Category Archives: 東北

2/13(土)23:08頃に発生した福島沖地震の影響についてのまとめ

(再稼働阻止全国ネット 事務局 沼倉)
【地震の概要】

・発生日時 2月13日23時08分頃
・震源地  福島県沖 深さ55km(暫定値) 
・地震の規模(マグニュチュード) 7.3(暫定値)
・各地の震度(震度5以下は省略)
 《震度6強》 相馬市、国見町、新地町(福島) 蔵王町(宮城)
 《震度6弱》 (宮城)岩沼市 宮城川崎町 亘理町 山元町 登米市 石巻市
 (福島)福島市 郡山市 須賀川市 南相馬市 伊達市 本宮市 桑折町 川俣町 天栄村 広野町 楢葉町 川内村 大熊町 双葉町 浪江町
・原発立地地の震度
 東海村―震度5弱 女川町―震度4 刈羽村―震度4 六ケ所村―震度3

【被害状況(原発関連)】

(新聞社やテレビ局のページはリリースから数日でリンク切れ・掲載終了になる場合があります)
(東京電力 福島第一・福島第二に関する記事)(2/16 朝日新聞)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14801071.html
(東北電力 女川原発に関する記事)(2/14 河北新報)
 https://kahoku.news/articles/20210214khn000011.html
(朝日新聞 2/16 社説 抜粋)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14800962.html
 最大震度6強を観測した13日夜の福島県沖地震では、転倒したり落下物が当たったりして、福島、宮城両県で多くのけが人が出た。
 気象庁によると、地震は陸側プレートの下に沈み込む太平洋プレートの内部で起きた。震源の深さが55キロと深かったため、海底が変形しにくく、幸い大きな津波は発生しなかった。
(朝日新聞 2/16 05:00(会員記事))
 震源の深さ55キロ、広範囲の揺れに 地震調査委「長期的に注意を」
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14801064.html

●山崎久隆さんコメントたんぽぽ舎メルマガTMM:No4128より)

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関連WEBページ

2月14日付け東京電力プレスリリース
2021年2月13日発生の地震に係る福島第一・福島第二原子力発電所の状況
https://www.tepco.co.jp/press/news/2021/1574676_8971.html

2月14日付け東北電力プレスリリース
東北電力お知らせ(2月14日)「地震発生による女川原子力発電所の設備点検結果について」
https://www.tohoku-epco.co.jp/news/atom/1218943_2549.html

(新聞社やテレビ局のページはリリースから数日でリンク切れ・掲載終了になる場合があります)
2月18日 福島テレビ
東京電力・福島第一原発で通信トラブル 汚染水対策の「凍土遮水壁」装置が一時停止
https://www.fnn.jp/articles/FTV/145990

2月18日 共同通信  地震で原発処理水タンクずれる 福島第1、東電の公表遅れ
https://www.47news.jp/5865263.html

2月20日 フジテレビ系(FNN) 原子炉 格納容器の水位が低下 福島第1原発
https://www.fnn.jp/articles/-/146655

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ほか参考サイト

●地震がよくわかる会(運営:たんぽぽ舎)http://jishinga.com/
「特集コーナー」→「福島県沖地震(2021)

●原発なくす蔵(ぞう)☆全国原発関連情報 http://npg.boo.jp/
左メニュー「過去の原発関連の動き」・・・最新は「2021年2月」(2/22更新)です。

【地域の活動紹介】
「放射能汚染廃棄物の焼却処分に反対する石巻地域の会通信35号」が発行されました
PDFダウンロード

主な記事

  • 「福島第一原発事故に由来する放射能汚染物質の焼却処分と最終処分場への埋立等の経費(公金)を支出してはならない」とする、大崎市住民訴訟の報告会(2021年1月17日開催)
  • 「放射能から岩沼を守る会」から 阿武隈川浄水過程で発生した浄水汚泥(放射性廃棄物レベル)が土木資材として再利用?
  • 「新潟県技術委員会」再稼働に慎重な委員を不再任
  • [書評]【福島が沈没した日 - 原発事故と甲状腺被ばく -】(榊原崇仁著 集英社新書 990円)
  • 「石巻市出前講座を受講して」
  • さようなら原発 みやぎ県民集会 3月27日(土)13:30 錦町公園
20210201miyagi

 

【署名】汚染水を海に流さないで! 原発もうやめよう!

