Category Archives: レポート、アクション、ほか

「東京電力福島第一原子力発電所原子炉施設の設置、運転等に関する規則(仮称)案」に対する意見募集について(公示日 2013年2月14日)
http://www.nsr.go.jp/public_comment/bosyu130213.html
※意見提出期間:平成25年2月14日(木)~平成25年3月15日(金)
 

意見募集案件
東京電力福島第一原子力発電所原子炉施設の設置、運転等に関する規則(仮称)案 (資料2点)

 
御意見提出方法
(1)電子政府の総合窓口(e-Gov)の意見提出フォームを使用する場合
パブリックコメント:意見提出フォーム
(2)郵送・FAXで意見を提出する場合
下記より、意見提出様式をダウンロードし、「意見送付の宛先」まで、御送付ください。
郵送・FAXの様式[PDF]
 送付先住所
 住所:〒106-8450 東京都港区六本木1-9-9 六本木ファーストビル
  原子力規制庁 東京電力福島第一原子力発電所事故対策室宛て
 FAX:03-5114-2178

意見提出期間
平成25年2月14日(木)から平成25年3月15日(金)までの30日間(期間内必着)

 
問合せ先

原子力規制庁 東京電力福島第一原子力発電所事故対策室
担当:高木、中西
電話:03-3581-3352(代表) 03-5114-2111(直通)

★☆★☆★☆★☆ あおぞらUST放送
<テントひろばから~/Tent Color>
福島原発メルトダウンから二年
特別企画 菅直人 VS 鎌田慧 日本の原発これから ★☆★☆★☆★☆

2013年 3月 15日(金曜日)16時~

視聴アドレス http://www.ustream.tv/channel/tentcolor
(実況放映後のものは全てアーカイブでご覧になれます。)

  1. 特別企画「菅直人 VS 鎌田慧 日本の原発これから」(40分)
    二年前の東日本大震災で、福島第一原発がメルトダウンした当時、日本の総理大臣として事故収束の総指揮をとっていた、元総理大臣の菅直人さんと、ルポライターで原発をなくすために1000署名をはじめとする反原発運動を率いる鎌田慧さんの対談です。
  2. 「反原発でいこう」(20分)
    1980年代に敦賀原発で、原発労働者の労働組合を立ち上げた斎藤征二さんに、原発労働の実態と、現在の活動についてお話を聞きます。
  3. 「テントひろば 通りすがり」(10分)

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★☆★☆★☆★☆ あおぞらUST放送
<テントひろばから~/Tent Color>
日本で海外で脱原発 ★☆★☆★☆★☆

2013年 3月 8日(金曜日)16時~

視聴アドレス http://www.ustream.tv/channel/tentcolor

3/8のアーカイブ http://www.ustream.tv/recorded/29846360
写真速報(レイバーネット)http://www.labornetjp.org/news/2013/0308shasin

  1. 「国内外の原発事情」(10分)
    未来の党で当選した阿部知子さんに、未来の党のエネルギー政策や、安倍政権が原発再稼働へと舵をきったことについてご意見をうかがいます。
  2. 「福島から世界へ」(15分)
    福島原発災害以後、国と東電の責任を追及するため、自宅で行われた除染土を経産省、東電本社に直接送り届けるため全行程徒歩による「灰の行進」を行った福島・二本松の
    関久雄さんにお話を伺います。
  3. 「反原発でいこう」(10分)
    次回渡航は反原発の視点から、というピースボート。スタッフの高山瑤子さんにお話を聞きます。
  4. 「テントひろば 通りすがり」(10分)

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「志賀原発・命のネットワーク」総会にメッセージを送りました
 

命のネットワーク 様
志賀原発廃炉をめざして共に闘おう
再稼働阻止全国ネットワーク 事務局
志賀原発の廃炉をめざして闘ってみえる命のネットワークの皆さん、再稼働阻止全国ネットワークから共に闘う連帯のあいさつを送ります。

再稼働阻止全国ネットワークは2012年11月に全国から300名近くが結集して結成されました。
再稼働阻止の一点で全国の仲間が連携して闘おうつながろうという目的でつくられた闘う組織です。きっかけは2012年6月の関西電力大飯原発の再稼働に反対して闘った全国の仲間の息吹きです。それらが寄り集まってその後の2回の全国交流集会の積み重ねを受けて結成されました。

