Author Archives: Wykanri

(このイベントは終了しました)

規制委が再稼働新基準を決定し4電力会社が申請した!
「原発現地と結んでどう再稼働阻止するか 8・8討論集会」

日時 8月8日(木)18時30分開場、19時開会、21時30分終了予定
場所 スペースたんぽぽ(千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル4F)
   JR水道橋駅 徒歩5分、地下鉄神保町駅 徒歩8分
資料代 500円

【内容】
原子力規制委の罪状、評価会合から見える危険原子炉、どこが再稼働本命?、現地との共同闘争、再稼働阻止行動計画

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原子力規制委員会は(2013年)7月8日に「新規制」を施行し、堰を切ったように4電力会社が10基の原子炉の再稼働申請を提出、更に同月12日に九電が玄海も追加申請、更にフクイチ事故責任企業東電まで柏崎刈羽原発の申請を目論んでいる。

規制委は7月16日には最初の「原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合」を開催、し、原子力マフィアが着々と再稼働に向けて走り出した。(審査会合第2回会合は7/23予定)

再稼働阻止全国ネットワークでは、この重要な時期に如何にして再稼働を阻止するか、どの原子炉が最初の本命か、現地と結びついてどう阻止していくか、そのためには何が必要かを考える討論集会を開催します。 是非ご参集願います
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主催 再稼働阻止全国ネットワーク
問合せ メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp
FAX 03-3238-0797(再稼働阻止全国ネットワーク宛と明記)

【地域の活動紹介】
「原発いらない福島の女たち」2014年度版カレンダー 受付を開始しました!

「原発いらない福島の女たち」2014年度版カレンダーを作成し、販売することになりました。
女たちの活動を記録すると共に、収益の一部は活動費にあてられます。
行動する女たちの写真がたくさん入った、月めくりのものになる予定ですので、
なにとぞご支援くださいますよう、お願い申し上げます。
詳細 http://onna100nin.seesaa.net/article/370258639.html

■発行: 原発いらない福島の女たち
■制作協力: 梨の木舎
■申し込み書: おんなカレンダー申し込み書(PDF)

 頒価:1部1,000円+送料(10部以上は1部800円、送料無料)
 <申込先>
  原発いらない福島の女たち:070-5018-7478(黒田)
  梨の木舎:Mail nashinoki-sha@jca.apc.org Fax 03-3291-8090

JanJanBlogより(2013年 7月 20日 13:26)
原発55基目は絶対に作らせない! 「あさこはうす」の闘い (著 三上英次)
http://www.janjanblog.com/archives/98702

 青森県の最北端にある大間町で、(株)電源開発による原子力発電所の建設計画が持ち上がった時、原発建設予定地には176人の地権者がいた。1984年12月に町議会が原子力発電所誘致を決議、2008年4月に国から原発設置許可が出され、翌5月には事業者である(株)電源開発は、大間原発の建設工事を開始する。

地権者175人が買収工作に屈する中で、たった一人、最後の最後まで土地買収に応じなかった人がいる。熊谷あさ子さん(1938~2006)がその人だ。あさ子さんが土地買収に応じないために、原発は当初予定されていた場所から位置をずらし、現在、施設の建設が進められている。原発の建設予定地の中にぽつんと残されたあさ子さんの土地にはログハウスが建てられ、母親の遺志を継ぐ娘の小笠原厚子さんが管理する。そのログハウス―あさこはうす―と原発との距離はわずか250メートル、土地の周りには鉄条網が張り巡らされ、約1キロの細い道を通ってたどりつく「あさこはうす」の入り口には電源開発の監視小屋があり、人の出入りがチェックされている。7月19日、厚子さんが上京し、毎週金曜日の脱原発抗議行動で声をあげた――。(つづきを読む)

