Tag Archives: 伊方原発

全国の皆様、四国の皆様、愛媛県内の皆様へ

主催団体:伊方原発をとめる会 (「NO NUKES えひめ」企画委員会)
協力団体:原発さよなら四国ネットワーク、ライブ・アース松山、子どもたちの未来を守る愛媛の会、愛媛県平和運動センター、愛媛労連 他多数

「NO NUKES えひめ」成功にむけて、最終盤のお願い

全国のみなさん、四国のみなさん、愛媛県内のみなさん、
「NO NUKES えひめ」1万人集会を、力を合わせて成功させましょう。
伊方原発が再稼働の一番手にねらわれていることは明らかです。

規制委員会の更田豊志氏は、10月に伊方原発を調査し「非常にいい印象を受けた」と評価し、「伊方原発は重大事故対処設備において先頭集団にいる」とコメントしています。

中村知事は、県の伊方原発環境安全管理委員会に、露骨な再稼働推進論者を任命しました。そして、オフサイトセンター建設を猛烈にすすめています。住民の安全にとって重要な、使用済み燃料庫の対策はあとまわしです。住民避難計画も現実性がないままです。にもかかわらず、再稼働問題は「白紙」と口にしながら、この「白紙」には、再稼働しない選択肢は含まないとまで言っています。

この流れをとめるためには、なんといっても広範な人々の認識の広がりと行動が必要です。

今次集会は、様々な人たちの参加で作り上げてきました。従来の枠を超えた共同です。音楽イベントを重ねてきた若者たち、障害をもつ人たち、お母さんたちとの共同。そして長く反原発、脱原発、原発ゼロで頑張ってきた人たち。力を合わせて、住民が家族連れで参加できる集会として、音楽を聴き、食し、語り合い、アピールする場として準備してきました。最終盤になって、警備の強化の問題もでてきていますが、私たちはこの市民のきわめてあたりまえのイベントを、なんとしても大きく成功させたいと思います。

集会には、日本人初の宇宙飛行士・秋山豊寛さんも参加します。「100人の母たち」で知られる写真家の亀山ののこさんも来られます。沖縄のミュージシャン三宅洋平さんのほか、“しまなみ”の歌で知られる地元のシンガーソングライター松浦優さんも出演します。技術者も運動をすすめて来た人も、作家も政治家も発言します。そして、集会の後には、巨大なデモを市内の北部と南部に展開します。北回りは県庁と城山をぐるっと囲むデモコースです。南回りは、市街中心部を通り、県庁前が終着点です。

今回、圧倒的に多数の人たちの参加で成功させることは極めて大きな意義があります。それは、集会を安定して運営し、そして知事や四国電力に、はっきりと人々の意思を伝えることです。ぜひ、一人でも多く誘い合わせて松山にお越しください。県内、近隣の方々も気軽にお越しください。下記の要領となっています。

心から皆さんのご来場をお待ちしています。合わせて財政も重要です。カンパについても宜しくお願い申し上げます。

【日時】 2013年12月1日(日)10時~16時
【場所】 松山市堀之内 城山公園 やすらぎ広場(中央の芝生公園)
【内容】
第1部 10:00~
ミサオ・レッドウルフ、[音楽]嶋本慶、藤田祐幸、[音楽]松浦優、森井正基(障がい者の立場から)、木村俊雄、渡部寛志(福島から避難した農業従事者)、[音楽]三宅洋平、三宅洋平&山本太郎

第2部 12:30~

鎌田慧、亀山ののこ、[音楽]松浦優、広瀬隆、秋山豊寛、吉川元、笠井亮、[音楽]三宅洋平、山本太郎、須藤昭男(伊方原発運転差止訴訟原告団より)、斉間淳子(伊方原発間近の地域より)
集会決議

サウンド・デモ 14:30~16:00

【カンパの振込先】
 郵便振替 口座番号 01610-9-108485
 加入者名 伊方原発をとめる会

(このイベントは終了しました)