志賀原発は敷地に地震活断層が指摘されています。日本列島は今や戦後の静穏期を終えて『地震活発期』に入っています。政府も2月17日、巨大地震のリスクが高まったと判断して、地震保険料の15%値上げを決めました。今後さらなる値上げも予定されています(合計2回の大幅値上げ:日経新聞2月18日より)

志賀原発の再稼働はとんでもないことです。志賀原発の廃炉こそふさわしい。闘いの先頭に立つネットワークの皆さんの活動を心から期待します。

私たちも東京でガンバルと同時に4月13日(土)14日(日)は再稼働阻止全国ネットワーク能登(羽咋)合宿に全国から参加します。その時の再開を期待して!

志賀原発廃炉をめざした共に闘おう。

再稼働阻止全国ネットワーク合宿を終えて
全国の原発立地自治体で地域防災計画を策定中。でも…
福島の避難体験 – 「ほんとうに地獄です!」

堀内美鈴(原発さよなら四国ネットワーク)

 1月26日(土)・27日(日)、再稼働阻止全国ネット合宿(東京)に参加しました。首都圏、関西圏、原発現地(泊、柏崎刈羽、福島、志賀、東海村、島根、伊方)から市民、議員たちが集まって、原子力規制委員会の新安全基準や防災指針・計画、自治体の動きについて、互いの情報や課題を共有し、掘り下げ、全国で連携して取り組める活動計画(2月~7月)づくりに集中しました。

・ゲストスピーカー広瀬隆さんから、「高レベル放射性廃棄物の最終処分場は決まっていないことや、ヨウ素剤の全戸配布について、問題意識と世論を高めるための提起」、
・双葉町からの避難者の方から、「原発1.7kmからの避難の実体験」
・横須賀の呉東弁護士から、「東京湾に浮かぶ原子力空母(二つの原子炉)の防災対策は(30キロどころか)3キロ」のお話など、とても貴重な内容でした。

 特に、福島第一原発事故で双葉町から避難した方の体験談は、一人でも多くの人々に伝えたいことばかりでした。東電の防災訓練に(事故以前に)3回参加したにもかかわらず、何ひとつ生かされず、事故の情報も全く知らされないまま、子どもたちを連れて「本当に地獄」のような避難をしたこと…。これまでの原子力防災の法的枠組みや初動体制が、実際の過酷事故では全く機能しなかったことがひしひしと伝わってきました。

 福島の被災者の声を聞かず、大飯を止めることもせず、原子力災害対策指針を出した’規制’委員会。その指針を受けて、再稼働の前提となる地域防災計画を策定しつつある自治体。そのあとは…再稼働の嵐がやってくるでしょう。それをとめるのは、国民の大多数を占める「さよなら原発!」の声、わたしたちの声です。首都圏・関西圏・原発現地・全国の被災地元がつながって、集会や講演会などに取り組み、お互いを激励・応援して世論を高め、大飯をとめ、再稼働を阻止するために、阻止ネットは本領発揮のときを迎えます。

 1泊2日の話し合いの結果、「3・11」前後の全国各地の集会で、「フクシマを忘れない!大飯をとめて!」と、共通のアピールをしてチラシで広く呼びかけることや、3月、5月、7月を主にした各地での取り組みも決まりました。

 合宿を終え、期待と緊張と意欲をふくらませながら、たんぽぽ舎と原発現地の皆さんと「NO OSPREY東京集会」(日比谷野外音楽堂)に向かいました。会場には4000人以上が集まり、沖縄県内の全41市町村の代表者の姿もあり、集会後は東京駅までパレードしました。オスプレイは愛媛県でも目撃され、かつて米軍大型ヘリコプターが伊方原発から800mの山中に墜落する事故も起きています。「原発もオスプレイもいらん!」と、歩きました。

 合宿でいただいた知恵と力をみんなで分け合って、原発ゼロ社会を目指します。これからもどうぞよろしくお願いします。

新安全基準骨子案にノーの声をパブコメで(2月28日まで)