PHOTOリポート(女川原発の再稼働を止めよう!宮城県民大集会)

女川原発の再稼働を止めよう!宮城県民大集会に800名以上参加
9.26杜の都、仙台で脱原発の声高らかにこだまする
15万7724筆の請願署名を県議会に提出
知事は再稼働に同意するな

集会報告 再稼働阻止全国ネット 沼倉

【女川町議会、石巻市議会再稼働容認も4回目の再稼働延期表明、女川2号機、再稼働は2023年以降】

 台風崩れの低気圧で前日は大荒れの天候も回復した9月26日(土)、仙台市錦町公園で「女川原発の再稼働を止めよう!宮城県民大集会」が開催されました。
東北電力は2013年12月に2号機の再稼働申請を規制委員会に申請。女川原発は東日本大震災時に13メートルの津波に襲われ、原発周辺の地盤は1メートルほど沈下し、外部電源5回線中4回線が停止、1号機の電源盤火災も発生するなど、過酷事故寸前の状況にあった被災原発です。
2号機原子炉建屋の壁に1130か所の傷が発見されたにも関わらず、今年2月、規制委は、「新規制基準に適合している」ことを了承し、これを受けた女川町議会は9月7日、石巻市議会は9月24日に再稼働を求める陳情を採択。両議会は事実上の再稼働容認を示しました。

 一方で東北電力は、安全対策工事に3400億円(特重施設建設費除く)かかり、工期についても当初計画より2年遅れの2022年度中の完成と発表。高さ29メートルの防潮堤の地盤改良問題などが生じ、再稼働の時期は早くて2023年以降と言われています。
また、8月に入ってからは住民説明会が開催されていますが、UPZ住民に対し屋内退避を原則とする問題だらけの避難計画が示され、多くの住民から疑問と不安の声が上がっています。
県民世論調査や「再稼働の是非を問う住民投票条例」の制定を求めた署名活動で示された再稼働反対の民意が大きくなる中で、再稼働推進勢力は早々と議会での容認決議を取り付け、再稼働反対の声を封じる暴挙をもくろんでいるといえます。

こうした中で、9月23日の県議会開催日程に合わせ、県民大集会が開催されました。
津波による犠牲者数が4000人近くに上る石巻出身の私にとっても久振りの帰郷で前日に石巻に宿泊。なじみの食堂で世間話をする中で街の様子を知ることができました。
町並みは見かけ上はきれいになり、津波の傷跡は見当たりませんでしたが、明らかに原発関連の工事関係者の姿が目立ち、後から分ったのですが、今年7月から開始された1号機の廃炉作業関連の工事従事者も多いとのことでした。

2/26、原子力規制委員会が東北電力女川原発2号機の新規制基準への適合を認めたことをうけて、宮城県が住民説明会を開始すると告知しました。この状況を踏まえて現地宮城から女川原発を再稼働しないよう求める請願の動きがあります。

・・・・・みやぎ脱原発・風の会 舘さんからの署名呼びかけ・・・・・

東北電力は女川2号機の安全対策工事を2022年まで延期すると発表していましたが、私たちは同意手続きは今年中に行われるのではないかと見ていました。しかし、コロナの影響がまだ収まらないなか、また、宮城県の設置した有識者による「安全性検討会」の最終結論も出されていないなかでの住民説明会の決定は、いかに村井知事が再稼働に前のめりになっているかを示しています。
そこで、みなさまにお願いです。
9月または12月の宮城県議会に、再稼働に反対する請願をだす準備が進められています。宮城県民に限らずどなたでも署名できますので、ぜひ署名にご協力いただくとともに、拡散をお願いいたします
(ネット署名)

この間の動きについては「女川原発の再稼働を許さない!みやぎアクション」ブログに掲載しております。

宮城県知事や内閣府への質問書提出・株主総会・説明会開催の知らせ、までアップされています。6月18日の河北記事、感染症対策加え(避難)計画改定、と載っています。石巻・女川の両首長は前のめりに評価していますが、「女川原発の避難計画を考える会」原伸雄代表が述べているように、周辺市町にとっては実行可能とはとても思えません。末尾の関係図もご確認ください。
http://dkazenokai.blog.fc2.com/blog-entry-692.html 
https://www.facebook.com/Stop.onagawagenpatu/