10・11伊方原発をとめる愛媛集会とデモ ― 福島を忘れるな!! 再稼働を許すな!! ―
http://www.ikata-tomeru.jp/?p=1859

日時 10月11日(金)
18時 集会
18時30分~ デモ更新
場所 松山市 市駅前坊ちゃん広場

主催 伊方原発をとめる会

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今後の日程

◆10月29日(火) 伊方原発運転差止訴訟の第6回口頭弁論

松山地裁ロビーに、原告の方は13時、傍聴を希望される方は13時30分にお集まりください。報告集会は愛媛県美術館講堂にて16時ころから。

◆12月1日(日) 「NO NUKES えひめ」一万人集会

10時スタート。松山市城山公園(堀之内)やすらぎ広場が中心。
13時からメインスピーチ。14時30分からサウンド・デモ。
ぜひ、ご家族そろってご参加ください。
詳細 http://www.ikata-tomeru.jp/?p=1841

(このイベントは終了しました)

事故被害は拡大している!
これでもあなたは 原発再稼働を 認めるのですか?
 穴だらけの規制
 これで原発の安全は保たれるのか
 安倍政権の暴走を許すな!

お話
 小倉 正さん(伊方原発現地から)
 山崎久隆さん(たんぽぽ舎)[予定:汚染水問題と再稼働]
 田原 牧さん(東京新聞 特報部)[予定:東電と規制委員会]

日時 2013年9月8日(日)14:00~(13:30開場)
会場 東京しごとセンター 講堂(エレベータで地下2階へ)(東京都千代田区飯田橋3丁目10番3号)
参加費(資料代として)500円(伊方現地行動&交通費のためのカンパ歓迎)

主催 福島原発事故緊急会議
 E-mail contact@2011shinsai.info
 Fax 03-6424-5749
 http://2011shinsai.info/

★地図(東京しごとセンター)

 JR中央・総武線 飯田橋駅 東口より徒歩7分
 大江戸線・有楽町線・南北線 飯田橋駅 A2出口より徒歩7分
 東京メトロ東西線 飯田橋駅 A5出口 より徒歩3分
 または
 JR中央・総武線 水道橋駅 西口より 徒歩5分

===== 伊方原発を止める会ホームページより =====
http://www.ikata-tomeru.jp/?page_id=1529

2012年6月1日からスタートした伊方原発に関する署名は、取り組みを続けています。ご協力ください。

●伊方原発を稼働させず廃炉計画を求める署名
「伊方原発を稼働させないでください-フクシマを繰り返さないために-」
 http://www.ikata-tomeru.jp/wp-content/uploads/2012/06/ikatashomei130310.pdf
 

締め切り 第4次=2013年6月末

呼びかけ団体:伊方原発をとめる会
 愛媛県松山市三番町5-2-3ハヤシビル3F
 電話 089-948-9990 FAX 089-948-9991 http://www.ikata-tomeru.jp/

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関連情報

第3次提訴にむけて原告募集中(募集期間:7月末まで)
http://www.ikata-tomeru.jp/?page_id=534

愛媛から リーフレット紹介

福島原発事故は収束しとらんよ!原発の閉鎖・廃炉こそ防災対策!みんなで声をあげよう!
「原発さよなら四国ネットワーク」は、愛媛県に「原子力防災に関する質問と要請をしました。

国や県の原発事故防災対策では 生命も健康も財産も守れん!

地域防災計画30km圏内は、狭すぎます!

