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【ネット署名にご協力願います】(締切り 2025/3/31 予定)(延長しました!)

3.11原発事故を引き起こした東京電力によって、柏崎刈羽原発が再稼働されようとしています。新潟県内の再稼働反対運動に呼応し、最大の電力消費地である首都圏から再稼働反対の声をさらに広げるため、この署名活動を延長します。引き続きご協力お願いします。

個人署名(オンライン)<< Change.org >>

深刻な原発事故を起こした東京電力による柏崎刈羽原発の再稼動を許すな

【要請文】
 原発の稼働は私たちの命と暮らしを脅かします。2011年の福島原発事故後、東日本では原発電気なしで過ごしてきました。ですから私たちに原発電気は要らないのです。しかし今、東京電力は柏崎刈羽原発の再稼働が進めようとしています。東京電力は、福島原発事故を起こした電力会社です。私たちは福島原発事故の責任を取らず、原発を動かす能力も資格もない東京電力による柏崎刈羽原発の再稼働を断じて許すことはできません。
 深刻な原発事故を起こした東京電力による柏崎刈羽原発の再稼動を止めてください。

 以下に要請理由を述べます >>> PDFダウンロード

 
 
団体署名は、再稼働阻止全国ネットワーク 担当者あてにメールを送ってください(受付:kimuclamasa@yahoo.co.jp
 メール件名:【東電再稼動阻止】
 記載事項 :団体名、担当者名、メールアドレス、電話番号、署名にあたってひと言
 募集期間(予定):2024年12月1日~2025年1月31日

署名呼びかけ:再稼働阻止全国ネットワーク、たんぽぽ舎、経産省前テントひろば、反原発自治体議員・市民連盟、福島原発事故緊急会議

 

【報告】1.21院内ヒアリング集会
 東京電力に原発を動かす資格があるのか?
  - 柏崎刈羽原発の再稼動問題を考える –

《ヒアリングの主旨》
 原発は、現在の科学技術で制御できる装置でないことを、13年余り前に起こった福島第一原発事故が大きな犠牲の上に教えている。これまで、私たちは原発再稼働が非常に危険であることを主張してきたが、政府・経産省・原子力規制委員会ほかは安全性を確認の上で原発稼働と強弁し、昨年末には事故炉と同じ沸騰水型である被災原発女川2号や島根2号までも稼動し、既に老朽原発を含め14基の原発を稼動させている。
 昨年元日にマグニチュード7.6の大地震が石川県・富山県・新潟県の各地に甚大な被害をもたらした。私たちは、住民の反対で建設を断念させた珠洲原発が建ってなくて良かった、多くのトラブルが報告された志賀原発が稼動中でなくて良かった、と胸をなでおろしている。
 ところが今、福島第一原発の深刻な事故を起した東京電力が数々の地震に被災した柏崎刈羽原発の再稼動を計画している。
 東京電力の監督官庁である経産省と新規制基準適合性を担当する原子力規制委員会に柏崎刈羽原発再稼動についてその姿勢を問う。特に、政府の地震調査研究推進本部が日本海にある海域活断層の調査結果を発表したことを受け、東電が柏崎刈羽原発の地震や津波想定への影響をどう評価するのかを問う。
 私たちは、世界三大原発事故のひとつ福島原発事故を起こした東京電力に原発をうごかす資格があるとは考えない。その点についても政府の対応を確認する。

日時 2025年1月21日(火)
場所 参議院議員会館 103会議室

進行
1.事前学習会(13:30~14:30)
2.ヒアリング1(対-原子力規制庁)(14:30~15:30)
   柏崎刈羽の地震と津波の想定について
   政府地震調査委員会の海域活断層調査結果を受けて、「7つの約束」、東京電力の事故多発と事故隠し
3.ヒアリング2(対-経産省)(15:30~16:30)
  原発運転の適格性について
  (福島第一原発事故後13年10ヶ月の評価、東京電力の「3つの誓い」、特別負担金不払いと
   日本原電資金支援、JERAの不正市場操作(電力・ガス取引監視等委員会勧告)、住民説明会について)

