昼までにFAXや電話で“声”をとどけてください。

たんぽぽ舎メルマガ TMM:No2325 より

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