東洋経済 2015年02月09日
脱原発依存が焦点、電源構成の論議始まる
“新電源”としての省エネも重要に
中村 稔
http://toyokeizai.net/articles/-/60173
現実的でバランスのとれた電源構成(エネルギーミックス)とはどうあるべきか――。経済産業省は中長期的に目指すべき電源構成を議論するため、有識者から成る総合資源エネルギー調査会基本政策分科会(会長は坂根正弘・小松製作所相談役)の下に「長期エネルギー需給見通し小委員会」(委員長は坂根氏)を設置し、1月30日に第1回会合(分科会との合同会合)を開いた。■焦点は原子力発電のウェート付け
■マクロ経済に寄与する電源構成という視点
■製造業首脳は「電気料金低減が火急の課題」
■消費者の立場から「再エネ導入の野心的目標を」
■節電・省エネは「新しい電源」
■再エネ先進国ドイツの最新事情に注目
■電力だけでなく熱利用を含め検討へ
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