【院内ヒアリング集会】
 能登半島地震が教える原発の危険性
 地震はどこでも起こる、退避も避難もできない

日時   2024年2月21日(水)13:30~18:00
会場   参議院議員会館 地図 B102会議室

<< 進行(案)>>
1 事前学習会(13:30~14:30) 能登半島地震が教える原発の危険性
 発言:木原、山崎、木村

2 ヒアリング1 「新規制基準」は地震に甘すぎ(14:30~15:30)
 小さすぎる基準地震動、甘い活断層評価、海岸隆起対策の必要性、「流体」影響について
 使用済み核燃料輸送不可、東海第二 防潮堤手ぬき工事

3 ヒアリング2 使用済み核燃料プールの安全性を問う(15:30~16:30)
 電気と水の供給が切れると大事故を起こすプール、志賀原発で外部電源喪失

4 ヒアリング3 「原子力災害対策指針」は画餅(16:30~17:30)
 家屋倒壊が示す屋内退避不可能、道路寸断が示す避難不可能
 IAEAによる「深層防護 第5層」を達成せよ
   
主催 再稼働阻止全国ネットワーク
紹介 福島みずほ議員事務所
回答要請省庁 規制庁ほか

開催主旨:

原発は、現在の科学技術で制御できる装置でないことを、13年前に起きた東電 福島第一原発事故が大きな犠牲の上に教えています。私たちは、原発再稼働が非常に危険であることを主張してきましたが、政府・経産省・原子力規制委員会は安全性を確認の上で原発稼働すると強弁し続け、老朽原発を含め10基の原発を稼動させている。

そのような中、年が明けてすぐにマグニチュード7.6(震度7)の大地震が発生し、新潟県・富山県・石川県・福井県の各地に被害をもたらした。能登地方では震度5以上の地震が断続的に発生し、海岸隆起や津波、火事などで200人を超える死者が出て、今も多くの方々が避難生活を余儀なくされている。

私たちは、多くのトラブルが報告させる志賀原発が稼動中でなくてよかった、住民の反対で建設を断念させた珠洲原発が建ってなくて良かった、と胸をなでおろしている。この能登半島地震が、原発6基が稼働する若狭で起きていたらどうなっていただろう、全国の稼働中の原発周辺で起こったらどうなっていただろう、と考えると背筋が寒くなる。

原子力規制委員会の「新規制基準」にも審査にも不信感を抱く私たちは、能登半島地震を踏まえ、改めて、原子力規制委員会の姿勢を問う。

 

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