再稼働阻止全国ネットワーク 事務局

福島原発事故が起きて2年、東北地方は、地震・津波の被災に加えて、福島第一原発の事故は多大な放射性汚染を受け、生活も仕事もふるさとも奪われた。福島原発事故原因の検証も、廃炉への道筋も、放射能被害の実態も将来予想も、被災者の救済も補償も、自主避難への補償も、作業労働者の安全確保も、全く不十分な中で、いま規制委員会は「発電用軽水型原子炉施設に係る新安全基準」を本年7月施行にこぎつけて、止まっている原発の再稼働を目論んでいます。

それを止めるためには、規制委が拙速で大慌てで作成した「発電用軽水型原子炉施設に係る新安全基準骨子案」にNOをしっかり訴えることが必要です。

脱原発を願い訴えてきた皆さん、2月7日から28日まで実施されている「発電用軽水型原子炉施設に係る新安全基準骨子案」に対する意見募集(パブリックコメント)に是非是非意見を提出してください。期限はあと1週間です。
この新安全基準骨子案(東京新聞にならえば新規制基準骨子案)は、大きく3つに分けられています。

(1)新安全基準(設計基準)骨子案
(2)新安全基準(シビアアクシデント対策)骨子案
(3)新安全基準(地震・津波)骨子案

これらをしっかり読んで意見を述べるには結構労力が必要です。
そこで、皆さんが簡単に意見を書けるように、意見事例集を作成しました。これらを参考に是非是非パブコメを出してください。
(出典:GK連絡会、原子力規制を監視する市民の会、島村英紀氏ほか)

新安全基準(規制基準)骨子案に駄目だしの声を是非規制委に届けてください。


パブコメ募集案内などは次です。

「発電用軽水型原子炉施設に係る新安全基準骨子案」に対するご意見募集について
http://www.nsr.go.jp/public_comment/bosyu130206.html
提出は、[新安全基準・シビアアクシデント]と[地震・津波]の2種に分けられ、
それぞれ2000文字以内の意見が書けます。

(1)新安全基準(設計基準)・シビアアクシデント対策
・意見募集用フォーム(ホームページで入力)
https://www.nsr.go.jp/ssl/public_comment/bosyu130206_1/

・提出用紙に書いて郵送/FAX
http://www.nsr.go.jp/public_comment/bosyu130206/fax_anzen.pdf
郵送先 〒106-8450 東京都港区六本木1-9-9 六本木ファーストビル
原子力規制庁 技術基盤課 宛て
ファクス送付先 03-5114-2177

(2)新安全基準(地震・津波)骨子案
・意見募集用フォーム(ホームページで入力)
https://www.nsr.go.jp/ssl/public_comment/bosyu130206_2/

・提出用紙に書いて郵送/FAX
http://www.nsr.go.jp/public_comment/bosyu130206/fax_taishin.pdf
郵送先 〒106-8450 東京都港区六本木1-9-9 六本木ファーストビル
原子力規制庁 安全規制管理官(地震・津波安全対策担当)付 宛て
ファクス送付先 03-5114-2182


新安全基準パブコメ 意見事例集(文責:再稼働阻止全国ネットワーク事務局)

◆新基準作成全般

  1. 原発を動かしてはいけない
    ○福島原発事故を総括すれば当然原発を動かせない
    ○核のゴミの処理方法が決まっていないのにゴミを増やせない
    ○地球中で放射能汚染が進みがんなどの疾患が増加している
  2. 新基準は福島原発事故の教訓を生かしていない
    ○福島原発事故の検証ができていない
    フクイチはまだ収束せず放射能汚染の実態も海洋汚染の見込みも被災の実態も廃炉への道筋も明らかでない。これらをどう評価して新基準に行かすのかを明言するべきである。
    ○4つの事故調査委員会の報告を生かしていない
    有識者ヒアリングはパブコメ公開後で骨子案に組み込まれていない
    ○国会事故調の調査を東電が隠蔽した(1号機の建屋内が「真っ暗だ」と虚偽説明)
    例えば、地震の揺れが非常用復水器を壊したのか否かの究明ができていない
    ○多くの専門家の意見を取り入れていない
    例えば、ストレステスト意見聴取会委員の意見を聞いていない
    ○「国民的議論」を経ていない
    被災者や原発立地周辺の人々を含め多くの人々は基準骨子案のパブコメを知らない、もっと時間をかけてもっと多くの広報活動を経て実施するべきである。都道府県各地で骨子案の説明会・公聴会を実施するべきである。
    ○世界中の民衆の意見を取り入れていない
    IAEAを含めた世界の原発推進組織でなく、世界中の人々にフクイチの事故を詫び、新基準作成主旨を知らせ、意見を聴取するべきである。
  3. 基準作成の時間が足りない
    通常3年から5年かかる(田中委員長談)作業を10カ月でやろうとして無理をしている。世界に誇れる基準を創ると言うならばもっと時間をかけて多くの専門家の意見や「国民的議論」を経てから、基準とするべきである。
  4. 利益相反委員の解任
    各検討チームには利益相反の疑念がある委員がいる。解任して各案を再検討すべきである。