愛媛県に対する「原子力防災に関する質問と要請」


原発で事故が起きたらどうなるの? 福島第一原発事故被災者の避難体験から

主催 原発さよなら四国ネットワーク ホームページ http://genpatsu-sayonara.net/
連絡先 〒790-8691 松山支店私書箱151号 原発さよならえひめネットワーク

[ikatahaironet]より
第15回 伊方原発再稼働反対本通りウォーク報告(広島)の報告

3月16日(土)15:00にスタート。コースは、元安橋東詰めー本通りー金座街往復。
今回は4人で歩きました。

今回のチラシのタイトルは、「危険な伊方原発が再稼働します プルトニウムやトリチウム…厖大に溜め込まれた放射性物質」。

第15回伊方デモ すべてのチラシとプラカード(「広島2人デモ」HP)
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/index.cgi?no=115

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次のようなことを訴えました。

福島原発からは、今も1時間あたり1000万ベクレルの放射性セシウムが放出しつづけています。放射性物質に高濃度に汚染された汚染水が溜まりつづけています。広い地域で、今も放射線管理区域レベルの放射線にさらされながら、人々が生活しています。

東京都新宿区の友人の家の庭の苔からは、1㎏あたり1万ベクレルの放射性セシウムが検出されたとのことです。

福島原発事故は今も続いています。

にもかかわらず、国は原発再稼働に向けて、着々と準備を進めています。
原子力規制委員会で、原発の新安全基準が準備されつつあります。今年の7月にはそれが決定されます。そして、その後、「新安全基準」に照らして原発再稼働のための審査が行われますが、再稼働に向けて最短距離にあるのが、広島市から一番近い原発、広島市から100キロの四国電力の伊方原子力発電所です。

原発事故が起きたとき、福島第一原発1号機~3号機には1496体の核燃料集合体がありました。また、1号機~4号機の使用済み核燃料プールには、3106体の燃料貯蔵体がありました。

今、伊方原発1号機~3号機の原子炉内には383体の核燃料集合体が格納されています。伊方原発の敷地内には、使用済み核燃料が1408体保管されています。
これらの核燃料集合体や使用済み核燃料の放射性物質、ウランやプルトニウムや「死の灰」の量は、合計で約750トンにのぼります。

これは、広島原爆で使われた放射性物質は約75㎏の1万倍の量です。
ひとたび事故が起これば、これらの放射性物質が環境中にばら撒かれます。

伊方原発は中央構造線という大活断層の直近にあります。
巨大地震に見舞われる可能性は、非常に高いところです。

伊方原発で再稼働される可能性が高いのは、3号機です。この3号機では、「プルサーマル」が行われます。通常のウラン燃料に加えて、プルトニウム燃料を原子炉で使用するのです。ところが、プルトニウム239の熱エネルギーは、ウラン235に比べて、40倍も大きいのです。

また、プルトニウム燃料は、ウラン燃料に比べて、溶融点、溶け始める温度が、70度も低いのです。熱エネルギーが大きく、溶融点が低いということは、それだけメルトダウンの危険性が大きいということです。ひとたび事故が起これば、このプルトニウムも、環境中にばら撒かれます。当然、広島にもやってくるでしょう。

プルトニウムは、体内に摂り込まれると、非常に危険な物質です。プルトニウムの半減期は1万年を越えます。肺などに付着したプルトニウムは、永久に排出されません。

お配りしているチラシには、豚の肺に付着した、プルトニウムの飛跡の画像が載せられています。体内に付着したプルトニウムは、放射線を発して、周囲の細胞を破壊しつづけます。1キログラムあたり1万2000ベクレルのプルトニウム238をラットの新生児に与えたところ、2週間以内に、45%のラットの新生児が死亡したという実験結果があります。1キログラムあたり1万2000ベクレルのプルトニウム238の実効線量は、わずか0.1ミリシーベルトです。

また、伊方原発は平常時でも大量のトリチウムを環境中に放出します。
2001年から2010年の間に伊方原発が瀬戸内海に放出したトリチウムの量は、552兆ベクレルにのぼります。電気事業連合会などはトリチウムは人体に害がないと言っていますが、事実は違います。

水素の同位体であるトリチウムは、水や水蒸気の形で体内に取り込まれやすく、元素転換によって細胞を破壊してしまいます。原発から出るトリチウムの量と、周辺の都市の新生児死亡率との間に相関関係があることが、海外の研究で確かめられています。