出席要請:経産省、原子力規制庁ほか
紹介議員:参議院議員 大椿ゆうこ議員事務所
主催  :再稼働阻止全国ネットワーク  

◆当日の動画(撮影協力 UPLAN)
・事前学習会 別ウィンドウで表示
 04:59~35:25 山崎さん解説「日本海側活断層の長期評価をふまえれば、柏崎刈羽原発は運転できない」
・ヒアリング 別ウィンドウで表示
 

老朽原発うごかすな!実行委員会より、12月8日現地集会の報告が届いています。

実行委ブログ LINK

 

再稼働阻止全国ネットワークから東京電力に対し、「日本原電に今後資金提供をしないよう求める」公開質問書を提出。東電は11月中に郵送で回答するとしています。

公開質問書

日本原電が保有する東海第二原発は、2011年東日本大震災以降(東電に対し)稼働しておらず、2024年8月には、安全対策工事の完成時期を2026年12月まで延期することを発表しています。

日本原電の発電量がゼロであるにもかかわらず、電力5社は日本原電への資金提供を継続していますが、その原資は「電気料金」です。発電見込みのない電力会社に一般の電気利用者へ負担を強いるのは不当なものです。

老朽原発うごかすな!実行委員会から発信された声明を掲載します。
 

「今こそ[原発依存社会]への暴走を止める市民運動の大高揚を!」
 声明(PDF)
 
老朽原発うごかすな!実行委員会は、10月31日の実行委員会において標記の「声明」を決定しました。
自公・石破政権は、先の衆院選で大敗しましたが、それによって「人の命や生活が尊重される」政治に近づくとは感じられません。 それどころか、政治は、混迷を深めながら「戦争できる国」「原発依存社会」に向かうと危惧されます。

これを止めるのは、市民の「目に見え、耳に聞こえる」行動の高揚です。
「軍隊がなければ、戦争は起きません」、「原発がなければ、過酷事故は起きません」。
軍隊もなく、原発もない「人の命と尊厳が大切にされる社会」を目指しましょう!

老朽原発うごかすな!実行委員会・木原壯林

 
12.8「とめよう!原発依存社会への暴走関電包囲大集会」のご案内
《とめよう!原発依存社会への暴走 関電包囲大集会》

◆日時 2024年12月8日(日)13:00~
◆場所 関西電力本店前(大阪市北区中之島)
(予定)
 ・原発の風下・米原市の前市長=平尾道雄さんがアピール
 ・集会後、徒歩で西梅田公園まで移動・デモ
  15:00 西梅田公園からデモ出発 >> 大阪駅前(梅田OSビル)まで
  16:00すぎ、解散
◆主催 老朽原発うごかすな!実行委員会
詳細 実行委ブログ[LINK]

 

使用済み核燃料のむつ中間貯蔵施設搬出に反対する
現地抗議アクションの参加報告

(再稼働阻止ネット 事務局)

 
東京電力は9月24日、柏崎刈羽原発4号機の使用済み核燃料69体を午前11時ごろから専用キャスクで搬出する作業を始め、青森県むつ市の中間貯蔵施設に運び込む専用船が夕方には施設の専用港から出港した模様です。

今回の搬出の直接的な目的は、国内初の運用となるむつ市のリサイクル燃料貯蔵(中間貯蔵施設)の使用前検査に合格するために実施されたものですが、柏崎刈羽の使用済み核燃料プール貯蔵率は実に「97%」に達しており、櫻井柏崎市長が「プールの容量を80%以下に下げることが再稼働を認める条件」と発言していることもあり、柏崎刈羽原発の再稼働に支障が出ることを懸念した東京電力が、再稼働にむけた既成事実の一環として行われた暴挙といえます。