◆設計基準骨子案について

  1. 立地指針について
    立地審査指針は、原子炉の立地条件として、「大事故誘因となる事象が過去にも将来にもあると考えられないこと。また被害が拡大するような事象も少ないこと」が原則的に必要だと明記しており、日本列島は原発の立地条件を満たさない。実際に「全電源喪失」という事故を想定しろと指示することは「被害が拡大する事象が少ない」とは言えない。
  2. 最大運転期間について
    一般に40年も使用し続ける機器は希少である。40年ルールを明記して徹底るべきである。
  3. 設計基準について
    ○格納容器や圧力容器や各配管の大きさや強度について設計変更の必要性を検討するべきである。
    ○制御棒の挿入時間、原子炉の脆性劣化についての評価をするべきである。
    ○フィルター付きベントについては、これを使用する場合の放射性物質漏出量を評価するべきである。
    ○可燃性ケーブルの使用状況を確認して不燃性に切り替えるべきである。
    ○多重防護が本当に成立しているのかどうかをより具体的に個々の機器の事故を想定して評価するべきである。
    ○変電所や送電線鉄塔の地震等による倒壊可能性について評価するべきである。

◆シビアアクシデント対策について

  • 「継続的改善」で逃げるのでなく、今すぐできることを実施し、それでも安全性が保てないならば原発を動かすべきではない。
  • 可搬設備と恒設設備との組み合わせをいざという時に本当にすぐに使えるかどうかを実験するべきである。
  • 航空機落下・テロ対策について:
    過去に起こった事故や今後起こりうる事件をより具体的に想定して、防止可能な対策を検討するべきである。また、意図的な航空機落下の他にミサイルにも備えて特定安全施設を導入するべきである。
  • 大量汚染水対策について:
    福島原発事故により大量の放射能汚染水を発生して世界の海を汚したばかりでなく、フクイチには既に22万トンの汚染水が貯まり毎日400トンの汚染水が蓄積されている。放射能汚染水に対する対策を付け加えるべきである。

◆地震・津波対策について

  • 福島原発事故において地震による非常用復水器の破断などが起こったかどうかの評価がまだできていない。早急に調査して結果を評価してから基準を策定するべきである。
  • 地震列島日本に原発はなじまない。数万年以上の管理が求められる原発や核廃棄物を考えれば、日本では原発を動かすべではない。
  • 福島第一原発事故の原因となった東北地方太平洋沖地震は典型的な海溝型地震であり、原発敷地の活断層をいくら調査しても、大地震を止めることはできない。
  • 日本列島では海溝型地震がいつでも起こりうる。日本付近では2003年9月に発生した千島海溝における十勝沖地震(Mw8.3、最大震度6弱)や2011年3月に発生した三陸沖の日本海溝における東北地方太平洋沖地震(Mw9.0、最大震度7)、また近い将来の発生が指摘されている駿河トラフにおける東海地震が例として挙げられ、東南海・南海沖の南海トラフ、根室沖の千島海溝などでも発生する。関東大震災の原因となった関東地震(M7.9)も相模トラフがずれ動いた地震で海溝型地震である。
  • 基準地震動が小さすぎる。津波高さと同様に地震動も過去に原発が経験した最大地震動を想定するべきだ。柏崎刈羽原発は2007年に1699ガルを経験した。これを基準地震動の下限とするべきだ。
  • 活断層だけが直下型地震を起こすのではない。
    阪神淡路大震災(1995年)や鳥取県西部地震(2000年)で明らかなように活断層がないところでも直下型地震が起こる。また、福岡県西方沖地震(2005年)、能登半島地震(2007年)、新潟県中越沖地震(2007年)が示すように、海底下に震源がある直下型地震も起きる。また、千葉県北西部地震(2005年)、岩手・宮城内陸地震(2008年)も活断層がないとされていたところで起こった。
  • 日本の陸上に約2000個の活断層が知られているにもかかわらず、政府が調査しているのは「都市部に近く、地震が起きたときの影響が大きいと予想される」約100個の活断層だけである。海底には見つかっていない活断層があり研究が進めばまだ増える。
  • 活断層の定義を従来通りの「12~13万年以降」としているが、「40万年以降」とすべきである。例えば、中国の四川大地震(2008年、M7.9)を起こしたかも知れないとされる竜門山断層は6500万年前から地震を起こしていない活断層である。
  • 全ての原発について、主要な施設や建物の直下ないし近接地に活断層が無いことを確認するべきである。
以上

