「川内の家」ニュース 1号 2014/4/12

危険な原発が「主要なベースロード電源」
この夏の川内再稼働を許していいのか?

4月11日、政府は原発を「主要なベースロード電源」とする、「エネルギー基本計画」を閣議決定しました。これからも「原発のある社会」を続けようというものです。それに対し、東京では多くの人々が首相官邸前につめかけ、抗議の声をあげました。

安全審査に合格しても、事故は起こる
原子力規制委員会は、いま川内原発をトップバッターに名指しし、精力的に「安全審査」を行っています。ところが「審査に合格すれば原発事故は起こらないか?」、という新聞記者の質問への答えはこうです。「事故は起こる可能性がある。起こる/起こらないは、電力会社の努力による」――。まったく無責任な話です。

また規制委員会は、「事故が起こった時、住民の安全を守るのは自治体の責任」、と突き放しました。まったく無責任な話です。

再稼働しなければ、事故は起こりづらい
それゆえ自治体の「原子力防災計画」の有効性が問題ですが、いかにも一夜漬けの内容です。情報も、態勢も、金もない自治体としては当然でしょう。「事故が起こる可能性」、福島のように14万人が県外避難するような危険性を、川内市に押し付けるのは筋違いです。

そもそも原発がなければ、悲惨な事故は起こりません。止まっていれば、その危険性は下がります。

11日の報道では、再稼働は8月とも言われています。もう一度、原発のない川内、その経済や社会や政治のあり方を、考えてみませんか?

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