搬出の当日、原発近くの海岸線(荒浜4丁目)に集まった約60名の市民と地元局含む報道陣を前に、原水爆禁止新潟県協議会理事長・近藤氏は、「今回の搬出行為は柏崎、新潟の私たちにとっても、そして運び込まれる青森県むつ市の人たちにとっても、この日本にとっても、害はあるけれども益はない。柏崎刈羽原発を再稼働させるためのもので許せない」と力強く訴えました。

荒浜での抗議行動のあと、東電・新潟本社まえで抗議スタンデイングに参加しました。新潟市内からの参加者につづき、「使用済み燃料搬出反対バナー」と「柏崎刈羽原発再稼働STOP」を掲げ、行きかう車にアピール。クラクションを鳴らし反応をかえしてくれる車もあり、地元のテレビ局取材も入り、おおいに意気が上がりました。

抗議声明(新潟県民有志ほか)【PDF】

 

 

 
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*新潟放送 2024年9月24日(火) 11:55 [ Link ]
*新潟放送 2024年9月24日(火) 18:32 抗議行動/積出作業映像あり [ Link ]
*9月24日 スーパーJ にいがた(UX新潟ニュース) [ Link ]
 
 

老朽原発うごかすな!実行委員会より、9/23開催 高浜集会 報告とお礼
 
全文PDF
集会宣言PDF
 

 

 
 

再稼働阻止ネットニュース27号を発行しました

発行物

7月29日、青森県知事が、むつ市中間貯蔵施設への使用済み核燃料搬入受け入れを表明したことをうけ、急きょ経産省ヒアリングを行いました。
原発を稼働すれば必ず発生する「使用済み核燃料」。各原発のプールにたまり続け、その筆頭といえるのが東電 柏崎刈羽7号機であり、貯蔵率は97%に達しています。昭和30年代に構想がもちあがってから半世紀あまり、明らかに核燃サイクルは破綻しており、「中間貯蔵」とは名ばかりの「最終貯蔵施設」となりかねない状況です。

院内集会(経産省ヒアリング)
 -福島は終わっていない 東電の横暴を許すな 核燃料を青森に輸送するな-
日時 2024年7月30日(火)
場所 参議院議員会館 B106会議室
主催 再稼働阻止全国ネットワーク
紹介 福島みずほ議員事務所

<進行>
 14:30 – 15:30 事前学習会(6/28集会報告、東電とともに脱原発をめざす会 との情報共有 等)
 15:30 – 17:30 経産省ヒアリング
  1.東電 福島第一原発の状況について
  2.東電 柏崎刈羽原発について
  3.新潟から青森への燃料搬出について
 17:30 – 18:00 振り返り

関係省庁に対して議員事務所を通じて事前に質問書を送付、当日担当部門から直接回答いただく形をとりました。>>> 事前質問書PDF

 1-1.「中長期ロードマップ」に基づく廃炉の進捗状況
 1-2.「中長期ロードマップ」の実現可能性について
 1-3.「中長期ロードマップ」見直しについて
 1-4. 原子力緊急事態宣言下にあることの確認
 1-5.「ALPS処理水海洋放出」について
ヒアリング1 回答・意見(PDF)
 2-1.国と東電の責任
 2-2.能登半島地震が示す柏崎刈羽原発再稼働の危険
 2-3.電力の儒教状況
ヒアリング2 回答・意見(PDF)
 3-1.核燃料搬出の必要性、輸送の危険性
 3-2.むつ市リサイクル燃料貯蔵
 3-3.六ヶ所再処理施設
ヒアリング3 回答・意見(PDF)
 
 

