10/25院内ヒアリング集会における質問に対する、原子力規制委員会の回答【PDF】
追加質問【PDF】
原子力規制委員会の設置許可変更申請と工事認可手続の問題点【PDF】
(10/25のヒアリングにおいて明らかになったこと)
東海第二原発の再稼働審査を問う!
原子力規制委員会院内ヒアリング集会(4)
- 首都圏に最も近い老朽・被災原発を動かすな、設置許可認可糾弾 -
私たちは、2月と5月と7月に規制庁の担当者を招いて院内ヒアリング集会を実施し、東海第二原子力発電所の稼働と運転延長の危険性を詳細に指摘してきた。さらに、7月に実施された設置変更許可についてのパブコメでも多くの意見を提出した(寄せられた意見1184件)。
しかし残念ながら原子力規制委員会は、9月26日に設置変更許可の認可を決定し、工事計画認可・運転期間延長認可の審査も急ピッチで進め、適合性審査も運転延長審査も11月中旬までには「合格」を決定して、老朽・被災・超危険原発である東海第二原発を廃炉にせずに再稼動させようとしている。
そこで、これまでのヒアリング結果とパブコメ回答と補正書(日本原電)と審査書(規制委)など最新の状況を確認しながら、私たちの問題意識を伝え、原子力規制委員会に対して何としても「合格」させないように強く訴えます。
多くの方々の参加を呼びかけます。
日時 2018年10月25日(木)13:00~17:00
場所 衆議院第一議員会館多目的ホール
最寄駅 国会議事堂駅、永田町駅、溜池山王駅から徒歩2~3分
出席依頼 原子力規制庁(13時半~16時半)【依頼・調整中】
紹介議員 衆議院 大河原まさこ議員
共催 再稼働阻止全国ネットワーク、とめよう!東海第二原発首都圏連絡会
【質問概要】
Ⅰ 適合性審査と運転延長審査の進捗と見通し
工事計画、保安規定、運転延長、特定重大事故等対策施設、12月以降
Ⅱ 適合性審査(設置許可、工事計画)
1 電気ケーブル
2 地震による損傷防止
3 津波による損傷防止
4 津波による漂流物の問題
5 炉心安定性と原子炉停止問題
6 ブローアウトパネル
7 深層防護第5層の責任
8 特定重大事故対策施設
9 日本原電の体質、経理的基礎、東京電力からの資金支援
Ⅲ 運転延長審査
劣化状況評価、震災影響評価、日常劣化管理事象
Ⅳ 近接の原子力施設からの影響に係る審査
質問者(予定)
東京 山崎久隆、木村雅英
茨城 川澄敏雄、大石光伸、相沢一正、披田信一郎
ほか集会参加者
集会次第案(13時~17時)
13時00分~ 通行証配布開始
13時10分~13時25分 事前確認打合せ
休憩(5分)
13時30分~16時30分 規制庁ヒアリング
16時30分~17時00分 事後意見交換会
「東海第二原発の新規制基準適合性審査を問う」
- 民意は老朽被災原発-東海第二原発の20年運転延長を許さない –
院内集会と記者会見
5月の「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」結成以後取り組んでいる「東海第二原発の20年運転延長・再稼働反対」署名は1万筆をこえ、全国からも連日、郵送で届いています。
この署名活動は9月以降も継続して取り組みますが、これまでの「連絡会」の活動を報告し、今後予定している活動『10・20首都圏大集会』と『10・26<原子力の日>原電包囲ヒューマンチェーン』について、皆様方のご協力をお願いしたく院内集会・記者会見を開催します。
多くの皆さまのご参加をお待ちしています。
【記者会見】
日時 2018年9月7日(金)15:00 ~ 16:30
会場 衆議院第2議院議員会館 1F 多目的会議室
[内容]
(1)原子力規制委員会による「東海第二原発設置変更許可審査」の問題点
解説 山崎久隆氏(たんぽぽ舎副代表、60項目のパブコメ意見提出者)
木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
野口修氏(つくばみらい市議)
(2)首都圏各地における自治体の意見書採択状況と議会要請行動
(3)全国各地に広がる「運転延長反対の署名」
(4)今後の行動提起
10・20首都圏大集会と10・26<原子力の日>原電包囲ヒューマンチェーン
主催 とめよう!東海第二原発首都圏連絡会
問合せ 070-6650-5549 メール stoptokai2.shutoken@gmail.com
記者会見について >>>080-1012-4661(沼倉 連絡会世話人・たんぽぽ舎)
ホームページ https://stoptokai2-shutoken.jimdofree.com/
原子力規制委員会は東海第二原発の「設置変更許可」の審査を終了し、現在、パブコメに寄せられた意見の検討を経て、近々にも「審査書案」が確定される状況にあります。
一方、茨城県内の6割を超える自治体では延長運転に反対する「意見書」が採択され、この動きは、首都圏全域の地方議会にも広がっています。民意は明らかに老朽原発の再稼働に反対と言えます。
今回、パブコメに60項目の意見を提出した山崎久隆さんや、実際に地方議会に請願を提出した住民の皆さんが、老朽、被災原発の危険性について明らかにします。
原子力規制委員会 院内ヒアリング集会 第3回
東海第二原発の再稼働審査を問う!