【呼びかけ団体】
女川原発UPZ住民の会 原発問題住民運動宮城県連絡センター 子どもたちを放射能汚染から守り、原発から自然エネルギーへの転換をめざす女性ネットワークみやぎ 日本科学者会議宮城県支部 東日本大震災復旧・復興支援 みやぎ県民センター 宮城県母親大会連絡会 宮城県労働組合総連合 女川原発の再稼働を許さない! みやぎアクション

【署名の送付先】
〒980-0811 仙台市青葉区一番町4-1-3 仙台市市民活動サポートセンター内LC No.76 みやぎ脱原発・風の会
署名用紙
 

2/26(水)女川原発2号炉、原子力規制委員会による「設置変更許可審査書 確定」に抗議

再稼働阻止全国ネットワークは2月26日(水)午後、原子力規制庁および東北電力 東京支社に対し、連続抗議行動を行いました。

この行動は「特重 第3波行動」として計画(*)し、女川2号炉設置変更許可を決定する日と重なった。前半は原子力規制委 毎水曜昼休み抗議行動と共催で実施。(*:第1波行動は2019年8月、第2波行動は2019年10月に実施)。

1、女川・特重 第3波抗議行動(12時~13時)
 場所:原子力規制庁まえ(六本木)
 11時からの規制委員会定例会議において、委員5人全員が女川2号炉の設置変更許可に異存なし」とのべて、「合格」を決定。私たちは12時前から約20名で抗議行動を開始、委員会を傍聴した参加者からの報告をふまえて、「女川2号炉 不合格」を強く訴えた。
 12時半、原子力規制庁広報担当に次の抗議・申入書を読み上げたのち提出。

・みやぎ脱原発・風の会
安全対策が不十分で、かつ実効性のある防災・避難計画がないもとでの女川原発2号機の再稼働の撤回を求める申し入れ書 【PDF】

・反原発自治体議員・市民連盟
日本に原発は危険過ぎます。全ての原発に廃炉を勧めてください 【PDF】

・再稼働阻止全国ネットワーク
原子力規制委員会による既存原発の再稼働推進を糾弾する 【PDF】

2、東北電力 東京支社抗議・申し入れ行動(14時30分~15時30分)
 場所:東北電力 東京支社まえ(東京駅八重洲北口)
 14時半から東北電力 東京支社内応接室にて会見し、3団体の申し入れ書を手渡した。
 応対した副支社長からは申し入れ書への回答を行うとの返答がなされた。同時刻、支社まえの歩道では横断幕を掲げ抗議行動を行った。

・みやぎ脱原発・風の会 【PDF】
・反原発自治体議員・市民連盟 【PDF】
・再稼働阻止全国ネットワーク 【PDF】
 

202002262s

 

202002261s

(このイベントは終了しました)

女川2号炉の再稼働審査などを問う!院内ヒアリング集会
 被災原発を動かす必要はない、特重・バックフィット・新検査制度はどうなる?

既存原発を稼働させるために福島第一原発事故の検証もせずに策定した「新規制基準」と緩やかに過ぎ合理性を欠く審査をし続ける原子力規制委員会に対して、私たちは、ずっと再稼働を推進するな!と訴えてきた。

ところが、規制委は事故を起こした東電の柏崎刈羽原発6・7号機の設置変更許可を認めたばかりか、40年超えの老朽原発(美浜3号、高浜1・2号、東海第二)の運転期間延長をも認め、「例外中の例外」を「当たり前」にしようとしている。

さらに、被災原発であり、福島第一と同じ沸騰水型である女川2号基の設置変更許可を認めようとしている。東北沖アウターライズ地震を始め地震再来が心配され、石巻市や仙台市に近い原発で、審査は混迷を極め原子力規制庁との審査会合を780回も開催した。

このヒアリング集会では、私たちが提出したパブコメ意見への回答と、女川2号炉設置変更許可適合性審査の妥当性を確認する。あわせて、各電力会社が、建設中の特定重大事故等対処施設の状況、新知見によるバックフィット対応、本年4月から施行予定の新検査制度についてもヒアリングを予定している。

日時:2020年1月24日(金)13時45分~16時30分
場所:衆議院第1議員会館 第一会議室
最寄駅:地下鉄 国会議事堂駅、永田町駅、溜池山王駅から徒歩
主催・問合せ先:再稼働阻止全国ネットワーク