(以上、チラシの内容に沿って。それから、15日の「2人デモ」でも話させていただいたのですが、亡くなられた堀啓子さんからうかがっていたお話から、次のようなことも。)

私の知っていた方は、原爆が投下されたとき6年生で、直接の被爆はされませんでしたが、放射性物質を含む雨「黒い雨」が降った地域で、家庭菜園で採れた野菜を食べ盛りの時期に食べて育ち、40代でがんを発症して亡くなられました。同じ地域の同じ年代の人に、若くして亡くなられる人が異常に多かったようです。

薬剤師でいらっしゃったこの方の奥様は、おつれあいのがんの原因は、成長期に食べ物とともに摂り込んだ放射性ストロンチウムであろうと考えておられました。この推測は当たっていると思います。

原発事故で放出される放射性物質の量は、広島原爆とは比べ物にならないほど膨大です。

放射性物質は、体の内部に摂り込まれると、内部被曝を引き起こします。内部被曝は、外部被曝とはまったく違う現象です。体の内部に摂り込まれた放射性物質は、付着した部分の周辺の細胞を、非常に高い密度で攻撃しつづけます。
その結果、生物の体を構成する細胞は、さまざまな形でダメージを被ります。

遺伝子の情報に狂いが生じて、がんや白血病、先天性障害の原因となることはよく知られていますが、それだけではありません。急激な細胞の老化や、免疫機能の低下も起こります。放射線は、細胞そのものを損傷します。

最近、心臓が突然機能を停止することで起こる突然死が増えていると聞きます。内部被曝のメカニズムを考えれば、これは少しも不思議なことではありません。たとえ50ベクレルのセシウム137であっても、それが心臓の要となる部分に付着して、その部分にダメージを与えれば、心臓の突然の機能停止が起こることに、何の不思議もありません。

放射性物質に汚染された食べ物は、間違いなく私たちの食卓にものぼっています。
私たちは、巨大な嘘の体系の中に取り込まれています。

現在の放射線の防護基準の元をつくっているのは、ICRP(国際放射線防護委員会)という機関です。ICRPは、私たちの命や健康を守るために存在している機関ではなく、核兵器開発や原発ビジネスを進める、国際的な核利益共同体の利益を守るために存在している機関です。多くの国々が、このICRPの勧告にしたがって放射線防護の基準を決めています。もちろん日本もです。

いろいろな「嘘」や「ごまかし」が流されています。
内部被曝と外部被曝の影響は同じだという「嘘」。
放射線の健康影響は、がんと白血病と先天性障害だけだという「嘘」。
がんや白血病は被曝から5年経たなければ出てこないという「嘘」。
100ミリシーベルト以下の被曝なら健康への影響はないと思い込ませる「ごまかし」。

国も、マスコミも、この「嘘」の体系を私たちに押し付けようとしています。
国内・国外の核利益共同体の利益を守るためです。彼らにとって、福島原発事故被災者の命、私たちの命など、鳥の羽よりも軽いものです。それよりも核利益共同体の利益のほうが重いのです。

原発は、現在も多くの人の命を奪いつづけています。
原発が存在し続けるということは、私たちの生存権が現実的に脅かされ続けるということです。

今回も島根から駆けつけてくださった、廃炉マリョーシカさんは、「島根原発3号機の運転をやめさせるための訴訟」への参加(原告・サポーターとして)を訴えてくださいました。チラシ、プラカードを毎回作成し、スピーカーを掲げ続けててくださる網野さんは、伊方原発の再稼働を止めるただ一つの手だては、広島市の100万の市民、松山市の50万の市民が、伊方原発再稼働を認めない、とはっきり政治意思表示することだと訴えてくださいました。