– 首都圏に最も近い老朽・被災原発を動かすな –
日時 2018年7月13日(金)13:15 ~ 16:30
場所 衆議院第二議員会館 第1会議室 出席依頼:原子力規制庁
最寄駅 国会議事堂前、永田町駅
私たちは、2月と5月に規制庁の担当者を招いて院内ヒアリング集会を実施し、東海第二原子力発電所の稼働の危険性を詳細に訴えてきました。
残念ながら原子力規制委員会は、東海第二原発の運転延長・再稼働についての地元及び首都圏及び全国の人びとの反対の声にも拘らず、設置変更許可・工事計画認可・運転期間延長認可の3つの審査を「一体審査」と称して並行して前のめりで審査し続け、7月4日の規制委定例会議では設置変更許可の認可を確認しました。
老朽・被災・超危険原発の運転延長・再稼働は、断じて容認できません。現在の審査の状況を確認し、設置変更許可認可を糾弾し、工事計画と運転延長の審査について追及するため、東海第二についての第3回目の院内ヒアリング集会を開催します。
是非ご参加願います。
質問項目:
1 炉心安定性と原子炉停止問題
2 ケーブル火災について
3 ブローアウトパネルと加振試験問題
4 津波による漂流物の問題
5 東海第二原発の安全性にとって、東海再処理工場の事故からの影響を考慮
することは必須課題
6 「爆発」事故発生のきっかけの一つとして津波
7 審査情報公開
8 前回までの質問・回答への追加質問
質問予定:(首都圏)山崎久隆、木村雅英
(茨城県)川澄敏雄、大石光伸、相沢一正、披田信一郎
集会参加者
集会次第(案)(13時~17時)
13時00分~ 通行証配布開始
13時15分~ 開会
13時20分~13時55分 事前学習会
休憩(5分)
14時00分~16時00分 原子力規制庁ヒアリング
16時00分~16時30分 意見交換会
共催 再稼働阻止全国ネットワーク、とめよう!東海第二原発首都圏連絡会
問合せ(再稼働阻止ネット 事務局)
メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp TEL 070-6650-5549
◆株主総会に合わせ、原電を包囲し、東海第二原発の
20年運転延長と再稼働に反対する署名提出、申し入れ行動
日時 2018年6月29日(金)13:30~14:30
場所 日本原子力発電(株)本店前(千代田区神田美土代町1番地)
交通 都営新宿線 小川町駅B6出口より2分
呼びかけ 「とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会」
問合せ 070-6650-5549
◆日本原電周辺街頭アピール行動(リレートーク、チラシ配布、署名活動)
6月26日(火)16時~18時 都営線小川町駅B6出口 地上(日本原電本店の最寄駅)
6月27日(水)10時半~11時半 JR御茶ノ水駅(御茶ノ水橋口 側)
6月29日(金)11時~12時 JR御茶ノ水駅(聖橋 側)
◆署名にご協力ください
「稼働40年を迎える老朽原発、首都圏にある「東海第二原発」を20年延長させないでください」
提出先
日本原子力発電(株) 取締役社長 村松 衛様
原子力規制委員会委員長 更田豊志様
経済産業省大臣 世耕弘成様
東京電力ホールディングス(株) 代表執行役社長 小早川智明様
東海第二原発は3.11の際、過酷事故寸前だった被災原発で、稼働40年目前の老朽原発です。30キロ圏内に96万人が生活し、東京まで100キロの人口密集地帯の首都圏原発です。危険な東海第二原発の運転延長を止めて、速やかに廃止して、住民の不安を解消して下さい。
【連絡会ホームページ開設しました】 「stop東海」で検索!https://stoptokai2-shutoken.jimdofree.com/
・署名用紙ダウンロード
・ネット署名 (1分でできます。是非署名願います)
●署名についての問合せ先
とめよう!東海第二原発首都圏連絡会
メール stoptokai2.shutoken@gmail.com 電話 070‐6650‐5549
とめよう!「東海第二原発」《首都圏連絡会》 結成集会のご案内
【PDダウンロード】
日時 2018年5月21日(月) ※ロビーにて16時から通行証配布
17時~18時 記者会見
18時~19時30分 結成集会
場所 参議院議員会館 101会議室
*首都圏(8県)の個人、団体の方、どなたでも加入できます
*連絡会の活動・運営については、結成集会において皆様から寄せられたご意見やご提案を協議し、今後の活動を行っていきます。
*東海第二原発をとめるために、みんなでアイデアを持ちよろう!
