日伯*原子力協定に反対する団体署名
(* ブラジル)(署名は、団体のみです。ご注意ください。)
http://blog.rederio.jp/nonuketobrazil

日本政府は福島東電原発事故の原因の究明もできないまま、原発輸出に邁進しており、ブラジルにも原発を輸出しようとしています。この原発輸出を止めるために、日本とブラジルの市民団体の手で反対声明を上げます。

今回は個人の署名ではなく、団体署名に限らせていただきます。団体で賛同いただける場合、右のフォームから署名ください。なお、フォームの欄の名前は担当者の方のお名前をお書きください。不明なことがある場合などの連絡用のみに使わせていただきます。提出するのは団体名とWebサイトのURLのみです。お名前やメールアドレスは一切提出されません。不明な点はこちらからご連絡ください。

署名文

日本とブラジルの原子力協定締結に反対します。

日本政府はブラジル政府と共にブラジルでの原子炉新設などのための原子力協定を結ぼうとしていると報道されています。

しかし、未だに福島東電原発事故の事故原因すら満足な究明が行われておらず、これまでの日本の原発技術の総体を問い返さなければならない段階にあります。日本の世論は原発の新設はもちろん、既存の原発再稼働に反対しています。

日本は福島東電原発事故による放射能汚染により世界の環境に深刻な被害を与えました。今なお、福島原発からは大量の放射能が世界に放たれており、日本政府は放射能汚染を制御できていません。

このような中でなぜ日本の原発技術で国外に原発を作ろうとすることができるのでしょうか?
世界はこの原発輸出を国内で原発を作れなくなった原発メーカーのための日本政府による救済策として見ることでしょう。

ブラジルでは、原発の原料となるウラン鉱山での放射能汚染問題が問題になっており、最大の人口集中州であるサンパウロ州とリオデジャネイロ州の真ん中に位置するアングラドスヘイスにおける原発での事故に対する懸念も高まっています。そのような中で、人びとは危険な原発ではなく、太陽光・熱、風力などの再生可能エネルギーの発展に希望を見出しています。

両国の市民が求めているものは世界を危険に曝す原発の継続ではありません。日本がブラジルや世界に貢献できる技術は他にあるはずです。

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