7月28日・29日
再稼働阻止全国交流行動&相談会 in 川内 のご案内

川内原発建設反対連絡協議会
反原発・かごしまネット
再稼働阻止全国ネット

7月8日新規制基準の施行を受け、九州電力は川内原発1・2号機の再稼働へ向けた安全審査を原子力規制委員会へ申請しました。北海道、関西、四国の3電力会社も4原発8基の申請を行っています。

福島第一原発事故の真相解明もされず、収束は程遠い状況にあり、原発事故の影響で苦しむ福島県民の脱原発への願いも封殺した拙速な新規制基準策定であり、それに呼応する電力各社です。

明らかになってきた原発の実態におびえ、それでも原発関連の仕事に携わる人々がいる限り、推進の旗をふりかざす人もいて、原発現地は、もの言えぬ人たちが少なからずいます。しかし、今、再稼働を許したら再び原発稼働に依存する社会がやってきます。

7月28日29日、みなさまと共に、再稼働阻止に向けて知恵を出し合いましょう!是非、薩摩川内市に集ってください。


◆7月28日 風船とばそうプロジェクト

日程 2013年7月28日(日) 小雨決行、雨天延期:8月4日
13:30~ 久見崎海岸集合、海辺の観察会など
14:30~ 風船放流(+ゴミ拾い)
15:00  解散

<鹿児島から参加の場合> 往復¥500でバスが出ます。
鹿児島中央駅西口12:00発、要予約:内田 090-2851-1627

<カンパのお願い> 個人:1口500円 団体:1口5000円
郵便振替口座番号 01730-8-91680
加入者名:原発なくそう!九州川内訴訟
通信欄に「風船プロジェクトカンパ」とご記入ください。

※川内駅から交通手段のない方はご連絡ください
三園 090-2393-3621、鳥原 090-9498-9308


◆7月28日 再稼働阻止全国交流行動&相談会

日程 2013年7月28日(日)

15:30  川薩教育会館 集合
16:00~ 3号線沿線 商店街を中心にチラシ配布と語りこみ

18:10~20:00 交流&相談会、川薩教育会館2階 和室
(チラシ配布の感想、自己紹介&各地の報告)(集会参加費(資料代)500円)
20:00~ 宿泊会場へ(川内ホテル)
20:15~21:50 会食&交流
21:30~ 本日のまとめ

主催 川内原発建設反対連絡協議会、反原発かごしま・ネット、再稼働阻止全国ネット


◆7月29日 首長への申し入れ

日程 2013年7月29日(月)

09:00~ 薩摩川内市長への申し入れ(予定)
(川内原発反対連絡協議会、再稼働阻止全国ネット)

11:30~ 鹿児島県知事への申し入れ(予定)
(再稼働阻止全国ネット、反原発かごしま・ネット)

 

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参考情報

7/28「風船プロジェクト」についての詳細
http://sendai-balloonpro.jimdo.com/
http://genkai-balloonpro.jimdo.com/

 

原子力規制委員会HP 再稼働申請状況
http://www.nsr.go.jp/activity/regulation/tekigousei/index.html

愛媛県HP 審議会等開催あんない
http://www.pref.ehime.jp/h12200/singikai/osirase.html

◆愛媛県 伊方原子力発電所 環境安全管理委員会 原子力安全専門部会
7月17日(水曜)13時30分から
リジェール松山 7階 ゴールドホール(松山市南堀端町2-3)
問い合わせ 県民環境部 防災局 原子力安全対策課
Tel.089-912-2352 Fax.089-931-0888
詳細 http://www.pref.ehime.jp/h12200/singikai/documents/anzenbukai.pdf

◆愛媛県 伊方原子力発電所 環境安全管理委員会
7月19日(金曜)13時30分から
リジェール松山 7階 ゴールドホール(松山市南堀端町2-3)
問い合わせ 県民環境部 防災局 原子力安全対策課
Tel.089-912-2352 Fax.089-931-0888
詳細 http://www.pref.ehime.jp/h12200/singikai/documents/kanriiinkai.pdf