[たんぽぽ舎メルマガ【TMM:No1739】より]

原子力防災指針パブリックコメント(意見募集)に意見を送ろう
採用されるかどうかよりも異議申し立ての多さを突きつけよう

(山崎久隆 たんぽぽ舎)

原子力災害対策指針の改定作業が、市民の声や福島被災者の声も無視して強行されている。規制庁は原案策定の前に、事業者から意見聴取はしても、市民からの声は聞こうともせず、本来は30日以上の期間を置いて行うパブリックコメントもわずか13日しか期間をとらずに1月30日から2月12日までの間の募集期間とした。

これまでの原子力防災体制が完全に破綻し、未だに続く16万人の避難と、多発する地震の脅威に迫り来る次の災害、そんな中で原発の再稼働を前提とした指針の改定作業が行われている。

事故の本当の原因も、起こりえる原子力災害の真実の姿も、事故調査報告書においても解明しきれなかったにもかかわらず、次の原発事故に対処するための指針が作成できるとは思えないのだが、年度内には地方自治体に防災計画を作らせなければならないので急いでいるという。

スケジュール第一で、これまでの防災体制の検証や原子力災害の実態調査は二の次三の次、市民の意見聴取はさらにおざなり。こんなことを見過ごすわけにはいきません。

これまでの警告を如何に無視してきた結果か、また、どれほど私たちが原子力災害に苦しめられてきたか、そして改定指針案にある「避難基準」の極めて高い価に対する反対意見の表明など、パブコメにどんどん出していって欲しいと思います。

紙でももちろん可能ですので、以下のホームページをご覧になって、お送りくださいますようお願いします。

原子力災害対策指針(改定原案)に対する意見募集について
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=198252301&Mod e=0
パブリックコメント:意見提出フォーム
https://search.e-gov.go.jp/servlet/Opinion

—–
関連情報

○原子力規制を監視する市民の会 より
http://kiseikanshishimin.jimdo.com/原子力災害対策指針-防災指針/

○「避難の権利」ブログ より
みんなのパブコメ:①原子力災害対策指針(2/12まで)、②新安全基準(2/28まで)

緊急記者会見

原発「新安全基準」に専門家が警鐘
あまりに狭い規制委の議論、もっと「国民的議論」を!

日時 2月1日(金)14:00~15:00
場所 衆議院第一議員会館第6会議室
Ust中継アーカイブ http://www.ustream.tv/recorded/28954226
(72分)

出席者
井野博満(東大名誉教授/元ストレステスト意見聴取会委員)
後藤政志(元原発技術者/元ストレステスト意見聴取会委員)
青木秀樹(弁護士)
阪上武(福島老朽原発を考える会) ほか

問い合わせ
原子力規制を監視する市民の会 新安全基準プロジェクト
満田(携帯090-6142-1807)

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IWJ togetter http://togetter.com/li/448657

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 現在、原子力規制委員会で進められている新安全基準の議論は、議論の範囲があまりに狭く、拙速です。手続き的には、電力事業者へのヒアリングにのみ時間を使い、批判的な意見の取り込みに消極的です。2週間のパブリック・コメントでは不十分で、関心を有する市民や専門家から意見を聴取し、それを取り込もうという気がみられません。
 これでは、福島原発事故を踏まえた議論とは言えません。また、シビアアクシデント対策について、対応が難しい格納容器などの設計について踏み込むことを避け、追加的でお手軽な対策ですませようとしています。
 この状況に危機感を持つ専門家および市民は、新安全基準の手続き面、内容面双方から、緊急提言を発信します。ぜひご取材ください。

