緊急抗議行動
原子力規制委員会は六ヶ所再処理工場の審査合格を認めないで!
抗議・申入れ書(PDFダウンロード)
報告者 再稼働阻止全国ネットワーク事務局 木村雅英
新型コロナウィルス感染対策で日本列島が大変な時に、原子力規制委員会は連休明けの定例会議(開催日:5/13)において、議題「日本原燃株式会社再処理事業所再処理事業変更許可申請書に関する審査の結果の案の取りまとめについて(案)」を掲げた。傍聴不可のままで。
再稼働阻止全国ネットワーク及び原子力規制委員会毎水曜昼休み抗議行動は、この日11時半から緊急抗議・申入れ行動を実施した。
抗議開始時は、定例会議でまだ六ヶ所再処理工場適合性を議論中、コールやアピールを続けた。12時には原子力規制庁広報担当に抗議・申入書を提出。感染防止を口実に読上げ提出を拒まれたので、タイトルと構成のみを読み上げて提出。ついでに原子力規制委員会が発足以来、イチエフ事故処理を放置して既存原発再稼働の為に新規制基準を作り川内などに邁進し、その目途がついてからもんじゅを廃炉にし、核燃料サイクルが破綻している中で、新型コロナ対策中に安倍政権同様「火事場泥棒」の様に30年も前から延び延びで稼働できない六ヶ所再処理を認可することに我々は強い怒りを覚えていると話した。
その後抗議の声を上げている間に、定例会議でとうとう「変更許可」を確認しパブコメ開始を決められた。怒りのコール・アピールを続け、13時に行動を終了した。
なお、共同・朝日・TBS・NHKなどが取材してくれたが、報道は確認できていない。