◆愛媛県 伊方原子力発電所 環境安全管理委員会 環境専門部会
7月19日(金曜)10時00分から
リジェール松山 8階 クリスタルホール(松山市南堀端町2-3)
問い合わせ 県民環境部 防災局 原子力安全対策課
Tel.089-912-2352 Fax.089-931-0888
詳細 http://www.pref.ehime.jp/h12200/singikai/documents/kankyoubukai.pdf

伊方原発環境安全管理委員 様

2013年7月13日
原発さよなら四国ネットワーク
事務局 大野恭子

伊方原発の再稼働を認めないことへのお願い

 伊方原発環境安全管理委員のみなさまにおかれましては、委員としての重責を担っておられることに敬意を表し感謝を申し上げます。

四国電力が7月8日、原子力規制委員会に伊方原発再稼働の申請をしたのを受け、貴委員会で審議されると聞きました。そこで是非、私ども市民の意見や思いをお伝えしたく手紙と資料を送付させていただきました。よろしくご検討ください。

 福島原発事故は2年4ヶ月たった今、収束はおろか、事故原因の特定さえできていません。当初「津波による電源喪失」を初発の原因としていた東京電力も、今では「地震の揺れによる配管の破壊」を否定できなくなっています。
 また、連日報道されるように、福島第1原発の観測用井戸から高濃度の放射性物質が検出され、汚染は私たちの暮らす自然界で広範囲に広がり続けていることが実証されています。

 このような中、政府は着々と福島県民に対し避難解除をし、賠償も次々と打ちきっています。住民の声が一切聞かれないまま、兵糧攻めのようにして「帰還」が進められているのが現実です。
 取り返しのつかない「ふるさとの喪失」、電力会社の不誠実なデータ隠し、国の「棄民政策」が続く現状で、四国電力の伊方原発再稼働申請を、私たちは許すことはできません。
フクシマの人々の苦悩を無かったかのようにするこの振る舞いに、恐怖すら感じています。
ひとたび事故が起きれば、私たちの暮らす「エヒメ」も「フクシマ」になるからです。

以下に私たちの危惧する伊方原発の問題点を挙げさせていただきました。
是非、貴委員会でご審議いただきますようよろしくお願いいたします。

1.「活動期にある中央構造線系活断層 – 伊方原発沖6km」

 高知大学の岡村眞教授(内閣府中央防災会議の地震・津波専門委員、南海トラフの巨大地震モデル検討有識者会議委員)は、先月6月30日の講演会で、この活断層の長さはトータルで650kmなのに、四国電力は360kmで地震動の想定をしている、右横ずれ断層で伊方原発は震源域の真上に位置している、動けばM8以上と予測、四国電力の想定は甘すぎる、大変危険と警告を発しました。

2.「周期的に起きる南海トラフ地震」

 岡村氏は、過去にはM8.6とM8.4の南海トラフ地震の記録があるのに、前回(1946年)はM8.0と小さかったので、今度は過去最大のM9を予想している、と述べられました。2012年の中央防災会議で震源域が広がり伊方原発も入っている、伊方原発は最大地震動570ガルだが、最近は計測機器の精度向上により1000ガル以上がバンバン起きていることが計測可能になり明らかになってきた、2008年6月14日の岩手・宮城内陸地震で観測された最大加速度は4022ガルで、国の「防災科学技術研究所」が世界で観測された最大値であるとギネスに申請し認定された(2011年1月発表)、大きな地震動になると制御棒が入らない可能性がある、と述べられました。
 
3.「津波への警告」

 都司嘉宣(つじよしのぶ)氏―東京大学地震研究所を定年退職―は、昨年7月29日の講演会で、1596年の慶長豊予地震は中央構造線と連動し伊方付近でも震度6強~7程度の揺れがあった可能性がある、佐賀関の神社が流出したことなどから10.6メートルの津波が推定される、伊方は中央構造線の断層により近いことから、10~15メートルの津波が襲った可能性がある、と指摘されました。南海トラフによる地震については「本震」よりも「余震」で強い揺れが記録されており、中央構造線活断層帯とつながった恐れがあることも指摘されたのです。
 以上のような、最新の知見からして、マスコミが言っている「伊方原発には地震・津波のリスクが少ないので再稼働一番手」という指摘は全くの認識不足であるとしか言えないのです。