【ここが問題】
対応が難しい設計については変更せず、追加的対策ですませようとしている
:シビアアクシデント(過酷事故)対策のための基準が、設計基準と別途論じられている。そもそもの設計基準を検討しなおすべきである。

立地審査基準について議論しない?
:立地審査基準についても議論し、法制化すべき。

福島原発事故の検証が不足
:たとえば、地震の影響、いったいどれだけの溶融燃料がどのように圧力容器外に出てきたのかなど

お手軽対応のみ、時間のかかる対策を先送り?
:可搬式設備(電源設備、消防ポンプなど)による対応をシビアアクシデント対策として許容している。時間のかかる対策は、再稼働の後でも可。

検討メンバー選定
:6人の外部専門家のうち、4人(山口彰、阿部豊、山本章夫、杉山智之)までもが直近3~4年間に電力会社などから寄付金等の名目で、計約4500万円を受け取っていたなど問題のある検討メンバー選定となっている

再稼働阻止全国ネットワーク 事務局より
ホームページへの記事提供のお願い

昨年の11月10日、全国から240名が参加し、「再稼働阻止全国ネットワーク」が結成されました。結成後は、12月8日「もんじゅを廃炉に全国集会」への参加を呼びかけると同時に、大飯原発ゲート前での申し入れ行動を実施。また、おおい町の皆さんとの交流を通じ、「再稼動を許すな!大飯原発をとめろ!」という決意を改めて確認しました。

 こうした中、12月の総選挙で誕生した「安倍内閣」は、憲法改悪をちらつかせながら、原発再稼働へ向け、推進勢力を総結集し突き進んでいます。

 1月16日に開催された「原子力防災指針に関する院内集会・政府交渉」では、福島原発事故の検証をないがしろにした基準策定に、参加者の多くから怒りの声が噴出しました。しかしながら、住民の不安は払拭されないまま、各自治体で「地域防災計画(原子力防災)」の策定作業が進められ、再稼働への下地つくりが急ピッチで進行しています。

 再稼働阻止全国ネットは、規制委-規制庁主導で行われている原子力防災指針の実態や不備を明らかにし、原発近隣地域に限らず、再稼働問題に関心のある方々と情報を共有し、それを全国的に広めることが急務と考えます。

 そこで、次のような情報を再稼働阻止全国ネットワークのホームページで紹介させて頂きたいので、ぜひ記事や情報をお寄せください。地元新聞の切り抜き等でも結構です。

・原子力防災計画に関すること
 -地域特性を活かした計画づくり
 -防災計画(修正案)策定に住民参加の例
 -住民や議員などからの要請行動
 -地元で開催される勉強会 など
・再稼働問題(原発全般)・核燃施設についての集会・勉強会やイベント、
 抗議・要請行動などのリポート、議会提案など。
 (活動の様子がわかる写真のご提供も歓迎します)

◆メール送付先
 report@saikadososhinet.sakura.ne.jp

◆紙面による送付先
 〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F
 たんぽぽ舎気付 再稼動阻止全国ネット事務局・HP担当

**********
再稼働阻止ネットについてのお問い合わせは
TEL 070-6650-5549 また メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp
までお願いいたします。

◆ここが問題!原発「新安全基準」院内集会・政府交渉のご案内
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-b727.html

1月23日(水)
院内集会:15:00~16:30 | 政府交渉(予定)17:00~18:30
場所 参議院議員会館講堂(開始30分前からロビーにて通行証配布)

お話 井野博満さん、後藤政志さん(元原発技術者)、青木秀樹弁護士、
阪上武さん(フクロウの会)他

主催 原子力規制を監視する市民の会※ 新安全基準プロジェクト
問合せ 阪上 武(福島老朽原発を考える会)まで 090-8116-7155
資料代 500円

※原子力規制を監視する市民の会…福島老朽原発を考える会、FoEジャパン、
原発を考える品川の女たち、プルトニウムなんていらないよ!東京、
再稼働反対!全国アクション、福島原発事故緊急会議、経産省前テントひろば他団体、個人