人通りは非常に多く、多くの人がプラカードに目をやっていました。
しかし、危機が迫っているという雰囲気には程遠い、春の午後の本通りでした。
スピーチのしかたにも、もっと工夫が必要です。

次回は、3月30日(土)15:00~、同じコースで歩く予定です。

愛媛から 「伊方原発再稼働反対」集会の報告
 堀内美鈴(原発さよなら四国ネットワーク)

3月10日(日)、松山市と新居浜市で「伊方原発再稼働反対」の集会がありました。松山市・堀之内で開催された集会には400名、新居浜には50名の参加でした。昨年の8・19松山行動のように、市民や子どもたちがたくさん参加してくれました。

集会の最初10人の3分間アピールでは、伊方原発反対八西連絡協議会の近藤誠さんが「再稼働阻止!」の力強いアピール。愛媛大学のグループも元気に登壇して声をあげました。

私も阻止ネットの共同スローガンの「フクシマを忘れない!」「大飯をとめましょう!」「全ての原発の再稼働を止めましょう!」と訴えました。それから、官邸前金曜日行動でも「伊方原発再稼働反対!」のコールが起きていること、再稼働阻止全国ネットが全国の原発現地とつながって活動していること、6月には再稼働阻止のために西日本集会をもつ準備をしていることなど…本当に限られた時間ではありましたが、精一杯アピールしました。

そして「経産省前テントひろばを守りましょう! 四国からもどしどし経産大臣にハガキを出しましょう!」とテントへの応援を呼びかけました。

松山では県庁前でアピールしてから、繁華街の大街道と銀天街を通って松山市駅前で解散という目抜き通りコース。参加した子どもたちのなかには、トラメガのマイクをしっかり握って、「ちゃいかどう(=再稼働)反対!」「原発いらない!」と、市民グループの隊列を元気よくリードしてくれた‘つわもの’も!パレードしたお母さんたちの晴れ晴れとした表情とコールも、とても印象的でした。八幡浜の斉間淳子さんたちも「ふるさとは原発を許さない!」(←たんぽぽ舎寄贈)を持って歩かれました。

愛媛でも「フクシマを忘れない!」を共有し、改めて「再稼働を許さない!」とかみしめた一日でした。

再稼働阻止全国ネットワーク合宿を終えて
全国の原発立地自治体で地域防災計画を策定中。でも…
福島の避難体験 – 「ほんとうに地獄です!」

堀内美鈴(原発さよなら四国ネットワーク)

 1月26日(土)・27日(日)、再稼働阻止全国ネット合宿(東京)に参加しました。首都圏、関西圏、原発現地(泊、柏崎刈羽、福島、志賀、東海村、島根、伊方)から市民、議員たちが集まって、原子力規制委員会の新安全基準や防災指針・計画、自治体の動きについて、互いの情報や課題を共有し、掘り下げ、全国で連携して取り組める活動計画(2月~7月)づくりに集中しました。

・ゲストスピーカー広瀬隆さんから、「高レベル放射性廃棄物の最終処分場は決まっていないことや、ヨウ素剤の全戸配布について、問題意識と世論を高めるための提起」、
・双葉町からの避難者の方から、「原発1.7kmからの避難の実体験」
・横須賀の呉東弁護士から、「東京湾に浮かぶ原子力空母(二つの原子炉)の防災対策は(30キロどころか)3キロ」のお話など、とても貴重な内容でした。

 特に、福島第一原発事故で双葉町から避難した方の体験談は、一人でも多くの人々に伝えたいことばかりでした。東電の防災訓練に(事故以前に)3回参加したにもかかわらず、何ひとつ生かされず、事故の情報も全く知らされないまま、子どもたちを連れて「本当に地獄」のような避難をしたこと…。これまでの原子力防災の法的枠組みや初動体制が、実際の過酷事故では全く機能しなかったことがひしひしと伝わってきました。

