「川内の家」ニュース 63号 2015/06/29

再稼動「不同意」住民デモに180名が参加
くりかえし、原発ゲート前につめかけよう


梅雨の晴れ間の6月28日、原発再稼働に「同意」しない住民たちが立ちあがりました。久三崎公園に集合、デモに出発したのは30キロ圏住民180人。半分が薩摩川内市民です。

再稼働につき進む九電に、「ストップ」を
九電は、交渉や申入れに耳も貸さず、8月中旬ともいわれる再稼働にまい進しています。事故の危険や、避難の無理さにはほうっかむり。

なにが「地元に貢献する公共企業」でしょうか? 「国策」を背景に、儲けに走っているだけです。 鹿児島の「3・11実行委員会」の事務局長は、「もう屋内で原発に文句を言っている時ではない」、と発言していました。その通りです。九電が「力押し」でやってくるなら、反対する地元住民の数と力を見せてやる必要があります。

ここで再稼働を許すなら、今後、何十年もおびえながら暮さねばなりません。九電は図に乗って、3号機増設さえ持ち出すでしょう。

日曜日の10時には、原発ゲート前へ
抗議集会の中で、久見崎海岸にある「テント村」の人が、「日曜日ごとに10時~11時のゲート前抗議行動をやろう」と提案していました。参加者は、多いときも少ない時もあるでしょうが、「継続は力なり」です。くりかえしゲート前につめかけて、住民の反対の意思を九電に思い知らせましょう。

デモに先立つ26日、再稼動「不同意」住民の一行が市役所に、「九電に住民説明会を開かせろ」、と申入れました。昨年、市長は再稼働に「同意」しました。しかしそれは、「民意」とかけ離れています。

indexへ戻る