「川内の家」ニュース 67号 2015/07/24

地域から、どんどん再稼動反対の声が出る
原発建設時の反対運動を、思いだそう


地域で「川内の家ニュース」を配っていると、声をかけてくれる人が増えてきました。電話もどんどんかかってきます。皆が原発の再稼働を心配し、「何かしないといけない」、と考えているのです。

どんどん「再稼動反対」の電話が来ます
多くの方が年配者です。そんな人達は建設時の九電の横暴さを、それに向き合った住民の行動を話して下さいました。

九電が村民の生活とつながりを壊した久見崎の集落――。そこから市東部に嫁に行った女性から、「ビラを投函するだけじゃなく、ベルを押してちゃんと話をしろ」、と電話が来ました。昔の和やかな久見崎の生活。九電による買収工作。今は老人だけになった村の様子。

最後は、「8月10日にはゲート前に抗議に行くから車で迎えに来い」、と言われました。

建設反対、3号機反対の行動を再び
薩摩川内市の住民は、原発への恨み、つらみをたくさん持っています。「原発で町が潤う」と言うのは、そこから利権を得ている人達だけ。3号線沿いの商店街がシャッター通りなのは、原発に頼る曲がった市政の結果です。

住民は、かつて原発建設反対の大きな行動を行いました。久三崎の前田トミさんが代表格の一人ですが、息子の裕さんは今もゲート前抗議行動の常連です。反対運動の流れは、世代を越えてつながっています(写真参照)。

そして住民は、巨大原発3号機の建設を「凍結」に追い込んだ経験もあります。自信をもち、手をつないで、再稼働反対の行動に向かいましょう。8月10日には朝からゲート前へ!

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