 福島の被災者の声を聞かず、大飯を止めることもせず、原子力災害対策指針を出した’規制’委員会。その指針を受けて、再稼働の前提となる地域防災計画を策定しつつある自治体。そのあとは…再稼働の嵐がやってくるでしょう。それをとめるのは、国民の大多数を占める「さよなら原発!」の声、わたしたちの声です。首都圏・関西圏・原発現地・全国の被災地元がつながって、集会や講演会などに取り組み、お互いを激励・応援して世論を高め、大飯をとめ、再稼働を阻止するために、阻止ネットは本領発揮のときを迎えます。

 1泊2日の話し合いの結果、「3・11」前後の全国各地の集会で、「フクシマを忘れない!大飯をとめて!」と、共通のアピールをしてチラシで広く呼びかけることや、3月、5月、7月を主にした各地での取り組みも決まりました。

 合宿を終え、期待と緊張と意欲をふくらませながら、たんぽぽ舎と原発現地の皆さんと「NO OSPREY東京集会」(日比谷野外音楽堂)に向かいました。会場には4000人以上が集まり、沖縄県内の全41市町村の代表者の姿もあり、集会後は東京駅までパレードしました。オスプレイは愛媛県でも目撃され、かつて米軍大型ヘリコプターが伊方原発から800mの山中に墜落する事故も起きています。「原発もオスプレイもいらん!」と、歩きました。

 合宿でいただいた知恵と力をみんなで分け合って、原発ゼロ社会を目指します。これからもどうぞよろしくお願いします。

地域の活動紹介 「グリーン市民ネットワーク高知」ホームページより
2012.10.17 Wednesday 20:25

伊方原発再稼働に反対する意見書 採択状況(2012-10-12現在)について

■可決(緑色)・・・・・22自治体
■否決(オレンジ)・・・3自治体
■委員会にて不採択(オレンジ)3自治体
■委員会にて継続審議中(黄色&グレー)・・・4自治体
■意見書の提出なし(白色)・・・・2自治体(香南市・大豊町)

グリーン市民ネットワーク高知 HP
http://blog.green-citizens.net/?eid=109

—–
参考情報

高知市ホームページより
第434回市議会定例会 議案審議結果(上記意見書が原案どおり可決)
掲載日 2012年6月27日
http://www.city.kochi.kochi.jp/soshiki/97/434giann2.html

伊方原発再稼働阻止アクションとして有効なのが、「意見書採択を県内市町村議会に求める手続き」であるとして、その呼びかけを継続している個人と団体があります。(以下、2012-10-12現在の採択状況)

愛媛県の採択状況

■可決(緑色)・・・2自治体(伊予市・鬼北町)
■否決(オレンジ)・・・9自治体
■委員会にて不採択(灰色)・・・なし(ゼロ)
■委員会にて継続審議中(審議中)(黄色)・・・5自治体
■未だ意見書(陳情・請願)の提出ナシ(白色)・・・4自治体(上島町・砥部町・松野町・愛南町)


(参考 愛媛県の地図[mapion]

香川県の採択状況

■可決(緑色)・・・なし(ゼロ)
■否決(オレンジ)・・・なし(ゼロ)
■委員会にて不採択(灰色)・・・なし(ゼロ)
■委員会にて継続審議中(審議中)(黄色)・・・なし(ゼロ)
■未だ意見書(陳情・請願)の提出ナシ(白色)・・・17自治体


(参考 香川県の地図[mapion]

徳島県の採択状況

■可決(緑色)・・・なし(ゼロ)
■否決(オレンジ)・・・なし(ゼロ)
■委員会にて不採択(灰色)・・・なし(ゼロ)
■委員会にて継続審議中(審議中)(黄色)・・・なし(ゼロ)
■未だ意見書(陳情・請願)の提出ナシ(白色)・・・24自治体


(参考 徳島県の地図[mapion]

以上、エコビレッジ・コスタリカ共和村 HPより
http://blogs.yahoo.co.jp/costarica0012/24043238.html