「川内の家」ニュース 61号 2015/06/12

福岡の原発再稼動反対の集会に15000人
全九州でつながって、川内原発とめよう


6月7日の福岡で、川内原発再稼働に反対する大デモが行われました。その数1万5千人。8月の再稼動を言う九電に対し、「民意は再稼動反対!」と訴えました。さあいよいよ、九電と全九州の住民の力比べの段階です。

隈之城では、何もやってない市当局を追及
九電は、1号機の核燃料を原発に入れるまでの検査は、70%の進捗と発表しました。急に跳ね上がったのは、簡単な検査の数をこなしただけ。燃料装荷のあとも、「使用前検査」や「温態機能検査」が続きます。2号機との共用設備は、消火装置を忘れていた始末です。

まだまだこれから! 住民の力を付けていく必要があります。

例えば隈之城のコミュニティでは先日、市当局を呼んで原子力防災について、聞き取りを行ったそうです。計画ばかりで実態が付いてこない、再稼動「同意」の後は何もやっていない――と非難ゴウゴウだったそうです。他のコミュニティでも市当局を呼んで、追及しましょう。

6月28日、再稼動「不同意住民」のデモへ
他の原発立地でも、反対の運動が強まっています。再稼動3番手の伊方原発に対し、愛媛では6月7日、2500人の抗議集会・デモが行われました。2番手の高浜原発でも、若狭湾沿岸での粘り強い宣伝活動、行政当局への抗議行動が、とぎれることなく行われています。

1番手の川内で再稼働を止めれば、政府・電力会社の目論見はガラガラと崩れるでしょう。

6月28日 10時には、久見崎公園から原発までのデモがあります。その呼びかけ人は100人を越えました(半数以上が薩摩川内市民)。デモは久見崎公園(河口大橋たもと)から原発まで。いっしょに参加しましょう。

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