「連絡会」呼びかけ団体・個人募集中!
原発再稼働に反対する埼玉連絡会、原発さよなら千葉、脱原発かわさき市民、再稼働阻止全国ネットワーク(5月10日現在の賛同団体)
問合せ:「とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会」 Tel:070-6650-5549
(〒101-0061千代田区神田三崎町2-6-2 ダイナミックビル5階 たんぽぽ舎内)
5/2に開催した「東海第二原発の再稼働審査を問う 原子力規制委員会院内ヒアリング集会」について報告します。
配付資料などの説明の後、質問者:山崎さん、川澄さん、大石さん、相沢さんから質問内容に関する説明をしていただきました。特に川澄さんからは電気ケーブル問題、超過津波問題について図示していただきました。
後半は、衆議院議員・大河原まさ子さんにご挨拶いただき、その後、規制庁9人と経産省2人に対してヒアリングを開始。「Ⅳ 周辺自治体住民の同意について」のみ経産省と規制庁両方に、他は規制庁へのヒアリング。
現在進行中の「審査」の状況を確認するとともに、私たちからは多くの問題を指摘し、このまま審査合格、運転延長合格としないように強く訴えてヒアリングを終了。
個々の質問についての回答および質疑は後述します。
◆当日の様子をユープランさんに収録していただきました。
東海第二原発の再稼働審査を問う!
原子力規制委員会院内ヒアリング集会(2)
【前半】事前学習会 https://youtu.be/EPSpmLHJTPE
【後半】エネ庁・原子力規制庁ヒアリング https://youtu.be/T8DAJnBehxg
◆ヒアリング概略
はじめに市民側から、前回に引き続きのヒアリングであること。日本原電で違法残業が指摘される中で関電の高浜運転延長申請に関連して自死が出たこと。本日の質疑回答と実際の審査結果とに齟齬がないよう3点お願いし、ヒアリングを開始。
(以下、当日の進行にあわせて記載しております)
4.周辺自治体住民の同意について
経産省は、地元同意は事業者任せとして逃げたが、「エネルギー基本計画」でも地元の理解と述べているのだから経産省としても確認し、1市村でも反対ならば稼働しないよう訴えた。また、UPZ30キロ圏だけでは不十分、東海第二のUPZ圏には14市町村あり、6市村のみの同意では不十分。事業者任せにしないよう訴えた。
1.審査の進捗状況と今後の見通しについて
設置変更許可が認可されていないにも拘らず、工事計画の審査と運転延長の審査を開始していることを認めた。
2.設置変更許可審査について
2-1. 電気ケーブルについて
電気ケーブルの総延長が長い中で非対応が多く、新座市での東電地下OFケーブルと同様の火災の心配、日立製作所の内部資料にある「摩耗損傷3000箇所」および「シース(さや部分)の硬化(劣化)」を指摘したが、規制庁は審査中と回答。事業者任せにしないよう強く要請した。
2-2. 鋼製防護壁の構造問題
取水口の構造物が大ダメージを受ける可能性を追求したが、これから審査との回答。
2-3. 耐震評価について
事業者に対し工事計画のヒアリングを開始したがまだ多くの資料が出ていないとの回答。驚いたのは、基準地震動が建設時から4倍近くに上がり、クリフエッジ(破壊される力の掛かる点)までの余裕がくいつぶされてきているのに、圧力容器スタビライザーの降伏点など、着目すべきチェックポイントを担当が確認していなかったこと。規制庁が事業者からの報告を追認する姿勢で審査していることが明らかになった。
また、工事計画の事業者資料の多くが「黒枠・白抜き」でアップされていることについて、ひとたび事故が起これば多数の「国民」に被害をもたらすのであるから、企業秘密と称して公開しないのはおかしい、これでは審査の適否を誰も判断できないではないか、と強く抗議した。
