「川内の家」ニュース 71号 2015/08/21

川内原発再稼働を地球が怒る - 桜島の噴火
規制委・田中の、投げやり発言は許せない


8月11日の川内原発再稼働を怒るかのように、15日、桜島の活動が活発になり「避難準備」の警報が出ました。住民の皆さんのご心配は、いかばかりでしょうか。

住民の心情を逆なでする、田中発言
ところが再稼動前の8月5日の記者会見で、規制委員会の田中委員長はNHKの質問に対し、とんでもない発言をしていました。

「姶良カルデラ(噴火)が起こったら、九州全域の人はほとんど即死状態になる・・・そのような状況のときに一原発だけの問題として捉えていいのか」、と。

これはカルデラ噴火の可能性を逆手に取り、住民を脅しつけ、思考停止させる作戦です。その際の原発事故は小さな問題という「詭弁」です。ところが九州中の人が即死するというなら当然、原発は制御不能になり、爆発に至るでしょう。放射能は全日本と世界に広がります。

原発を監視しよう。2号機を動かすな!
そもそも原発は、15センチの降灰があっただけで、フィルターが目づまりします。車で原発に応援に駆けつけることもできません。そんな脆弱な原発の安全対策を、いい加減にしてきた規制委の、居直りを許してはなりません。

16日には原発は大量の水蒸気を放出、「さては事故か」と、周辺住民を不安にさせました。原発の監視を怠らず、何かあれば九電に説明を求めましょう。

10月中旬と言われる2号機の再稼働に対し、再度、大きな抗議行動を準備しましょう。

時事通信 (2015/08/21-13:14)
川内1号機、出力上昇を延期=2次冷却水に海水混入か-九電
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201508/2015082100245&g=soc

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