4.「中村愛媛県知事の答弁」

昨年6月の県議会で、「動かしても動かさなくても原発はあるのだから危険性は変わらない」旨の答弁を知事はしましたが、稼働中の原発が事故を起こした場合、燃料棒の核分裂生成物が引き続き崩壊する際の崩壊熱が多いため、その温度を下げねばならず、停止中の場合と比較にならない程のエネルギーと作業を要すること、また、炉心溶融などの過酷事故に短時間で移行することは科学的事実です。

5.「プルサーマル運転」

 再稼働を申請している3号機は、プルサーマル運転を行う炉であり、そのMOX燃料には猛毒のプルトニウムが含まれており、事故が起きた場合、ウラン燃料の何倍ものプルトニウムを放出すること、また、使用済みMOX燃料は処理方法も保管場所も決まっておらず伊方原発サイトが超危険な「核のゴミ捨て場」となります。
 ウランのみならず溜まり続けるプルト二ウムは、過酷事故時に放出され、収束不可能な放射能被害をさらに拡大することは、福島原発事故がはっきりと証明しています。

6.「瀬戸内海に面している」

伊方原発は、瀬戸内海という世界有数の生物多様性をもつ閉鎖系水域に面して建てられており、過酷事故が起きれば、瞬時に瀬戸内海が汚染され、そこに棲む多くの生物が被曝すること、また閉鎖性水域であるため、汚染物質が長く溜まり続けることになり、西日本の食糧庫は壊滅的被害を被ることになります。

7.「充分な原子力防災計画が立てられていない」

 昨年9月、愛媛県の防災訓練では、佐田岬半島西側住民の救助のためにヘリコプターと船を用意したのですが、強風と雨のためにヘリコプターは飛ばず、船も岸壁につけられず、結局「救助」できませんでした。
 原発災害は、穏やかな晴天で、海に波もない時を選んで起こるとは思えません。放射能は、風向きによっては短時間で地域を汚染します。原発の西側20km圏内に暮らす住民約5000人の防災・救出計画は、実効性がないと言わざるを得ません。県は住民を見殺しにすると言っているようなものです。
 また、愛媛県は、伊方原発から半径30km以内の地域をUPZ(緊急時防護措置を準
備する区域)として原子力災害対策重点地域として計画を立てていますが、7市町(山口県を入れると8市町)の13万5000人がどのように逃げられるのか、明記されていません。そもそも被害想定が甘く、30km圏内の外の県民の防災対策は完成していないという実態です。
 先日の私たち市民グループと原子力規制委員会との交渉(7月8日)で明らかになったことですが、防災と「原子力規制」はリンクしておらず、防災はあくまで地方自治体の責任であり国はそれを支援する立場だ、ということでした。

 以上、問題点を一部述べさせていただきました。

 これまで私たちが行ってきた要請や申し入れの際、対応した四国電力社員は、私たちの質問に対して「(原発が)絶対に安全であるとは言えない」と答えています。それなのになぜ「安全を前提に再稼動する」と言うのでしょうか。フクシマで起きたことが伊方で起きないと、何故言えるのでしょうか。フクシマと伊方の違いは、フクシマは巨大地震に襲われ、伊方は未だ(・・)襲われていない、ということだけではないでしょうか。

 委員の皆様には、それぞれ専門分野がおありのことと思います。しかし、フクシマが私達に教えてくれたのは、自然は「専門分野の想定」を越えるということです。フクシマの災厄を経験した私たちは、専門分野を越え、「いのち」の上に立って知恵を出し合うべきです。
 私たちは、「再稼働しない」ことこそ今できる最高の、環境安全管理だと考え、委員の皆様の公正と信義を信頼して「再稼働を認めないこと」をお願いする次第です。