2-4. 超過津波問題
24メートルの津波が防潮堤を超えて進入した場合に、標高8メートルの位置に使用済み核燃料貯蔵建屋がある問題について、重大事故対処施設で無いから浸水してもいいかのような回答。浸水対策を義務付ける基準があることを指摘した。
2キロあまり南に位置する東海再処理工場(高レベル放射性廃液貯蔵施設)における津波による危険性について、個別施設の審査で対応しているとの回答。周辺の状況を調査しないといけない、福島第一事故を思い起こすよう強く要望。炉規法43条の3の8規則63項に照らしておかしいとの指摘に対しては、後日議員を通じて文書回答していただくこととした。
参加者から、基準津波も基準地震動も実績から考えれば過小であるとの指摘があった。
2-5. 長期停止原発の再稼働について
川内でも高浜でも玄海でも、長期間停止していた原発は再稼働後すぐに、トラブルが発生している。玄海3号の蒸気漏れトラブルに関しては、原子炉を停止させないままチェックを継続したことを責めたが、規制庁は、炉心を含んでいない2次系のトラブルとの説明に留まった。頻繁に起こり得るから事業者任せにせず厳密ににチェックするよう要望。
2-6. 使用済燃料プールのトラブル
日本原電・敦賀原発1号機のトラブル(2017年11月20日発生 チャンネル着脱機の不具合)について指摘したところ、規制庁は「指導文書」を出したと回答。同様のことが東海第二で起こっていないか審査するよう要望。
2-7. 経理的基礎
前回でも厳しく追及し、前の週にも別の院内政府交渉で追及している件。東電と東北電力からの「支援」を「了承」したかについては、まだ審査会合の手前の段階との回答。
東電がADRの仲裁を蹴って税金を使っている中で、日本原電に金銭的な支援することは全く認められないと強く訴えた。
2-8. 核のゴミに囲まれた原発
東海第二が核のゴミに取り囲まれている原発であることを確認し、前述の4.と同様に追加質問することを確認。
3.運転延長認可について
運転延長審査は、1.機器の状況、2.劣化評価、3.保守管理方針への反映、の3段階。審査はこれから。他の老朽原発でのトラブルは「運用ガイド」で対応している。
一方、2年前に運転延長を認められた高浜1号機、2号機は2020年に稼働予定、東海第二は2021年以降の稼働予定との回答。
終わりに、今日の私たちの指摘を受けて早く審査不合格を出すように、そして総ての資料を隠さず明らかにするよう強く要望した。
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最後に、ずっと同席して頂いた大河原まさ子議員より締めのことばをいただいた。
“ 今日の規制庁の回答では、市民にはまったく納得できない。そして、決定のあり方、それがどういう記録で残されるかということも、いま公文書の隠蔽・改竄・データのすり替えが様々で起こっている中で、このことをやるということの意味を、規制庁の皆さんに込められている責任を是非果たしていただきたい。今日質疑の中ではっきりさせられなかったことは、私や他の議員を通じてしっかりと回答を引き出して行きたいと思っています。
時間があまりないと思います。しっかりと答え、市民の皆さんの専門性を受けとめ、原発ゼロ社会に向けて活動したいと思います。 ”
以上
大飯3号機の再稼働を許さない! ゲート前、おおい町庁舎宣伝行動 2018年3月14日(水)
詳細については「大飯原発うごかすな!実行委員会 Blog」を参照ください。
●おおい町現地デモ、ゲート前集会へ★再稼働は許さない★ 3.13(火)
●大飯原発に迫る 抗議の声 (3月13日)
●関電が 再稼働を強行★! <3月14日>