出席要請:原子力規制庁 【依頼中】
紹介議員:大河原まさこ衆議院議員

集会次第<案> 13:40からロビーにて通行証を配布します。
 13時45分 ~ 14時00分 事前確認打合せ
 14時00分 ~ 16時00分 規制庁ヒアリング
 16時00分 ~ 16時30分 事後意見交換会

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質問者:
 [首都圏]山崎(たんぽぽ舎)、木村ほか
 [女川原発現地]笹氣(みやぎ脱原発・風の会等)ほか
 質問事項まとめ(PDF)
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質問概要
Ⅰ 女川原発2号炉の適合性審査について
Ⅱ 原発の稼働状況と今後
 1 稼働状況、審査状況
 2 特定重大事故対処施設の審査と設置予定
 3 バックフィットの検討状況
 4 新検査制度の導入
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詳細

第10回 大間原発反対現地集会のお知らせ
 日時 2017年7月16日(日)12時 (集会後大間町内デモ。15時までには終了します)
 場所 青森県下北半島・大間町 大間原発に反対する地主の会・所有地
    (「大間原発敷地」隣接・一坪共有地)
 主催 大間原発反対現地集会実行委員会 (https://nonukesooma.wordpress.com/)

 

大MAGROCK VOL.10

 日程 2017年7月15日(土)12:00~17:00 
    16日(日)10:30~11:30、 15:00~17:00 
 ※詳細未定、場所は現地集会と同じ
 問合せ:PEACE LAND 電話 090-8613-3269 Eメール yam@hi-net.ne.jp

主催・呼びかけ:なくそう原発・核燃、あおもりネットワーク から、省庁交渉のお知らせです。どなたでもご参加いただけます。

核燃サイクル廃止を求める中央省庁交渉 ※傍聴については事前にお問い合わせください。
2017年2月2日(木)
参議院議員会館 B107会議室
 A 13:00~14:30 経済産業省と文部科学省
 B 14:30~15:10 原子力規制委員会
 C 15:20~16:00 使用済燃料再処理機構と日本原燃(株)

 

中央省庁交渉報告と活動交流会
2017年2月2日(木)16:10~17:30
参議院議員会館 B107会議室

 
以上の問合せ先:
なくそう原発・核燃、あおもりネットワーク事務局 事務局長 中村寛二
電話 090-3364-6523 FAX 017-774-1326 メール n-kiyomi@amber.plala.or.jp


【第7回大間原発反対現地集会への参加・賛同のお願い】

「3・11」の大震災と福島第一原発事故から3年が経過しましたが、いまだに避難生活を余儀なくされている方々がたくさんいます。原発関連死とされる方々も増え続けるばかりです。原子炉内部の状態はわからず、放射能汚染水は止められず。それなのに、原発再稼働の動きが大きくなっています。

青森県の下北半島・大間町で建設工事が進められている「大間原発」では、事業者の電源開発㈱が「新規制基準」に合わせた申請の出し直しを今年の夏以降に予定し、準備を進めています。

しかし、「大間原発」について一度の説明もなく、防災計画や避難計画を作れとは納得できないとして函館市は、2014年4月3日、国と電源開発㈱を相手に「無期限凍結」を求めて東京地裁に提訴しました。2010年に函館地裁に提訴した函館市民を中心とする市民の訴訟も継続しており、2014年2月25日の第4次提訴で原告数は786名となっています。

2014年3月11日、大間原発の隣接地から1000個の風船が飛ばされました。全国の原発立地地域と連携した行動です。この集会で地元大間町の「大間原発に反対する会」事務局長が「大間町民も不安を口に出すようになってきている」と報告しました。大間町長が「電源開発㈱は最後まで責任をもって、安全な発電所をつくると話している」と強弁しても、じわりじわりと浸透する住民の不安を払拭することはできないのです。

私たちは、2008年の建設工事着工以来、毎年「大間原発建設反対現地集会」を大間町現地で開催してきました。年に1回ですが、地元の住民が声を大にして不安を語れるように、孤立していないことを感じられるように、全国からの参加をお願い致します。また、集会開催を支えていただきたく、賛同金やカンパをお願い致します。

大間原発をとめるために!

賛同金 個人1口:1000円 団体1口:3000円
 (公表の可否を郵便振替の通信欄、またはメール(hankakunen@gmail.com)でお知らせください)
郵便振替 口座記号【 02260-9-125655 】
加入者名【 大間原発反対 】

【7月20日 集会案内】