【報告】女川原発再稼働を考える女川現地講演集会
サテライト会場もあふれる550名が参加
26年ぶりの女川町内デモで盛り上がる

報告者 再稼働阻止全国ネット 沼倉

 
 2011年3月11日、人口1万人の女川町を襲った大津波は800名以上の尊い命を奪い、9割以上の住宅に被害が及ぶ壊滅的な大惨事をもたらした。3基が稼働中の女川原発においても13メートルの津波が押し寄せ、地震による地盤沈下などの影響で、2号機では建屋内に海水が逆流して非常用発電機2台が使用不能、建屋にも1130カ所のひび割れが発生。発電所のある牡鹿半島のいたる所で道路が寸断され、集落に取り残された住民の救出は困難を極めた。

 大震災から13年経過したこの9月に東北電力は2号機の再稼働を画策している。東北電力は5月27日に安全対策工事の完了を発表したが、1月1日に発生した能登地震の知見、教訓は一切考慮されておらず、避難計画をめぐる控訴審も現在仙台高裁で争われている状況下での9月再稼働は暴挙といえる。

 この日、宮城県内数カ所から貸し切りバスが手配され、昼前には多くの参加者が会場に到着した。再稼働阻止全国ネットとしては福島5名、青森3名、東京1名の仲間が参加。講師の青木美希さんの能登地震後の自らの現地取材にもとづく報告と鋭い問題点の指摘に聞き入ること1時間。会場には緊張感が漂い、再稼働まじかとはいえ、なすべき闘いへの意思一致ができた有意義な集会となりました。引き続き登壇した差止訴訟原告団(石巻市の住民17名による提訴)の原さんは6.17最高裁判決に触れながら、司法の反動化など厳しい情勢があるが一歩も引けない闘いを力強く、ユーモアも交え参加者にアピール。

 集会の最後には、能登半島地震を最後の警告として受け止め、あきらめず声を上げ続け、私たちが立ち上がれば〈原発ゼロで生きる道が切り開かれる〉との集会決議を宣言しました。

以下、女川原発廃炉に向けた要求の要旨を紹介します。

  • 宮城県と立地自治体には女川原発の「地元同意」の取り消しを求める
  • 原子力規制委員会には能登半島地震の知見に基づき、海底断層の調査と耐震安全性の再調査を求める
  • 宮城県は専門家による安全性検討会を再度設置し、海底断層の連動性や、地盤の隆起・沈降を含めた知見に基づき2号機の安全性の検証を求める
  • 県や自治体に複合災害時の避難計画の見直しを求める。県は乾式貯蔵施設の説明会を開催し、県民の声を聞くべきであり、東北電力には乾式貯蔵施設をつくる前に、使用済み核燃料を増やす再稼働の中止を求める

 
 集会後の町内デモは、1998年6月28日の「女川原発裁判控訴審結審 原発廃炉をめざす6.28女川行動」以来の26年ぶりのデモでしたが、町役場を出発し、観光客で賑わう魚港近くの商店街にも轟くシュプレヒコールをあげ、大いに盛り上がったデモとなりました。
女川原発再稼働を許さない みやぎアクション Facebook

 

 
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【女川原発地元 今後の行動】
⏺ 2024/7/17(水)15時 女川原発運転差止請求控訴事件 第4回口頭弁論
 仙台高裁 101法廷

⏺ 2024/8/25(日)『女川原発再稼働を問うシンポジウム』
「能登半島地震が突きつけた課題「原発複合災害」を考える
   報告「能登半島地震と志賀原発で起きたこと」北野進氏
   講演「原子力防災の虚構」上岡直見氏
 会場 せんだいメディアテーク(仙台市青葉区)
 主催 さようなら原発みやぎ実行委員会

⏺ 2024/8/31(土)女川夏文化祭8.31 
会場 女川町まちなか交流館 
主催 女川から未来をひらく夏の文化祭2024実行委員会 Facebook
共催 女川から未来を考える会 Facebook

⏺ 2024/9/1(日)14時「STOP!女川原発再稼働宮城県民集会」町内デモ・アピール行動
会場 元鍛冶丁公園(仙台市青葉区国分町)
主催 さようなら原発みやぎ実行委員会