7月29日、青森県知事が、むつ市中間貯蔵施設への使用済み核燃料搬入受け入れを表明したことをうけ、急きょ経産省ヒアリングを行いました。
原発を稼働すれば必ず発生する「使用済み核燃料」。各原発のプールにたまり続け、その筆頭といえるのが東電 柏崎刈羽7号機であり、貯蔵率は97%に達しています。昭和30年代に構想がもちあがってから半世紀あまり、明らかに核燃サイクルは破綻しており、「中間貯蔵」とは名ばかりの「最終貯蔵施設」となりかねない状況です。
院内集会(経産省ヒアリング)
-福島は終わっていない 東電の横暴を許すな 核燃料を青森に輸送するな-
日時 2024年7月30日(火)
場所 参議院議員会館 B106会議室
主催 再稼働阻止全国ネットワーク
紹介 福島みずほ議員事務所
<進行>
14:30 – 15:30 事前学習会(6/28集会報告、東電とともに脱原発をめざす会 との情報共有 等)
15:30 – 17:30 経産省ヒアリング
1.東電 福島第一原発の状況について
2.東電 柏崎刈羽原発について
3.新潟から青森への燃料搬出について
17:30 – 18:00 振り返り
関係省庁に対して議員事務所を通じて事前に質問書を送付、当日担当部門から直接回答いただく形をとりました。>>> 事前質問書PDF
1-1.「中長期ロードマップ」に基づく廃炉の進捗状況
1-2.「中長期ロードマップ」の実現可能性について
1-3.「中長期ロードマップ」見直しについて
1-4. 原子力緊急事態宣言下にあることの確認
1-5.「ALPS処理水海洋放出」について
ヒアリング1 回答・意見(PDF)
2-1.国と東電の責任
2-2.能登半島地震が示す柏崎刈羽原発再稼働の危険
2-3.電力の儒教状況
ヒアリング2 回答・意見(PDF)
3-1.核燃料搬出の必要性、輸送の危険性
3-2.むつ市リサイクル燃料貯蔵
3-3.六ヶ所再処理施設
ヒアリング3 回答・意見(PDF)