以上

【地域の活動紹介】[たんぽぽ舎メルマガTMM:No1898(2013/7/12)、TMM:No1899(2013/7/13)より]

大飯原発の再稼働に抗議の声を上げ続け、
次の「伊方原発再稼働」と闘おう!
豊かな命をはぐくむ海を守る闘い、イカナゴという小魚

(井出久司 原発さよなら四国ネットワーク)
 私達は伊方原発のある四国愛媛からやって参りました。原発さよなら四国ネットワーク愛媛のメンバーです。私自身はこの大飯に来るのは2度目、彼女達は3度目です。前回来た時に感じたことは、ここも原発さえなければ本当に風光明媚な良い所だなあ、ということです。自然が豊かで、帰りのバスに乗る時にふと岸壁から海の中を見ると、瀬戸内海側で激減している巻貝の仲間がものすごくたくさんいたことに感動しました。この貝は特に伊方原発周辺では温排水の影響もあって、著しく減少しているため、この若狭湾の豊かさを実感することができました。
 しかし、この若狭湾沿岸は別名、原発銀座とも呼ばれ、たくさんの原発が密集し豊かな自然環境を破壊し、住民の方々をはじめ、この地域に生きる全ての生命の安全を脅かしてきました。一部の者の利益の為だけに、国策の名のもとに行われた原子力政策が、この地域で最も大切な本来守らねばならない宝物である固有の自然環境を、そこに住む全ての者の生命を、安全な暮らしを脅かしてきたことは決して許されるものではない、と考えます。
 私たちが住む愛媛県にも伊方原発が存在しています。全国で唯一の内海に面した場所にある原発です。目の前には瀬戸内海という世界有数の生物生産力と生物多様性を誇る宝の海です。このかけがえのない、世界に誇るべき宝の海とそこに棲む夥しい生き物の生命を放射能汚染や温排水の害にさらしながら、伊方原発は存在しています。
瀬戸内海は言うまでもなく、閉鎖性海域です。それゆえに大変豊かですが、それゆえに汚染に非常に弱いということが問題です。さらに、瀬戸内海の豊かな生物生産力を支えている生き物が存在します。それはアラメ、ワカメ、ヒジキ、ホンダワラ等の褐色の海藻であり、これらは人間の食料にもなりなすがアワビ、サザエ、ウニ等の餌として非常に重要であるばかりでなく、小さなエビ類をはじめとする小動物の生息場所となり、そのため、魚の産卵場所、そして稚魚の成育場所や隠れ家になっています。
 また、イカナゴという小魚がいます。これは関東ではコウナゴとも呼ばれ、福島での事故後、高い放射能汚染が認められて有名になりましたが、このイカナゴはメバル、カサゴ、マダイ、ヒラメ、サワラ等の餌として瀬戸内海の生態系を支える非常に大切な種です。が、この褐藻類やイカナゴは冷たい海水を好みます。イカナゴは夏の高水温期には砂の中に潜って、眠っている位です。従って原発が排出する膨大な量の温排水が温暖化を促進し、これらの生き物の生存や繁殖を脅かし、瀬戸内海の生物資源を枯渇させてきたことは間違いありません。さらにこの温排水はヒートショックや消毒によって海水中の夥しい数のプランクトンを殺していますが、このプランクトンの中には魚の稚魚や卵、アワビ等の貝類やエビ、カニ等の甲殻類やタコやイカの幼生をたくさん含んでいます。
1990年代に発生した目に見える大きな魚の大量死も問題ですが、それだけが原発による被害だと思っては決してなりません。このような例は外洋に面している川内原発周辺でも同様に観測されています。若狭湾でも同様のことが起こっていると推測されますがいかがでしょうか。
 私たち人間もこれらの小さな生き物と同じで生態系を構成している数多くの生物種の中の1つの種であることを決して忘れてはなりません。呼吸し、水を飲み、食べ物を食べなければ生きてはいけません。従って自然環境をこそ守らなければなりません。
 あらゆる生命体は核(放射能)とは共存することはできない、というのは生物学においては常識です。また日本が世界有数の地震国であることも常識です。
 最近、南海トラフの地震の話題ばかり出てきますが、伊方原発の目の前、約6キロメートルの所に日本最大の断層帯と言われる中央構造線が走っています。約400年前の慶長年間に中央構造線は大地震を起こし、瀬戸内海側にも巨大な津波が襲っています。
 東北地方の大地震と巨大津波が歴史に残っているように、瀬戸内海沿岸地方においても、大地震、巨大津波は予測できない事ではありません。にもかかわらず、国や電力会社はこの事実はなかったことにして、自分たち推進派の都合のよいようにデータを評価し、原発再稼働を目論んでいます。
 昨年、ここ大飯原発は多くの人々の反対の声を無視して、強圧的に再稼働させられました。しかし、あらゆる科学的分野から考えてみても、原発の安全神話は決して成り立たない、全く科学的根拠のない、机上の空論であることを福島の事故が証明しました。真実はチェルノブイリやスリーマイルが教えてくれていたのです。それを愚かな国や電力業界が無視してきた結果、福島の事故が起きてしまったのです。私たちは、現政権の再稼働強硬路線政策に対し、知識では福島に、そして再稼働を阻止する活動は昨年の大飯に学び、この夏以降の再稼働の嵐に立ち向かわなければなりません。しかも各現地がそれぞれ独立して闘うのではなく、共に手を取り合って闘わなければなりません。
 私達、伊方原発反対を闘う者も、ここ大飯についても共に、声を挙げ、闘いたいと思います。伊方原発が再稼働の一番であろう、とも言われていますが、大飯原発は既に稼働しています。まず、この大飯の稼働に対し、全国団結して抗議の声を挙げ、次いでこれからの原発再稼働の嵐に立ち向かっていかなければなりません。
皆さん、いざ決戦の秋は来たれり!共に団結し共に戦い抜きましょう。

全ての原発の再稼動を止めることは生きとし生けるもの全ての生命と未来を守ることになるのです。

「原発さよなら四国ネットワーク」から送られた、7月11日の現地行動の様子をご紹介します。

伊方原発地元では、毎月11日に「八幡浜・原発から子どもを守る女の会」のみなさんが中心となって、伊方原発ゲート前で座り込み行動を行っています。

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昨日の伊方原発ゲート前行動
焼けつくように暑い日差しでした。
ゲート前と木陰にも熱中症対策をして交代にマイクを持ち訴えました。
(※参照 毎日新聞記事)

ゲート前から見える原発内、工事作業員が多いです。
斜面山側も、全部フェンスを2重にも、しているようです。
何のためかな?

また、今朝の朝日新聞 原電 駿河 東海 再稼働申請へ
デジタル下記で見ることができます。
http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201307110799.html?ref=nmail_20130712mo

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伊方も1号2号再稼働申請するのか!
案外知られていないのは(マスコミの方から聞きました。)伊方の住民は、3.11以降推進派は2割ぐらい。大多数の住民は、隠れ「原発止めよう」だそうです!

原発さよなら四国ネットワーク 門田


【地域の活動紹介】[たんぽぽ舎メルマガTMM:No1895(2013/7/10)]より

九州電力鹿児島支店前で、抗議集会と九電へ抗議文
川内原発再稼動反対、14団体、40名以上の参加

(松元成一 かごしま反原発連合)

7月8日午前、九州電力が規制庁へ川内原発再稼動申請を真っ先に出した事に対し、九州電力鹿児島支店前で抗議集会を実行し、九電へ抗議文を手渡しました。

抗議集会には県内外の14団体、約40名以上の参加がありました。旗や横断幕、プラカードで「川内原発再稼動反対」の意を示し14団体がそれぞれに抗議のアピールを述べました。

13時から九電ロビーにて広報課長に抗議文を手渡し読み上げました。抗議文は、鹿児島県の運動を代表し「反原発・かごしまネット(代表;橋爪健郎)」の『川内原発1・2号機の「再稼動」申請に抗議する』でした。そして、8団体も抗議文を簡単な表明とともに手渡しました。

大まかな趣旨は

  1. 福島第一原発のメルトダウン、水素爆発、一連の事故の原因究明が未だ出来ていない
  2. 高濃度放射能汚染地下水の対策は全くできていない
  3. 使用済み燃料棒などの核廃棄物の処理のメドは全くない
  4. 15万人の方々が今なお避難生活を余儀なくされている
  5. 東電の経営に巨額な税金を投入され国民が多大な負担を強いられていることが、九電とは関係ないのか
  6. 原発の安全神話は完全に崩壊したのに何を根拠に安全な運転ができるというのか
  7. 川内原発を取り巻くかのように走る無数の活断層の存在を無視するのか
  8. 再生可能な発電事業の開発に努力し脱原発にしっかり取り組むべき
  9. 我々は協力を惜しまない
  10. 再稼動申請を取り下げる英断を

以上の内容でした。

果たしてどの様な反応があるのか不明ですが、鹿児島の反原発運動は結集して「川内原発再稼動」を断固阻止します。

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かごしま反原発連合 Blog http://kagohangenlen.chesuto.jp/

[たんぽぽ舎メルマガTMM:No1895(2013/7/10)より]

新潟県知事と東電社長の会見模様
県は審査事前了解願いの受け取りを拒否

OurPlanet-TVがノーカットで放送する
「新潟県知事が東電社長と面談-柏崎刈羽原発の再稼働」45分

(山崎久隆 たんぽぽ舎)

 新潟県の泉田知事は、東電が「再稼働申請と事前了解願いを同時進行させる方法で了承を」との申し出を拒否しました。
 東京電力が持参した新基準に基づく審査事前了解願いを、柏崎市と刈羽村と新潟県に手渡そうとしましたが、新潟県は受け取りを拒否したのです。その時の広瀬東電社長と泉田県知事のやりとりです。

 7月5日の泉田知事と東電社長の会談とその後の東電社長の記者会見が、計45分が掲載されています。

 7月8日に原子力発電所の新規制基準が施行となり、電力各社の再稼動申請の受付けが開始されますが、福島第一原発事故を起こした東京電力は株主総会が終わるとさっそく新潟県の柏崎刈羽原発6・7号機の申請をすると記者発表しました。

 しかし柏崎刈羽原発については、地元の新潟県を始め自治体や住民には何ら説明もないまま、既にベント装置の基礎工事が始まっており、事実上の再稼働準備工事と、新潟県は抗議をしていました。東電の広瀬社長は泉田知事に「申請・審査と事前了解願いを同時に進行したい」と言います。しかし知事は「事前了解というのは前もって願い出ること。」と同時進行などあり得ないと主張、既にベント工事が始まり、その工事手法も中越沖地震の際に発生した3号機起動変圧器の火災に関する説明と全く違うことを指摘して反論しました。

 東電が審査の事前了解を取り付けようとした7月2日にもトリチウム汚染が確認され、福島第一原発では地下水汚染と漏えいが起こるなど、事故の対応も出来ないままでの再稼働申請に地元新潟県の泉田知事は強く反発しています。

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OurPlanet 配信情報より

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 NewsClips「東電、柏崎刈羽原発の再稼動申請へ~新潟知事は反発」
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 東京電力は2日、柏崎刈羽原子力発電所6、7号(新潟)の再稼動へ向けて、
原子力規制委員会が原発の新規制基準を8日に施行した後、速やかに安全審査を
規制委に申請することを決めた。

新潟県の泉田裕彦知事は「立地地域との信頼関係を構築する意志がない」と東電
を強く批判するコメントを発表した。

配信日 2013年7月2日(火)
視聴URL http://ourplanet-tv.org/?q=node/1613